JPS5835518B2 - (e)−5−) ベ−タ− − チカンビニル )−2− チエニルサクサンノセイゾウホウホウ - Google Patents

(e)−5−) ベ−タ− − チカンビニル )−2− チエニルサクサンノセイゾウホウホウ

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JPS5835518B2
JPS5835518B2 JP15626275A JP15626275A JPS5835518B2 JP S5835518 B2 JPS5835518 B2 JP S5835518B2 JP 15626275 A JP15626275 A JP 15626275A JP 15626275 A JP15626275 A JP 15626275A JP S5835518 B2 JPS5835518 B2 JP S5835518B2
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JP
Japan
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acid
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chenylacetic
vinyl
hydroxyethyl
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JP15626275A
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JPS5283360A (en
Inventor
昌治 吉村
元信 市野
章 川俣
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Kojin Co Ltd
Original Assignee
Kojin Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗炎症、鎮痛、下熱、血小板凝集阻害作用を
有する新規な(E)−5−(β−置換ビニル)−2−チ
ェニル酢酸またはその塩類の製造方法に関する。
本発明者らは抗炎症剤、血小板凝集阻害剤として有用な
医薬品の開発を目的として工業的に有利な製造方法を鋭
意研究した結果、抗炎症、鎮痛、下熱、血小板凝集阻害
作用を有する新規化合物の有利な製造方法を完成するに
至った。
即ち、本発明は一般力I) Rは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基を表わす。
〕で示される5−(2−置換フェニル−1−ヒドロキシ
エチル)−2−チェニル酢酸に脱水縮合剤を反応せしめ
て、一般誼旬 〔但しXは前記に同じ〕 で示される(E)−5−(β−置換ビニル)−2−チェ
ニル酢酸またはその塩類の製造方法である。
=般式(I)及び(I])に於て、置換フェニル基、X
の置換基Rの導入位置は、オルト、メタ、パラのうち、
いずれでもよい。
置換基Rのうち、低級アルキル基とは、メチル、エチル
、プロピル、ブチル等の炭素数1−4のアルキル基を表
わし、低級アルコキシ基とは、メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、ブトキシ等の炭素数1−4のアルコキシ基を
表わす。
本発明出発物質一般式(I)の化合物は次式(Xは前記
一般式(I)の場合と同じ)で示される5−(2−置換
フェニル−l−ヒドロキシエチル)−2チエニルアセト
ニトリルを塩基性条件下で加水分解することによって得
られる(特願昭50−154692号(特開昭52−7
8868号))。
本発明の反応において脱水縮合剤としては硫酸、リン酸
などが好ましいが、その他塩化亜鉛、塩化アルミニウム
、塩化第二鉄などの金属塩化物、無水シュウ酸などが用
いられる。
50〜80%硫酸は簡便であるが、本発明に於て最適に
は、溶媒としてジオキサンを用い、50%リン酸水溶液
の過剰量と水浴中、80℃で10〜30分加温後、減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣をベンゼンより再結晶化
すれば(E)−5−(β−置換ビニル)−2−チェニル
酢酸が得られる。
又、本発明で得られる(E)−5−(β−置換ビニル)
−2−チェニル酢酸は、通常の方法によりナトリウム、
カリウム、リチウムなどのアルカリ金属塩、カルシウム
、バリウムなどのアルカリ土類金属塩として得ることも
できる。
以下、実施例にて説明する。
実施例 1 (E)−5−(β−フェニルビニル)−2−チェニル酢
酸の製造 5−(1−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−2−チ
ェニル酢酸、1.OS’をジオキサン、10CCに溶解
後、50%リン酸水溶液、15ccを加え、水浴中にて
80℃、15〜20分間加温する。
減圧下溶媒を留去し、粗結晶の析出を見る。
濾取後、水洗、風乾し、ベンゼンより再結晶化する。
収量;0.45ft 収率49% 融点;144−145℃ 淡黄色鱗片状晶 IR;νに貼3000〜2500(−CO岨)(7+1 vKB−rll 690 (C0OH) 0品 NMR; (ind6−DMSO) δ;3.83(s、2H1−CH−COOH)6.73
〜7.73 (m、 9H,フェニル−5H+チオフ
ェン−2H+オレフィン−2H) 元素分析値;CHH1□02S1としての計算値(%)
C;68.83、H;4.95実測値(%)C; 68
.89、H; 4.81実施例 2 (E)−5−(β−(p−クロロフェニル)ビニル)−
2−チェニル酢酸 5−(2−(p−クロロフェニル)−1−ヒドロキシエ
チル)−2−チェニル酢酸、1.0Pを用いて、実施例
1と同様に反応した。
収量;0.47P 収率51% 融点;181−183℃(ベンゼン) 淡黄色鱗片状晶 ■R;シKBr13000〜2600(CO岨)0品 1690(COOH) NM R(in DMSO−da ) δ;3.83(s、2H1−CH2COOH)6.7〜
7.3 (m、 4H、チオフェアー2H+オレフィン
−2H) 7.52 (s、 4H,フェニル) 元素分析値” C14Hl 1 o2s1ci 1とし
ての計算値(%)C;52.03、H; 3.43実測
値(%)C;51.74、H;3.37実施例 3 (E)−5−(β−(p−ブロムフェニル)ビニル)−
2−チェニル酢酸の製造 (E)−5−(2−(p−ブロムフェニル)■−ヒドロ
キシエチル)−2−チェニル酢酸、1.0りを用いて実
施例1と同様の方法に従って、目的物を得た。
収量;0.38グ 収率40.8% 融点;183−184℃(ベンゼン) 淡黄色鱗片状結晶 ■R;シK13r13000〜2600(−COO!i
)0品 1690 (COOH) NMR(inDMSO−da) δ;3.83(s、2H1−CH2COOH)6.7〜
7.3(m、4H,チオフェン−2H+オレフィン−2
H) 7.52 (sl 4H,フェニル−4H)元素分析値
;C14H1,02S1Br1としての計算値(%)C
;52.03、H; 3.43実測値(%)C;51.
74、H;3.37実施例 4 (E)−5−(β−(p−フルオロフェニル)ビニ/L
/) −2−チェニル酢酸の製造5−(2−p−フルオ
ロフェニル)−1−ヒドロキシエチル)−2−チェニル
酢酸、1.Ofを用いて実施例1と同様の方法で目的物
を得た。
収量;0.37グ 収率39.9% I R; v KI3r13000〜2600 (C0
OH)0品 1685 (−COOH) NMR(inDMSOda) δ;3.84(s、2H,−CH2COOH)6.7〜
7.7(m、8H、フェニル−4H+オレフィン−2H
+チオフェン−2H) 元素分析値;C14H1□02SFとしての言慎f直(
%)C;64.11 、 H;4.23実測値(%)C
;64.12、H;4.21実施例 5 (E)−5−(β−(m−クロロフェニル)ビニル)−
2−チェニル酢酸の製造 5−(2−(m−クロロフェニル)−1−ヒドロキシエ
チル)−2−チェニル酸e、to?を用いて、実施例1
と同様にして目的物を得た。
収量;0.47′? 収率50% 融点;164℃(ベンゼン+ジクロロメタン)白色鱗片
状晶 I R; vKBr13.83 (s、 2H1−C馬
C00H)0品 6.7〜7.73 (m18H1チオ7−T−7−2H
十オレフィン−2H+フェニル−4H) 元素分析値” C14Hll o2s1C1lとしての
計算値(%)C;60.32、H;3.98実測値(%
)C;60.23、H;3.94実施例 6 (E)−5−(β−(p−メトキシフェニル)ビニル)
−2−チェニル酢酸ノ製造 5−(2−(p−メトキシフェニル)−1−ヒドロキシ
エチル)−2−チェニル酢酸、1.Ofを用いて、実施
例1と同様に反応して目的物を得た。
収量;0.45ft 収率48% 融点:178℃(ベンゼン) 淡褐色鱗片状結晶 ■R;νK”:3ooo〜2500 (−Co朋)16
80(−COOH) NMR(CDCI3+DMSO−da) δ; 3.73(s、2H1−CH2COOH)3.7
6(s、3H,CH,0−) 5.86 (s 16 H+D20 消失)6.43
〜7.5 (m、 8H,オレフィン−2H+チオフェ
ン−2H+フェニル−4H) 元素分析値; C1,H,03S1としての計算値(%
)C;65.67、H;5.14実測値(%)C;65
.45、H;5.12実施例 7 (E)−5−(β−(p−インブチルフェニル)ビニル
)−2−チェニル酢酸の製造 5−(2−(p−インブチルフェニル)−1ヒドロキシ
エチル)−2−チェニル酢酸、i、oyを用いて、実施
例1と同様に反応して目的物を得た。
収量;0.46P 収率49% 融点:163℃(n−へキサン+ジクロルメタン)淡黄
色鱗片状結晶 ■R;νKI3r13000〜2500(−COO!i
)16 s o (−COOH) NMR(inDMSO−da) δ;0.9 (d、J=6cps16H。
CH 6H:)CH−CH,−) 2.43(d、J=6cps、2H1 H 6H二)CH−CH,−) 3.8(s、2H1−CH2COOH) 6.73〜7.56 (m、 6 H、チオフェアー
2H+フェニル−4H) 元素分析値:Cl8H2oO2S1としての計算値(%
)C;71.96、H;6.71実測値(%)Cニ ア2.02、 H; 6.63

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式(I) Rは、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級
    アルコキシ基を表わす。 〕で示される5−(2−置換フェニル−1−ヒドロキシ
    エチル)−2−チェニル酢酸に脱水縮合剤を反応せしめ
    て、一般司旬 〔但しXは前記と同じ〕 で示される(E)−5−(β−置換ビニル)−2チエニ
    ル酢酸またはその塩類の製造方法。
JP15626275A 1975-12-29 1975-12-29 (e)−5−) ベ−タ− − チカンビニル )−2− チエニルサクサンノセイゾウホウホウ Expired JPS5835518B2 (ja)

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