JPS5836192Y2 - 水冷ケ−ブル接続部 - Google Patents

水冷ケ−ブル接続部

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Publication number
JPS5836192Y2
JPS5836192Y2 JP1635180U JP1635180U JPS5836192Y2 JP S5836192 Y2 JPS5836192 Y2 JP S5836192Y2 JP 1635180 U JP1635180 U JP 1635180U JP 1635180 U JP1635180 U JP 1635180U JP S5836192 Y2 JPS5836192 Y2 JP S5836192Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cooled
brass
insulating flange
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP1635180U
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English (en)
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JPS56118540U (ja
Inventor
好徳 河添
豪夫 牛島
啓造 城戸
弘雄 滝沢
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水冷ケーブル接続部に関するものである。
水冷ケーブル接続部は、両側の水冷ケーブルの水冷管の
封止端部からそれぞれケーブル本体を導出し、双方のケ
ーブル本体のケーブル導体を相互に接続し、その外周を
銅製のジヨイントボックスで覆うことにより形成されて
いる。
この場合、水冷管とケーブル本体との間に互に逆方向の
張力が加わった際に、防水が破られないようにするため
に、ジヨイントボックスと水冷管とが連結ボルトで連結
されている。
しかしながら、このような水冷ケーブル接続部において
は、シース電圧や異常電圧がジヨイントボックスに印加
され連結ボルトを通って水冷管に電流が流れてしまうの
で、危険である。
本考案の目的は、ジヨイントボックスと水冷管とを電気
絶縁して連結ボルトで連結できる水冷ケーブル接続部を
提供するにある。
以下、本考案の具体例を第1図及び第2図に参照して詳
細に説明する。
図示のように水冷ケーブル1は水冷管2の中にケーブル
本体3を収容し、水冷管2の中に冷却水を通すことによ
りケーブル本体3を水冷するようになっている。
ケーブル本体3は、波付金属シース4の表面に防食層5
を備えている。
水冷管2の端部は止水部6で水密に封止されている。
この止水部6は、ケーブル本体3の外周に防水テープ7
を巻いて外周を平らにし、その部分に止水端板8の筒部
8Aを嵌合し、この筒部8Aの外周と端部上に防水テー
プ7を巻いて止水封止している。
また、止木端板8と水冷管2とは、水冷管2のフランジ
9と止木端板8との間にパツキン10を介在させてボル
ト11及びナツト12で締付けることにより止水封止し
ている。
双方の水冷管2の止水部6からそれぞれ導出されたケー
ブル本体3は、ジヨイントボックスを形戒する銅管13
内で相互に接続されている。
銅管13の端部は鉛工部14を介して金属シース4に封
止接続されている。
この鉛工部14寄りの銅管13上には、周方向に連続し
た黄銅座15がロー付は等により予め固設されている。
この黄銅座15の外周における幅方向の片側には雄ねじ
部16が刻設され、幅方向の反対側にはストッパ一部1
7が突設されている。
黄銅座15のねじ部16の外周には絶縁フランジ18が
螺着されている。
絶縁フランジ18は、エポキシ樹脂やベークライトの如
き電気絶縁材よりなる絶縁フランジ本体19の内周に黄
銅リング20を固着し、黄銅リング20の内周に雌ねじ
部21を設けた構造になっていて、この雌ねじ部21を
黄銅座15の雄ねじ部16にねし結合させている。
雄ねじ部16上には、絶縁フランジ18の脱出を防止す
るためロックリング22が螺合され、且つロックねじ2
3で固定されている。
このような絶縁フランジ18と水冷管2のフランジ9と
は、連結ボルト24と連結ねじ25とで機械的に連結さ
れている。
銅管13の外周には防食層26が形成され、且つロック
リング22の部分も防食層27で絶縁されている。
このような水冷ケーブル接続部は、ジヨイントボックス
を形成する銅管13の外周に絶縁フランジ18を固設し
、この絶縁フランジ18に連結ボルト24を固定してい
るので、万一銅管13に電圧が印加されても、この銅管
13と連結ボルト24とは絶縁フランジ18にて電気絶
縁されているので、水冷管2に電流が流れるのを防止す
ることができる。
また、銅管13からケーブル本体3、止水部6を経て水
冷管2に至るルートも金属シース4と止水板8との間が
防食層5及び防水テープ7で電気絶縁されているので、
このルートから水冷管2に電流が流れることもない。
以上説明したように本考案に係る水冷ケーブル接続部に
おいては、ジヨイントボックスを形成する鋼管に絶縁フ
ランジを固設し、この絶縁フランジに連結ボルトを固定
しているので、連結ボルトが鋼管から電気絶縁され、水
冷管に電流が流れるのを防止することができる。
また、絶縁フランジを用いると、他の方法で絶縁するよ
りも絶縁距離を十分にとることができ、電気絶縁を確実
に行うことができる。
更に、絶縁フランジはその内周に黄銅リングを一体に備
えていて、この黄銅リングを介して銅管側の黄銅座に螺
着するので、絶縁材のみからなるものよりも十分な機械
的強度をもって取付けることができる。
しかも、絶縁フランジと黄銅座とはねし結合なので、溶
接等と違って完成された接続部に熱を加えることがなく
、接続部性能の低下をまねくことがない。
かつまた、本考案では鋼管に設けた座を特に黄銅製にし
ているので、予め鋼管にこの座を取付けるにあたって銅
管とのロー付は性能がよく、且つ電食上の問題もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水冷ケーブル接続部の具体例を示
す一部縦断側面図、第2図は第1図の要部拡大断面図で
ある。 1・・・・・・水冷ケーブル、2・・・・・・水冷管、
3・・・・・・ケーブル本体、6・・・・・・止水部、
13・・・・・・銅管、15・・・・・・黄銅座、16
・・・・・・雄ねじ部、18・・・・・・絶縁フランジ
、19・・・・・・絶縁フランジ本体、20・・・・・
・黄銅リング、21・・・・・・雌ねじ部、24・・・
・・・連結ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 双方の水冷ケーブルの水冷管の端末における止水部から
    ケーブル本体がそれぞれ導出され、双方の前記ケーブル
    本体がジヨイントボックスを形成する銅管内で相互に接
    続され、且つ前記鋼管と前記水冷管とは連結ボルトで相
    互に連結されている水冷ケーブル接続部において、前記
    鋼管の外周に黄銅座が固設され、前記黄銅座に絶縁フラ
    ンジが螺着され、前記絶縁フランジに前記連結ボルトが
    接続され、且つ前記絶縁フランジは電気絶縁材からなる
    絶縁フランジ本体の内周に黄銅リングが一体に固着され
    、前記黄銅リングの内周に雌ねじ部が刻設され、この雌
    ねじ部が前記黄銅座の雄ねじ部にねし結合されているこ
    とを特徴とする水冷ケーブル接続部。
JP1635180U 1980-02-12 1980-02-12 水冷ケ−ブル接続部 Expired JPS5836192Y2 (ja)

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JP1635180U JPS5836192Y2 (ja) 1980-02-12 1980-02-12 水冷ケ−ブル接続部

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Publication Number Publication Date
JPS56118540U JPS56118540U (ja) 1981-09-10
JPS5836192Y2 true JPS5836192Y2 (ja) 1983-08-15

Family

ID=29612763

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