JPS5832373Y2 - 映像中間周波増巾装置 - Google Patents

映像中間周波増巾装置

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Publication number
JPS5832373Y2
JPS5832373Y2 JP1978021979U JP2197978U JPS5832373Y2 JP S5832373 Y2 JPS5832373 Y2 JP S5832373Y2 JP 1978021979 U JP1978021979 U JP 1978021979U JP 2197978 U JP2197978 U JP 2197978U JP S5832373 Y2 JPS5832373 Y2 JP S5832373Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuner
circuit
intermediate frequency
frequency amplification
helical resonator
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978021979U
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English (en)
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JPS53117129U (ja
Inventor
進 井手
年秀 田中
清次 藤沢
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテレビジョン受像機の映像中間周波増巾装置
において、周波数選択度におけるスカート特性を改善す
るとともに量産時および故障修理における周波数特性の
調整を簡単に行なえるよう(こすることを目的とする。
一般にテレビジョン受像機の映像中間周波増巾回路にお
いてはその周波数選択度が重要な役割を果たすが、特に
最近、周波数選択度のスカート特性の良好なものが要求
されている。
すなわち第1にCATVに関するもので、CATVでは
信号を同軸線路で伝送するが、伝送損失により必ず信号
が減衰されるので、伝送途中に中継器を挿入し、減衰骨
を増巾し、信号レベルを常に一定に保っている。
この場合、信号レベルを一定に保つための基準信号とし
てパイロット信号をチャンネルの帯域外に挿入している
が、そのパイロット信号レベルが相当高いため、従来の
スカート特性では落ち切れず映像に悪影響を及ぼす。
そのためスカート特性を非常によくする必要がある。
たとえば米国では通常、パイロット信号として73.5
MHzを用いており、この周波数は米国の5チヤンネル
のキャリヤ周波数より高い方へわずか3.75MHzし
か離れておらず、その振巾もキャリヤ周波数での振巾よ
り10 dB落ちという相当大きなものである。
またパイロット信号周波数の値が中継器製造会社によっ
て異なるものがあり、パイロット信号周波数が各地域で
一定でない場合が生じ、パイロット信号用トラップを用
いるにしても各トラップ周波数が固定せずその調整が大
変めんどうである。
第2にFM放送の影響である。
これもFM信号の電波の非常に大きい地域では、FM信
号周波数が先のパイロット信号と同様に映像信号に対し
て妨害を及ぼす。
この場合の対策としては、先のCAT■のパイロット信
号に対する場合と同様、スカート特性を良くしてFM信
号の周波数帯を十分減衰させることが必要である。
またFM放送が複数個ある場合、それらの妨害をそれぞ
れ対応するトラップで逃げることはトラップ回路の増加
を招き、構成が複雑となる。
ところで、最近のテレビジョン受像機においてはサービ
ス性向上のため、プラグ・イン・タイプのプリント板が
要求されており、またこのタイプのプリント板が取り入
れられつつあって、中間周波増巾用のプリント板につい
ても同様である。
しかし、この中間周波増巾用のプリント・板に関しては
従来の回路構成のままでは以下に述べるように不都合が
あった。
まず従来の回路を説明する。
第1@に示すようにチューナ1の出カドランスT1とこ
れにシールド線2で結ばれた入カドランスT2で複同調
をとり自己チャンネル音声トラップT3と隣接チャンネ
ル音声トラップT4を経て、第1増巾器Tr1のトラン
スT5で単同調をとり、第2増巾器Tr2のトランスT
6およびT7で複同調をとって第3増巾器に加えている
なお図示した回路4はT型ブリッジトラップ回路である
が、バイファイラ型トラップを用いた場合は第2図に示
す回路となる。
T2’は複同調用コイル、13′、T4′は自己チャン
ネル音声トラップ用コイルおよび隣接チャンネル音声ト
ラップ用コイルである。
すなわち従来のものはチューナ1の出カドランスT1と
中間周波増巾用のプリント板に組込まれる回路3の入カ
ドランスT2とで複同調をとるので、チューナ1と回路
3を個々別々に調整することができず、常にチューナ1
と回路3間のオーバーオール調整が必要である。
したがってプラグ・イン・タイプのプリント板ではプリ
ント板あるいはチューナ1の取り換え時に毎回オーバー
オール調整が必要となり、大変面倒である。
本考案は以上の如き欠点を除去し、選択度特性を良くシ
、プラグ・イン・タイププリント板でのオーバーオール
調整の必要ないサービス性に富んだプリント板を構成で
きる中間周波増巾装置を提供しようとするものである。
すなわち、第1図における回路3の入力側のトラップ回
路4に相当する部分を回路5,6に切り離し、第3図に
示すように回路5を一つの独立したプリント板に設けこ
のプリント板をチューナ1のケースに固定し、チューナ
側で調整してしまうものである。
第3図においてC工、C2,C7は結合コンデンサ、T
2はヘリカル・レソ゛ネータ・フィルり(Helica
lResonator Filter)、R1はダン
ピング用の抵抗、C3,C4,C5,Ll、T3.R2
はT型ブリッジトラップ回路を構成する素子で、隣接音
声のトラップを行なう。
Troはそのコレクタ抵抗R5として非常に低いインピ
ーダンス(100Ω程度)を用いコレクタフォロア回路
を形成しているトランジスタである。
これは信号を低出力インピーダンスで送り出すことによ
り負荷による利得、並びに波形変動を押えるためで゛、
トランジスタTroよりの出力は結合コンデンサC7よ
りシールド線7を経て他のプノント板に設けた中間周波
増巾回路6の結合コンテ゛ンサC8より第1増巾器Tr
1のベースに結合されるが、シールド線長は、単位長当
り容量をもつため受像機種の構成や、同機種内でのバラ
ツキによりその線長が変動すると選択度特性に大きく影
響する。
この線長差による影響を軽減するため、回路5の出力イ
ンピーダンスを十分低くする必要がある。
そのためにトランジスタTroによるコレクタフォロア
回路が挿入されている。
第4図はヘリカル・レゾネータ・フィルタT2の構成を
示しており、入力結合コイル11.単層ソレノイド12
.13,14、出力結合コイル15シールドケース16
が設けられている。
このフィルタT2はJIRETRANSACTIONO
NCOMPONENTSPARTSJに「Realiz
ation of a filter with He
licalComponentsJとして紹介されてい
るもので、単層ソレノイド12,13.14により3次
同調して帯域中をもたせ、かつQが高い。
したがってこのヘリカル・レゾネータ・フィルタT2と
チューナ1の出カドランスT1とを近接させて配置し、
両者を結合コンテ゛ンサC1で゛結ぶことにより出カド
ランスT1も含めて広帯域で平坦な特性が得られ、かつ
スカート特性をよくすることができ、前述した要望に答
えることができる。
以上のように本考案によればヘリカル・レゾネータ・フ
ィルタ、自己チャンネルトラップ、隣接チャンネルトラ
ップおよび゛コレクタフォロア回路よりなるインピーダ
ンス変換回路を同一のプリント板に設けてチューナのケ
ースに固定し、このときチューナの出カドランスとヘリ
カル・レゾネータ・フィルタを近接させて結合してこの
プリント板の出力を別のプリント板に設けた第1中間周
波増中段に加えるようにしたものである。
したがってチューナとヘリカル・レゾネータ・フィルタ
を設けたプリント板とは一体のものとして調整できる。
またヘリカル・レゾネータ・フィルタと結合コンテ゛ン
サを介して接続されたチューナの出カドランスとをひと
つの広帯域特性となるよう調整でき、選択度が非常によ
いため、中間周波の選択度特性はチューナとこれに一体
化したプリント板とによる調整で決まり混変調特性が良
くなる。
同時に混信による影響もない。
さらにコレクタフォロア回路よりなるインピーダンス変
換回路で次段に接続されているためシールド線長差によ
る選択度波形の変動をおさえることができ、かつ、この
ときエミッタを交流的にアースしているため、上記イン
ピーダンス変換回路は増巾作用も行なう。
したがって信号は増巾され、かつイ氏インピーダンス出
力として次段の中間周波増巾段に供給される。
また前述したように選択度はチューナおよびそのケース
に設けたプリント板の調整できまるためオーバーオール
調整を省くことができる。
即ちチューナ段と中間周波段を分離調整する事を可能と
したので、チューナおよび沖間周波段のプリント板取り
換え時の再調整がなくなり、サービス性を向上すること
ができると共に、量産時においても工程中の調整作業を
簡易にすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の映像中間周波増巾装置の回路図、第2図
は同要部の他の回路、第3図は本考案の一実施例による
映像中間周波増巾装置の回路図、第4図はヘリカル・レ
ゾネータ、フィルタの構成図である。 1・・・・・・チューナ、5・・・・・・回路、6・・
・・・・中間周波増巾回路、T1・・・・・・出カドラ
ンス、T2・・・・・・ヘリカル・レゾネータ・フィル
タ、C1,C2・・・・・・結合コンテ゛ンサ、Tro
・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘリカル・レゾネータ・フィルりと、自己チャンネルト
    ラップまたは隣接チャンネルトラップのうちの少なくと
    も一つのトラップと、抵抗負荷とを有するコレクタ・フ
    ォロア回路を1つのプリント板に設け、このプリント板
    をチューナの出カドランスに近接させてチューナケース
    に固定し、上記チューナの出カドランスと上記ヘリカル
    ・レゾネータ・フィルタを交流結合することにより、上
    記チューナの出カドランスと上記プリント板の回路より
    なる集中フィルタ回路を構威し、かつ上記抵抗負荷を有
    するコネクタ・フォロア回路より他のプリント板に設け
    られた中間周波項中段に出力信号を加えるべく構成した
    ことを特徴とする映像中間周波増巾装置。
JP1978021979U 1978-02-21 1978-02-21 映像中間周波増巾装置 Expired JPS5832373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978021979U JPS5832373Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21 映像中間周波増巾装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978021979U JPS5832373Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21 映像中間周波増巾装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53117129U JPS53117129U (ja) 1978-09-18
JPS5832373Y2 true JPS5832373Y2 (ja) 1983-07-18

Family

ID=28855885

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978021979U Expired JPS5832373Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21 映像中間周波増巾装置

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