JPS5835111A - 二重構造マイクロカプセル及びその製造方法 - Google Patents

二重構造マイクロカプセル及びその製造方法

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JPS5835111A
JPS5835111A JP13294781A JP13294781A JPS5835111A JP S5835111 A JPS5835111 A JP S5835111A JP 13294781 A JP13294781 A JP 13294781A JP 13294781 A JP13294781 A JP 13294781A JP S5835111 A JPS5835111 A JP S5835111A
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JP
Japan
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peptide
hydrophobic liquid
powder
ethylcellulose
microcapsules
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Application number
JP13294781A
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English (en)
Inventor
Kenichi Otsubo
研一 大坪
Hiroshi Jinno
神野 紘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5073Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、芯物質として疎水性液体を含有する二重構造
マイクロカプセル及びその製造法、さらに詳しくは低吸
湿性かつ柔軟で、崩壊容易な二重構造マイクロカプセル
(関するものである。
従来、マイクロカプセルに関する技術は多く知られてお
り、芯物質として疎水性液体を含有させる方法について
もきわめて多数の提案がなされている。例えば、方法と
しては、スプレィドライ法、界面重合法、in −5i
tu 重合法、コンプレックスコアセルベーション法、
融解分散冷却法、液中硬化被覆法等があり、インク、薬
品、溶媒、モノマー等を含有したものが知られている。
壁材としては各種の親水性ポリマー、疎水性ポリマー、
油脂、高級脂肪酸エステル等が用いられている。しかし
、例えばゼラチンに代表される親水性ポリマーの場合は
、通常吸湿性透湿性が高く、取シ扱いが容易でないか、
−あるいは長期の保存に問題がある。また、低吸湿性の
親水性ポリi−も少数存在するが、例えばポリエチレン
オキサイドは皮膜形成性が悪く良好なマイクロカプセル
な与えず、特に人体に適用する場合、破壊後の感触の良
いものは得られない。
さらに、医薬品の腸溶性コーティングに用いられている
一連のポリマーが存在するが、これらは何れも中性乃至
アルカリ性の緩衝液にのみ溶解し、イオン交換水圧は溶
解しないものであり、人体に適用しても破壊し難いもの
であったり、あるいは感触の悪いものである。
一方、ポリスチレンに代表される疎水性ポリマーの場合
は、吸湿性が低く保存等の問題は少いが、何れも破壊に
大きな力を必要とし、人体に適用することは困難である
。まえ、膜厚を薄くして破壊を容易にしても疎水性であ
るため、人体く適用した場合感触的に劣るばかシでなく
、形態が残シ審美性を損う。
すなわち、過去極めて多数の疎水性液体を芯物質として
含有するマイクロカプセルの提案がなされたKも拘わら
ず、低吸湿性であり、柔軟で破壊が容易であ〕、かつ人
体に適用した場合に感触、審美性共に優れたマイクロカ
プセルは得られていなかつ九。
しかるに本発明者等は、ペプチドを内壁とし、エステル
系可塑剤を多量に含有するエチル竜ルロースを少量外壁
に用いるととにより前記欠点を全く解消したマイクロカ
プセル及びその製造法を見出し、本発明を完成したもの
である。
本発明の目的は、低吸湿性であシ、シたがって凝集を起
さず長期間の保存性が良好であシ、人体く適用した場合
、容易に壁材が破壊され、それ自体有効な疎水性液体又
は他の有効な成分を含む疎水性液体を皮膚上に供給し、
かつ残留する壁材の感触及び審美性が優れているばかり
でなく、残留するペプチドによる効果−期待し得る疎水
性液体を含有するマイクロカプセル及びその製造法を提
供するKある。
本発明は、芯物質として疎水性液体を含有し、内壁がペ
プチドよりなり、外壁がエステル系可塑剤t= 含むエ
チルセルロースよりなる2重構造であることを特徴とす
るマイクロカプセル及び疎水性液体をペプチド水溶液に
分散し、ペプチドを凝固又は乾燥せしめて疎水性液体含
有ペプチド粉末を得た後、エチルセルロース及ヒアルキ
ルエステルを含む溶液中に懸濁し、続いて溶媒を乾燥除
去することを特徴とする芯物質として疎水性液体を含有
する二重構造マイクロカプセルの製造法である。
本発明で用いる疎水性液体としては、流動!マラフイン
、スクワラン等の炭化水素類、オリーブ油、アボカド油
、ツバキ油等の植物油、卯黄油、タラ肝油、ラノリン等
の動物油、カカオ脂、ヤシ油、パーム油、木ロウ等の植
物脂、鯨ロウ、密ロウ蝉のロウ類、ンリスチン酸イソプ
ロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルよチン酸
イソステアク゛ル、イソステアリン酸ヘキサデシル等の
合成エステル類、ステアリン酸等の高級脂肪酸、シリコ
ンオイル等が挙げられるが、特にこれらに限定されるも
のではない。また、疎水性液体中には、香料、紫外線吸
収剤、酵素、ホルモン、ヒタミン等の薬効成分、色素を
溶解乃至分散させておくことも可能であり、用途によっ
て適宜用いることができる。
ペプチドは、ゼラチン、カゼイン、卵アルブミン、セリ
シン、フィブロイン等の蛋白質を酸またはアルカリ或は
、酵素によって加水分解して得られるペプチドで水溶液
として用いることが可能であり、凝固または乾燥によっ
て皮膜を形成し得るものであれば何でも利用することが
できる。ただし、水溶液のPHが安定しており、着色、
臭気の少ないものが望ましく、さらに吸湿性が低く、皮
膜形成性が優れているものが好ましい。かかるペプチド
としては、フィブロインを酸で加水分解して得られる了
きノ酸平均量体数が3乃至50であるフィブロインペプ
チドが挙げられる。平均量体数が3未満のペプチドは、
吸湿性が強く皮膜形成も劣る。また50を越えるペプチ
ドは、水溶性が低くホモンキサー等による攪拌てゲル化
乃至析出し易いこと及び得られるマイクロカプセルの破
壊に大きな力を必要とし、残留物が皮膚上に見えるため
好ましくない。
皮膜形成性は平均量体数が大きい程良好であり、一方皮
膚に対する感触及び破壊物の審美性は小さい程良好であ
る。したがって最も好ましい平均量体数の範囲としては
、7乃至30である。かかるフィブロインペプチドは、
例えば、銅エチレンシアにン水溶液、水酸化鋼−アンモ
ニア水溶液、水酸化鋼、水酸化銅−丁ルカリーグリセリ
ン水溶液、臭化リチウム水溶液、カルシウムの塩酸或は
硝酸塩またはチオシアン酸塩の水溶液、チオシアン酸ナ
トリウム水溶液よりなる群から選ばれた少なくとも一種
の溶媒に精練絹原料を溶解後透析して得た0、 5〜2
0重量%の絹フイブロイン水溶液を酸またはアルカリ或
は酵素好ましくは酸により加水分解して得ることができ
る。塩酸を用いる場合、塩酸濃度Fio、os〜0.5
N、温度80〜95℃で、5分〜30時間反応させるこ
とにより平均量体数3〜45のペプチド水溶液が得られ
る。
含有せしめる疎水性液体とペプチドの比は用途によって
自由に選べば良いが、通常1:9〜20:lの範囲、好
ましく#i3ニア〜9:1の範囲である。
ペプチド濃度t−1〜40重量%程度に調整した水溶液
に疎水性液体を注入し攪拌するが、または必要とすれば
適宜界面活性剤を添加し、分散乃至乳化した後、スプレ
ードライヤー等で乾燥するか、あるいFiPHの変化、
非溶媒中への注入、蛋白凝固剤の添加等の手段によりペ
プチドを固化せしめることにより、疎水性液体を含有し
たペプチド粉末を得ることができる。
用いる界面活性剤は、特に限定しないが、モノオレイン
酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポ
リオキシエチレングリセリン、モノステアリン酸ポリオ
キシエチレンソルビタン、モノバルミチン酸ポリオキシ
エチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレ
ンソルビタン等を適宜用いればよい。
かくして得られた粉末は、皮膚上に塗布した場合極めて
容易に破壊され、芯物質である練水性液体を塗布するこ
とが可能であり、さらに手指等による傘擦を続けると、
壁物質は容易に擦り込み可能であり、皮膚上Kii何ら
残留物は見られなくなる。しかもペプチドと疎水性液体
との相乗効果により、皮膚上での伸び、乗り、付きが向
上し、さらに、疎水性液体特有の油っぽい感触が減少し
良好な使用感を与える。また、ペプチド°は標準状態に
おける吸湿性が約10〜フOX程度、特に吸湿率の低い
フィブロインペプチドで4.15〜3596程度あり、
疎水性液体塗布効果と相まって皮膚に対する良好な保湿
効果を有する。
特にフィブロインペプチドは、酸性乃至塩基性7ミノ酸
の量が少ない九め皮膚のPHt6〜7に安定に保持する
効果があり他のペプチドよりも好ましい。しかし、かか
る粉末は、外壁が吸湿性を有するペプチドであるため、
比較的低吸湿性であるフィブロインペプチド七いえども
長期間の吸湿により凝集が起り使用感の低下が起る。ま
して他のペプチドの場合は、さらに吸湿性が高く凝集は
おろか溶解してしまうこともある。したがって該粉末を
そのtま利用することは実際上困難であるため、該粉末
の特性を低下せしめることなく、吸湿性のみを減少せし
めることにより保存および使用時の吸湿に伴う諸欠点を
改良することが必要であった。
すでに述べた如く、容易に入手し使用可能な材料でかか
る性質を有するものは見当らない。本発明者等は、種々
検討した結果、エチルセルロースに多量のエステル系可
塑剤を含有せしめた被覆処理を施むすことによりかかる
問題点を解消し得ることを見出した。
本発明で用いるエチルセルロースは、エトキシル基43
 A−50Xt含trセルロースのエチルエーテルであ
り、例えば化粧品原料基準追補注解(化粧品原料基準注
解編集委員会編、薬事日報社1971、P22〜P28
)に記載されているものであり、”Ethocel’等
の商標名で市販されているものである。エトキシル化度
Vi47〜49%付近のものが好ましい。かかるエチル
セルロースの吸湿性は低く、標準状態で3%程度であり
、しかも膜形成性が優れている九め、ペプチド粉末の被
覆処理C(よる吸湿性改善用としては好適な素材である
。しカルに実際エチルセルロースをペプチドに対し、1
/2〜1150fコーテイングして得られる粉末は硬い
粉末であり、皮膚上に塗布した場合容易に破壊されない
。また強い力で破壊してもその破壊された壁材は硬く容
易に細粉化せず、まして皮膚上に擦り込まれるように見
えなくなるような現象は起らず、感触的にも審美的にも
劣るものしか得られない。しかるにエステル系の可塑剤
を多1tC添加し九場合に、低吸湿性を著しく損う仁と
なく、また皮膚上での破壊を容易にし、感触も改良され
、さらに残留した殻による外観を損うことがない。
用いる可塑剤としては、芳香族アルキルエステル・ジエ
ステル、高級脂肪酸鳥級アルコールのエステルおよびソ
ルビタンエステル類にエチレンオキサイドが付加され友
ものが挙げられる。例えば、フタル酸ジエステル、きリ
スチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル
、パルミチン酸イソステ了すル、イソステアリン酸へキ
賃デシル、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、
モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノ
ラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等を用いれば
よい。
該可塑剤の量は、エチルセルロースに対し20〜200
重量%好ましくti50〜150重量%と比較的多量に
用いることによりマイクロカプセルの破壊が容易となり
好ましい。またペプチドとエチルセルロースの重量比は
、2:1乃至50:1の場合に本発明効果が得られる。
これを越えて多量に用いると、得られるマイクロカプセ
ルが硬くなり、吸湿性低下効果は大きくなるものの実用
に供し得る粉末は得られない。逆に量が少な過ぎる場合
は、防湿効果が得られず、被覆処理の意味がなくなる。
液種処理は、疎水性液体含有ペプチド粉末をエチルセル
ロースとエステル系可塑剤を含む溶液中に投入して懸濁
せしめた後、続いて溶媒を乾燥除去することKよって行
うことができる。
エチルセルロースの溶媒としては、ベンゼン、トルエン
、キシレン、酢酸エチル、酢酸エチル、メタノール、エ
タノール、二塩化エチレン、四塩化炭素、8ONエタノ
ール水溶液等が挙げられ、適宜用いることができる。エ
チルセルロースの濃度は特に規定しないが、通常05〜
20重通に好ましくは1−10重量にの範囲内で用いれ
ばよい。
溶媒の乾燥は、溶媒の危険性その他を考慮して適当な方
法を採用すれば良いが、特にスプレィドライ法が簡便で
ある。
かくして得られた疎水性液体を芯物質とするマイクロカ
プセルは、吸湿性が低く、したがって粉末同志の凝集が
防止され、長期保存安定性において優れており、しかも
人体特に皮膚上に塗布した場合柔軟で破壊され易く、感
触および審美性が優れている。
本発T14Kかかるマイクロカプセルは吸湿性が低いに
もかかわらず、皮膚に塗布された後は、ペプチドの温和
な吸湿性、疎水性液体の被覆性によって皮膚に適度な保
湿性を付与することが可能となる。さらに疎水性液体に
香料、色素その他薬効成分等を混在せしめることにより
種々の効果を付与することも可能になる。また、本マイ
クロカプセルは、琳独で用いるほか、他の媒体例えば、
疎水性液体乃至固体中に添加した形で使用することも可
能であり、化粧品、薬品、トイレタリーの分野において
好適に利用できるものである。以下実施例を挙げて本発
明を具体的に説明する。
実施例1 5%のフィブロイン透析液を加熱して昇温し、85℃に
達した時に濃塩酸を加え0.INとした後、約3時間8
5℃に保ち、NaOH水溶液を加えて中和し、反応を終
了した。得られたフィブロインペ享 グチドは、常法に従い傘端基のフォルモール滴定法で定
積した結果、平均量体数#i20であった。
得られたペプチド水溶液51に、ミリスチン酸オクチル
ドデシル250y、Tween20を10y添加し、ホ
モミキサーで強力に攪拌を2時間続は乳化した。このエ
マルジョンを岩井機械工業(製)のスプレィドライヤー
によってスプレィドライし、ミリスチン酸オクチルドデ
シル含有ペプチド粉末4502得た。
エチルセルロース(和光紬薬■製−エトキシル化度49
%)45y、ミリスチン酸オクチルドデシル25ft溶
解した31のエタノール中にペプチド粉末450yを添
加し、スターラーによって30分間混合し、エタノール
中に均一に懸濁せしめた後再度スプレィドライし、35
7yの粉末を得た。これ會すンプルム1とする。
サンプルム1は白色無臭の微粉末であり、顕微鏡で観察
するとほぼ球状をしている。該サンプルを皮膚に塗布す
ると容易に破壊してミリスチン酸オクチルドデシル(M
OD )が流出し、破壊された壁材も摩擦により白色が
消失すると共に皮膚上に塗布され、その間の感触も優れ
ていた。
比較のため最初に得られた粉末とサンプルム1を減圧乾
燥した後、30℃、70XR)Tの条件下で吸湿性を重
量増によって測定し九結果を表1に示す。
表   1 サンプルAIは、表1から明らかな如く、70XRHと
いう高湿度下でも吸湿率が低く、粒子社凝集していなか
った。一方、比較例のサンプルは吸湿により凝固が起っ
ていた。
実施例2 5Xフイグロイン透析液を、温度85℃、90℃、95
℃、塩酸濃度0.IN、 0.2N、反応時間1〜48
時間と変えて加水分解し、アミノ酸平均量体数が夫々2
.113.7.9.6.20.2.51.2であるフィ
ブロインペプチド水溶液各51を得え。
これらペプチド水溶液21に夫々流動パラフィン200
yを添加し、ホモミキ量−で強力に攪拌した後、実施例
1と同様にスプレィドライした。
平均量体数11のペプチドの場合、流動パラフィンを充
分KM覆しておらず良好なマイクロカプセルは得られな
かつ九。
また、平均量体数51.20ペプチドの場合、ホモミキ
サーで攪拌するとゲル化が生起し、均一な分散液が得ら
れなかった。他のサンプルの場合は良好なマイクロカプ
セルが得られたので、夫々100ytミリスチン酸イソ
プロピル2.5P、エチルセルロース(和光純薬■製、
エトキシル化度49%)51.Oyt溶解したエタノー
ル11中に@濁させ、プロペラ攪拌機で30分間攪拌し
た後、再度スプレィドライして粉末を得た。これらの粉
末を顕微鏡て観察すると、はぼ球状であり、水中に浸漬
し九後でも、その形IIt保持していた。30℃、70
XRH,3時間の吸湿率は、4.6〜7.1丸であや、
エチルセルロースを被覆処理しなり場合の13〜18X
K比較して低く、凝集も起らなかった。しかし、皮膚上
(塗布すると容易に破壊され、流動パラフィンが流出し
、その塗布時の感触が良好であった。
実施例3 実施例1と同様の方法で、ξリスチン酸オクチルドデシ
ル含有ペプチド粉末s o o yts製した、エタノ
ール1.51 K実施例1で用いたエチルセルロースを
夫々052.1)、57.50fを溶解し、またエタノ
ール3fKエチルセルロース201’t−溶解した。フ
タル酸ジプチルをエチルセルロースに対し夫々30重量
%加えた後、前記粉末各100Fを夫々エタノール溶液
に加え、スプレィドライによって5種類の粉末サンプル
i2.3.4.5.6會得喪。得られたサンプルの性状
を表2に示す。
ペプチド/エチル竜ルロース比が本発明で規定する範囲
内であるサンプルi3.4.5のサンプルのみが本発明
の目的とする性質を具備していることが明らかである。
実施例4 ゼラチン(和光紬薬■製)t−10,5N−NaOH水
溶中で2時間加熱し、ゼラチンペプチド5X水溶液10
ft−得た。この水溶液にオリーブオイル200y%T
ween2025P’を加え、ホモ2キサ−で強力に攪
拌し乳化した後、実施例1と同様にスプレィドライして
オリーブ油含有ペプチド粉末的s s oy(得た。こ
れをサンプルi7とする。
エタノールll中に実施例1で用いたエチルセルa−ス
15f%ンリスチン酸インオクチルドデシル5Fを溶解
した後、前記粉末101Ft投入し、スターラーで約1
時間攪拌し充分に懸濁せしめた後、スプレィドライして
、オリーブ含有粉末83y’li得九。これをサンプル
雇8とする。サンプル[7、A8の30T:、40XR
HKおtする吸湿性測定結果を表3に示す。
表   3 表3よ少明らかな如く、本発明例のマイクロカプセルは
吸湿性が低く、しかも皮膚上に塗布した場合、容易に破
壊し優れた感触を示した。次にサンプル五8の組成から
ミリスチン酸インオクチルドデシルを除き、他は同様に
してサンプル五9の粉末を得た。該粉末は非常に堅く、
皮膚上で強く摩擦しても容易に破壊しなかった。きらに
摩擦を続けたところ、破壊した残音は視覚的にも認めら
れ、感触もざらついて不良であった。
特許出願人  鐘 紡 株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯物質として疎水性液体を含有し、内壁がペプチ
    ドよりなシ、外壁がエステル系可塑剤ヲ含tr−チ、、
    q  、よりなる2重構造であることを特徴とするマイ
    クロカプセル。
  2. (2)  ペプチドがアミノ酸平均量体数として3乃至
    50 cD−yイブロインペプチドである特許請求の範
    囲第1項記載のマイクロカプセル。
  3. (3)  ペプチドとエチルセルロースとの重量比が、
    2:1乃至50:1である特許請求の範囲第1項記載の
    マイクロカプセル。
  4. (4)疎水性液体をペプチド溶液に分散し、ペプチドを
    凝固又は乾燥せしめて疎水性液体含有ペプチド粉末を得
    た後、エチルセルロース及びアルキルエステルを含む溶
    液中に懸濁し、続いて溶媒を乾燥除去することを%徴と
    する芯物質として疎水性液体を含有するマイクロカプセ
    ルの製造方法。
  5. (5)  ペプチドがアミノ酸平均量体数として3乃至
    50のフィブロンペプチドである特許請求の範囲第4項
    記載のマイクロカプセルの製造方法。
  6. (6)  ペプチドとエチルセルロースとの重量比が2
    :1乃至50:1である特許請求の範囲第5項記載のマ
    イクロカプセルの製造方法。
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