JPS5832899Y2 - 回転カツタ− - Google Patents

回転カツタ−

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Publication number
JPS5832899Y2
JPS5832899Y2 JP19102180U JP19102180U JPS5832899Y2 JP S5832899 Y2 JPS5832899 Y2 JP S5832899Y2 JP 19102180 U JP19102180 U JP 19102180U JP 19102180 U JP19102180 U JP 19102180U JP S5832899 Y2 JPS5832899 Y2 JP S5832899Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sintered diamond
tip
carbide
rake angle
cutting
Prior art date
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Expired
Application number
JP19102180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57113912U (ja
Inventor
俊文 坪倉
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として石膏などを混入したセメント系の板
材を切断する回転カッターに関し、詳しくはカッタ一本
体1の外周に超硬合金製の超硬チップ2とこれよりも回
転方向に位置をずらせて焼結ダイヤモンド材料製の焼結
ダイヤモンドチップ3を配設した回転カッターにおいて
、超硬チップ2のすくい角θ1を焼結ダイヤモンドチッ
プ3のすくい角θ2より小さくして成る回転カッターに
係るものである。
従来、カッタ一本体1の外周に超硬合金製の粗切削用の
超硬チップ2′とこれよりも回転力向に位置をずらせて
焼結ダイヤモンド材料製の仕上げ切削用の焼結ダイヤモ
ンドチップ3′を配設した回転カッターにおいては、第
1図のように粗切削用の超硬チップ2′のすくい角θ1
は仕上げ切削用の焼結ダイヤモンドチップ3′のすくい
角θ2と略等しくなっていた。
ところが、このようにすくい角θ1.θ2が略等しくな
っていたので、にげ角a1を10°〜20°にした場合
、第2図のように刃先角度γ1′が65°〜70°とな
り、石膏ボードのような無機質板等を切断するのに、刃
(チップ)数、回転数、材料板の送り速度等により、■
刃当りの切削量が比較的少なくなる場合、焼結ダイヤモ
ンドチップ3′で材料板をむしり取り、後続の超硬チッ
プ2′が切削面に残った切り屑のみを切削するようにな
り、超硬チップ2′の刃先が材料板の表面をうわすべり
する状態となり、刃先の摩耗が著しく大きくなる。
又、■刃当りの切削量が比較的多くなる場合、粗切削を
行う超硬チップ2′が耐摩耗性の高い焼結ダイヤモンド
チップ3′に比べて摩耗が激しく、短時間で切れ味が劣
化し、切削量が荒くなり、商品価値を低下させ、焼結ダ
イヤモンドチップ3′の摩耗が少なくても回転カッター
を交換する必要があった。
第3図中β1′、β2′はリード角である。
本考案はこのような従来欠点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、簡単な改良により、超硬
チップが早期に摩耗するのを抑制することで寿命を焼結
ダイヤモンドチップに近づけることができ、全体として
の寿命を伸ばすことができる回転カッターを提供するこ
とにある。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
回転カッターAは略円状のカッタ一本体1の外周に形成
した刃受部4に超硬合金製の超硬チップ2とこれよりも
回転方向に位置をずらせて焼結ダイヤモンド材料製の焼
結ダイヤモンドチップ3を配設固着して構成しである。
超硬チップ2及び焼結ダイヤモンドチップ3はロウ付け
によりカッタ一本体1に刃受金具5を介して取着しであ
る。
焼結ダイヤモンドチップ3のすくい角θ2を100〜1
5°に、にげ角a2を約10°に、リード角β2を約1
00に設定しである。
超硬合金製の超硬チップ2は第4図に示すように、すく
い角θ1を回転カッターAの回転方向の正側に設定し、
−10’〜−200に設定しである。
つまり焼結ダイヤモンドチップ3のすくい角θ2より超
硬チップ2のすくい角θ、を小さくしである。
超硬チップ2のにげ角α1は約10°に、リード角β1
を第6図に示すように約08に設定しである。
かかる場合、刃先角度γ1は90〜1000となる。
このような構成によれば超硬チップ2の耐摩性を従来の
ものに比べて大巾に高めることができ、焼結ダイヤモン
ドチップ3に近づけることができ、回転カッターA全体
の寿命を伸ばすことができるものである。
以上要するに本考案は、超硬チップのすくい角を焼結ダ
イヤモンドチップのすくい角より小さくしであるので、
焼結ダイヤモンドチップよりも超硬チップの切削負荷を
少なくすることができ、焼結ダイヤモンドチップよりも
耐摩耗性の低い超硬チップの寿命を伸ばすことができ、
超硬チップだけが大巾に摩耗することを抑制でき、全体
としての寿命を伸ばすことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図は同上の超硬チップの
拡大正面図、第3図は同上の側面図、第4図は本考案の
一実施例の正面図、第5図は同上の超硬チップの拡大正
面図、第6図は同上の側面図であり、1はカッタ一本体
、2は超硬チップ、3は焼結ダイヤモンドチップである

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カッタ一本体の外周に超硬合金製の超硬チップとこれよ
    りも回転方向に位置をずらせて焼結ダイヤモンド材料製
    の焼結ダイヤモンドチップを交互に配設した回転カッタ
    ーにおいて、超硬チップのすぐい角を焼結ダイヤモンド
    チップのすくい角より小さくして成る回転カッター。
JP19102180U 1980-12-29 1980-12-29 回転カツタ− Expired JPS5832899Y2 (ja)

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JP19102180U JPS5832899Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29 回転カツタ−

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JPS57113912U JPS57113912U (ja) 1982-07-14
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ID=29995456

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3307170C2 (de) * 1983-03-01 1986-08-14 Wilhelm H. Kullmann WIKUS-Sägenfabrik, 3509 Spangenberg Sägeblatt und Verfahren zu seiner Herstellung

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JPS57113912U (ja) 1982-07-14

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