JPS5833356Y2 - 離脱防止管継手 - Google Patents

離脱防止管継手

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Publication number
JPS5833356Y2
JPS5833356Y2 JP3112178U JP3112178U JPS5833356Y2 JP S5833356 Y2 JPS5833356 Y2 JP S5833356Y2 JP 3112178 U JP3112178 U JP 3112178U JP 3112178 U JP3112178 U JP 3112178U JP S5833356 Y2 JPS5833356 Y2 JP S5833356Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
nut
bolt
flange
tip
Prior art date
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Expired
Application number
JP3112178U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54134321U (ja
Inventor
宏 宮本
新一 野村
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP3112178U priority Critical patent/JPS5833356Y2/ja
Publication of JPS54134321U publication Critical patent/JPS54134321U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案に二重の離脱防止機能を有する離脱防止管継手に
関する。
従来、二重の離脱防止機能を有する離脱防止管継手とし
て、たとえば特公昭55−40795号公報に示される
ように、常時は受口開口端面に植立した管軸方向のボル
トナツトと挿口外面のフランジとの締付け(こ上り受口
と挿口を相互に固定しておき、地震等で地盤に大きな変
形が生ずた場合には上記ボルトの破断Oこ上り受口挿口
間の相対的な軸方向移動を許しながら、受口内面のロッ
クボルトと挿口先端外面の段部との保合により受口挿口
間の相互の離脱は阻止し得るようになしたものが提案さ
れている。
ところが、上記特公昭5540795号公報(こ示され
るものでは、挿口先端を受口の奥端端面に接当してボル
ト固定する構造であって遊びがないため、配管時におい
て、管の軸方向位置を調整できず、配管作業が困難とな
ることがある。
本考案は上述のような二重の離脱防止機能を有しながら
、配管時における管軸方向位置の調整が可能な管継手の
提供を目的とする。
このため本考案は、受口の内面と挿口の外面との間(こ
シール材を介装し、受口の開口端面Gこおける周方向適
当間隔おきの位置に基端部が植立されるボルトを設け、
挿口に外嵌する押輪に前記ボルトを挿通させるとともに
このボルトに螺着して押輪(こ上り前記シール材を押圧
させる第1のナツトを設け、受口内面の溝にロックリン
グを嵌入するとともにこのロックリングに係合可能な段
部を挿口先端外面に設け、挿口外面に前記第1のナツト
Oこ対向するフランジを突設し、前記ボルトの前記第1
のナツトよりも先端側の一部分または全部分に基端部よ
りも小径となる小径部を設け、前記ボルトの先端部を前
記フランジに設けた孔に挿通させるとともにこの先端部
Gこおけるフランジよりも先端側位置に第2のナツトを
螺着させ、前記ロックリングと係合段部との間に間隔を
あけた状態で前記第1のナツトとフランジとの間に第1
の間隔を設けるとともに、挿口先端面と受口奥端段面と
の間に前記第1の間隔と同程度の大きさの第2の間隔を
設けたものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は受口で、受口1の間口端内面に設けられたテーパ2
と、受口1に挿入された挿口3の外面との間に環状のシ
ール材4が介装されている。
受口1の奥端部には挿口3の先端面5と対向する奥端段
面6が設けられ、受口1の内面の中間位置に設けられた
溝7に、挿口3の先端外面の段部3と係合するロックリ
ング9が嵌入されている。
ロックリング9は周方向一つ割りに形成されている。
溝7には周方向適当間隔おきの位置で受口1の外面から
貫通するねじ孔10が設けられ、該ねじ孔10に螺着さ
れたセットボルト11により、ロックリング9は挿口3
の外面に接する縮径状態に維持されている。
12はねじ孔10に螺着され該ねじ孔10のシールを行
なうシールボルトである。
受口1の開口端面には周方向適当間隔おきの位置でボル
ト13が植立されている。
14はねじ孔である。
15はシール材4を側輪16を介して押圧する押輪であ
り、該押輪15に設けられた孔にボルト13が挿通され
、ボルト13に螺着したナツト17を締付けることによ
りシール材4の圧縮保持がなされる。
22はシール材4のバックアップリングである。
ボルト13は受口1に植立された全部のもの、あるいは
周方向適当間隔おきのものを押輪15よりもさらに受口
1と反対側へ延びる長尺のものとしており、該ボルト1
3を、挿口3の外面に突設されたフランジ18の孔19
に挿通させである。
20はフランジ18よりも先端側でボルト13に螺着し
たナツト、21はワッシャである。
ボルト13には押輪15締付は用のナツト17よりも先
端側の部分に基端側部分よりも小径となる小径部13a
が設けである。
小径部13は該先端側部分の全体を図示の例のように小
径としたものでもよく、あるいはナツト20よりも基端
側で局部的に小径としたものでもよい。
ロックリング9と保合段部8との間は間隔をあけた状態
で、ナツト20のフランジ18との係合面20a(ワッ
シャ21がある場合はワッシャ20のフランジ18との
係合面)から、受口1の奥端段面6までの距離tは、ボ
ルト13を十分に長尺のものとすることにより、フラン
ジ18のナツト20との係合面18aから挿口3の先端
面5までの距離mよりも太きくしである。
また、ナツト20とフランジ18とを接当させた状態に
おける挿口3の先端面5と受口1の奥端段面6との間の
間隔2は、フランジ18とナツト17との間隔yよりも
若干大きくしである。
すなわち、ロックリング9と係合段部8との間に間隔を
あけた状態で、フランジ18とナツト17との間隔yを
設けるとともに、挿口3の先端面5と受口1の奥端段面
6との間に間隔2を設けている。
このような構成によると、フランジ18にナツト20が
係合する状態に配管が行なわれるが、ボルト13を十分
(こ長いものとして、受口奥端段面6からナツト20の
係合面20aまでの距離tを、挿口先端面5からフラン
ジ18の係合面18aまでの距離mよりも長くしである
ので、すなわち、間隔yおよび2を設けているので、受
口1側の管の配管後に挿口2側の管の配管を行なうにあ
たり、挿口側の管の軸方向位置の調整が可能であり、そ
のため多数接合される管の縦長の調整が行なえ、配管作
業が容易である。
配管後においては、受口1と挿口3間の縮方向の移動は
間隔yの間だけ自由に行ない得るが、伸方向の移動はフ
ランジ18とナツト20との係合によりボルト13の限
界強度まで阻止できる。
このように受口1と挿口3の伸びを阻止した状態に配管
しておくことにより、特に曲り配管部近傍等において、
管内の流体の動圧で不用意に管が移動することを阻止で
きる。
地震等(こより地盤に強度の変形が生じた場合は、受口
1と挿口3間の離脱力によってボルト13が破断し、受
口1と挿口3間の伸方向の移動が可能となるが、田ンク
リング9と挿口3の段部8との係合によって離脱は確実
(こ阻止される。
このように一定範囲の軸方向移動を可能とすることによ
り、地盤の変形力を吸収できる。
ところで、ボルト13の破断は、小径部13aが設けで
あるため該小径部で行なわれ、そのためボルト13の破
断後も押輪15によるシール材4の圧縮はそのまま維持
され、受口1と挿口3間の水密性が維持される。
以上説明したように、本考案によれば、二重の離脱防止
機能を有しながら、配管時における管の軸方向位置の調
整が可能であり、そのため多数接合される管の総長の調
整が行なえ、配管作業が容易となり、また配管後におい
ては、受口挿口間の縦方向の移動は自由に行なえ、伸方
向の移動はボルトの限界強度まで阻止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・受口、3・・・・・・挿口、4・・・・
・・シール材、5・・・・・・挿口先端面、6・・・・
・・受口奥端段面、7・・・・・・溝、8・・・・・・
段部、9・・・・・・ロックリング、13・・・・・ボ
ルト、13a・・・・・小径部、15・・・・・・押輪
、17・・・・・・ナツト、18・・・・・・フランジ
、18a・・・・・・係合面、20・・・・・・ナツト
、20a・・・・・係合面、y・・・・・間隔、2・・
・・・・間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受口の内面と挿口の外面との間にシール材を介装し、受
    口の開口端面における周方向適当間隔おきの位置(こ基
    端部が植立されるボルトを設け、挿口に外嵌する押輪に
    前記ボルトを挿通させるとともにこのボルトに螺着して
    押輪により前記シール材を押圧させる第1のナツトを設
    け、受口内面の溝にロックリングを嵌入するとともにこ
    のロックリングに係合可能な段部を挿口先端外面に設け
    、挿口外面に前記第1のナツトに対向するフランジを突
    設し、前記ボルトの前記第1のナツトよりも先端側の一
    部分または全部分に基端部よりも小径となる小径部を設
    け、前記ボルトの先端部を前記フランジ番こ設けた孔に
    挿通させるとともにこの先端部におけるフランジよりも
    先端側位置に第2のナツトを螺着させ、前記ロックリン
    グと係合段部との間に間隔をあけた状態で前記第1のナ
    ツトとフランジとの間に第1の間隔を設けるとともに、
    挿口先端面と受口奥端段面との間に前記第1の間隔と同
    程度の大きさの第2の間隔を設けたことを特徴とする離
    脱防止管継手。
JP3112178U 1978-03-10 1978-03-10 離脱防止管継手 Expired JPS5833356Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3112178U JPS5833356Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 離脱防止管継手

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JP3112178U JPS5833356Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 離脱防止管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54134321U JPS54134321U (ja) 1979-09-18
JPS5833356Y2 true JPS5833356Y2 (ja) 1983-07-25

Family

ID=28882094

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3112178U Expired JPS5833356Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 離脱防止管継手

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JP (1) JPS5833356Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202312A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Kubota Corp 牽引推進工法用管の継手構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008202312A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Kubota Corp 牽引推進工法用管の継手構造

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Publication number Publication date
JPS54134321U (ja) 1979-09-18

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