JPS5833464A - 積層板の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、積層板の連続製造方法−こ関する。

従来、熱硬化性樹脂積層板の製造法は、樹脂フェスをシ
ート状基材に含浸させ、これを乾燥すると共に加熱１こ
より半硬化状態となし、いわゆるプリプレグを得、これ
を所定枚数重ねてプレスにより加熱加圧をし硬化一体化
させるのか一般的であった。しかし、この方法憂こおい
ては。

樹脂を基材に含浸させるため１こ溶剤を必要とし。

この溶剤はプリプレグ製造のための乾燥工程で除去しな
ければならず、除去した溶剤を回収。

処理する装置を必要とする。また、積層成形に際しては
、プリプレグを重ね合せる工程か必要なたぬ、バッチ方
式のプレスが採用される。パッチ方式で生産量を上げる
ためには、プレス１段当りの成形枚数を多くすることか
必要であり。

この場合には役向の熱盤に近い位置と遠い位置で熱の伝
わり方に差があるので、製造された積層板の特性が均一
になり難い。

本発明の目的は、溶剤を用いず、特性の均一な積層板を
連続的に製造する方法を提供することである。

上記の目的を達成するために１本発明は、押出様を用い
て未硬化の熱硬化性樹脂シートを連続的に得、この片面
もしくは両面にシート状基材を重ね、連続約６こ加熱加
圧して溶融した樹脂を前記シート状基材に含浸させると
共に半硬化状態となし、更に連続的に加熱加圧して完全
硬化させるものである。金属箔張積層板とするには、半
硬化状態となした後片面もしくは両面に金属箔を重ね、
更１こ連続的に加熱加圧して完全硬化させる。

本発明に用いる熱硬化性樹脂は、押出機における混線中
に硬化反応を起こさず、連続的に加熱加圧する工程にお
いてシート状基材に含浸させることかでき、かつ流出し
ない適当な粘度をもてばよい。加熱暑こよる最低粘度が
１〜５０ボイズであれば充分である。また、押出しをす
るためには常温（１０〜４０℃）で固体の樹脂か望まし
く、硬化開始温度は５０℃以上であるものかよい。連続
的な加熱加圧は、エンドレスのスチールベルトを対向さ
せて配置し、スチールベルトを駆動させながらその間隙
で行なうのかよい。

次に１本発明の詳細な説明する。

実施例１ エポキシ樹脂１００重量部、ジシアンジアミド５重量部
、三弗化ホウ素１重量部をタンブラ−にて常温で８分間
混合し、これを二軸押出様に供給して厚さ１２■０幅４
００＋ｗでシート状に押出した。この両面にガラスマッ
トを配置してスチールベルトの間隙に導入し。

加熱加圧により厚さ１．６　ｖａｎ　、幅４００ｍの半
硬化品を得た。更に、この半硬化品の片面に厚さ３５μ
の銅箔を重ね、同様に連続的に加熱加圧して銅張積層板
を得た。

実施例２ エポキシ樹脂１００重量部、ジアミノマレオニトリル８
重量部、ベンジルジメチルアミンα３重量部をタンブラ
−にて常温で１６分間混合し、実施例１と同様にしてシ
ート状に押出した。この両面番こガラスクロスを配置し
。

以下実施例１＆同様にして片面銅張積層板を得た。

上記実施例で得た積層板は、いずれも従来の方法で製造
したエポキシ樹脂積層板とほぼ同等の特性を有しており
、加熱か均一番こ行なわれるため耐熱性のばらつきが非
常に小さく板厚精度も均一であった。

また１本発明は、製造工程に２いて溶剤を用いないため
作業環境が非常によくなり、それに伴なってランニング
コストおよび製造コストを下げることができる点、その
工業的価値は極めて大なるものである。

特許出願人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　押出機より供給された未硬化の熱硬化性樹脂シート
   の片面もしくは両面にシート状基材を重ね、これを連続
   的に加熱加圧して溶融した樹脂を前記シート状基材に含
   浸させると共−こ半硬化状態となし、更に連続的に加熱
   加圧して完全硬化させることを特徴とする積層板の製造
   方法。 ２　半硬化状態となった後片面もしくは両面に金属箔を
   重ね、更化連続的に加熱加圧して完全硬化させることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の積層板の製造方
   法。