JPS5832974Y2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
- Publication number
- JPS5832974Y2 JPS5832974Y2 JP13130378U JP13130378U JPS5832974Y2 JP S5832974 Y2 JPS5832974 Y2 JP S5832974Y2 JP 13130378 U JP13130378 U JP 13130378U JP 13130378 U JP13130378 U JP 13130378U JP S5832974 Y2 JPS5832974 Y2 JP S5832974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- motor
- air
- air conditioner
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、カーヒータ等の自動車用空気調和装置であり
、!!IP!jにそのファン装置の改良に関する。
、!!IP!jにそのファン装置の改良に関する。
最近の車両用空気調和装置、例えば第1図に示すカーヒ
ータ1はダクト2内にファン3を設け、このファン3を
回転するためのモータ4はダクト2の外部に突出してい
る。
ータ1はダクト2内にファン3を設け、このファン3を
回転するためのモータ4はダクト2の外部に突出してい
る。
したがってこの装置をインスンルメントパネル(図示せ
ず)の中央下部に装着すると、前記モータ4は該装置1
内の設置位置によりエンジンルーム側又は室内側に突出
することになり、いずれにしてもエンジンルーム又は室
内を狭くする。
ず)の中央下部に装着すると、前記モータ4は該装置1
内の設置位置によりエンジンルーム側又は室内側に突出
することになり、いずれにしてもエンジンルーム又は室
内を狭くする。
またモータ4自体が大型であり、しかも発熱することか
ら、前述のダクト2内に設けることができず、もしこの
ファン装置5をダクト内に設ければモータ自体の冷却効
果は増大しても空気調和装置全体が大型化し、狭小なエ
ンジンルームなより過密化するか室内の居住性が悪くな
る。
ら、前述のダクト2内に設けることができず、もしこの
ファン装置5をダクト内に設ければモータ自体の冷却効
果は増大しても空気調和装置全体が大型化し、狭小なエ
ンジンルームなより過密化するか室内の居住性が悪くな
る。
本考案はこのような欠陥を除去するためになされたもの
で、ファンモータをフラットモータにより構成し、該モ
ータのr・ウジングの周囲と前記ダクトの内壁との間に
空気流通路が形成されるようにファン装置をダクト内に
設けることにより、自動車用空気調和装置全体をコンパ
クト化するとともにモータにおいて発生した熱のみなら
ず騒音までもこの空気調和装置内部において低減するよ
うにしたものである。
で、ファンモータをフラットモータにより構成し、該モ
ータのr・ウジングの周囲と前記ダクトの内壁との間に
空気流通路が形成されるようにファン装置をダクト内に
設けることにより、自動車用空気調和装置全体をコンパ
クト化するとともにモータにおいて発生した熱のみなら
ず騒音までもこの空気調和装置内部において低減するよ
うにしたものである。
以下、本考案に係る自動車用空気調和装置の一実施例を
図面につき説明する。
図面につき説明する。
第2図は同空気調和装置の縦断面図であり、この装置1
0の空気の流れは第1図に略示したものと実質的に同一
である。
0の空気の流れは第1図に略示したものと実質的に同一
である。
この装置10はケーシング11内にダクト12を形成し
、このダクト12は外気取入口13又は内気取入口14
と連通し、下流側はセンターベンチュレータに通ずるダ
クト15と、運転者の足元に通じるダクト16に分岐さ
れている。
、このダクト12は外気取入口13又は内気取入口14
と連通し、下流側はセンターベンチュレータに通ずるダ
クト15と、運転者の足元に通じるダクト16に分岐さ
れている。
この分岐部にはヒータコア17が介装され、エアミック
スドア18の開閉により、暖気吹出しあるいは頭寒足熱
となるような吹き出しを行うようにしている。
スドア18の開閉により、暖気吹出しあるいは頭寒足熱
となるような吹き出しを行うようにしている。
前記外気取入口13と内気取入口14とはインテークド
ア19により選択的に開閉され、またダクト16もフロ
アドア20により開閉自在とされている。
ア19により選択的に開閉され、またダクト16もフロ
アドア20により開閉自在とされている。
特に本考案においては、このダクト12内にファン装置
21を設けている。
21を設けている。
このファン装置21はシロッコファン22とフラットモ
ータ23からなり、このフラットモータのハウジング2
4は前記ダクト12の内壁25にブラケット26を介し
て取付けである。
ータ23からなり、このフラットモータのハウジング2
4は前記ダクト12の内壁25にブラケット26を介し
て取付けである。
すなわち、このハウジング24の周囲に空気流通路27
を形成するように取付けである。
を形成するように取付けである。
ここにおいてフラットモータ23は偏平な円盤状のアー
マチュアとわずわな間隙をもって対設した永久磁石を有
し、このアーマチュアに常接のブラシにより電流を供給
するようにしたものであり、全体形状は偏平でかつコン
パクトなものであるため、狭小なエンジンルーム又は室
内のスペースを小さくすることなく組み込むには最適な
ものである。
マチュアとわずわな間隙をもって対設した永久磁石を有
し、このアーマチュアに常接のブラシにより電流を供給
するようにしたものであり、全体形状は偏平でかつコン
パクトなものであるため、狭小なエンジンルーム又は室
内のスペースを小さくすることなく組み込むには最適な
ものである。
しかし、このモータは電気的に発生する熱及び摩擦によ
り生ずる熱の処理が問題となるが、前記空気流通路21
の形成あるいはダクト12内にファン装置21全体を設
置することにより伺ら問題はなくなる。
り生ずる熱の処理が問題となるが、前記空気流通路21
の形成あるいはダクト12内にファン装置21全体を設
置することにより伺ら問題はなくなる。
次に作用を説明する。
たとえば暖気運転を行う場合、ファン22を回転すると
ともにヒータコア1Tを加熱し、エアミックスドア18
の開度を適当に調整して、車内の温度調整を行う。
ともにヒータコア1Tを加熱し、エアミックスドア18
の開度を適当に調整して、車内の温度調整を行う。
その場合の空気の流れは次のようになる。
内気取入口14又は外気取入口13から流入した空気は
、ファン22によりダクト12内を流れ、エアミンクス
トア18においてヒータコア側とセンターヘンチュレー
タ側に分岐し、このヒータコア17側を通る空気は加熱
されダクト16より流出する。
、ファン22によりダクト12内を流れ、エアミンクス
トア18においてヒータコア側とセンターヘンチュレー
タ側に分岐し、このヒータコア17側を通る空気は加熱
されダクト16より流出する。
ここにおいて、ダクト中を流れる空気の一部はシロッコ
ファン22により、モータのハウジング24の周囲にあ
る空気流通路21を通り、このハウジング24を冷却し
つつ流下する。
ファン22により、モータのハウジング24の周囲にあ
る空気流通路21を通り、このハウジング24を冷却し
つつ流下する。
したがってこのフラットモータ23は周囲の風により冷
却されることになり、前述の各熱は除去される。
却されることになり、前述の各熱は除去される。
単に外気を取入れるのみの場合は、インテークドア19
により内気取入口14を閉塞するとともにエアざンクス
ドア18を動作し、ダクト15を開放すればよい。
により内気取入口14を閉塞するとともにエアざンクス
ドア18を動作し、ダクト15を開放すればよい。
この場合も既述のようにフラットモータ23は冷却され
る。
る。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ファ
ン装置のモータをフラットモータにより構成したため、
このファン装置自体がコンパクトになり、ダクト内に一
部の空室全体を設けても空気の流れを阻害することはな
い。
ン装置のモータをフラットモータにより構成したため、
このファン装置自体がコンパクトになり、ダクト内に一
部の空室全体を設けても空気の流れを阻害することはな
い。
また、このモータのハウジングの周囲とダクトの内壁と
の間に空気流通路が形成されるように、このモータな取
付けであるため、このモータの電気的発生熱、摩擦熱も
問題なく処理することができる。
の間に空気流通路が形成されるように、このモータな取
付けであるため、このモータの電気的発生熱、摩擦熱も
問題なく処理することができる。
しかもファン装置全体をダクト内に設けたため、このフ
ァンを回転する場合に生じるモータ騒音も運転者にまで
伝わる虞れもない。
ァンを回転する場合に生じるモータ騒音も運転者にまで
伝わる虞れもない。
さらに上述のコンパクト化による過密なエンジンルーム
のスペースに多少余裕が生じかつここの高温化をも防止
することができる。
のスペースに多少余裕が生じかつここの高温化をも防止
することができる。
また、ケーシングを合成樹脂等により一体成形した場合
は、ファン装置がケーシング内に設置されている構造の
ため、ケーシング外部にモータ冷却用の特殊な空気流通
路な設ける必要がなく、ケーシング全体がコンパクトに
なるので、コストダウン及び装置の軽量化に寄与するこ
とになる。
は、ファン装置がケーシング内に設置されている構造の
ため、ケーシング外部にモータ冷却用の特殊な空気流通
路な設ける必要がなく、ケーシング全体がコンパクトに
なるので、コストダウン及び装置の軽量化に寄与するこ
とになる。
第1図は従来の自動車用空気調和装置の概略を示す説明
図、第2図は本考案に係る自動車用空気調和装置の一実
施例を示す縦断面概略図である。 10・・・・・・自動車用空気調和装置、11・・・・
・・ケーシング、12・・・・・・ダクト、13・・・
・・・外気取入口、14・・・・・・内気取入口、15
,16・・・・・・ダクト、17・・・・・・ヒータコ
ア、21・・・・・・ファン装置、22・・・・・・シ
ロッコファン、23・・・・・・フラットモータ、24
・・・・・・ハウジング、25・・・・・・内壁、26
・・・・・・ブラケット、27・・・・・・空気流通路
。
図、第2図は本考案に係る自動車用空気調和装置の一実
施例を示す縦断面概略図である。 10・・・・・・自動車用空気調和装置、11・・・・
・・ケーシング、12・・・・・・ダクト、13・・・
・・・外気取入口、14・・・・・・内気取入口、15
,16・・・・・・ダクト、17・・・・・・ヒータコ
ア、21・・・・・・ファン装置、22・・・・・・シ
ロッコファン、23・・・・・・フラットモータ、24
・・・・・・ハウジング、25・・・・・・内壁、26
・・・・・・ブラケット、27・・・・・・空気流通路
。
Claims (1)
- 1.ケーシング内に、内気取入口若しくは外気取入口か
ら選択的にダクト内に取り込んだ空気を直接あるいは熱
交換器を通して下流側のダクトへ導くファンを設け、該
ファンをフラットモータにより駆動するようにした自動
車用空気調和装置において、前記フラットモータな前記
ケーシング内に設けるとともに、該フラットモータのハ
ウジングの周囲と前記ケーシングの内壁との間に空気流
通路を形成してなる自動車用空気調和装置。 2、前記ケーシングは合成樹脂により形成してなる実用
新案登録請求の範囲第1項に記載の自動車用空気調和装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13130378U JPS5832974Y2 (ja) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13130378U JPS5832974Y2 (ja) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5548508U JPS5548508U (ja) | 1980-03-29 |
JPS5832974Y2 true JPS5832974Y2 (ja) | 1983-07-22 |
Family
ID=29097759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13130378U Expired JPS5832974Y2 (ja) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832974Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-26 JP JP13130378U patent/JPS5832974Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5548508U (ja) | 1980-03-29 |
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