JPS583187Y2 - カサイカンチキ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は火災感知器の改良に関する。

従来の漏斗状に形成された基台の狭い開口部分に受座が
設けられ該受座にバイメタルや感熱半導体などの感熱素
子を取り付けそのリード線を該基台の広い開口部分に設
けられた端子に接続する構造の火災感知器に釦いては、
基台の広い開口部分に設けられる動作確認灯回路や自己
保持回路などの回路部品と感熱素子との接続作業が基台
の広い開口部分の限られた狭あいな場所で行なわれるた
めに組み立て作業が複雑となって手間がかかりまた組み
込まれた部品間で短絡しやすい欠点があった。

本考案は上記の点にかんがみ基台の内側に設けられる動
作確認灯回路や自己保持回路などの回路部品と感熱素子
との接続が簡単容易にしかも確実に行なうことのできる
火災感知器を提供するものである。

以下本考案の実施例を図面により説明すると、漏斗状に
形成された基台１の狭い開口部分に受座２が設けられま
た該基台１の広い開口部分に内周面に段部を有する組部
３が形成される。

該組部３の段部に基台１の外側へ突出するように動作確
認灯４や抵抗５あ・よび受信機からの信号電路に接続さ
れる引き出し線６，６′などの配線回路が組み込まれた
プリント板７が嵌め込み載置され、該プリント板７に設
けられた小孔８，８′に上記受座２に取り付けられたバ
イメタルや感熱半導体などからなる感熱素子９のリード
線１０，１σが挿入されて上記配線回路に半田付けされ
て上記プリント板７と感熱素子９が基台１に固定される
。

な釦上記実施例では受座２が組部３と直接連通する孔で
形成されたが受座２と組部３との間に感熱素子９のリー
ド線１０，１０′が別々に挿入される孔を有する隔壁を
設けてもよい。

また組部３のプリント板γ上に少量の充填剤１１を流し
込むだけで防水構造のものが得られる。

本考案によれば組み立て作業が簡単容易にしかも確実に
行なうことができるとともに感熱素子９のリード線１０
，１σをプリント板７の小孔８゜Ｃに半田付けすること
により該感熱素子９を基台１に固定することができる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案による火災感知器の一実施例の断面図、
第２図は第１図における組部の平面図である。 １・・・基台、２・・・受座、３・・・組部、４・・・
動作確認灯、５・・・抵抗、６，６′・・・引き出し線
、７・・・プリント板、８，８′・・・小孔、９・・・
感熱素子、１０，１０′・・・リード線。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 漏斗状に形成された基台１の狭い開口部分に受座２がそ
   の広い開口部分に内周面に段部を有する組部３が形成さ
   れ、該組部３の段部に動作確認灯４や抵抗５あ−よび引
   き出し線６，６′などの配線回路が組み込まれたプリン
   ト板Ｉが嵌め込み載置され、該プリント板７に設けられ
   た小孔８ 、８’に上記受座２に挿入取り付けられる感
   熱素子９のリード線１０．１０が挿入されて上記配線回
   路に半田付は接続されて−に記プリント板７と感熱素子
   ９が基台１に固定された火災感知器。