JPS587733Y2 - 垂直偏向回路 - Google Patents

垂直偏向回路

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JPS587733Y2
JPS587733Y2 JP1977035745U JP3574577U JPS587733Y2 JP S587733 Y2 JPS587733 Y2 JP S587733Y2 JP 1977035745 U JP1977035745 U JP 1977035745U JP 3574577 U JP3574577 U JP 3574577U JP S587733 Y2 JPS587733 Y2 JP S587733Y2
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JP
Japan
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circuit
capacitor
vertical
flyback
transistor
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Application number
JP1977035745U
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English (en)
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JPS53130922U (ja
Inventor
久志 潟淵
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジョン受像機等の垂直偏向回路に関す
る。
テレビジョン受像機の垂直偏向回路において、その出力
回路にトランジスタを2個直列に接続したシングルエン
ドプッシュプル方式に代表される所謂OTL回路が考え
られている。
この方式の回路は負荷の偏向ヨーク(D−Y)がインダ
クタンス成分と抵抗成分を含んでおり、そのインダクタ
ンス成分によって垂直帰線期間において高いパルス電圧
が生じる。
このため垂直出力回路の電源電圧として垂直帰線期間で
は高い電圧を供給する必要がある。
また垂直走査期間にあってはそれよりも低い電圧を供給
しても良い。
このため電源電圧としては高低2種類を必要とし、走査
後半(帰線期間)では高い電源電圧、走査前半では低い
電源電圧に切換えて使用する手段が一般に講じられてい
る。
このように従前の垂直偏向回路においては、帰線期間に
高電圧を必要とする関係上、直流電源は別々に設定され
ていたので電源を2つ必要としている。
しかしながら、これでは、高価となるため、1個所から
電源電圧をとりだせるフライバックトランスのパルスを
用いるものが考えられている。
その回路例を第1図に示す。すなわち11はシングルエ
ンドプッシュプル回路方式による垂直出力回路であり、
その入力端子12には鋸歯状波信号が加えられる。
出力は、トランジスタTr1.Tr2のエミッタ共通接
続点から導出され偏向ヨークに印加される。
しかして13は電源端子であるが、この電源端子13に
は高い電源電圧を充電するためのコンデンサ14の一方
の電極が接続され他方は接地されている。
この回路は、その電源として、フライバックトランス1
6からのフライバックパルスを利用する。
この場合、フライバックトランス16の二次コイル17
の高圧端子18からとりだされる第1のフライバックパ
ルスは、抵抗19、ダイオード20を介してコンテ゛ン
サ21に充電されるとともに、ダイオード22.23を
介してコンデンサ14に充電される。
また、前記二次コイル17の中間タップ点からとりださ
れる第2のフライバックパルスは、抵抗24、コンデン
サ25、ダイオード23を介して前記コンデンサ14に
垂直走査期間の後半に充電される。
而して、前記垂直出力回路11のトランジスタTr1が
帰線期間を含む走査前半でオン状態にあるとき、コンデ
ンサ14に充電されていた高い電源電圧が帰線期間に放
電される。
そして走査後半になるとトランジスタTr2がオンしト
ランジスタTr1はオフする。
トランジスタTr1は走査後半にオフしているから、コ
ンテ゛ンサ14に対しては、フライバックパルスによる
積みあげ充電がなされ次第に高い電源電圧となる。
なおダイオード27、抵抗28、コンテ゛ンサ29は、
トランジスタTr1のバイアス用素子として働く。
上記した回路によると、走査前半と後半における高い電
源電圧と低い電源電圧を得るのに部品素子数が多く高価
となる欠点がある。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、部品点数
をさらに削減し得る簡単な構成の垂直偏向回路を提供す
ることを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を第2図及び第3図を参照して詳
細に説明する。
すなわち、第2図において、31は、その制御電極30
に鋸歯波信号の加えられるトランジスタであり、このト
ランジスタ31のエミッタは接地されており、コレクタ
は、ダイオード32のカソードに接続されるとともにト
ランジスタ33のベースに接続されている。
このトランジスタ33は、トランジスタ34とともにシ
ングルエンドプッシュプル回路を構成するもので、その
コレクタは接地され、エミッタはトランジスタ34のエ
ミッタに接続されている。
また、トランジスタ34とトランジスタ33のエミッタ
の接続点は、偏向ヨーク(D−Y)に接続される。
前記トランジスタ34のベースは、前記ダイオード32
のアノードに接続されるとともに抵抗35を介してコン
テ゛ンサ36の一方の電極に接続されている。
そしてこのコンデンサ36の他方の電極は前記トランジ
スタ33.34のエミッタの共通接続点に接続されてい
る。
また、前記トランジスタ34のコレクタは、電源端子3
7に接続されている。
一方38はフライバックトランスであり、その二次巻線
39の中間電位点Aは接地されている。
そして、この二次巻線39の一方の端子40は、抵抗4
1゜コンテ゛ンサ42を直列に介してダイオード43の
アノードに接続されている。
前記ダイオード43のカソードは、前記電源端子37に
接続されるとともに、コンデンサ44を介して接地され
ている。
また、前記二次巻線39の他方の端子45は抵抗46、
ダイオード47を介して前記ダイオード43のアノード
に接続されている。
さらに、前記ダイオード47のアノードと抵抗46の接
続点には、ダイオード48のアノードが接続されている
このダイオード48のカソードは抵抗49を介して前記
コンテ゛ンサ36の一方の電極に接続されている。
本考案の垂直偏向回路は上記の如く構成される。
次に動作を説明すると、まず2次コイル39の両端子4
0.45には各々正負の極性のフライバックパルスがあ
られれる。
一方垂直出力回路の入力端子30には、鋸歯状波発生回
路において同期信号に同期するようにつくられた鋸歯状
波信号が加えられる。
そして、シングルエンドプッシュラブル回路を形成した
トランジスタ33.34は、垂直偏向における垂直走査
の帰線期間を含む走査前半でトランジスタ34がオンし
、トランジスタ33がオフとなり、走査後半でトランジ
スタ34がオフし、トランジスタ33がオンとなる。
前記トランジスタ34がオン状態となる過渡時、即ち垂
直帰線期間には、第3図中の破線で示すトランジスタ3
4のコレクタ電圧特性から明らかな様にトランジスタ3
4のコレクタ電圧は帰線パルスを発生するに足る高電圧
となる。
この帰線期間経過後の垂直走査期間の前半においても前
記トランジスタ34(ヨ導通を維持するが、この間トラ
ンジスタ34のコレクタに印加される電圧としては端子
45に現われるフライバックパルスの正の部分(水平走
査期間に相当する。
)を抵抗46、ダイオード47及びダイオード43を介
してコンデンサ44に充電された電圧(第3図中E1で
示す。
)が印加される。次にトランジスタ33.34の導通状
態が逆転し、トランジスタ34がオフとなると、コンテ
゛ンサ44からトランジスタ34を見たインピーダンス
が大きくなる為、トランジスタ34のコレクタ電圧は第
3図破線で示す様に電圧E2まで端子40より得られる
フライバックパルスの正の部分(水平帰線期間に相当す
る)によって充電がなされる。
これはトランジスタ34がオフ状態になることにより、
端子45からのフライバックパルスが抵抗46、ダイオ
ード43 、47を介してコンテ゛ンサ44に充電され
る前記電圧E1に、端子40より得られるパルスが抵抗
41,46、コンデンサ42、ダイオード43゜47と
加わった倍圧整流作用により電圧が逐次重畳されること
による。
またこの場合、トランジスタ33はオンしているが、コ
ンデンサ36はブートストラップ回路を形成しているた
め、抵抗35、ダイオード32等のバイアス回路の電源
を安定化しているとともに、ダイオード48とともに整
流平滑回路としての機能を奏している。
この様にして、第3図中実線で示す如き垂直偏向回路出
力に垂直走査の帰線期間に第3図中点線で示すような所
望の高電圧E2が得られる。
上記した本考案垂直偏向回路によると、フライバックト
ランスの逆極性のフライバックパルスそれぞれを用いる
ことによって、使用する素子数を多数削減することがで
き安価なものとすることができる。
また電源をとりだす個所もフライバックトランスのみの
1個所でよく、別途直流電源を用意する必要はない。
また、垂直出力回路のバイアス回路とこの出力回路の出
力端子間にコンテ゛ンサを設はブートストラップ回路と
平滑動作を兼用させており、回路全体の安定動作も得ら
れる。
以上説明したように本考案は部品点数を削減し得る簡単
な構成の垂直偏向回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の説明に供する垂直偏向回路の回路図、
第2図は本考案垂直偏向回路の一実施例を示す回路図、
第3図は第2図の回路の動作を説明するのに示した一部
の電圧波形図である。 31.33.34・・・・・・トランジスタ、32.4
3.47.48・・・・・・ダイオード、36,42.
44・・・・・・ダイオード、38・・・・・・フライ
バックトランス。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)シングルエンデツドプッシュワブル構成の出力ト
    ランジスタを有する垂直出力回路と、フライバックトラ
    ンスの所定巻線からそれぞれ互に逆極性のフライバック
    パルスを得る手段と、垂直走査の前半に前記フライバッ
    クパルスの一方の極性のパルスの正電圧部分を第1のコ
    ンデンサに充電し、垂直走査の後半にフライバックパル
    スの他方の極性のパルスの正電圧部分を前記第1のコン
    デンサに重畳して充電し、この第1のコンデンサにかか
    る電圧を垂直出力回路用の電圧源として供給する手段と
    、前記フライバックパルスの他方の極性のパルスの正電
    圧部分をダイオードおよび第2のコンデンサからなる平
    滑回路を介して前記垂直出力回路のトランジスタのベー
    スバイアス回路に加える手段とを具備したことを特徴と
    する垂直偏向回路。
  2. (2)前記第2のコンデンサの一方の電極は前記垂直出
    力回路のベースバイアス回路に接続し他方の電極は垂直
    出力回路の出力端子に接続したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の垂直偏向回路。
  3. (3)前記フライバックパルスを得る手段は、フライバ
    ックトランスの所定の巻線の中間電位点を接地し、この
    トランスの一端および他端からそれぞれ互に逆極性のフ
    ライバックトランスを取出するようにしたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項に記載の垂直偏向回
    路。
JP1977035745U 1977-03-24 1977-03-24 垂直偏向回路 Expired JPS587733Y2 (ja)

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JP1977035745U JPS587733Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24 垂直偏向回路

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JP1977035745U JPS587733Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24 垂直偏向回路

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JPS53130922U JPS53130922U (ja) 1978-10-17
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JP1977035745U Expired JPS587733Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24 垂直偏向回路

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JPH0759039B2 (ja) * 1987-01-26 1995-06-21 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 垂直偏向出力回路用電源回路

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JPS53130922U (ja) 1978-10-17

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