JPS5812927Y2 - 作業機のア−ム上昇制限装置 - Google Patents

作業機のア−ム上昇制限装置

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JPS5812927Y2
JPS5812927Y2 JP4869278U JP4869278U JPS5812927Y2 JP S5812927 Y2 JPS5812927 Y2 JP S5812927Y2 JP 4869278 U JP4869278 U JP 4869278U JP 4869278 U JP4869278 U JP 4869278U JP S5812927 Y2 JPS5812927 Y2 JP S5812927Y2
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JP
Japan
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arm
stopper
bracket
working
working arm
Prior art date
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Application number
JP4869278U
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English (en)
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JPS54150605U (ja
Inventor
良一 田中
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上下駆動揺動自在な作業用アームを、縦軸芯
周りで回転可能なブラケツI・に取付けた作業機に関す
る。
この種の作業機で、果樹園等において、樹木間の掘削等
の作業を行う場合、作業用アームが−L昇揺動に伴って
樹木の枝等に衝突し、樹木等を傷付ける虞れがあり、従
来一般に、作業用アームの延出方向が機体に対していず
れに向いていても、作業用アームが所定位置まで上昇揺
動すると、その揺動に伴って駆動装置を自動的に停止し
、作業用アームの−L昇位置を制限するように構成して
いる。
ところが、隣り合う樹木間の下部空間は、一般に、夫々
の幹側程低く、そして、幹から遠ざかる程高くなってお
り、それに伴い、作業用アームの揺動許容高さが、樹木
間の中央側が高く、かつ、樹木夫々に近づく程低いもの
となっており、そのため、従来、例えば、作業用アーム
の上昇制限位置を樹木間の中央側を基準にして設定し、
その状態で作業用アームを回転させ、樹木に近い位置に
対して作業を行うような場合、作業用アームが樹木に衝
突する問題があり、制限位置の設定を作業用アームの機
体に対する延出方向によっても変更しなけれは゛ならな
かった。
本考案は、上記の点に鑑み、合理的な構造改良により、
簡単な改造でもって、揺動アームの−L昇制限位置が、
機体からの延出方向に応じて果樹園等での作業に適応し
た状態で1動的に変更されるようにし、揺動アームの上
昇制限位置の設定を容易に行えるようにする事を目的と
する。
次に、本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
クローラ走行装置1を装備する走行車体に旋回台2を縦
軸芯1周りで旋回自在に設け、前記旋回台2の前部に掘
削装置3を設けると共に、その横側部に操縦部4を配設
し、他方、走行車体に排土装置5を設け、前記走行装置
1、旋回台2及び両作業装置4,5を流体圧形式の一例
としての油圧により駆動するべく構成してあり、もって
、1台でありながら、対地掘削と排土の両作業を行える
ように作業機を構威しである。
前記操縦部4を構成するに、運転座席6を旋回台2の台
面近くに設けてあり、作業時において、操縦者が対地的
に低く位置し、果樹園等、上下方向での作業空間が狭い
個所での作業を行いやすいように構成しである。
前記掘削装置3は、旋回台2に縦軸芯0周りで回転自在
に取付けたブラケット7に、ブーム8とアーム9を互い
に揺動自在に枢支連結した作業用アーム10を上下揺動
自在に枢支連結すると共に、作業用アーム10の先端に
パケット11を揺動自在に枢支連結し、前記ブラケット
7とブーム8、ブーム8とアーム9、及び、アーム9と
パケット11間夫々に油圧シリンダ12,13.14を
設け、前記作業用アーム10を駆動揺動並びに屈伸させ
ると共にパケット11を駆動揺動して対地掘削作業を行
うべく構成しである。
前記ブラケット7に、ブーム8の基端側上面に接当する
ストッパー15を側面視略り字状に形成して、その曲り
部を水平横軸芯X周りで揺動自在に設け、前記スI・ツ
バ−15の下方端部に、連結索としてのレリーズワイヤ
16を連結してあり、前記ブーム8の駆動装置としての
シリンダ12をその制御装置としてのコントロールバル
ブ■により制御すべく構成すると共に、このコントロー
ルバルブVに連繋させて前記レリーズワイヤ16を連動
連結してあり、ブーム8の上昇揺動時にブーム8が所定
角度上昇揺動すると、ストッパー15に接当すると共に
ストッパー15を揺動してコントロールバルブ■を中立
位置に復帰し、ブーム8の上昇揺動を制限し、所定高さ
で1動的に停止するべく構成しである。
前記ストッパー15は、第2図に示すように、ブーム8
先端側に延出されたその一端部にブーム8上面への接触
子としての遊転ローラ17を設けると共に、その先端側
部材15 aを枢支側部材15bにロックナツト18を
介して螺着してあり、先端側部材15 aを前記水平横
軸芯Xに対して遠近位置変更し、ブーム8の上昇制限位
置の設定を変更調整できるように、作業用アーム10の
自動停止位置変更機構19を構威しである。
前記ストッパー15の下方他端部とレリーズワイヤ16
の一端とを連結するに、その連結点Aブラケット7の回
転縦軸芯Qよりも機体側に偏位させてあり、前記ブラケ
ット7を回転させて作業用アーム10の機体に対する延
出方向を機体正面を向いた状態から機体横側方に向かう
状態に変更するに伴い、前記連結点Aが、前記縦軸芯Q
に直交する方向に移動操作されるように構成しである。
即ち、ストッパー15をブラケット7に揺動自在に枢支
連結しておけば、その枢支個所での抵抗より、コントロ
ールバルブ■に対する操作力の方が大となるから、ブラ
ケット7の縦軸芯0周りでの旋回による作業用アーム1
0の機体に対する延出方向変更に伴って、前述連結点A
が、第3図に示すように、レリーズワイヤ16の中間部
に対して、アウターワイヤの端部を本機側に固定して、
その固定部Cに対してレリーズワイヤ16をその操作方
向での移動のみを許す状態に位置規制して、前記固定部
Cを中心として回動し、その結果、連結点Aが機体側に
引っ張られ、前記ストッパー15が横軸芯X周りで揺動
され、ストッパー15の先端の遊転ローラ17が、第2
図に二点鎖線で示すように、ブーム8の上面側に接近す
る事となり、前記作業用アーム10の上昇揺動位置の低
い状態でブーム8がストッパー15に接当し、コントロ
ールバルブ゛Vが中立位置に復帰されて、上昇揺動を停
止される事となる。
従って、果樹園において、樹木間を走行しながら掘削作
業を行う場合に、第4図に示すように、機体正面に向け
て作業用アーム10を延出した、樹木間のほは沖央での
上昇揺動制限高さが最も高く、そこから樹木に近づく側
の左右いずれにアーム10の延出方向を変更しても、そ
れに伴い、アーム10の上昇揺動制限高さが自動的に変
更されていく事となり、樹木間に形成される下部空間の
形態に適応してアーム10の上昇制限位置が変更されて
自動停止し、樹木にアーム10を衝突させる虞れの無い
状態で所望の掘削作業を行える。
以」―要するに、本考案の特徴とする作業車のアーム上
昇制限装置の構成は、冒頭に記した作業機において作業
車用アーム10のブラケット7に、側面視略り字状に形
成され、かつ、その曲り部を水平横軸芯Xまわりで揺動
自在に枢支したストッパー15を装着し、そのストッパ
ー15の前記作業用アーム先端側に延出された一端部に
は、作業用アーム10上面への接触子17を、他端部に
は、前記作業用アーム10の駆動装置12を制御する制
御装置■に連繋させた連結索16を連結して、このスト
ッパー15を前記作業用アーム10の設定位置への上昇
に伴って前記水平横軸芯X周りで揺動自在に構成すると
共に、前記連結索16の中間部を、本機側の固定部Cに
対して連結索16の操作方向での移動のみを許す状態に
位置規制して止着し、さらに、前記ストッパー15の前
記他端部と連結索16との連結点Aを、前記ブラケット
7の縦軸芯Qよりも前記固定部C側寄りの位置に偏よら
せて位置設定した点にあり、かかる構成から次の作用効
果を奏する。
すなわち、連結索16とL字状のストッパー15との連
結点Aをブラケット7の縦軸芯Qに対して前記固定部C
側寄り、換言すればアーム10の後方に偏位させ、さら
にその後方に連結索16の操作方向での移動を許す固定
部Cを設けることにより、作業用アーム10が機体の前
後方向に対する前方姿勢から横側方向に偏ると連結索1
6が固定部Cと前記連結点Aの距離の一定に保ったまま
固定部Cを中心として移動し、その結果、前記連結点A
が連結索16により後方に引っ張られて、水平横軸芯X
周りに揺動させられストッパー15の接触子17が下方
に下がり、アーム10が前方姿勢でのストッパー15と
接当する上昇位置よりも低い上昇位置で゛ストッパー1
5に接当する。
そしてその接当によリストツバ−15の接触子17が上
昇して、前記連結点Aが横軸芯X周りに前方に揺動移動
すると連結索16がス1〜ツバ−15に引っ張られ、制
御装置■によりアーム10の駆動装置12が自動的に停
止してアーム10の上昇を自動的に停止させる。
そしてここにアーム10が機体横側方に偏位すればする
程、ストッパー15の前記接触子17がより下がるので
、アーム10の揺動停止位置が一層低くなる。
そこで、この作動機により、果樹園等での果樹の樹木間
の中央側での枝木の高さが高く、幹に近づく程枝木が低
くなる樹木下で作業を行うに、アーム基部を樹木間中央
に位置させて作業を行えば、アーム10の延出方向に応
して、その上昇制限位置が自動的に変更され、アーム1
0の樹木等への衝突を回避でき、樹木下での作業が容易
かつ良好に行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業機のアーム上昇制限装置の実施
例を示し、第1図は全体側面図、第2図は要部の側面図
、第3図は作業アームの旋回に伴う作用状態を示す要部
の概略平面図、第4図は作用説明図である。 7・・・・・・ブラケット、10・・・・・・作業用ア
ーム、12・・・・・・駆動装置、15・・・・・・ス
トッパー、16・・・・・・連結索、17・・・・・・
接触子、A・・・・・・連結点、C・・・・・・固定部
、Q・・・・・・縦軸芯、■・・・・・・制御装置、X
・・・・・・水平横軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下揺動自在な作業用アーム10を、縦軸芯Qffりで
    回転可能なブラケット7に取付けた作業機であって、前
    記作業用アーム10のブラケット7に、側面視路り字状
    に形式され、かつ、その曲り部をオ平横軸芯Xまわりで
    揺動自在に枢支したストッパー15を装着し、そのスト
    ッパー15の前記作業用アーム先端側に延出された一端
    部には、作業用アーム10上面への接触子17を、他端
    部には、前記作業用アーム10の駆動装置12を制御す
    る制御装置■に連繋させた連結索16を連結して、この
    ストッパー15を前記作業用アーム10の設定位置への
    上昇に伴って前記水平横軸芯X周りで揺動自在に構成す
    ると共に、前記連結索16の中間部を、本機側の固定部
    Cに対して連結索16の操作方向での移動のみを許す状
    態に位置規制して止着し、さらに、前記ストッパー15
    の前記他端部と連結索16との連結点Aを、前記ブラケ
    ット7の縦軸芯Qよりも前記固定部C側寄りの位置に偏
    よらせて位置設定しであることを特徴とする作業機のア
    ーム上昇制限装置。
JP4869278U 1978-04-12 1978-04-12 作業機のア−ム上昇制限装置 Expired JPS5812927Y2 (ja)

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JP4869278U JPS5812927Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12 作業機のア−ム上昇制限装置

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Publication Number Publication Date
JPS54150605U JPS54150605U (ja) 1979-10-19
JPS5812927Y2 true JPS5812927Y2 (ja) 1983-03-12

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