JPH066482Y2 - 熱感知素子 - Google Patents
熱感知素子Info
- Publication number
- JPH066482Y2 JPH066482Y2 JP7933587U JP7933587U JPH066482Y2 JP H066482 Y2 JPH066482 Y2 JP H066482Y2 JP 7933587 U JP7933587 U JP 7933587U JP 7933587 U JP7933587 U JP 7933587U JP H066482 Y2 JPH066482 Y2 JP H066482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensing element
- heat sensing
- circuit board
- printed circuit
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、サーミスタを樹脂にてモールドして形成さ
れ、プリント基板に立設して実装される熱感知素子に関
するものである。
れ、プリント基板に立設して実装される熱感知素子に関
するものである。
[背景技術] この種の熱感知素子としては第4図に示すものがある。
この熱感知素子A′は、サーミスタ1の夫々のリード2
の先端を残して樹脂3にてモールドして棒状に形成され
ており、第5図に示すように、下端から延出されたリー
ド2をフォーミングしてプリント基板4の挿入孔5内に
挿入して半田13付けし、プリント基板4上に立設する
ものである。ところで、この種の熱感知素子A′では、
第6図に示すように、複数個のサーミスタ1を備えたも
のがあり、この熱感知素子A″の場合にはサーミスタ1
の個数×2本のリード2が下端から延出されることにな
り、プリント基板4に熱感知素子A″を実装する際に、
リード2を誤挿入する場合があった。そこで、従来では
サーミスタ1毎にリード2の長さを異ならせて誤挿入を
防止していた。しかし、この熱感知素子A″をプリント
基板4に実装して半田付けし、リード2の先端を切断し
た状態では、熱感知素子A″のリード2が正しく挿入さ
れているかを否かをチェックすることができない問題が
あり、しかも熱感知素子A″のプリント基板4への装着
に際しては、リード2を1本ずつ挿入しなければならな
いため、リード2の挿入が難しく、熱感知素子A″のプ
リント基板4の装着に時間がかかる問題があった。ま
た、いずれの熱感知素子A′,A″も同様であるが、こ
の種の熱感知素子A′,A″では、感熱性能を一定にす
るため、第7図に示すように、プリント基板4の上面か
ら先端までの高さHを一定にしてプリント基板4に実装
する必要があるが、従来の熱感知素子A′,A″ではリ
ード2が変形しやすいため、この高さHが一定にならな
いという問題があった。
この熱感知素子A′は、サーミスタ1の夫々のリード2
の先端を残して樹脂3にてモールドして棒状に形成され
ており、第5図に示すように、下端から延出されたリー
ド2をフォーミングしてプリント基板4の挿入孔5内に
挿入して半田13付けし、プリント基板4上に立設する
ものである。ところで、この種の熱感知素子A′では、
第6図に示すように、複数個のサーミスタ1を備えたも
のがあり、この熱感知素子A″の場合にはサーミスタ1
の個数×2本のリード2が下端から延出されることにな
り、プリント基板4に熱感知素子A″を実装する際に、
リード2を誤挿入する場合があった。そこで、従来では
サーミスタ1毎にリード2の長さを異ならせて誤挿入を
防止していた。しかし、この熱感知素子A″をプリント
基板4に実装して半田付けし、リード2の先端を切断し
た状態では、熱感知素子A″のリード2が正しく挿入さ
れているかを否かをチェックすることができない問題が
あり、しかも熱感知素子A″のプリント基板4への装着
に際しては、リード2を1本ずつ挿入しなければならな
いため、リード2の挿入が難しく、熱感知素子A″のプ
リント基板4の装着に時間がかかる問題があった。ま
た、いずれの熱感知素子A′,A″も同様であるが、こ
の種の熱感知素子A′,A″では、感熱性能を一定にす
るため、第7図に示すように、プリント基板4の上面か
ら先端までの高さHを一定にしてプリント基板4に実装
する必要があるが、従来の熱感知素子A′,A″ではリ
ード2が変形しやすいため、この高さHが一定にならな
いという問題があった。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、プリント基板への誤挿入が無く容易
に装着でき、しかも一定の高さでプリント基板に立設す
ることができる熱感知素子を提供することにある。
的とするところは、プリント基板への誤挿入が無く容易
に装着でき、しかも一定の高さでプリント基板に立設す
ることができる熱感知素子を提供することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案は、複数個のサーミスタを樹脂にてモールドして
形成された熱感知素子本体と、この熱感知素子本体の一
端に取着され上記サーミスタのリードが夫々接続された
端子が突設された端子台部とを備えたものであり、熱感
知素子の一端が端子台部になっており、この端子台部か
ら夫々のサーミスタのリードに接続された端子を突設し
てあることにより、プリント基板に誤挿入されることな
く容易に熱感知素子を装着できるようにし、しかも端子
台部によって熱感知素子が真っ直ぐ立設して実装できる
ようにすることにより、熱感知素子の高さが一定になる
ようにしたものである。
形成された熱感知素子本体と、この熱感知素子本体の一
端に取着され上記サーミスタのリードが夫々接続された
端子が突設された端子台部とを備えたものであり、熱感
知素子の一端が端子台部になっており、この端子台部か
ら夫々のサーミスタのリードに接続された端子を突設し
てあることにより、プリント基板に誤挿入されることな
く容易に熱感知素子を装着できるようにし、しかも端子
台部によって熱感知素子が真っ直ぐ立設して実装できる
ようにすることにより、熱感知素子の高さが一定になる
ようにしたものである。
(実施例1) 第1図及び第2図に本考案の一実施例を示す。
本実施例の熱感知素子Aは、2個のサーミスタ1を備え
たものであり、第1図に示すように、夫々のサーミスタ
1を樹脂3にてモールドして棒状に形成された熱感知素
子本体8と、この熱感知素子本体8の下部に取着され上
記サーミスタ1のリード2が夫々接続された端子7が下
方に突設された端子台部6とからなる。上記端子台部6
は直方体状に形成してあり、第2図に示すように、プリ
ント基板4に実装したとき、下面がプリント基板4の装
着面に密着するようにしてある。このように端子7を備
えた端子台部6を熱感知素子本体8の下部に形成するこ
とにより、プリント基板4の端子6の挿入孔の位置を正
確に穿孔しておけば、熱感知素子Aのプリント基板4へ
の装着が容易となり、しかも端子台部6の下面から端子
7を突設した構造であるから、誤挿入されることも少な
くなる。さらに、端子台部6の下面をプリント基板4の
装着面に密着するようにしてあるから、端子台8にて熱
感知素子Aを真っ直ぐに立設してプリント基板4に実装
することができるようにし、これによりプリント基板4
の装着面から熱感知素子Aの先端までの高さを一定にす
ることができる。
たものであり、第1図に示すように、夫々のサーミスタ
1を樹脂3にてモールドして棒状に形成された熱感知素
子本体8と、この熱感知素子本体8の下部に取着され上
記サーミスタ1のリード2が夫々接続された端子7が下
方に突設された端子台部6とからなる。上記端子台部6
は直方体状に形成してあり、第2図に示すように、プリ
ント基板4に実装したとき、下面がプリント基板4の装
着面に密着するようにしてある。このように端子7を備
えた端子台部6を熱感知素子本体8の下部に形成するこ
とにより、プリント基板4の端子6の挿入孔の位置を正
確に穿孔しておけば、熱感知素子Aのプリント基板4へ
の装着が容易となり、しかも端子台部6の下面から端子
7を突設した構造であるから、誤挿入されることも少な
くなる。さらに、端子台部6の下面をプリント基板4の
装着面に密着するようにしてあるから、端子台8にて熱
感知素子Aを真っ直ぐに立設してプリント基板4に実装
することができるようにし、これによりプリント基板4
の装着面から熱感知素子Aの先端までの高さを一定にす
ることができる。
(実施例2) 第3図に本考案の他の実施例を示す。本実施例において
は、上述の熱感知素子本体8に一体に熱感知素子Aの取
付時に装着されるパッキン9を形成したものである。こ
の種の熱感知器は一般に天井などに取り付けられ、上記
熱感知素子Aが実装されたプリント基板4はハウジング
10内に収納され、熱感知素子Aの先端をハウジング1
0から露呈させるようになっている。このため、従来で
は、第8図に示すようにハウジング10の下面に装着孔
11を穿設し、この装着孔11から熱感知素子A′を露
呈させるようにしてあり、また熱感知器内の防水のため
に装着孔11にはパッキン9を装着するようにしてい
た。従って、パッキン9に穿設された挿入孔12内に熱
感知素子A′の熱感知素子本体8部を挿通するようにし
て熱感知素子A′をパッキン9に取り付けて、熱感知器
の組立を行っていた。しかし、この場合まずパッキン9
をハウジング10に装着し、さらに熱感知素子A′をパ
ッキン9の挿入孔12内に挿入するという2工程の組立
工程が必要になり、組立に時間がかかる問題があった。
そこで、本実施例においては、パッキン9を熱感知素子
本体8に一体形成しておくことにより、パッキン9のハ
ウジング10への装着と同時に熱感知素子Aの取付がで
きるようにして、取付工程を少なくするようにしてあ
る。
は、上述の熱感知素子本体8に一体に熱感知素子Aの取
付時に装着されるパッキン9を形成したものである。こ
の種の熱感知器は一般に天井などに取り付けられ、上記
熱感知素子Aが実装されたプリント基板4はハウジング
10内に収納され、熱感知素子Aの先端をハウジング1
0から露呈させるようになっている。このため、従来で
は、第8図に示すようにハウジング10の下面に装着孔
11を穿設し、この装着孔11から熱感知素子A′を露
呈させるようにしてあり、また熱感知器内の防水のため
に装着孔11にはパッキン9を装着するようにしてい
た。従って、パッキン9に穿設された挿入孔12内に熱
感知素子A′の熱感知素子本体8部を挿通するようにし
て熱感知素子A′をパッキン9に取り付けて、熱感知器
の組立を行っていた。しかし、この場合まずパッキン9
をハウジング10に装着し、さらに熱感知素子A′をパ
ッキン9の挿入孔12内に挿入するという2工程の組立
工程が必要になり、組立に時間がかかる問題があった。
そこで、本実施例においては、パッキン9を熱感知素子
本体8に一体形成しておくことにより、パッキン9のハ
ウジング10への装着と同時に熱感知素子Aの取付がで
きるようにして、取付工程を少なくするようにしてあ
る。
[考案の効果] 本考案は上述のように、複数個のサーミスタを樹脂にて
モールドして形成された熱感知素子本体と、この熱感知
素子本体の一端に取着され上記サーミスタのリードが夫
々接続された端子が突設された端子台部とを備えたもの
であり、熱感知素子の一端が端子台部になっており、こ
の端子台部のから夫々のサーミスタのリードに接続され
た端子を突設してあることにより、プリント基板に誤挿
入されることなく容易に熱感知素子を装着でき、しかも
端子台部によって熱感知素子が真っ直ぐ立設して実装で
きることにより、熱感知素子の高さが一定になり、感熱
性能を一定とすることができる効果がある。
モールドして形成された熱感知素子本体と、この熱感知
素子本体の一端に取着され上記サーミスタのリードが夫
々接続された端子が突設された端子台部とを備えたもの
であり、熱感知素子の一端が端子台部になっており、こ
の端子台部のから夫々のサーミスタのリードに接続され
た端子を突設してあることにより、プリント基板に誤挿
入されることなく容易に熱感知素子を装着でき、しかも
端子台部によって熱感知素子が真っ直ぐ立設して実装で
きることにより、熱感知素子の高さが一定になり、感熱
性能を一定とすることができる効果がある。
第1図は本考案の一実施例の構造を示す説明図、第2図
は同上のプリント基板への取付状態を示す断面図、第3
図は本考案の他の実施例の側面図、第4図は従来例の構
造を示す説明図、第5図は同上のプリント基板への取付
状態を示す断面図、第6図は他の従来例を示す取付説明
図、第7図は同上の不具合点の説明図、第8図は同上の
ハウジングへの取付説明図である。 Aは熱感知素子、1はサーミスタ、2はリード、3は樹
脂、6は端子台部、7は端子、8は熱感知素子本体、9
はパッキンである。
は同上のプリント基板への取付状態を示す断面図、第3
図は本考案の他の実施例の側面図、第4図は従来例の構
造を示す説明図、第5図は同上のプリント基板への取付
状態を示す断面図、第6図は他の従来例を示す取付説明
図、第7図は同上の不具合点の説明図、第8図は同上の
ハウジングへの取付説明図である。 Aは熱感知素子、1はサーミスタ、2はリード、3は樹
脂、6は端子台部、7は端子、8は熱感知素子本体、9
はパッキンである。
Claims (2)
- 【請求項1】複数個のサーミスタを樹脂にてモールドし
て形成された熱感知素子本体と、この熱感知素子本体の
一端に取着され上記サーミスタのリードが夫々接続され
た端子が突設された端子台部とを備えて成ることを特徴
とする熱感知素子。 - 【請求項2】上記熱感知素子本体に熱感知素子の取付時
に装着されるパッキンを一体成形して成る実用新案登録
請求の範囲第1項記載の熱感知素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7933587U JPH066482Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 熱感知素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7933587U JPH066482Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 熱感知素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63187304U JPS63187304U (ja) | 1988-11-30 |
JPH066482Y2 true JPH066482Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=30929101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7933587U Expired - Lifetime JPH066482Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 熱感知素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066482Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011132570A1 (ja) * | 2010-04-22 | 2011-10-27 | 矢崎総業株式会社 | 配線材の接続構造 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP7933587U patent/JPH066482Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011132570A1 (ja) * | 2010-04-22 | 2011-10-27 | 矢崎総業株式会社 | 配線材の接続構造 |
JP2011227000A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Yazaki Corp | 配線材の接続構造 |
CN102472672A (zh) * | 2010-04-22 | 2012-05-23 | 矢崎总业株式会社 | 配线材料的连接结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63187304U (ja) | 1988-11-30 |
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