JPS5835161A - フルオロベンゾニトリル系化合物の製造方法 - Google Patents
フルオロベンゾニトリル系化合物の製造方法Info
- Publication number
- JPS5835161A JPS5835161A JP13369381A JP13369381A JPS5835161A JP S5835161 A JPS5835161 A JP S5835161A JP 13369381 A JP13369381 A JP 13369381A JP 13369381 A JP13369381 A JP 13369381A JP S5835161 A JPS5835161 A JP S5835161A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- chlorobenzonitrile
- solvent
- potassium fluoride
- reaction
- Prior art date
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフルオロベンゾニトリル系化合物の新規かつ工
業的有利な製造方法に関する。
業的有利な製造方法に関する。
従来、フルオロベンゾニトリル系化合物は非プロトン性
極性溶媒の存在下にクロロベンゾニトリル系化合物と弗
化カリウムとを加熱、反応させることによって、製造さ
れることが知られている。
極性溶媒の存在下にクロロベンゾニトリル系化合物と弗
化カリウムとを加熱、反応させることによって、製造さ
れることが知られている。
例えば2.6−シクロロベンゾニトリル及び弗化カリウ
ムをジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン又はスル
ホラン溶媒中、180℃以上でかつ数時間以上反応させ
ることによって、2.6−シフルオロベンゾニトリルが
製造されている。しかしながら、目的物を工業的に製造
するには、例えば、目的物の収率を向上させようとする
と、反応温度を高くかつ反応時間を長く保持して反応を
行な−う必要があ抄、その場合溶媒が分解し九〉、或は
副反応が生じえシして望ましくないなど、問題点が残さ
れていた。
ムをジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン又はスル
ホラン溶媒中、180℃以上でかつ数時間以上反応させ
ることによって、2.6−シフルオロベンゾニトリルが
製造されている。しかしながら、目的物を工業的に製造
するには、例えば、目的物の収率を向上させようとする
と、反応温度を高くかつ反応時間を長く保持して反応を
行な−う必要があ抄、その場合溶媒が分解し九〉、或は
副反応が生じえシして望ましくないなど、問題点が残さ
れていた。
ところが、クロロベンゾニトリル系化合物と弗化カリウ
ムとの反応において溶媒として1゜3−ジメチル−2−
イミダゾリジノ/(以下DMIと略す)を用いると、(
1)反応速度が増大して反応条件が緩和できること、(
2)副生物の生成が少なく、目的物が80%以上の高収
率で得られること、(3)溶媒の分解がほとんどなく、
95%以上の割合で溶媒が回収できることなど、工業的
製1上多くの利益がもたらされることがわかった。
ムとの反応において溶媒として1゜3−ジメチル−2−
イミダゾリジノ/(以下DMIと略す)を用いると、(
1)反応速度が増大して反応条件が緩和できること、(
2)副生物の生成が少なく、目的物が80%以上の高収
率で得られること、(3)溶媒の分解がほとんどなく、
95%以上の割合で溶媒が回収できることなど、工業的
製1上多くの利益がもたらされることがわかった。
本発明は、クロロベンゾニトリル系化合物と弗化カリウ
ムとを反応させてフルオロベンゾニトリル系化合物を製
造する方法において、溶緘として1.3−ジメチル−2
−イミダゾリジノンを用いることを特徴とするフルオロ
ベンゾニトリル系化合物の製造方法である。
ムとを反応させてフルオロベンゾニトリル系化合物を製
造する方法において、溶緘として1.3−ジメチル−2
−イミダゾリジノンを用いることを特徴とするフルオロ
ベンゾニトリル系化合物の製造方法である。
本発明の方法で出発原料として用いるクロロベンゾニト
リル系化合−は、ニトリル基に対してO又はpの位置に
1〜3個の塩素原子を有するものであり、まえ、本発明
の方法で製造されるフルオロベンゾニトリル系化合物紘
、前記クロロベンゾニトリル系化合物の塩素原子が部分
的に或は完全に弗素原子で置換され九もので、適当な具
体例の一つは2,6−シフルオロペンゾニトリルである
。
リル系化合−は、ニトリル基に対してO又はpの位置に
1〜3個の塩素原子を有するものであり、まえ、本発明
の方法で製造されるフルオロベンゾニトリル系化合物紘
、前記クロロベンゾニトリル系化合物の塩素原子が部分
的に或は完全に弗素原子で置換され九もので、適当な具
体例の一つは2,6−シフルオロペンゾニトリルである
。
本発明方法では、一般に無水弗化カリウム及びクロロベ
ンゾニトリル系化合物をDMIに溶解させ、加熱するこ
とによって反応が行なわれる。弗化カリウムは、通常の
市販品或は極微粒の製品が用いられ、その使用量はクロ
ロベンゾニトリル系化合物の、置換されるべき塩素原子
について、その反応理論量の05〜3倍である。
ンゾニトリル系化合物をDMIに溶解させ、加熱するこ
とによって反応が行なわれる。弗化カリウムは、通常の
市販品或は極微粒の製品が用いられ、その使用量はクロ
ロベンゾニトリル系化合物の、置換されるべき塩素原子
について、その反応理論量の05〜3倍である。
またDMIの使用量は一概には規定できないが、通常ク
ロロベンゾニトリル系化合物に対して5〜20倍(重量
)が使用される。一般に反応温度は120〜250℃、
望ましくは170〜200℃であや、反応時間は1〜2
4時間である。
ロロベンゾニトリル系化合物に対して5〜20倍(重量
)が使用される。一般に反応温度は120〜250℃、
望ましくは170〜200℃であや、反応時間は1〜2
4時間である。
反応生成物に紘濾過、蒸留、抽出などの通常行なわれる
分離操作が施されて、目的物のフルオロベンゾニトリル
系化合物を高純度で収率良く製造することができる。
分離操作が施されて、目的物のフルオロベンゾニトリル
系化合物を高純度で収率良く製造することができる。
次に本発明に係る実施例を記載する。
実施例1゜
2.6−シクロロベンゾニトリル17g、7i販の無水
弗化カリウム17.4g及び1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン170gをフラスコに入れ、180℃で
6時間反応させ丸。反応終了後、反応生成物を放冷抜水
に投入し、塩化メチレンで抽出した。抽出層を水洗、乾
燥し、塩化メチレンを留去し、減圧蒸留して、沸点90
℃/94gHHの2,6−シフルオロヘンゾ二トリル9
.7g及び沸点104℃/11JIHg(2)2−クロ
ロ−6−フルオロベンゾニトリルl。
弗化カリウム17.4g及び1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン170gをフラスコに入れ、180℃で
6時間反応させ丸。反応終了後、反応生成物を放冷抜水
に投入し、塩化メチレンで抽出した。抽出層を水洗、乾
燥し、塩化メチレンを留去し、減圧蒸留して、沸点90
℃/94gHHの2,6−シフルオロヘンゾ二トリル9
.7g及び沸点104℃/11JIHg(2)2−クロ
ロ−6−フルオロベンゾニトリルl。
5gを得た(収率80%)。
別に、2,6−シクロロベンゾニ17.vt2−クロロ
ベンゾニトリルに代えること及び市販の無水弗化カリウ
ムを17.4g用いることを除いては上記の実施例と同
様にして、高収率で2−フルオロベンゾニトリルヲ得り
。
ベンゾニトリルに代えること及び市販の無水弗化カリウ
ムを17.4g用いることを除いては上記の実施例と同
様にして、高収率で2−フルオロベンゾニトリルヲ得り
。
実施例龜
2.6−’)lロロベンゾニトリル17g1スプレード
ライ法によシ得られ九無水弗化カリウムia、sg及び
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン170gをフ
ラスコに入れ、170℃で4時間反応させた。反応終了
後、反応生成物を放冷して水に投入し、通常の水蒸気蒸
留を行なって、2,6−シフルオロベンゾニトリル9.
7g及び2−クロロ−6−フルオロペ/ゾニトリル3.
0gを得た。
ライ法によシ得られ九無水弗化カリウムia、sg及び
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン170gをフ
ラスコに入れ、170℃で4時間反応させた。反応終了
後、反応生成物を放冷して水に投入し、通常の水蒸気蒸
留を行なって、2,6−シフルオロベンゾニトリル9.
7g及び2−クロロ−6−フルオロペ/ゾニトリル3.
0gを得た。
特許出願人
石原産業株式金社
−ヒ
Claims (1)
- クロロベンゾニトリル系化合物と弗化カリウムとを反応
させてフルオロベンゾニトリル系化合物を製造する方法
において、溶媒として1゜3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノンを用いることを特徴とするフルオロベンゾニト
リル系化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13369381A JPS5835161A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | フルオロベンゾニトリル系化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13369381A JPS5835161A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | フルオロベンゾニトリル系化合物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5835161A true JPS5835161A (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=15110663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13369381A Pending JPS5835161A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | フルオロベンゾニトリル系化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5200548A (en) * | 1984-06-04 | 1993-04-06 | Bayer Aktiengesellschaft | 2,4,5-Trihalogeno- and 2,3,4,5-tetrahalogenobenzene derivatives |
-
1981
- 1981-08-26 JP JP13369381A patent/JPS5835161A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5200548A (en) * | 1984-06-04 | 1993-04-06 | Bayer Aktiengesellschaft | 2,4,5-Trihalogeno- and 2,3,4,5-tetrahalogenobenzene derivatives |
US5362909A (en) * | 1984-06-04 | 1994-11-08 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 3-chloro-2,4,5-trifluorobenzoyl chloride, 2,4,5-trifuluorobenzoyl fluoride, and 2,3,4,5-tetrahalogenobenzene derivatives |
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