JPS5835670A - スイッチト・キヤパシタ積分器 - Google Patents

スイッチト・キヤパシタ積分器

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JPS5835670A
JPS5835670A JP57129718A JP12971882A JPS5835670A JP S5835670 A JPS5835670 A JP S5835670A JP 57129718 A JP57129718 A JP 57129718A JP 12971882 A JP12971882 A JP 12971882A JP S5835670 A JPS5835670 A JP S5835670A
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integrator
plate
voltage
switch
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は積分器の様な電子回路に関するものであって、
更に詳細には、積分器に使用する演算増幅器の固有的な
オフセット電圧に起因する積分器の出力電圧に於けるエ
ラーを除去する事が可能な技術に関するものである。
従来、積分器は公知である。演算増幅器を使用した積分
器の最も簡単な形It(第1図・参照)に於いては、演
算増幅器13の出力リード15から反転入力リード9へ
至る負帰還路として機能する容量Cを持ったコンデンサ
要素14が必要である。
抵抗値Rを持った抵抗要素12が積分されるべき入力電
圧が印加される入力端子11と演算増幅器13の反転入
力リード9との間に直列接続されている。この様な積分
器に於ける時定数は、単に、T  =  RC(1ン で表される。
スイッチ25がコンデンサ14と並列接続されており、
このスイッチによってコンデンサ14を放電させ該積分
器を〜初期値化させる。理想的な演算増幅器の場合には
、反転入力リード9に於ける電圧が、111図の回路に
於いては接地接続されている非反転入力リード8の電位
と常に等しい。従って、理想的な演算増幅器に於いては
、スイッチ25が閉成された場合に、その出力リード1
5も接地電位となる。従って、閉成されたスイッチ25
を介してコンデンサ14を放電させる事によって初期値
化を行なった後の状態に於いては、第1図の如く接続さ
れている理想的な演算増幅器は端子11に印加される電
圧の積分を開始する事が可能であり、その積分結果が演
算増幅器13の出力リード15上に供給される。
従来、演算増幅器(オペアンプ)は公知である。
しかしながら、製造公差によってコンポーネント間に不
整合が発生し、その結果台々の演算増幅器はその各々に
特有な固有のオフセット電圧V。nを有する事となる。
このオフセット電圧とは、演算増幅器が単位利得モード
(反転入力リードと出力リードとを接続)にあり、且つ
その非反転入力す−ドが接続されている場合に演算増幅
器の出力リードに現れる出力電圧として定義される。各
々の演算増幅器はそれ特有のオフセット電圧を有してい
るので、この様な演算増幅器を使用する夫々の回路に於
いては、使用する特定の演算増幅器に関連した固有のオ
フセット電圧に対し独特の方法で補償を行なわねばなら
ない。
しかしながら、実際の演算増幅器は不完全であって、そ
の出力電圧はオフセット電圧VOFFとして知られるエ
ラー成分を有している。この様なオフセット電圧は、演
算増幅器内のコンポーネント間の有限の不整合が原因で
発生する。従って、第1図に示した回路に於いて、演算
増幅器13が理想的な演算増幅器では無く実際の演算増
幅器の場合には、スイッチ25を閉成した場合の演算増
幅器13の出力リード15及び反転入力リード9上に現
れる初期値化された電圧はゼロではなくオフセット電圧
VOFFである。この事は、リード15上に得られる出
力電圧が常にオフセット電圧VOFF分だけエラー成分
が含まれる事となる。
オフセット電圧VOFFの大きさは個々的なコンポーネ
ントの不整合に起因して各々の演算増幅器回路に独特な
ものであるから、回路を大量生産する場合にはオフセッ
ト電圧VOFFの効果を除去する事は困難である。従っ
て、個別的な集積回路として製造される演算増幅器に於
いては、通常、演算増幅器のオフセット電圧を消去する
ために外部回路によって発生された外部電圧を印加する
為に特別に使用される外部ビンを有している。しかしな
がら、集積回路チップの副回路として構成される積分器
の場合には、オフセット電圧消去の目的の為に特別に集
積回路パッケージに付加的なビンを設けない限り、その
様な演算増幅器へ外部から端末ユーザがアクセス可能な
ものではない。拳も例外的な場合を除いて全ての場合に
、この事は極めて実際性を欠くものである。又、オフセ
ット電圧VOFFを除去する為に外部回路を必要とする
事は望ましい蓼ではない。
金属−酸化物−シリコン(MOS)半導体装置を製造す
る場合に、抵抗及びコンデンサの値は余り制御性の良い
ものではない。従って、RCに等しい時定数を有する第
1図に示した積分器回路に於いては、MO8技術を使用
して製造した回路は予測不可能な時定数を有する事とな
る。
実際上、抵抗は、通常、拡散によって形成されるので、
抵抗値及び抵抗比は余りIll m性の良いものではな
い。一方、コンデンサは金属又はポリシリコン等の様々
導電性物質からなる層をコンデンサプレートとして使用
する事によって形成される。
導電性物質からなる各プレートは5tO2又は窒化シリ
コン等の様な電気絶縁性物質からなる層で絶縁体として
機能する層によって別の導電層又は導電性基板から分離
纏れている。コンデンサ面積はかなり制御性の良いもの
であるが、絶縁体の厚さは余り制御性が良くない。しか
しながら、この事は回路の観点からは余り重要な事では
ない。何故ならば、容量値が余り制御性が良くないもの
であっても、絶縁層の厚さは単一の半導体チップに於い
ては極めて一様な厚さを有しているので、容量値の比は
極めて制御性の良いものである。
MO8i置に於けるRC時定数を制御する事ができない
という問題に対処する一方法は、Cavas等の寄稿に
よる“抵抗等硬物としてスイッチ動作されるコンデンサ
を使用したサンプルアナログフィルター動作(3amp
led  A nalog  Fi lterlngU
 sing  5w1tched  Capaclto
rs  A s  Resistor  E quiv
alents)”、IEEE  JSSC。
SC/12IJ、6番、1977年12月発行の文献に
記載されている様に、各抵抗をスイッチ動作されるコン
デンサで胃換する事である。この様なスイッチ動作され
るコンデンサを有する抵抗等価物の一例を第2a図に示
しである。図中、端子71と端子75は抵抗の両側に於
ける端子と等価なものとして与えられている。コンデン
サ74は容量値Cを有している。スイッチ72は入力端
子71とコンデンサ74との間に直列接続されており、
端子71からコンデンサ74へ印加される入力電圧を制
御する。
スイッチ73は出力端子75とコンデンサ74との間に
直列接続されており、コンデンサ74にストアされた電
圧をいつ出力端子75に印加するかと言う事を制御する
。実際上、スイッチ72と73とは同一の周波数を有し
非−畳型制御パルスを発生する二つのクロック発生器に
よって制御される。クロック制御スイッチ72が高にな
ると、スイッチ72が閉成し、従ってコンデンサ74が
端子71に印加された入力電圧に充電される。これら二
つのクロック発生器は非重畳型であるので、この充電サ
イクルの期間中スイッチ73は開成されている。次いで
、スイッチ72が開成する。次いで、スイッチ72が開
成している問にスイッチ73が閉成し、コンデンサ74
にストアされている電圧が端子75に供給される。
スイッチ動作されるコンデンサを有する抵抗等硬物の別
の例を#I2b図に示しである。端子171と175と
は抵抗の両端に於ける端子と等価である。コンデンサ1
74は容量値Cを有している。
スイッチ172は入力端子171とコンデンサ174と
の闇に直列接続されており、いつ入力電圧が端子171
からコンデンサ174へ供給されるかと言う事を制御す
る。
スイッチ173はコンデンサ174と接地との間に接続
されており、コンデンサ174にストアした電荷をいつ
除去するかと言う事をIII tillする。
実際上、スイッチ172と173とは、同一の周波数を
有し非重畳型の一重部パルスを発生する二つのりOツク
発生器によって制御される。スイッチ172を制御する
りOツクが高になると、スイッチ172は閉成し、従っ
て、コンデンサ174は端子171に印加された入力電
圧からの電荷を受は入れ可能となる。これら二つのクロ
ック発生器は非重畳型であるので、この充電サイクルの
期間中スイッチ173は開成している。次いで、スイッ
チ172が開成する。次いで、スイッチ172が開成し
ている間にスイッチ173が閉成し、コンデンサ174
が接地へ放電される。
第2a図及び第2b図の抵抗等価回路は、次式で与えら
れる抵抗値Rを有する抵抗をシュミレイトするものであ
る。
R=  t/CR(2) 尚、tはスイッチ72及び73の期間(秒)であり、C
Rは抵抗等価回路74の容量である。上式(1)及び(
2)から、スイッチ動作されるコンデンサを抵抗等価物
として使用した第1図の積分器に於ける時定数は次ぎの
如くなる。
T  =  tC/CR(3) 又帯域幅8Wは次式の如くなる。
sw=rcρ/C(4) 尚、Cは積分器回路14の容量であり、fはスイッチ7
2とスイッチ73の動作周波数であり1/lに等しい。
スイッチ動作されるコンデンサを抵抗等価物として使用
した積分器の時定数はコンデンサの容量比に依存するも
のであるから、一様な容量比、従って一様な時定数を有
する多数の@胃を製造する事が可能である。
スイッチ動作されるコンデンサを有する抵抗等価物を使
用する第1図に示した積分器と等価な回路は米国特許出
願第185,356号の13図に示されパている。その
特許出願に示された第3図の回路に於いて重要な事は、
演算増幅器48の反転入力リード40に接続された二つ
のスイッチ(スイッチ24及びスイッチ25)を有して
いると言うことである。スイッチを演算増幅器の反転入
力リードに接続させる事によって、この様な各スイッチ
によって漏洩電流が発生するので積分器の精度が減少さ
れる。
MO8技術を使用して製造される積分器は抵抗j!素の
代りにスイッチ動作されるコンデンサを使用して製造さ
れていた。スイッチ動作されるコンデンサを有する積分
器は抵抗要素を使用した積分器と比べて性能が改良され
ている。何故ならば、拡散形成した抵抗の抵抗値はM 
OS回路に於いて容易に制卸可能なものでは無いが容量
値の比は容易に制御する事が可能であるからである。し
かしながら、スイッチ動作されるコンデンサを有する抵
抗等価物は、スイッチ動作されるコンデンサを有するM
O8積分器内で使用される演算増幅器の固有のオフセッ
トには何の効果も与える蓼は無い。
従って、演算増幅器のオフセット電圧に起因する出力電
圧エラーは、抵R11lとコンデンサ要素とを使用した
積分器及び抵抗要素の代りにスイッチ動作されるコンデ
ンサ要素を使用した積分器の両方に於いて存在するもの
である。
精度を向上させる為に、演算増幅器の出力信号に関連し
たオフセット電圧を除去するか又は減少させる事が望ま
しい。スイッチ動作されるコンデンサを有する積分器の
出力信号に於けるオフセット電圧の効果を除去する一方
法及び構成が、1980年9月8日に出願された米国特
許出願第185.356号に開示されている。
本発明は、以上の点に鑑み成されたものであって、演算
増幅器に存在するオフセット電圧に対して補償を行なう
様に抵抗の代りにスイッチ動作されるコンデンサ要素を
使用すると共に演算増幅器を使用した積分器を提供する
事を目的とする。本発明に於いては、本積分器の一部と
して使用する演算増幅器のオフセット電圧が本積分器に
印加される入力電圧がサンプルされる毎にサンプル・ホ
ールドされる様な独特な回路構成を使用している。
次いで、このようにストアされたオフセット電圧は、本
積分器の反転入力リードに帰還され、従って本積分器の
出力電圧に於ける演算増幅器のオフセント電圧の効果が
除去される事となる。
以下、添付の図面を参考に本発明の具体的実施の態様に
付いて詳細に説明する。第3図に示した本発明回路に於
いては、演算増幅器19の反転入力リード17に接続し
て1個のスイッチ(スイッチ33)のみを使用しており
、従って反転入力リード17に於けるS洩電流に起因す
る不正確さを最小としている。容量値C1を持ったコン
デンサ23が演算増幅器19の出力リード20から反転
入力リード17への負帰還を与えている。スイッチ26
はコンデンサ23と接地との闇に接続されており、コン
デンサ23を放電し、本積分器を再初期値化する為の手
段を与えている。演算増幅器19の非反転入力リード1
8が接地接続されている。スイッチ11及び13と共に
コンデンサ16はスイッチ動作されるコンデンサ抵抗等
硬物を構成している。コンデンサ16は容量値α+C+
を有している。
第3図に示した回路を動作させる為には3個の別々の制
御信号が必要である。回路動作を行なう為に適当な周期
的クロック信号を第4図に示しである。クロックφ3は
スイッチ26を駆動する為に使用され、周波数f3を有
している。クロックφSの各正向パルス毎に、スイッチ
26が閉成され、コンデンサ23をVOFFへ放電させ
、本積分器を再初期値化させる。クロックφ1の周波数
f+はクロックφ3の周波数の整数倍であり、即ちf 
+ =Nr 3である。典型的には、Nの値は1.00
0の程度である。クロックφ2はクロックφ1と同じ周
波数であり、従ってf 2=f 、である。
しかしながら、第4図に示した如く、クロックφ2はり
Oツクφ1と同じ周波数を有しているが、クロックφ1
及びクロックφ2は同じ周波数の非重畳型のクロック信
号である様に一方が遅延されている。実際的には、クロ
ックφ1及びクロックφ2がオーバーラツプ(重畳)し
ない限り、クロックφ3は別の回路から供給する事が可
能であり且つ周期的りOツクである必要はない。
第3図の回路を初期値化(時間T+ )する場合に、第
4図に示した如く、クロックφ1及びクロックφ3の両
方か同時に高となる。クロックφ3はス1′ツチ26を
制御するものであって、即ちクロックφ3に於ける正向
パルスがスイッチ26を開成させ、従ってコンデンサ2
3をVOFFへ放電させ且つ本積分器を再初期値化させ
る。クロックφ1はスイッチ11.29.33を制御す
るものであって、りOツクφ1に於ける正向パルスがス
イッチ11.29.33を閉成させる。クロックφ2は
スイッチ13,24.31を制御するものであって、ク
ロックφ2に於ける正向パルスによってスイッチ13,
14.31が閉成される。
構分サイクルの再初期値化期間の闇は、クロックφ1は
^で、クロックφ2は低で、クロックφ3は^である。
従って、スイッチ26が閉成され、スイッチ11,29
.33は開成され、スイッチ13.24.31は開成さ
れる。演算増幅119の出力リード20は閉成されたス
イッチ33を介して演算増幅器19の反転入力端子17
に接続されており、従って演算増幅!i19を単位$J
II!Iモードにさせ且つ反転入力リード17を演算増
幅器19のオフセット電圧の大きさである■○F’ F
とさせる。従って、コンデンサ23とコンデンサ28が
VOFFへ充電される。コンデンサ23は容量値C1を
有しており、コンデンサ28は容量値α2C1を有して
いる。α1及びα2の値は損失4!積分II(即ち、演
算増幅器の出力リードから演算増幅器の反転入力リード
への抵抗性帰還ループを有する積分器)を構成する様に
選択されており、後述の説明から明らかになる様に、こ
の損失性積分器はその損失性積分器が使用される特定の
目的の為に所望される伝′S関数を有するものである。
同時に、コンデンサ16はVIN(1)−VOFFの電
圧へ充電される。尚、VIN(1)は、第1サンプル期
園中に端子10へ印加される入力電圧である。
時flll T 2に於いて、クロックφ3は低となり
、従ってスイッチ26が開成され、一方コンデンサ23
はVOFFの電圧状態に維持される。クロックψlが低
となると、スイッチ11.29.33が開成され、コン
デンサ16にストアされた電圧V+N(1)−VOFF
及びコンデンサ28にストアされたオフセット電圧VO
FFをそのままの状態とさせる。次いで、クロックφ1
及びクロックφ3の両方が低の状態のままクロックφ2
が真になり、スイッチ13.24.31が閉成される。
次式は、時刻T2に於ける反転入力リード17に適用し
た電荷保存方程式である。
α+ C+  [(OVOFF)   (VIN (N
)  V□py) ]+α2 C+  [(V@IIT
 (N ) −VOPF) −(0−VOFF)+C+
  EVm (N) −VOFF)’ −(Vm (N
 −1)VOFF)  フ − O(5) 即ち、 く 1 + α2  )  Vm  (N)  −Vw
t  (N  −1)−αI VIN (N)    
      (6)尚、 Vs17(N)=N1目のクロックサイクル(φ7a%
)の終端部に於ける端 子21上の出力電圧 VMT (N−1) = (N−1)番目のクロックサ
イクル(φ2高)の終端部に於け る端子21上の出力電圧で初期 値化の直後に於いてはゼロに等 しい。
VIN(N)=N番目のクロックサイクル(φ11s)
の終端部に於いてコンデン サ16上にストアされる端子1 0からの入力電圧。
再度第4図に関し説明すると、時間下3に於いて、クロ
ックφ2は低となりスイッチ13.24゜31が開成さ
れる。次いで、クロックφ1は^となり、スイッチ11
,29.33が閉成され、コンデンサ16をVIN (
2> −Vo t: Fの電圧に充電すると共に、コン
デンサ28をVOFFの電圧に充電させる。次いで、ク
ロックφ1が低となり、スイッチ11,29.33が開
成される。次いで、りOツクφ2が^となり、スイッチ
13.24゜31が閉成され、その結果コンデンサ16
にストアされているVIN(2)−VOFFの電圧がコ
ンデンサ28にストアされているVOFFの電圧が平行
的に演算増幅器19の反転入力端に印加される。ここに
於いて、再び電荷保存方程式(5)及び(6)が成立す
るが、この場合には引数(N)が興なっている。時刻T
2及びT3を有する積分サイクルが、各入力電圧サンプ
ルVIN(N)の積分に対して繰り返される。本積分器
が初期値化される場合、即ち積分用コンデンサC1が放
電される場合に、時I T Iを有する初期値化サイク
ルが繰り返される。
コンデンサ22は容量値Cを有しており、それは使用さ
れた場合に重要な機能を達成するものではあるが、本発
明にとって本質的なものではない。
クロックφ2が高である期間中、スイッチ24は開成さ
れ、従ってコンデンサ22を演算増幅器19の出力リー
ド20と接地との闇に接続させる。
従って、出力電圧Vmが各り0ツクサイクルの闇にコン
デンサ22上にストアされる。同時に、VOUT−VO
F Fの電圧がコンデンサ23上にストアされる。クロ
ックφ2が低であり従ってスイッチ24がオフしている
期間中1−スイッチ24を介して流れる漏洩電流はコン
デンサ23を放電する傾向とさせる。ノード70に接続
してコンデンサ22を使用しており、コンデンサ23の
みならずコンデンサ22が非導通状態にあるスイッチ2
4を介して流れる漏洩電流によって部分的に放電される
。コンデンサ22を適切に寸法形成する事によって、ス
イッチ24を介して流れる漏洩電流のコンデンサ23上
にストアされている電荷に与える影響は無視可能なもの
である。例えば、コンデンサ23の容量値猛勇型的には
1ピコフアラツドよりも小さいものである。従って、コ
ンデンサ22の容量値を2乃至は3ピコフアラツド又は
それ以上の値とする事によって、コンデンサ22はコン
デンサ23よりも非導通状態にあるトランジスタ24を
介して漏洩電流のより大きな部分を与える事となるので
、゛コンデンサ22が使用されなかった場合の放電と比
較して積分用コンデンサ23の放電を減少させる事とな
る。上式(5)及び(6)の電荷保存方程式で示される
如く、コンデンサ22はコンデンサ23の放電を防止す
る以外には本積分器の出力電圧VVに何等影響を与える
ものでは無い。従って、コンデンサ22を設ける事は絶
対的に必要なものでは無いが、漏洩電流が積分用コンデ
ンサ23に与える影響を最小とする事によって本積分器
の精度を改善する事が可能なものである。本積分器の再
初期値化の期間中に於いて、クロックφ3は高となり、
スイッチ26が閉成され、コンデンサ22(但し、使用
されている場合)が放電される。
上述した回路の動作は周知の7変換によって更に効果的
に説明する事が可能である。以下に示すZ変換は周知で
あり、例えば、1910年P rentice−881
1社によって発行されている0GATA著による“近代
的制御工学(M odern  ControlE n
gineering) ”という題名の本の特に63頁
に記載されている。
V(N)←−−−−−−−−V  (Z )     
   (7)V (N+1 )=−ZV (Z)   
 (8)V(N−1)←−−−→Z−’V(Z)   
  <9)これらの2変換を式(6〉に代入すると、次
式が得られる。
Vst  (Z)   [1+ α 2−Z−’  ]
  −at  VIN  (Z)又は、 又は、 上式(11)を使用し、且つ周知のオイラーのZ−S変
換近似を使用すると これから本発明積分器の周波数応答が次式の如く与えら
れる。
従って、本発明積分器は、α1/α2のDC利1?(S
←−−−−一→O)を有しており、且っW−句、/7の
周波数に於いて単一極を有している。本発明積分器の利
得とフェーズ分布を第5a図及び第5b図に夫々示しで
ある。
従って、スイッチとして使用されるMOSトランジスタ
に於ける寄生容量と寄生電荷注入を最小とする公知の技
術を使用すると共に、本発明の回路を使用する事によっ
て、積分器内に使用される演算増幅器のオフセット電圧
特性の好ましくなく且つしばしば認容する事の出来ない
効果に対し内部的に補償する事の可能なスイッチ動作さ
れるコンデンサを有する積分器を構成する事が可能であ
る。α】及びα2の値を選択し、従ってコンデンサ16
.23.28の寸法を選定する事によって、本発明積分
器が所望の伝達関数を有するように形成する事が可能で
ある。勿論、この様な所望の伝達関数は本発明積分器が
使用されるべき特定の使用状態に依存するものである。
以上、本発明の具体的構成について詳細に説明したが、
本発明はこれら具体例に限定されるべきものではなく、
本発明の技術的範囲を逸脱する事成しに種々の変形が可
能である事は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は抵抗要素とコンデンサ技術素とを使用した鋳型
的な従来の積分器を示した説明図、第2a図及び第2b
図はスイッチ動作されるコンデンサ技術を使用した二つ
の抵抗等価回路例を示した各説明図、第3図は本発明の
一実施例を示した回路図、第4図は第3図の回路を[a
する為に使用される=つのクロック発生器信号を示した
タイムチャート図、第5a図は本発明積分器の周波数と
利得とのlll係を示したグラフ図、第5b図は本発明
積分器の周波数と出力信号のフェーズとの関係を示した
グラフ図、である。 (符号の説明) 10: 入力端子 17: 反転入力リード 18: 非反転入力リード 19: 演算増幅器(オペアンプ) 20: 出力リード 特許出願人  アメリカン マイクロシステムズ。 インコーポレイテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、積分器入力端子と積分器出力端子とを有する積分器
    に於いて、反転入力リードと非反転入力リードと出力リ
    ードとを具備し前記出力リード上にオフセット電圧を発
    生させる演算増幅器を有しており、二つのフェーズを持
    った信号の第17エーズに応答し前記反転入力リードと
    前記出力リードとの間に接続された第1スイッチ手段を
    有しており、第1プレートと第2プレートを具備すると
    共に容量CIを持った第1コンデンサを有しており、前
    記第1プレートは前記演算増幅器の前記反転入力リード
    に接続されており、二つのフェーズを持った前記信号の
    第27エーズに応答し前記第1コンデンサーの前記第2
    プレートと前記演算増幅器の前記出力リードとの間に接
    続されている第2スイッチ手段を有しており、第1プレ
    ートと第2プレートを具備すると共に容量α2CIを持
    った第2コンデンサを有しており、前記第1プレートは
    前記演舞増幅器の前記反転入力リードに接続されており
    、前記第27エーズに応答し前記第2コンデンサの前記
    第2プレートと前記演算増幅器の前記出力リードとの間
    に接続されている第3スイッチ手段を有しており、前記
    第1フエーズに応答し前記第2コンデンサの前記第2プ
    レートと基準電圧との闇に接続されている第4スイッチ
    手段を有しており、前記反転入力リードと前記積分器入
    力端子との闇に接続されているスイッチ動作されるコン
    デンサ手段を有しており、前記スイッチ動作される〕ン
    デンサ手段が抵抗等価物として機能すると共に第1プレ
    ートと第2プレートとを具備し容量α+C+を待った第
    3コンデンサを具有しており、前記第1クロツクフエー
    ズが低であり且つ前記第2クロツクフエーズが高である
    期間中に前記入力電圧と前記オフセット電圧とを同時的
    に積分する事によって前記出力端子上に得られる積分器
    出力電圧に与える前記オフセット電圧の効果を除去する
    事を特徴とする積分器。 2.上記第1項に於いて、前記スイッチ動作されるコン
    デンサ手段が、前記第17エーズに応答し前記積分器入
    力端子と前記第3コンデンサの前記第1プレートとの闇
    に接続されている第5スイッチ手段を有しており、前記
    第27エーズに応答し前記第3コンデンサの前記第1プ
    レートと基準電圧との闇に接続されている第6スイッチ
    手段を有しており、前記第3コンデンサの前記第2プレ
    ートが前記演算増幅器の前記反転入力リードに接続され
    ている事を特徴とする積分器。 3、上記第2項に於いて、前記第1フエーズの期間中に
    、前記演算増幅器が単位利得モードとされ、且つ前記オ
    フセット電圧VOFFが前記第2コンデンサ内にストア
    され、且つ入力電圧V INが前記スイッチ動作される
    コンデンサ手段によってサンプル・ホールドされてVI
    N−VOFFに等しい電圧が前記第3コンデンサ上にス
    トアされ、前記第2フェーズ期間中に、前記第2コンデ
    ンサ内にストアされた前記オフセット電圧と前記第3コ
    ンデンサ内にストアされた前記入力電圧とが積分される
    事を特徴とする積分器。 4、上記第1項に於いて、第3信号に応答し前記第1コ
    ンデンサの前記第1プレートと前記第2プレートとの闇
    に接続されている第7スイッチ手段を有しており、前記
    第1コンデンサが前記第3信号に応答して放電される事
    を特徴とする積分器。 5、上記第1項に於いて、前記第1コンデンサの前記第
    2プレートに接続されている第1プレートを具備すると
    共に基準電圧に接続されている第2プレートを具備し且
    つ容量Cを持った第4コンデンサを有する事を特徴とす
    る積分器。 6、上記第1項乃至第5項の内の何れか1項に於いて、
    前記積分器の伝3181数が次式で表される事を特徴と
    する積分器。
JP57129718A 1981-07-27 1982-07-27 スイッチト・キヤパシタ積分器 Granted JPS5835670A (ja)

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JPS5835670A true JPS5835670A (ja) 1983-03-02
JPH0435793B2 JPH0435793B2 (ja) 1992-06-12

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EP (1) EP0071528A3 (ja)
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CA1184619A (en) 1985-03-26
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