JP2554774Y2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JP2554774Y2
JP2554774Y2 JP1990006763U JP676390U JP2554774Y2 JP 2554774 Y2 JP2554774 Y2 JP 2554774Y2 JP 1990006763 U JP1990006763 U JP 1990006763U JP 676390 U JP676390 U JP 676390U JP 2554774 Y2 JP2554774 Y2 JP 2554774Y2
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blade
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JP1990006763U
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義則 五十嵐
一郎 小林
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Nohmi Bosai Ltd
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、煙や熱等の火災現象を検出する火災感知器
に関するものである。
従来の技術 従来の火災感知器では、受信機などからの配線を接続
するためのベースに感知器本体を係止させているが、こ
の感知器本体には検出部を備えるとともに火災判別など
を行う電気回路を収納している。
このベースと感知器本体との係合は、一方に設けられ
た刃金具を他方に設けられた刃受金具とばね金具との間
に狭持させることにより固定される。また、一方を受信
機などからの配線に他方を感知器本体内に備えられる電
気回路に、それぞれ接続しておくことにより、受信機な
どの受信部に対して信号の送受信を行うことが出来る。
ところが、刃受金具とばね金具との間に狭持される刃金
具は、係合解除の繰り返しにより緩むので、位置ずれが
生じる。
そのため、従来の刃金具は、基台にねじ止めするとと
もに貫通コンデンサの一端を該刃金具の接続部に導通せ
しめ、また、その他端をプリント基板表面上に突出させ
てプリント基板に半田付けし、刃金具が回転しないよう
にしている。
考案が解決しようとする課題 従来例の火災感知器では、刃金具がねじ止めされ、し
かも、その後端部に貫通コンデンサが嵌着されている
が、刃受金具との係脱の繰り返しにより、該刃金具が緩
んで回動し貫通コンデンサとの接続が不良となることが
ある。
この考案は、上記事情に鑑み刃金具の回動を防止する
と共に電気的接続を確実にすることを目的とする。
問題を解決するための手段 この考案は、感知器本体の基台に螺着され、刃金具を
固定するねじ部を備えるとともに、先端が該基台内のプ
リント基板に至るピンと;少なくとも該基台の刃金具取
付部と刃金具の何れか一方に設けられた刃金具の回動防
止手段と;前記ピンの先端を前記プリント基板に固定す
る半田付け部と;を備えることにより、または、感知器
本体の基台に螺着され、刃金具を固定するねじ部を備え
るとともに、先端が該基台の内面に設けられた突出部を
貫通して該突出部に載置されたプリント基板に至るピン
と、少なくとも該基台の刃金具取付部と刃金具の何れか
一方に設けられた刃金具の回動防止手段と;前記ピンの
先端を前記プリント基板に固定する半田付け部と;を備
えることにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
作用 刃金具取付部に刃金具を載置し、突出部にプリント基
板を載置した後、突出部にピンを螺着して刃金具をねじ
止めするとともにプリント基板上に突出しているピンの
先端を半田付けする。このようにして固定された刃金具
は、回動防止手段により回転が阻止される。
実施例 この考案の実施例を添付図面に基ずいて説明するが、
同一図面符号はその名称も機能も同一である。
感知器の基台1の背面1aには、第2C図に示す様に刃金
具取付部30が形成され、又、その内面1bには、第6図に
示す様に、プリント基板3を支持する複数の突出部5
と、光学台6を固定せしめる複数の引掛部9とが形成さ
れている。この突出部5の中央には、刃金具取付部30と
連通するねじ穴31が形成されている。引掛部9の先端に
は、爪8が内側向きに形成されている。プリント基板3
には、第7図に示す様に、その表面3aの中央部に光学台
取付部37が形成され、又、その外側には、ピン穴32の外
周に形成された複数の半田付部33と、引掛部9を通す複
数の貫通穴34と、光学台6のピン部が挿入される複数の
ピン孔36と、が形成されている。
なお、このプリント基板3には、電子回路等が設けら
れているが、ここでは説明を省略する。光学台6の外周
縁には、前記引掛部9の爪8と係合する複数の段部7
と、カバー2の係合部材11と係止する複数のフック10と
が設けられている。なお、この光学台6の光学室4には
ラビリンスや投受光素子等が設けられているが、それら
については説明を省略する。
カバー2は、煙が円滑に光学室4内に流入できるよう
に断面山形状に形成され、又、その中央部に光学室挿入
凹部38が形成されており、その挿入凹部38の周縁には、
前記フック10に係止する係合部材11が設けられている。
この挿入凹部38と対向する位置にリブを介して屋根12が
設けられ、その屋根12の突起部12aは、光学室4の頂部1
3に当接している。又、カバー2の傾斜面17の内面17aに
は、前記基板3の端縁3bの接触を防止するために円環状
の溝16が形成されている。この溝16の深さは、必要に応
じて適宜選択される。なお、23は光学室4内に煙を進入
させるための煙流入口、24は光学室4内に昆虫などが侵
入するのを防止するための金網、25は感知器の作動を確
認するための動作確認灯、を夫々示す。
次に、この実施例の作動につき説明する。
基台1の刃金具取付部30の規制壁30aの内側に、刃金具1
8の固定部18aを当接せしめた後、穴18b、31にピン19を
挿入し、ねじ部19aをねじ穴31に螺着して、刃金具18を
基台1に固定する。
ピン19の先端19bをプリント基板3のピン穴32に挿入
して、該プリント基板3を突出部5の先端に当接せしめ
ると共に、ピンの先端19bを半田付部33に半田付け33a
し、プリント基板3を突出部5に固定する。
この時、引掛部9の爪8は、プリント基板3の貫通穴
34を通りプリント基板3の表面3a上に突出している。光
学台6は、予めそのピン部をプリント基板3のピン孔36
に挿入し、光学台6をプリント基板3の光学台取付部37
に当接させ、内装される投受光素子のリード線がプリン
ト配線に半田付けされ、第1図に示す様に、該光学台6
の段部7に引掛部9の爪8を係合させる。このようにし
て、光学台6は、ピン部と爪8とにより、位置の規制を
受けるので、所定位置に正確に固定される。
この光学台6の光学室4とカバー2の光学台挿通凹部
38とを位置合わせしながら、該カバー2を光学室4に被
せ、第1図に示す様に、カバーの係合部材11を光学台の
フック10に係合させる。この時、プリント基板3の端縁
3aはカバー2の傾斜面17の内面17aに近接するが、該端
縁3bは、カバー2の円環状の溝16と対向する位置にある
ので、プリント基板3とカバー2とが接触することはな
い。
このようにして、組み立てた光電式煙感知器を天井面
等に固定したベース21に近接せしめ、回転させて該ベー
ス21の刃受金具22に感知器の刃金具18の挟持部18eを挿
入する。この時、刃金具18は規制壁30aにより、その回
動を規制されるので、基台1と刃金具18との固定状態は
維持される。
この考案の実施例は、前記に限定されるものではな
く、例えば、刃金具18の固定部18aの先端縁に、第4図
に示す様に基台1へ嵌着される垂直爪18c、18dを設けた
り、又は、第5図に示す様に、その側縁に基台1へ嵌着
される垂直爪18c、18dを設け、刃金具18の回転防止を図
ってもよい。
また、刃金具を感知器本体の基台に取り付ける代わり
にベースの基台にピンでねじ止めし、該ピンの先端をベ
ースの導電部分に半田付けしても良い。また、カバー2
は光学台6ではなく基台1に係合させるようにしても良
い。
更に、この考案は光電式煙感知器のほか、熱式感知器
などにも用いることが出来ることは勿論である。
考案の効果 この考案に係る火災感知器は、以上のように構成した
ので、ピンにより螺着され刃金具は、回動防止手段によ
り回動を阻止される。
そのため、繰り返して刃受金具に刃金具を着脱して
も、該刃金具がぐらつくことはない。
また、刃金具はピンを介して常に導電部分に接続される
ので、電気的接続が確実となる。
更に、ピンは導電部分に半田付け固定されるので緩むこ
とが無く刃金具の固定を一層確実とする。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は、本考案の実施例を示す図で、第1図
は縦断面図、第2A図はピンの拡大斜視図、第2B図は刃金
具の拡大斜視図、第2C図は刃金具取付部の拡大斜視図、
第6図は基台の平面図、第7図はプリント基板の平面
図、第4図、第5図はそれぞれ他の実施例の刃金具を示
す斜視図、である。 1……感知器本体の基台 3……プリント基板 5……突出部 19……ピン 18……刃金具 18c……垂直爪 18d……垂直爪 30a……規制壁

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感知器本体の基台に螺着され、刃金具を固
    定するねじ部を備えるとともに、先端が該基台内のプリ
    ント基板に至るピンと;少なくとも該基台の刃金具取り
    付け部と刃金具の何れか一方に設けられた刃金具の回動
    防止手段と;前記ピンの先端を前記プリント基板に固定
    する半田付け部と;を備えた火災感知器。
  2. 【請求項2】感知器本体の基台に螺着され、刃金具を固
    定するねじ部を備えるとともに、先端が該基台の内面に
    設けられた突出部を貫通して該突出部に載置されたプリ
    ント基板に至るピンと;少なくとも該基台の刃金具取付
    部と刃金具の何れか一方に設けられた刃金具の回動防止
    手段と;前記ピンの先端を前記プリント基板に固定する
    半田付け部と;を備えた火災感知器。
  3. 【請求項3】回動防止手段が、刃金具取付部に形成した
    規制壁であることを特徴とする請求項1記載の火災感知
    器。
  4. 【請求項4】回動防止手段が、刃金具取付部に嵌着され
    る刃金具の垂直爪であることを特徴とする請求項1記載
    の火災感知器。
JP1990006763U 1990-01-26 1990-01-26 火災感知器 Expired - Lifetime JP2554774Y2 (ja)

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JPH0397789U JPH0397789U (ja) 1991-10-08
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JP4551278B2 (ja) * 2005-06-03 2010-09-22 矢崎総業株式会社 配線板の端子接続構造

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JPH0739029Y2 (ja) * 1987-12-08 1995-09-06 ニッタン株式会社 火災感知器

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