JPS5832327Y2 - 音叉形水晶振動子の支持構造 - Google Patents

音叉形水晶振動子の支持構造

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Publication number
JPS5832327Y2
JPS5832327Y2 JP1976125856U JP12585676U JPS5832327Y2 JP S5832327 Y2 JPS5832327 Y2 JP S5832327Y2 JP 1976125856 U JP1976125856 U JP 1976125856U JP 12585676 U JP12585676 U JP 12585676U JP S5832327 Y2 JPS5832327 Y2 JP S5832327Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal resonator
absorbing member
base
tuning fork
support structure
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Expired
Application number
JP1976125856U
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English (en)
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JPS5343886U (ja
Inventor
陽一 松原
和弘 堀内
Original Assignee
リコ−時計株式会社
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2つの振動片を有する音叉形水晶振動子を基
台に支持する支持構造に関する。
たとえば電子腕時計に用いられる音叉形水晶振動子の支
持構造には次のことが特に要求される。
1、水晶振動子の電気、温度等の特性を損わず、その安
定性を維持させる。
2、耐衝撃性がよい。
3、製造が容易である。
4、小型である。
ところで、従来実用化されている支持構造として、ワイ
ヤマウント方式とバネ支持方式とがある。
ワイヤマウント方式は、振動子の一側面だけをサポータ
で基台に支持したいわゆる片持のため、衝撃に弱いとい
う欠点がある。
バネ支持方式は、基台上に固着したバネ部材上に振動子
を固着したもので、振動子の動く空間(基台上面との間
のいわゆる変位空間)が大きくなるため、小型化、耐衝
撃性に限界がある。
そこで最近、これらに代るものとしてリード端子直接支
持方式と基台直接支持方式とが提案されている。
しかし、リード端子直接支持方式は、基台に植設したリ
ード端子に直接振動子を架設するものであるため、基台
と振動子との位置が一定とならなく、後工程での周波数
調整及びケース封入作業に手間がかかるという欠点があ
る。
また、基台直接支持方式は、基台に振動子を接着剤でも
って直接に接着するもので、接着剤の層の厚さが均一に
ならず特性にバラツキを生ずるに加え、振動子の横方向
からの衝撃に弱いという欠点がある。
さらに、これら両方式の共通の欠点として、これら両方
式は、耐衝撃性、小型化については改善されたが、反面
前述の従来方式より振動エネルギーのノークが増し、ケ
ース固定、ケース封入などの外部要因による周波数変化
が生じるなどといったことが挙げられる。
しかして本考案は、前述した1〜5の要求事項は当然踏
まえた上に、さらに振動エネルギーのリークを無くシ、
特性の向上を図ることができる支持構造を提供しようと
するものである。
以下には本考案を、第1図に示す第1実施例と第2図に
示す第2実施例の2つの実施例について詳細に説明する
基台1の上面に、全長同じ肉厚の扁平な吸振部材2が接
着剤3で接着してあり、さらにらにこの吸振部材2上に
、2つの振動片を有する音叉形水晶振動子4の底面が上
記接着剤3と同じ接着剤3′で接着しである。
水晶振動子4の前後両側面の電杷には、基台1に植設し
たリード端子5□、5□の上端部が接している。
吸振部杆2は、その音響インピーダンスが水晶振動子4
のそれと異なるもので、Mn−Cn合金、ゴム質あるい
はプラスチック質材料等の、内部摩擦が大きくて音響エ
ネルギーの減衰度の高い材質でつくっである。
接着剤3,3′としては、その音響インピーダンスが水
晶振動子4ともまた吸振部材2とも異なる材質のもの、
たとえばエポキシ樹脂系接着剤を用いである。
しかして、水晶振動子4の底面からの振動エネルギーは
、音響インピーダンスの異なる層(接着剤3′、吸振部
材2、接着剤3)によって反射されるとともに、吸湿部
材2によって吸収され、リークが少ない。
また、たとえリークしても吸振部材2は一定肉厚である
から、全長同じ割合でリークし、水晶振動子4の周波数
変化は大きくはならない。
第2実施例は、吸振部材2として、波形であるが肉厚は
全長同じ板バネを用いたことが第1実施例と違うだけで
、その他の構成は同じである。
以上に述べたように、本考案は、水晶振動子を、それと
音響インピーダンスが異なる吸振部材を介し基台上に取
り付けるとともに、それら水晶振動子、吸振部材、基台
を、前二者とは音響インピーダンスが異なる接着剤で接
着してなるもので、振動エネルギーのリークは少なく、
シかも吸振部材によって水晶振動子は外力の影響を緩和
されるので、耐衝撃性もよいものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案の第1実施例を示し、Aは、正面図
、Bは側面図、第2図は第2実施例を示す正面図である
。 1・・・・・・基台、2・・・・・・吸振部材、3,3
′・・・・・・接着剤、4・・・・・・水晶振動子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの振動片を有する音叉形水晶振動子の底面に、その
    水晶振動子と音響インピーダンスの異なる吸振部材を、
    これら水晶振動子及び吸振部材とも音響インピーダンス
    が異なる接着剤で接着し、さらにその吸振部材を、上記
    接着剤で基台上に接着してなる音叉形水晶振動子の支持
    構造。
JP1976125856U 1976-09-17 1976-09-17 音叉形水晶振動子の支持構造 Expired JPS5832327Y2 (ja)

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JPS5343886U JPS5343886U (ja) 1978-04-14
JPS5832327Y2 true JPS5832327Y2 (ja) 1983-07-18

Family

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