JPS5836224Y2 - 磁石発電機用電機子の取付部 - Google Patents

磁石発電機用電機子の取付部

Info

Publication number
JPS5836224Y2
JPS5836224Y2 JP1976161528U JP16152876U JPS5836224Y2 JP S5836224 Y2 JPS5836224 Y2 JP S5836224Y2 JP 1976161528 U JP1976161528 U JP 1976161528U JP 16152876 U JP16152876 U JP 16152876U JP S5836224 Y2 JPS5836224 Y2 JP S5836224Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
base plate
mounting base
iron core
magnet generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976161528U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5378508U (ja
Inventor
芳正 芹沢
三男 高田
Original Assignee
国産電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 国産電機株式会社 filed Critical 国産電機株式会社
Priority to JP1976161528U priority Critical patent/JPS5836224Y2/ja
Publication of JPS5378508U publication Critical patent/JPS5378508U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5836224Y2 publication Critical patent/JPS5836224Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁石発電機の電機子を取付台板に取付ける構
造の改良に関するものである。
周知のように、磁石発電機は磁石回転子と積層鉄心にコ
イルを巻回してなる電機子とからなっており、電機子は
固定位置に配置された取付台板に固定される。
第1図は内燃機関に取付けるのに好適なフライホイール
磁石発電機の一例を示したもので、磁石回転子1は中央
に回転軸取付用のボス2を有する。
鉄製椀状のフライホイール3と、このフライホイールの
内周面にリング状に配置されて適宜の手段により固着さ
れた円弧状の永久磁石4a〜4Cとからなっており、永
久磁石4a〜4Cはフライホイールの周方向に12極の
磁極が並ぶようにして径方向に磁化されている。
一方電機子5は積層鋼板からなる12極の環状星型突極
形鉄心6と、鉄心6の各突極部に巻回されて適宜に結線
されたコイル7とからなり、鉄心6の継鉄部61には貫
通孔62が設けられている。
この磁石発電機を例えば内燃機関に取付けるに当っては
、フライホイール3のボス2に機関のクランク軸を嵌着
し、鉄心6を取付台板に固定する。
この場合鉄心6の磁極面63と磁石4a〜4Cの磁極面
41 a〜41 Cとの間のギャップを僅小且つ一定に
するために鉄心6の位置決めを厳密に行なわなければな
らない。
従来は、この鉄心の位置決めを行なうため、鉄心の最下
板に打出部を設けてこの打出部を取付台板に設けた穴に
嵌合させていたが、このように鉄心の最下板に打出部を
設けるためには打抜きの際に最下板の穴径を他の鋼板の
穴径よりも小さくしておく必要があるため2種類の打抜
き用金型を用意する必要があった。
しかも鉄心の最下板として用いる鋼板に対しては打抜き
後更に打出部を設けるための別工程を必要とするため製
造工数が多くなり、価格が高くなるのを避けられなかっ
た。
そこで本考案者は、第2図及び第3図に示したように取
付台板8に位置決め突起81を設けてこの位置決め突起
を鉄心6の貫通孔62に嵌合させることにより鉄心の位
置決めを行なうことを提案した。
このようにすると鋼板は一種類でよく、シかも打出部を
設けるような余分の工程を必要としない。
しかしながら、第2図の構造では、ネジ9としてタッピ
ングネジを用いて、このネジを位置決め突起81の頂部
中央から取付台板8の内部に向って設けた下穴82に螺
入するようにした場合に以下に示すような問題が生じる
即ち、第2図において貫通孔62の内径は、タッピング
ネジの下穴の内径d及び肉厚tにより定まる位置決め突
起81の外径aより僅かに大きい寸法に設定しなければ
ならないため、タッピングネジ9の外径よりかなり大き
くなる。
そのため、ダツピングネジ9を下穴82に螺入する際に
タッピングネジ9が傾くことがあり、ネジの締付不良や
電機子の傾きが生じ、鉄心の位置決めを良好に行なうこ
とができなかった。
本考案の目的は、鉄心の位置決めを容易且つ確実に行な
うことができる上に、タッピングネジを傾けることなく
螺入できるようにした磁石発電機用電機子の取付部を提
供することにある。
第4図は本考案の一実施例を示したもので、取付台板8
の位置決め突起81が鉄心6の貫通孔62に嵌合されて
いる点は第2図と同様である。
鉄心6の最上板63の部分での貫通孔62の内径はタッ
ピングネジ9を挿通するために必要最小限の大きさに形
成され、この最上板63の小径の孔62 aと下穴82
とによりタッピングネジ9の上部と下部との位置決めが
行なわれるようになっている。
即ち、鉄心6の最上板63の小径孔62 aを通してタ
ッピングネジ9を挿入し、下穴82に螺入すると、タッ
ピングネジ9は下穴82と下穴82がら距離の離れた小
径孔62 aとにより位置決めされるので、タッピング
ネジは下穴82内にネジを刻設しつつ真直ぐに螺進し、
電機子を正しく固定する。
尚10はネジ9の頭部と鉄心6の最上板との間に嵌挿さ
れたスプリングワッシャである。
タッピングネジは、ネジ自体が下穴にネジを切りながら
螺進して被取付部を締付けるもので、このネジを螺入す
る取付台板8は、多くの場合アルミニウム、亜鉛等の軟
い材料からなっている。
尚取付台板8としてはエンジン本体の一部が用いられる
場合もあり、またエンジン本体に固定された別個の部材
が用いられる場合もある。
上記の実施例では、鉄心6の鋼板部分のうち最上板63
での貫通孔62の内径を小さくしてタッピングネジ9に
相応した小径孔62 aを形成したが、最上板62に加
えて位置決め突起81が係合しない他の積層鋼板の一部
又は全部の貫通孔の内径を小さく形成してもよい。
上記の実施例では、星形環状鉄心が用いられているが、
■字形等地の形状の鉄心が用いられる場合にも全く同様
に本考案を適用することができる。
以上のように、本考案によれば、取付台板に位置決め突
起を突設して嵌合させるとともに、鉄心の取付台板と反
対側の端部に位置する少なくとも1枚の鋼板部分での前
記貫通孔の内径をタッピングネジを挿通させ得る範囲で
十分小さく形成したので、タッピングネジを距離が離れ
た少なくとも2個所の位置で位置決めして傾斜させずに
真直ぐに下穴内に螺入することができ、電機子を正しく
取付けることができる利点が゛ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁石発電機の一例を示す構造図、第2図は本考
案が別に提案した鉄心取付部の要部を示す断面図、第3
図は第2図及び本考案の実施例で用いる取付台板の要部
を示す断面図、第4図は本考案の一実施例を示す断面図
である。 5・・・・・・磁石発電機用電機子、6・・・・・・積
層鉄心、61・・・・・・継鉄部、62・・・・・・貫
通孔、7・・・・・・コイル、8・・・・・・取付台板
、81・・・・・・位置決め突起、82・・・・・・下
穴、9・・・・・・タッピングネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼板を積層して構成した積層鉄心にコイルを巻回してな
    る磁石発電機用電機子の前記鉄心に該鉄心の積層方向に
    延びる貫通孔を設け、前記貫通孔を通して挿入したタッ
    ピングネジを取付台板に設けた下穴に螺入することによ
    り前記鉄心を取付台板に固定するようにした磁石発電機
    用電機子の取付部において、前記貫通孔に相応するよう
    にして前記取付台板に位置決め突起が突設され、前記突
    起は前記積層鉄心の前記貫通孔の一端に嵌合され、前記
    鉄心の前記取付台板と反対側の端部に位置する少なくと
    も1枚の鋼板部分での前記貫通孔の内径が前記タッピン
    グネジを挿通させ得る範囲で十分小さく形成され、前記
    下穴は前記位置決め突起の頂部から取付台板内に向けて
    設けられていることを特徴とする磁石発電機用電機子の
    取付部。
JP1976161528U 1976-12-02 1976-12-02 磁石発電機用電機子の取付部 Expired JPS5836224Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976161528U JPS5836224Y2 (ja) 1976-12-02 1976-12-02 磁石発電機用電機子の取付部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976161528U JPS5836224Y2 (ja) 1976-12-02 1976-12-02 磁石発電機用電機子の取付部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5378508U JPS5378508U (ja) 1978-06-30
JPS5836224Y2 true JPS5836224Y2 (ja) 1983-08-15

Family

ID=28769349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976161528U Expired JPS5836224Y2 (ja) 1976-12-02 1976-12-02 磁石発電機用電機子の取付部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5836224Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5378508U (ja) 1978-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4146806A (en) Flywheel magneto generator
US6891295B2 (en) Flywheel magneto generator
JPH0261230B2 (ja)
CA1262168A (en) External magnet flywheel mounting
JPS5836224Y2 (ja) 磁石発電機用電機子の取付部
US20040016105A1 (en) Method of making a stator for a motor
JP3503570B2 (ja) 回転電機用回転子
JP4436652B2 (ja) 磁石式発電機
JP3760345B2 (ja) 磁石式発電機
CN110890799A (zh) 转子铁芯、转子和电机
JP3991770B2 (ja) フライホイールマグネト
JPH0135590Y2 (ja)
JPH0628946Y2 (ja) 磁石発電機用電機子
JPS626845Y2 (ja)
JP2534164Y2 (ja) 磁石発電機用固定子
JPS6141425Y2 (ja)
JPS6311883Y2 (ja)
JP2003161242A (ja) 信号発電機用リラクタリング、その製造方法及び信号発電機用ロータ
JPH0753419Y2 (ja) 磁石発電機の固定子
JP2678884B2 (ja) フライホイール用マグネット構造
JPS6019510Y2 (ja) 内燃機関用磁石発電機
JP2008017601A (ja) 磁石発電機
JPS6022792Y2 (ja) 磁石発電機用電機子
JPH0529276U (ja) 内燃機関用磁石発電機
JPS59155719U (ja) 内燃機関用点火コイル