JPS5833161Y2 - ア−ム上昇規制装置 - Google Patents

ア−ム上昇規制装置

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JPS5833161Y2
JPS5833161Y2 JP1978046011U JP4601178U JPS5833161Y2 JP S5833161 Y2 JPS5833161 Y2 JP S5833161Y2 JP 1978046011 U JP1978046011 U JP 1978046011U JP 4601178 U JP4601178 U JP 4601178U JP S5833161 Y2 JPS5833161 Y2 JP S5833161Y2
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JP
Japan
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arm
upper limit
working arm
surface side
detecting
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978046011U
Other languages
English (en)
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JPS54148305U (ja
Inventor
忠夫 足立
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、果樹園等での作業時に、作業用アームが、上
昇揺動に伴って樹木の枝や果樹棚等に衝突し、樹木等を
傷付けるのを防止できるように、走行機台に対して上下
揺動自在に装備された作業用アームの所定の上昇限界位
置を検出する上限検出装置と、その検出結果に基いて前
記作業用アームの駆動装置の作動を停止するアーム停止
装置、並びに前記限界位置を設定する上限調節装置とを
備えたア、−水上昇規制装置に関するものである。
この種のものでは、例えば同一作業地であっても、植付
年数の違い等によって樹木の高さが異なる等、作業途中
にあって、適宜、アームの上昇制限位置を変更したり、
又、運搬車への積み降ろしに際し、アームの上昇を制限
する状態から制限しない状態に可逆的に切換える必要が
あり、当り部材の位置あるいは姿勢を変更できるように
しているが、従来一般に、ボルトあるいはロックナツト
等を締付けたり、緩めたりして当り部材の姿勢あるいは
位置を変更しており、アームの上昇制限位置の変更操作
が面倒なものとなっていた。
本考案は、作業用アームの上昇限度位置の変更をアーム
に付設の当り部材のワンタッチ移動動作でもって容易迅
速に行えるようにする事を目的とする。
本考案の技術的特徴は、前記上限検出装置を走行機台側
に、前記上限調節装置を作業用アームの基端部上面側に
夫々設け、前記上限検出装置を、作業用アームの上昇揺
動範囲の上限近くで、その作業用アームの基端部の上面
側に接当することにより揺動される検出体と、その検出
体の揺動作動をアーム停止装置に伝達する連係機構とに
よって構威し、且つ、前記上限調節装置を、前記検出体
に対する当り部材と、この当り部材を作業用アームの上
面側に弾性付勢した状態に挾持する弾性挟持機構とによ
って構成するとともに、前記当り部材は、作業用アーム
の上面の平坦部分に沿って摺動移動することにより、前
記作業用アームの上面側がその上昇に伴って前記検出体
と接当する個所においてその検出体に対する遠近方向で
の厚みを変更自在に構成しである点にあり、かかる構成
から次の作用効果を奏する。
すなわち、果樹槽等の下で作業する場合のように、作業
用アームの一定以上の上昇を規制する必要のある場合に
有効であり、 ■ 特に作業用アームの上昇限度位置を頻繁に変更する
必要がある作業では、当り部材を摺接移動させるだけの
ワンタッチ移動動作で作業用アームの上昇限度高さを変
更できる利点がある。
■ 上記■の効果を奏させるのに、アームの上面に当り
部材を摺接移動自在として弾性挟持機構にて挾持させ、
当り部材の上面にストッパーを接当可能にしであるので
、当り部材にストッパーが接当した場合確実に当り部材
の所定位置で接当して、所望のアーム上昇限度でアーム
を上下揺動自在にできるとともに、当り部材を位置変更
させるときには、弾性挟持力に対する摩擦力しか当り部
材に働かないので、人力操作で容易にそれを位置変更で
きる利点がある。
以下、上記本考案の実施例を図面に基いて説明する。
クローラ走行装置1を装備する走行車体に旋回台2を縦
軸芯4周りで旋回自在に設け、前記旋回台2の前部に掘
削装置3を設けると共に、その横側部に操縦部4を配設
し、他方、走行車体に排土装置5を設け、前記走行装置
1、旋回台2及び両作業装置3,5を流体圧形式の一例
としての油圧により駆動するべく構威してありもって、
1台でありながら、対地掘削と排土の両作業を行えるよ
うに作業機を構成しである。
前記操縦部4を構成するに、運転座席6を旋回台2の台
面近ぐに設けてあり、作業時において、操縦者が対地的
に低く位置し、果樹園等、上下方向での作業空間が狭い
個所での作業を行いやすいように構成しである。
前記掘削装置3は、旋回台2に縦軸芯0周りで回転自在
に取付けたブラケット7に、ブーム8とアーム9を互い
に揺動自在に枢支連結した作業用アーム10を上下揺動
自在に枢支連結すると共に、作業用アーム10の先端に
バケツ1〜11を揺動自在に枢支連結し、前記ブラケッ
ト7とブーム8、ブーム8とアーム9、及び゛アーム9
とパケット11間夫々に油圧シリンダ12,13.14
を設け、前記作業用アーム10を駆動揺動並びに屈伸さ
せると共にパケット11を駆動揺動して対地掘削作業を
行うべく構成しである。
以上のような作業機において、本考案では、前記作業用
アーム10の上昇揺動(正確にはブーム8の上昇揺動)
を次のような構成で制限し、その上昇限界位置を変更自
在に構威しである。
アーム上昇規制装置は、作業用アーム10の所定の上昇
限界位置を検出する上限検出装置17と、その検出結果
に基いて前記作業用アーム10の駆動装置(油圧シリン
ダ)12の作動を停止するアーム停止装置(コントロー
ルバルブ)■、並びに前記限界位置を設定する上限調節
装置23とから構成されている。
前記作業用アーム10の基端部上面側で操縦部4から手
の届く個所には後述する当り部材15が設けてあり、前
記上限検出装置17は、走行機台側の前記ブラケット7
に、ブーム8の上昇限界近くで当り部材15に接当する
検出体16を横軸芯X周りで揺動自在に設け、この検出
体16と前記ブーム8駆動用シリンダ12に対するコン
トロールバルブ■とを、連係機構17 aを介して連動
連結して構成しである。
前記検出体16は、第2図に示すように、当り部材15
との接当部分を遊転ローラ18で構成すると共に、その
先端側部材16 aを枢支側部材16bにロックナツト
19を介して螺着しである、先端側部材16 aを枢支
軸芯Xに対して遠近位置変更し、ブーム8の上昇制限位
置の設定を微調整できるように構威しである。
従って、ブーム8の上昇揺動時にブーム8が所定角度よ
り上昇揺動すると、前記当り部材15が検出体16に接
当すると共に検出体16を揺動してコントロールバルブ
■を中立位置に復帰し、ブーム8の上昇揺動を制限し、
所定高さで自動的に停止する。
前記上限調節装置23は当り部材15と、この当り部材
15をブーム8の上面側に弾性付勢した状態に挟持する
弾性挟持機構22 aとで構成しである。
前記ブーム8の基端側上面に固着した板体20を貫通さ
せてボルト21を螺着し、前記当り部材15をこのボル
ト21の軸芯Y周りに回転自在に取付けると共に、圧縮
スプリング22を介して当り部材15を板体20に面接
触させた状態で押圧し、これらボルト21と圧縮スプリ
ング22とで構成した弾性挟持機構22 aで当り部材
15の姿勢を維持させである。
もって、前記当り部材15は、検出体16に接当してブ
ーム8の上昇揺動を制限する制限状態と、スプリング2
2の付勢力に抗して回転し、検出体16に接当せず、ブ
ーム8が最大上昇位置まで揺動する無制限状態とに切換
えられる。
言い換えると、当り部材15は、ブーム8の基端部側に
おける前記検出体16に対する遠近方向の厚みを変更し
て、検出体16の接当時期を調節する。
本考案の実施例として、上記の他に、上限調節装置23
を次のように構成してもよい。
(第二の実施例) 前記当り部材15を円板状に構成すると共に、その肉厚
を所定個所で最大に、そしてその位置から周方向に順次
小さくなるように構成し、当り部材15の回転による姿
勢変更に伴って、ブーム8の上昇制限位置を連続的に変
更できるように構成する。
(第三の実施例) 前記当り部材15を、ブーム8の長手方向に摺動自在に
設けると共に、弾性挾持機構22 aを介して所定位置
に維持させるべく構成し、当り部材15を摺動位置変更
する事によって、ブーム8の上昇制限位置を変更する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るアームー上昇規制装置の実施例を示
し、第1図は全体側面[上第2図はコントロールバルブ
との連係状態と共に示す要部の側面図である。 10・・・・・・作業用アーム、12・・・・・・駆動
装置、15・・・・・・当り部材、16・・・・・・検
出体、17・・・・・・上限検出装置、17 a・・・
・・・連係機構、22 a・・・・・・弾性挟持機構、
23・・・・・・上限調節装置、■・・・・・・アーム
停止装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行機台に対して上下揺動自在に装備された作業用アー
    ム10の所定の上昇限界位置を検出する上限検出装置1
    7と、その検出結果に基いて前記作業用アーム10の駆
    動装置12の作動を停止するアーム停止装置■、並びに
    前記限界位置を設定する上限調節装置23とを備えたア
    ーム上昇規制装置であって、前記上限検出装置17を走
    行機台側に、前記上限調節装置23を作業用アーム10
    の基端部上面側に夫々設け、前記上限検出装置17を、
    作業用アーム10の上昇揺動範囲の上限近くで、その作
    業用アーム10の基端部の上面側に接当することにより
    揺動される検出体16と、その検出体16の揺動作動を
    アーム停止装置■に伝達する連係機構17aとによって
    構威し、且つ、前記上限調節装置23を、前記検出体1
    6に対する当り部材15と、この当り部材15を作業用
    アーム10の上面側に弾性付勢した状態に挟持する弾性
    挟持機構22 aとによって構成するとともに、前記当
    り部材15は、作業用アーム10の上面の平坦部分に沿
    って摺動移動することにより、前記作業用アーム10の
    上面側がその上昇に伴って前記検出体16と接当する個
    所においてその検出体16に対する遠近方向での厚みを
    変更自在に構威しであるアーム上昇規制装置。
JP1978046011U 1978-04-06 1978-04-06 ア−ム上昇規制装置 Expired JPS5833161Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978046011U JPS5833161Y2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 ア−ム上昇規制装置

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JP1978046011U JPS5833161Y2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 ア−ム上昇規制装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54148305U JPS54148305U (ja) 1979-10-16
JPS5833161Y2 true JPS5833161Y2 (ja) 1983-07-23

Family

ID=28925344

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978046011U Expired JPS5833161Y2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 ア−ム上昇規制装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5178611U (ja) * 1974-12-18 1976-06-21

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JPS54148305U (ja) 1979-10-16

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