JPS5836603A - 管状膜分離モジユ−ルの製造方法 - Google Patents

管状膜分離モジユ−ルの製造方法

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JPS5836603A
JPS5836603A JP13472781A JP13472781A JPS5836603A JP S5836603 A JPS5836603 A JP S5836603A JP 13472781 A JP13472781 A JP 13472781A JP 13472781 A JP13472781 A JP 13472781A JP S5836603 A JPS5836603 A JP S5836603A
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JP
Japan
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resin
tubular
casting
compsn
membranes
Prior art date
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Pending
Application number
JP13472781A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritaka Kazuse
数瀬 能孝
Yuji Nishida
裕二 西田
Akio Iwama
昭男 岩間
Kentaro Tasaka
田坂 謙太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は簀状膜分離モジュールの製造方法に関する。
管状半透膜を相互に束ねて外筒に収容し、外筒の両端部
番こおいて外筒と管状半透膜の間の空隙に注型用合成樹
脂を充填、封止し、管状半透膜を外管内に固定した管状
膜分離モジュールが既に知られている(特開昭55−2
4563号)。しかしながら、塗料廃液その他の有機廃
液をこのような管状膜分離モジュールで処理することは
、エポキシ樹脂はじめ、従来から一般化用いられている
注型用合成樹脂が耐有機溶剤性に劣るために困難である
。まして、有機廃液のm度を高めて迅速に膜処理しよう
としても、有機廃液の温度が高い程、注型用合成樹脂も
速やかに溶解する問題がある。
本発明者らは上記の問題を解決するために鋭意研究した
結果、ノボラック樹脂にエピハロヒドリンを縮合させた
ノボラックエポキシ樹脂にアクリル−又はメタクリル!
(以下、(メタ)アクリル酸と称する。)を反応させ、
かくして得られるエポキシ(メタンアクリレートを主成
分とする樹脂組成物がケトン類、エステル類、炭化水素
等の殆どの有W&溶剤にすぐれた耐性を有することを見
出したが、尚硬化収縮率が5〜lO%にも達し、外筒と
不織布管の間の空隙に注゛型、充填しても密着性、接着
性に劣るところ、無機質充填剤を添加することによりか
かる問題を解決し得ると共に、注型に適した粘度と常温
硬化性を有することを見出して本発明に到ったものであ
る。
本発明は、外筒に管状半透膜を挿入し、外筒の両端部に
おいて外筒と管状半透膜との間に注型用合成樹脂組成物
を充填し、外筒の両端を封止すると共に管状半透膜を固
定する管状膜分離モジュールの製造方法にお、いて、ノ
ボラックエポキシ樹脂に(メタ)アクリル酸を反応させ
て得られるエポキシ(メタノアクリレート50〜90重
量襲と、ラジカル重合性単量体50−10重量襲とより
なる液状樹脂混合物100重量部について、無機質充填
剤20−100重量部を含有せしめ、粘度を100ポイ
ズ以下とした樹脂組成物を前記注型用合成樹脂組成物と
して用いることを特徴とする。
ノボラックエポキシ樹脂は、フェノール、クレゾール等
のフェノール類にホルムアルデヒドを反応させてノボラ
ック樹脂を得、これに更にエピクロルヒドリン等のエピ
ハロヒドリンを縮合させて得られ1分子内に少なくとも
1個のグリシジル基を有する。このノボラックエポキシ
樹脂にアミン等を触媒として(メタフアクリル酸を反応
させればエポキシ(メタンアクリレートを得る。この場
合、(メタ)アクリル酸と共に安息香酸、p−を−ブチ
ル安息香−、フタル酸、無水フタル酸、無水ピロメリッ
ト酸、無水トリメリット酬、テトラヒドロ無水7タル酸
、ヘキサヒドロ無水フタル酸、( アジピン酸等の飽和−塩基酸、飽和二塩基酸又はその無
水物を共存させてもよい。
用いるノボラックエポキシ樹脂はエポキシ当量が160
〜200、好ましくは170〜180であり、本発明に
詔いては、かかるノボラックエポキシ樹脂にその有する
エポキシ基1モルについてカルボン峻、特に(メタ)ア
クリル酸を1〜1,2モル反応させ、得られるエポキシ
(メタノアクリレートに実質的にエポキシ基が残らない
ようにするのが好ましい、耐有機溶剤が著しくすぐれる
からである。
また、エポキシ(メタノアクリレートの分子量は500
〜3000が適当であり、特に800〜2000が注型
性、接層性、耐熱性、耐有機溶剤性等から好ましい。
本発明において用いる樹脂混合物は、上記のようなエポ
キシ(メタンアクリレート50〜90重量メとラジカル
重合性単量体50〜10重量囁とよりなる。エポキシ(
メタ)アクリレートの量が多すぎるときは、無機質充填
剤を配合したときにその粘度が高すぎて注型に適さな(
なり、一方、少なすぎるときは、硬化後において耐有機
溶剤性、耐熱性が不十分であるからである。ラジカル重
合性単量体は特に制限されないが、スチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、クロルスチレン、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート等を挙げることかでき
、スチレンが好ましく用いられる。
図面に管状膜分離モジュールの一例を示す。このモジュ
ールは、外fil内に−又は複数の管状半透膜2を開口
端を外筒端にそろえて挿入し、外筒の両端部において管
状半透膜相互及d外筒と管状半透膜との間の空隙に注型
用合成樹脂組成物3を充填、硬化させ、樹脂封止する。
従って、樹脂組成物は注型に適する粘度を有することは
勿論、収縮硬化性が小さく、且つ、管状半透膜と合成樹
脂、金属等からなる外筒との接層性、密着性にすぐれる
うえに、耐有機溶剤性にすぐれなければならない。
本IIWAはラジカル重合性単量体の架橋剤として幹に
上記したようなエポキシ(メタ)アクリレートを選択し
、これに所定量の無機質充填剤を配合Tるζ七によって
、耐有機溶剤性、密着性、接着性・−についての要請に
一挙にこたえることに成功したものである。−0 本発明KIBいて用いる無機質充填剤は特に制限されず
、アスベスト、マイカ、シリカ、タルク、炭酸カルシウ
ム、チタン白、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、ガ
ラス縁縁等が任意に用いられるが、タルク、炭酸カルシ
ウム、シリカ、マイカ、チタン白等が樹脂纏成物の粘度
を注型に適するように低(保つと同時に、硬化状′縮率
を小さくし、更にすぐれた密着性、接着性を付与するの
で好すしい。
ましくは50〜80重量部であり、このようにして樹脂
組成物の粘度を100ポイズ以下、好ましくは50ポイ
ズ以下とする。充填剤の配合量が20重量部より少ない
ときは、硬化収縮性が尚大きく、密着性、接着性に劣り
、一方、100重量部を越えると樹脂組成物の粘度が過
大となって注型するのが困難とな4])らである。樹脂
組成物の粘度が100ポイズよりも高いときは注型が困
難である。
樹脂組成物を硬化させるに際しては触媒及び促進剤を用
いる。触媒としては既に知られているように種々のパー
オキサイドが用いられ、また、促進剤としてはす7テン
酸コバルト等のコバルト系のほか、バナジウム系、マン
ガン系等適宜のものが用いられる。硬化時間は通常、常
温で30分乃至60分である。
本発明において管状半透膜は、内径が2〜20−程度の
所謂管状半透膜のほか、内径が0.01〜2111程度
の所鯛牛ヤビラリー膜及び中空糸膜を含み、内径に応じ
て−又は複数を外筒内に挿入する。
また、管状半透膜は透水性不織布管の内面に半透膜を形
成した捕強半透膜であってもよい。膜素材はポダイt 
F、ポリアミドイミド、ポリアミド等が耐有機溶剤性に
すぐれるので好ましく、前記エポキシアクリレート樹脂
組成物のすぐれた耐有機溶剤性と相俟って、有機性液体
の処理に好適な管状膜分離モジュールを得ることができ
る。
本発明の方法に参いて用いるノボラックエポキシ樹脂か
ら導かれるエポキシ(メタ)アクリレート樹脂組成物硬
化物は、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、
酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、へ◆伊ン等の炭化水素類、メタノー
ル、エタノール、プロパツール等のアルコール類をはじ
め多(の有機溶剤に対してすぐれた耐性を有すると共に
耐熱性にすぐれ、かかる耐性は通常のエポキシ樹脂やビ
スフェノールAグリシジルエーテル型エポキシ(メタノ
アクリレートCζよっては達成されず、更番こ注型に当
っては適度の粘度を有すると共に、硬化に際しては常温
硬化ができて、硬化双縮が殆どなく、管状半透膜相互及
び、管状半透膜と外筒とを極めて効果的に接着すること
ができ、得られる管状膜分離モジュールは塗料廃液ほか
有機性液体の膜処理に好適に用いることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。尚、部は重量
部を示す。
実施例1 フェノールノボラックエポキシ樹脂から導かれるエポキ
シ(メタ)アクリレート(スチレン約30重量第を含有
する。)(昭和高分子■製H600)100部にタルク
60部、ナフテン削コバルト0.5部及びメチルエチル
ケトンパーオキサイド1.5部を混合して、粘度45ポ
イズ(28℃)の注型用合成樹脂組成物を調製した。内
面にポリイミド半透膜を形成した外径12.6−のポリ
エステル不織重管3本を開口端をそろえて鉄管に挿入し
、鉄管の両端に畠いて不織布管の外側に上記樹脂組成物
を注入、充填し、常温で60分間硬化さ・せた。
このようにして得た管状腋分離モジュールをアセトン、
メチルエチルケトン、酢酸エチル、トルエン、ヘキサン
及びエタノール中にそれぞれ40℃で1か月浸漬したが
、樹脂封止部は何ら膨潤、溶解せず、しかも、外筒と管
状半透膜の間、及びξ− 管状半透膜相互の関30ft/ej以上の接着力が保持
宴れた。
実施例2 フェノールノボラックエポキシ樹脂から導かれるエポキ
シ(メタ2アクリレート(スチレン約30重量襲を含有
する。)(昭和高分子■製H60ODA)1@@*IC
*@*eシ?A 60 部、f 7 f 7 酸) t
4ルト0.5部及びメチルエチルケトンパーオキサイF
Lillを混合して、粘度20ポイズ(25℃ンの注目
用樹脂組成物を得た。内径1.1−の芳香族497電ド
からなるキャピラリー型半透膜を開口端をそろえて約s
OO本束ねてステンレス管に挿入し、両端の!!一部に
上記樹脂組成物を注入し、常温で60分間硬化させた。
このようにして得られた管状膜分離モジュールについて
実施例と同様の試験を行なったところ、いずれの有機溶
剤についても樹脂封止部は膨潤、溶解せず、しかも同様
に、30 If/C’以上の接着力が保持された。
実施例3 表に示す注型用樹脂を用いて30X30X4Gmの試料
片を調製し、種々の有機溶剤中、40℃で3日間浸漬し
た結果を表に示す。表において、本発明によるノボラッ
クエポキシ樹脂′組成物(実施例1と同じ)以外の硬化
系は次のとおりである。
エポキシ梅脂:エビコー) 828 (油化シェルエポ
キシ■)/パーサミド(三相化成−→−65735ポリ
ウレタン樹脂: 16252 / lNN−4965(
共に日本ポリウレタン■) −62/38 ビスフエノール型エポキシ(メタ)アクリレート8B 
84M$ (昭和高分子■)/す7テン酸コバルト/メ
チルエチルケトンパーオキサイド= 10010.5/
IJ
【図面の簡単な説明】
図面は管状、−分離モジュールの一例を示す縦断面図で
ある。 1−・外筒、2・・・管状半透膜、3・・・注型用合成
樹脂組成物。 特許出願人   日東電気工業株式会社代理人 弁理士
牧野逸部 (11! 侃ご 11!

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外筒に管状半透膜を挿入し、外筒の両端部におい
    て外筒と管状半透膜との間に注型用合成樹脂組成物を充
    填し、外筒の両端を封止すると共に管状半透膜を固定す
    る管状絞分離モジュールの一造方法に詔いて、ノボラッ
    クエポキシ樹脂に(メタンアクリル酸を反応させて得ら
    れるエポキシ(メタノアクリレート50〜90市量襲と
    、ラジカル重合性車検体50〜10重置%とよりなる液
    状16ji脂混合物100重量部について、無機質充填
    剤20〜100重tiiを含有せしめ、粘度を100ボ
    イズ以下とした樹脂組成物を府記注型用合成樹脂紹成物
    として用いる仁とを特徴とする管状膜分離モジュールの
    製造方法。
JP13472781A 1981-08-26 1981-08-26 管状膜分離モジユ−ルの製造方法 Pending JPS5836603A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0291601U (ja) * 1988-12-29 1990-07-20
JPH0627703U (ja) * 1992-09-07 1994-04-12 有限会社佐野機工 ごみ等の収納容器
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