JPS587737Y2 - 垂直直線性補正回路 - Google Patents

垂直直線性補正回路

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JPS587737Y2
JPS587737Y2 JP1977101474U JP10147477U JPS587737Y2 JP S587737 Y2 JPS587737 Y2 JP S587737Y2 JP 1977101474 U JP1977101474 U JP 1977101474U JP 10147477 U JP10147477 U JP 10147477U JP S587737 Y2 JPS587737 Y2 JP S587737Y2
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JP
Japan
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resistors
vertical
diode
resistor
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JP1977101474U
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JPS5429612U (ja
Inventor
宏 高橋
Original Assignee
株式会社富士通ゼネラル
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばテレビジョン受像機における垂直偏向
回路の垂直直線補正回路に関するものである。
テレビジョン受像機の垂直偏向回路では、偏向ヨーク電
流波形として鋸歯状波を発生させる。
この鋸歯状波は、一般にCRの積分波形を利用している
ため、それをリニア増幅器で増幅した場合、弧状に湾曲
し垂直直線性が悪く、走査の前半(ラスタの上部)では
伸び、後半(ラスタの下部)では縮む。
そのため、従来は、第1図に示すように、鋸歯状波発生
用の直列接続された2個のコンテ゛ンサ2,3の中点d
に、出力増幅段11のコレクタ電流を抵抗5を介して帰
還する方法がとられていた。
このときに得られる点dにおける帰還波形は、第3図d
に点線で示すようなものとなる。
ところがこれによって、第3図すに点線で示した下部を
充分補正しようとした場合は、上部および中間部の直線
性が損なわれ、上、中、下部がバランスのとれた望まし
い直線性を得ることは難しいという欠点があった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので、鋸歯状
波発生用の直列接続された2個のコンテ゛ンサの中点に
、出力増幅段のコレクタ電流波形をダイオードおよび抵
抗を介して帰還してなるものである。
そのため、補正をかける部分を抵抗により自由に設定で
きるとともに、帰還回路中のコンテ゛ンサの充放電時定
数を異ならせ、最適な補正を行なうことができ、ダイオ
ードのスイッチング特性によって端部に適正な帰還がか
けられ望ましい直線性を得ることができる。
以下、本考案の一実施例を第2図に基づき説明する。
十B電源は、可変抵抗1および走査開始点の直線性改善
用抵抗10を介して、鋸歯状波発生用の直列接続された
2個のコンデンサ2,3に接続されるとともに、これら
と並列に、補正時期調整用の抵抗4.5.6に接続され
、さらにトランジスタ7に接続されている。
このトランジスタ7のエミッタには、偏向コイル8およ
びコンテ゛ンサ9が接続されるとともに、B級出力増幅
段のトランジスタ11のエミッタに接続され、さらに抵
抗12.13とコンテ゛ンサ14からなる直流帰還回路
に接続されている。
前記トランジスタ11のコレクタは、抵抗15を介して
接地されるとともに、ダイオード16を介して前記抵抗
5,6の接続点に接続され、さらに、抵抗4,5の接続
点が前記コンデンサ2,3の接続点すに接続されている
前記トランジスタ11のベースは、トランジスタ17の
コレクタに接続され、このトランジスタ17のエミッタ
は、抵抗18を介して接地され、また、このトランジス
タ17のベースは、コンテ゛ンサ19を介して前記抵抗
1,10間のa点に接続されるとともに、さらに垂直同
期信号に同期して開閉するスイッチング素子20に接続
されている。
十B電源と前記トランジスタ17のコレクタとの間には
、このトランジスタ17の負荷抵抗21と、クロスオー
バー歪補正用の抵抗22が接続されている。
つぎに本考案の作用を説明する。
スイッチング素子20が垂直同期信号によってオン、オ
フすると、そのときの充放電作用により、a点には第3
図aに示すような鋸歯状出力波形が発生し、これをトラ
ンジスタ17,7.11等で増幅して偏向ヨークは第3
図すに示すような電流を流す。
このとき、抵抗15には第3図Cに示すような、トラン
ジスタ11のコレクタ電流波形が発生する。
なお、ダイオード16を通じて帰還されないときは、下
部はまだ第3図a、l)、cの点線のような波形となり
、下部が歪む。
ここで、このコレクタ電流波形が、ダイオード16を経
て、さらに直列に接続された抵抗4,5.6を通じてb
点に帰還される。
そうすると、このb点には、第3図eに示すように、上
部および中間部の補正期間すなわちコンデンサ3の放電
期間t1では、抵抗4,5.6で分圧された電圧がかか
つて、ダイオード16がオフして正帰環がストップされ
、この間トランジスタ17のベースには必要な補正曲線
で帰還する。
t1経過後、0点の電位が上昇して、ダイオード16が
オンすると、ダイオード16を介して正帰還され、コン
デンサ3の充電期間t2になるのでa点では第3図aの
実線のように略直線的な帰還がなされる。
したがって、偏向ヨーク電流波形は、第3図すの実線の
ように上部と中間部の直線性を損なうことなく下部を点
線から実線のように補正することとなる。
なお、前記実施例では、正帰還をかけるのに、トランジ
スタ11のコレクタ抵抗15から導出するようにした。
しかしこれに限られるものではなく、このトランジスタ
11の前段のトランジスタ17のエミッタ抵抗18から
導出してもよい。
この際、帰還量が少ないときには、途中で増幅し、つぎ
にダイオード16を介して帰還すればよい。
本考案は上述のように、出力増幅段電流波形をダイオー
ド16を介して帰還するようにしたので、帰還する時期
すなわちダイオード16のオン時期を分圧抵抗4,6の
設定電圧で自由に設定でき、また鋸歯状波発生用コンテ
゛ンサ3の放電と充電の時定数が異なるので、最も必要
とする最下部の補正が充分なされる。
すなわち、補正を必要とする個所を部分的に補正できる
したがって、従来のように、上下端部を補正することに
よって逆に中間部の直線性が損なわれるようなことがな
く、望ましい直線性が容品に得られる。
垂直直線性は、やや上下部が伸び、中央が縮むのが好ま
れる傾向にあり、本考案では、このような特性に対して
も充分対処できる。
しかもダイオードと分圧抵抗を挿入するだけであるから
、コストは従来とほとんど変るところがないなどのすぐ
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の垂直直線性補正回路図、第2図は本考案
による垂直直線性補正回路の一実施例を示す電気回路図
、第3図a、t)、c、d、eは回路各部のそれぞれの
波形図である。 2.3・・・・・・鋸歯状波発生用コンデンサ、4,5
,6,10゜15・・・・・・抵抗、7,11.17・
・・・・・トランジスタ、8・・・・・・偏向コイル、
16・・・・・・ダイオード、20・・・・・・垂直同
期スイッチング素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直偏向コイルに結合された出力増幅段電流波形を、垂
    直同期信号で充放電して鋸歯状波出力を発生する回路に
    正帰還する回路において、鋸歯状波発生のための走査開
    始点の直線性改善用抵抗と2個のコンデンサを直列にし
    て、垂直同期信号により開閉されるスイッチング素子の
    出力と接地間に接続し、前記2個のコンテ゛ンサの中点
    に、電源と接地間に挿入された3個の直列の分圧抵抗の
    第1、第2抵抗の接続点を接続し、かつ前記出力増幅段
    電流出力端をダイオードと前記分圧抵抗の第2、第3抵
    抗の接続点を持続してなり、前記出力増幅段の出力電圧
    が分圧抵抗による電圧以上となったときダイオードをオ
    ンして正帰還してなることを特徴とする垂直直線性補正
    回路。
JP1977101474U 1977-07-29 1977-07-29 垂直直線性補正回路 Expired JPS587737Y2 (ja)

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JPS5429612U JPS5429612U (ja) 1979-02-27
JPS587737Y2 true JPS587737Y2 (ja) 1983-02-10

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JPS556212Y2 (ja) * 1974-03-15 1980-02-13

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JPS5429612U (ja) 1979-02-27

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