JPS5836180Y2 - 配電函のロック付連結装置 - Google Patents
配電函のロック付連結装置Info
- Publication number
- JPS5836180Y2 JPS5836180Y2 JP1395780U JP1395780U JPS5836180Y2 JP S5836180 Y2 JPS5836180 Y2 JP S5836180Y2 JP 1395780 U JP1395780 U JP 1395780U JP 1395780 U JP1395780 U JP 1395780U JP S5836180 Y2 JPS5836180 Y2 JP S5836180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power distribution
- distribution box
- lock
- flexible arm
- fuse box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ヒユーズボックス等の配電函をその壁面を利
用して、配電函相互間を係止する配電函のロック付連結
装置に関する。
用して、配電函相互間を係止する配電函のロック付連結
装置に関する。
二つの同種の配電函を連結するには、一般に対向する面
の一方に挿込溝を設け、他方にはこの挿込溝に対する嵌
合部材を設けて構成するが、更に両者をロックする場合
には一方に錠止部材を、他方には錠止受部材を設けて構
成する。
の一方に挿込溝を設け、他方にはこの挿込溝に対する嵌
合部材を設けて構成するが、更に両者をロックする場合
には一方に錠止部材を、他方には錠止受部材を設けて構
成する。
しかし、この場合、錠止部材と錠止受部材とはその係入
方向が定められているから、一方のコネクタからみれば
他方は上、下(若しくは左、右)のいずれか一方から嵌
合して、ロックすることになる。
方向が定められているから、一方のコネクタからみれば
他方は上、下(若しくは左、右)のいずれか一方から嵌
合して、ロックすることになる。
従って、配電函の取付位置等によっては、他方の配電函
を嵌合、ロックすることが出来ず、また、配電函相互間
においては、一方は挿込溝と錠止部材、他方は嵌合部材
と錠止受部材のようにそれぞれ別々の構成部材を形威し
なければならず、プラスチック成形に必要な金型も二種
用意せざるを得ないことになる。
を嵌合、ロックすることが出来ず、また、配電函相互間
においては、一方は挿込溝と錠止部材、他方は嵌合部材
と錠止受部材のようにそれぞれ別々の構成部材を形威し
なければならず、プラスチック成形に必要な金型も二種
用意せざるを得ないことになる。
本考案は上記した点に着目してなされたもので、上、下
(若しくは左、右)のいずれからでも嵌合ロックするこ
とが出来る配電函のロック付連結装置を提供することを
目的とする。
(若しくは左、右)のいずれからでも嵌合ロックするこ
とが出来る配電函のロック付連結装置を提供することを
目的とする。
以下、本考案を図面と共に詳細に説明する。
1は合成樹脂製のヒユーズボックスであり、内部に図示
しない多数のヒユーズを装着すると共に、開閉自在の蓋
2を備え、更に長手方向の後方側壁3にはリレー等のユ
ニット部品を装着するための開口部(図示省略)が設け
られている。
しない多数のヒユーズを装着すると共に、開閉自在の蓋
2を備え、更に長手方向の後方側壁3にはリレー等のユ
ニット部品を装着するための開口部(図示省略)が設け
られている。
一方、前方側壁4には、一端に挿込溝5を有する嵌合枠
6、他端には相手方の挿込溝5に摺動自在に嵌合される
断面コ字状の嵌合部材7が上下方向に沿って形成されて
いる。
6、他端には相手方の挿込溝5に摺動自在に嵌合される
断面コ字状の嵌合部材7が上下方向に沿って形成されて
いる。
そして、この嵌合枠6と嵌合部材7との中心線Pの一方
に、立溝8を介して錠止部材としての可撓腕9が、他方
に錠止受部材としての係止段部10が形成されている。
に、立溝8を介して錠止部材としての可撓腕9が、他方
に錠止受部材としての係止段部10が形成されている。
即ち、可撓腕9と係止段部10とは、中心線Pより等距
離l(対称位置)に設け、同一の構成を有する2個のヒ
ユーズボックス1,1′を対向させたとき、一方の嵌合
枠6及び可撓腕9はそれぞれ、相手方の嵌合部材7及び
係止段部10と整合するように位置せしめる。
離l(対称位置)に設け、同一の構成を有する2個のヒ
ユーズボックス1,1′を対向させたとき、一方の嵌合
枠6及び可撓腕9はそれぞれ、相手方の嵌合部材7及び
係止段部10と整合するように位置せしめる。
而してこの可撓腕9はその基端部を立溝8の上部に固着
し、下方に傾斜してのびる自由端部には水平座部9a及
び突片9bを形成し、係止段部10には側壁4側に傾斜
するテーパ10 aを形成する。
し、下方に傾斜してのびる自由端部には水平座部9a及
び突片9bを形成し、係止段部10には側壁4側に傾斜
するテーパ10 aを形成する。
更に、可撓腕9の水平座部9aと係止段部10の上面1
0bとは、それぞれ側壁4の高さhのほは゛中間に位置
するように構成する。
0bとは、それぞれ側壁4の高さhのほは゛中間に位置
するように構成する。
次に作用について説明する。
第2図に示す如く、同一の構成を有する2個のヒユーズ
ボックス1,1′を嵌合、ロックする。
ボックス1,1′を嵌合、ロックする。
即ち、一方のヒユーズボックス1の嵌合枠6及び嵌合部
材7に臨んで他方のヒユーズボックス1′の嵌合部材7
′及び嵌合枠6′を整合させてヒユーズボックス1′を
上方から嵌合させる。
材7に臨んで他方のヒユーズボックス1′の嵌合部材7
′及び嵌合枠6′を整合させてヒユーズボックス1′を
上方から嵌合させる。
この際、ヒユーズボックス1′側の係止段部10′は、
そのテーパ10a′によってヒユーズボックス1側の可
撓腕9を立溝8側に押圧しつつ進入し、その上面10b
′が可撓腕9の自由端部を乗り越えると、鉄腕9は弾性
的に復帰しその水平座部9aと係止段部10′の上面1
0b′とが衝合し、ヒユーズボックス1′の上方への抜
は出しは阻止される。
そのテーパ10a′によってヒユーズボックス1側の可
撓腕9を立溝8側に押圧しつつ進入し、その上面10b
′が可撓腕9の自由端部を乗り越えると、鉄腕9は弾性
的に復帰しその水平座部9aと係止段部10′の上面1
0b′とが衝合し、ヒユーズボックス1′の上方への抜
は出しは阻止される。
一方、ヒユーズボックス1′側の可撓腕9′は、ヒユー
ズボックス1の側壁4に面してそのまま進入し、その水
平座部9a’がヒユーズボックス1側の係止段部10の
上面10bに衝合し、下方への抜は出しが阻止される。
ズボックス1の側壁4に面してそのまま進入し、その水
平座部9a’がヒユーズボックス1側の係止段部10の
上面10bに衝合し、下方への抜は出しが阻止される。
その結果、ヒユーズボックス1とヒユーズボックス1′
とは、相互の嵌合枠6,6′と嵌合部材7,7′とによ
り左右摺動不能に嵌合して連結され、また、相互の可撓
腕9,9′を係止段部10.10’とにより上、平伏は
出し不能にロックされる。
とは、相互の嵌合枠6,6′と嵌合部材7,7′とによ
り左右摺動不能に嵌合して連結され、また、相互の可撓
腕9,9′を係止段部10.10’とにより上、平伏は
出し不能にロックされる。
なお、ヒユーズボックス1,1′を解離するには、第2
図において、ヒユーズボックス1側の立溝8の上方より
図示しない治具を挿入し、可撓腕9を溝底側に押圧しな
がら、ヒユーズボックス1′を上方に引き抜けばよい。
図において、ヒユーズボックス1側の立溝8の上方より
図示しない治具を挿入し、可撓腕9を溝底側に押圧しな
がら、ヒユーズボックス1′を上方に引き抜けばよい。
また、ヒユーズボックス1の下方からヒユーズボックス
1′を連結する場合も上記と全く同じで゛ある。
1′を連結する場合も上記と全く同じで゛ある。
本考案は、以上説明したように、ヒユーズボックス等の
配電函1の側壁4の一側に挿込溝5を有する嵌合枠6を
設け、他側に前記挿込溝5に嵌合される嵌合部材7を設
けると共に、前記嵌合枠6と嵌合部材7との中心から対
称位置の一方に立溝8を凹設し、他方に立溝8に進入す
る係止段部10を突設し、立溝8にはその端部から中央
部に向けて傾斜してのびる可撓腕9を設け、前記可撓腕
9の自由端部に形成した水平座部9aと係止段部10の
上面10 bとを側壁4の高さのほぼ中央部に対向して
位置せしめて構成したものであるから、配電函相互を上
、下(若しくは左、右)いずれからでも嵌合ロックする
ことが出来、狭い取り付は位置や、組み付は操作が制限
されるような場所においても、容易に組み付けを行なう
ことが出来、更に、同一の構成を有するものどうしを組
み付けることが出来るので、1個の金型で一種類の配電
函を底形すればよく、量産効果をあげることが可能とな
る。
配電函1の側壁4の一側に挿込溝5を有する嵌合枠6を
設け、他側に前記挿込溝5に嵌合される嵌合部材7を設
けると共に、前記嵌合枠6と嵌合部材7との中心から対
称位置の一方に立溝8を凹設し、他方に立溝8に進入す
る係止段部10を突設し、立溝8にはその端部から中央
部に向けて傾斜してのびる可撓腕9を設け、前記可撓腕
9の自由端部に形成した水平座部9aと係止段部10の
上面10 bとを側壁4の高さのほぼ中央部に対向して
位置せしめて構成したものであるから、配電函相互を上
、下(若しくは左、右)いずれからでも嵌合ロックする
ことが出来、狭い取り付は位置や、組み付は操作が制限
されるような場所においても、容易に組み付けを行なう
ことが出来、更に、同一の構成を有するものどうしを組
み付けることが出来るので、1個の金型で一種類の配電
函を底形すればよく、量産効果をあげることが可能とな
る。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図はその
嵌合、ロック状態を示す要部の斜視図である。 1・・・・・・配電函、4・・・・・・側壁、5・・・
・・・挿込溝、6・・・・・・嵌合枠、7・・・・・・
嵌合部材、8・・・・・・立溝、9・・・・・・可撓腕
、10・・・・・・係止段部。
嵌合、ロック状態を示す要部の斜視図である。 1・・・・・・配電函、4・・・・・・側壁、5・・・
・・・挿込溝、6・・・・・・嵌合枠、7・・・・・・
嵌合部材、8・・・・・・立溝、9・・・・・・可撓腕
、10・・・・・・係止段部。
Claims (1)
- ヒユーズボックス等の配電函1の側壁4の一側に挿込溝
5を有する嵌合枠6を設け、他側に前記挿込溝5に嵌合
される嵌合部材7を設けると共に、前記嵌合枠6と嵌合
部材7との中心から対称位置の一方に立溝8を凹設し、
他方に立溝8に進入する係止段部10を突設し、立溝8
にはその端部から中央部に向けて傾斜してのびる可撓腕
9を設け、前記可撓腕9の自由端部に形成した水平座部
9aと係止段部10の上面10 bとを側壁4の高さの
ほぼ中央部に対向して位置せしめて構成したことを特徴
とする配電函のロック付連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1395780U JPS5836180Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 | 配電函のロック付連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1395780U JPS5836180Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 | 配電函のロック付連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56116820U JPS56116820U (ja) | 1981-09-07 |
JPS5836180Y2 true JPS5836180Y2 (ja) | 1983-08-15 |
Family
ID=29610460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1395780U Expired JPS5836180Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 | 配電函のロック付連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836180Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055627A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Yazaki Corp | 合体式プロテクタ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6297904B2 (ja) * | 2014-04-21 | 2018-03-20 | 矢崎総業株式会社 | 被支持部材と支持体との係止構造 |
-
1980
- 1980-02-08 JP JP1395780U patent/JPS5836180Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055627A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Yazaki Corp | 合体式プロテクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56116820U (ja) | 1981-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5391090A (en) | Locking mechanism for connectors | |
US4110873A (en) | Coupling | |
EP0291154A2 (en) | Cord fastener | |
JPS5836180Y2 (ja) | 配電函のロック付連結装置 | |
JPH0838219A (ja) | スライドファスナーの開離嵌挿具 | |
JPH03821Y2 (ja) | ||
JPS6431675U (ja) | ||
JP2594610Y2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2001136634A (ja) | 電気接続箱 | |
JPH0965517A (ja) | 分電盤 | |
JPH0453696Y2 (ja) | ||
JP3735557B2 (ja) | 折り畳みコンテナー | |
JPH0144088Y2 (ja) | ||
JPS608039Y2 (ja) | ドアの把手 | |
CN214453345U (zh) | 一种用于平口箱的锁止结构 | |
JPH0314946Y2 (ja) | ||
JPH0355366Y2 (ja) | ||
JPS5850605Y2 (ja) | ヒユ−ズボツクス | |
JPS6226863Y2 (ja) | ||
JP2528097Y2 (ja) | 組付体の係止構造 | |
JP4309032B2 (ja) | 折り畳みコンテナー | |
JPH0616402Y2 (ja) | コネクタハウジング | |
JPH0436189Y2 (ja) | ||
JPH0633525U (ja) | 机における配線用ダクト装置 | |
JPS6015261Y2 (ja) | コネクタ |