JPS5832369Y2 - 水平偏向出力装置 - Google Patents

水平偏向出力装置

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Publication number
JPS5832369Y2
JPS5832369Y2 JP1977092753U JP9275377U JPS5832369Y2 JP S5832369 Y2 JPS5832369 Y2 JP S5832369Y2 JP 1977092753 U JP1977092753 U JP 1977092753U JP 9275377 U JP9275377 U JP 9275377U JP S5832369 Y2 JPS5832369 Y2 JP S5832369Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal deflection
horizontal
capacitor
winding
deflection coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977092753U
Other languages
English (en)
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JPS5420624U (ja
Inventor
貞裕 宅原
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダンパーダイオードを用いない水平偏向出力装
置に関するものであり、ダンパー電流にのっているリン
ギング成分が水平偏向コイルに流れ込むのを防止しよう
とするものである。
第1図は従来の水平偏向出力装置の一例の回路図であり
、水平発振回路1の発振出力は水平ドライブトランジス
タ2のベースに加えられ、このドライブトランジスタの
出力はドライブトランス3の一次巻線に加えられている
ドライブトランス3の二次巻線の一端は接地され、他端
は数μH程度のインダクタンス4を介して水平出力トラ
ンジスタ5のベースに接続されている。
このトランジスタ5のコレクタは共振コンデンサ6を介
して接地され、さらにフライバックトランス7の一次巻
線8の入力端子9に接続されている。
この入力端子9より巻き上げられた巻き上げ部分10を
設け、この巻き上げ部分10の端部とアース間に水平偏
向コイル11を接続する。
12,13.14は水平偏向コイル11と直列接続され
た縦線ビンクッション歪補正用のりアクタ、リニアリテ
ィコイル、5字補正用コンデンサである。
15は正流電源端子である。上記水平出力トランジスタ
5のベース・コレクタ接合はダンパーダイオードの働を
するよう構成されている。
偏向コイル11に流れる走査電流の前半はドライブトラ
ンス3の二次巻線からトランジスタ5のベース・コレク
タ接合を通って流れる。
走査の後半は水平出力トランジスタ5のコレクタ・エミ
ッタ間に流れる。
このダンパー期間トランジスタ5のコレクタに生ずる電
圧波形は第2図に示すように走査期間の前半で負極性と
なり、かなりリンギングが生じる。
第2図のイは帰線パルス、口はリンギング成分、ハは水
平出力トランジスタ5の導通時期を示している。
このリンギングが生じる理由は次の通りである。
すなわち、ダンパー電流の流れる経路の抵抗成分すなわ
ち、ドライブトランス3の二次巻線とインダクタンス4
およびトランジスタ5のベース・コレクタ間の抵抗成分
は数オーム程度存在する。
この抵抗成分のためにリンギング成分が生じるものと考
えられる。
従って、水平出力トランジスタ5のコレクタとアース間
にダンパーダイオードを接続すれば、このリンギング成
分ははとんと生じなくなるものである。
ところがダンパーダイオードは高耐圧大電流用のものを
必要とするので比較的高価であり、装置全体のコストを
下げる意味からもダンパーダイオードを使用しないのが
望ましい。
このようなリンギング成分は巻き上げ部分10を通って
水平偏向コイル11に加わることになり、受像機の画面
に縦縞が現われることになる。
そこで本考案は安価な手段によってこのリンギング成分
が水平偏向電流にのらないようにしようとするもので゛
あり、水平出力トランジスタのコレクタと水平偏向コイ
ルのアース側端子間に帰線パルスに対して比較的高いイ
ンピーダンスを有し、ダンパー電流によるリンギング成
分に対して低いインピーダンスを有するコンデンサを接
続して、水平偏向コイルの両端に同極性でリンギング成
分を加え、水平偏向コイルにリンギング成分が流れない
ようにしたことを特徴とするものである。
以下本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第3図は本考案の一実施例を示しており、第1図と同一
物は同一番号を付して説明は省略する。
この回路の特徴とするところは水平出力トランジスタ5
のコレクタと水平偏向コイルのアース側端子間に帰線パ
ルスに対し比較的大きなインピーダンスを示し、ダンパ
ー電流によるリンギング成分に対し低いインピーダンス
を示すコンテ゛ンサ16を接続したことにある。
このコンデンサ16の値としては1500〜2000
PF程度のものを用いることができる。
なお5字補正コンデンサ14の値は0゜5〜1μF程度
と大きく、コンデンサ16との直列容量を考えるとほと
んどコンデンサ16によって代表される。
また、これらの容量は共振コンデンサ6と並列に入るこ
とになり、共振容量はほぼ10000PF程度のものが
用いられるので共振コンデンサ6としては10000
PFからコンデンサ16と14との直列容量を差し引い
たものを用いればよい。
このようにコンデンサ16を設ければ水平偏向コイル1
1のアース側端子にもリンギング成分が加わることにな
り、これは、水平偏向コイル11のフライバックトラン
ス7側端子に加わるリンギング成分と同相でほぼ同位相
であるからリンギング成分は打ち消されたことになり、
水平偏向コイル11にはリンギングによる電流は流れな
くなるものである。
上記コンテ゛ンサ16はいわゆるチタバリと云われる安
価なコンデンサでよく(ダンパーダイオードの士程度の
値段)少ないコストアップでリンギング成分を水平偏向
電流にのらないようにすることができるものである。
以上のように本考案によればダンパーダイオードを用い
ずに安価なコンデンサー個によってダンパー電流による
リンギング成分が水平偏向電流にのらないようにするこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水平偏向出力装置の回路図、第2図は同
装置説明のための波形図、第3図は本考案の一実施例に
おける水平偏向出力装置の回路図である。 3・・・・・・ドライブトランス、5・・・・・・水平
出カドランス、11・・・・・・水平偏向コイル、14
・・・・・・S字補正コンテ゛ンサ、7・・・・・・フ
ライバックトランス、9・・・・・・入力端子、8・・
・・・・−次巻線、16・・・・・・コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平駆動トランスの二次巻線の一端を接地し、他端を水
    平出力トランジスタのベースに接続して、この水平出力
    トランジスタのベース・コレクタ間接合をダンパーダイ
    オードとして使用するように構成し、上記水平出力トラ
    ンジスタのコレクタをフライバックトランスの一次巻線
    の入力端子に接続し、この入力端子より一次巻線を巻き
    上げた巻き上げ部分を構威し、この巻き上げ部分の端部
    とアース間に水平偏向コイルとコンデンサとの直列回路
    をコンテ゛ンサをアース側にして接続し、この水平偏向
    コイルのアース側端子と上記入力端子間に帰線パルスに
    対して比較的高いインピーダンスを有し、ダンパー電流
    にのっているリンギング成分に対し低いインピーダンろ
    を有する一個のコンデンサを接続してなる水平偏向出力
    装置。
JP1977092753U 1977-07-12 1977-07-12 水平偏向出力装置 Expired JPS5832369Y2 (ja)

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JP1977092753U JPS5832369Y2 (ja) 1977-07-12 1977-07-12 水平偏向出力装置

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Publication Number Publication Date
JPS5420624U JPS5420624U (ja) 1979-02-09
JPS5832369Y2 true JPS5832369Y2 (ja) 1983-07-18

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ID=29023197

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