JPS5831773B2 - 押釦同調器におけるリンク機構 - Google Patents

押釦同調器におけるリンク機構

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Publication number
JPS5831773B2
JPS5831773B2 JP56047855A JP4785581A JPS5831773B2 JP S5831773 B2 JPS5831773 B2 JP S5831773B2 JP 56047855 A JP56047855 A JP 56047855A JP 4785581 A JP4785581 A JP 4785581A JP S5831773 B2 JPS5831773 B2 JP S5831773B2
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JP
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link
arm
guide
plate
push button
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隆夫 茶木
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KURARION KK
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Publication of JPS5831773B2 publication Critical patent/JPS5831773B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
    • H03J5/04Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings operated by hand
    • H03J5/12Settings determined by a number of separately-actuated driving means which adjust the tuning element directly to desired settings

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は押釦同調器におけるリンク機構に関するもので
ある。
押釦同調器は、押釦の押圧操作に伴い移動するメモリー
プレートをコアスライドに連結させることによって押釦
の押圧力をコアスライドに伝達させ、コアスライドに取
り付けられたコアを同調コイル内に挿脱したり、或いは
手動操作用の同調つまみに前記コアスライドを移動させ
てコアの同調コイル内に対する挿入位置を変化させるよ
うにしている。
この場合に、コイルを取り付けたコアスライドの移動方
向と、これに動かすためのメモリープレート又は同調軸
側の部材の移動方向とは異った向きに設定されているこ
とが多い。
例えば、メモリープレートや同調つまみ側の移動部材は
押釦の幅方向に移動自在に配設され、一方、コアスライ
ドはこれと直交方向(押釦の前後方向)に移動自在に配
設されている。
従って、このような各部材を互いに連動させるに当って
は、両者の間にリンクを配設し、このリンクによって双
方の部材を連動させると同時にその移動方向を変更させ
ている。
ところで、このような押釦同調器におけるリンク機構と
しては、従来では第1図に示す如く、リンクの容貌をそ
の腕と連結された各部材の移動方向と直角に設けていた
即ち、第1図に示す如く、全体としてL字形をしたリン
ク91をそのコーナ一部分において支軸92に対し回転
自在に取付け、このリンク91の一方の腕91Aの先端
にはガイドローラ93を取り付けて、このガイドローラ
ー93をメモリープレート94の先端にその移動方向と
は直角に設けた長孔状のガイド孔95内に挿入していた
又、リンク91の他方の腕91Bはメモリープレート9
4とは直交方向に移動するコアスライド96側に延長さ
れており、この第2の腕91bの先端に設けたガイドロ
ーラー97がコアスライド96にその移動方向と直角に
設けたガイド孔98内に挿入されている。
このような従来型では、押釦を押圧することによりメモ
リープレート94が左右方向に移動するとこのメモリー
プレート94にガイドローラー93及びガイド孔95を
介して連結している第1の腕91aが押圧され、リンク
91はその支軸92を中心として回転する。
すると、リンク91の第2の腕91bの先端にガイドロ
ーラー97及びガイド孔98を介して連結されているコ
アスライド96が前後動し、このコアスライド96に取
り付けられたコア99が移動して同調が行われる。
ところで、このような従来型においてリンクの台腕の先
端に設けられたガイドローラー93及び97は支軸92
を中心とした円弧状の軌跡を描くため、メモリープレー
トのガイド孔95やコアスライドのガイド孔98内で第
2図に示す如くガイド孔の長さ方向に沿って往復動する
ことになる。
即ち、メモリープレートやコアスライドは直線運動をす
るものであるが、そのガイド孔内に挿入されているガイ
ドローラーはガイド孔の縁に沿って往復動するのである
例えば、コアスライド部分について説明すれば、コアス
ライド96が手前側に位置している時はリンク91の第
2の腕91bとコアスライドの移動方向とは直角よりも
小さい角度となっており、ガイドローラー97はガイド
孔98の内側(支軸92側)に位置している。
そして、メモリープレート94が移動し、リンク91が
回転を開始すると、第2の腕91bの先端は上方に移動
するが、この場合に、ガイドローラー97はガイド孔9
8内を外側に向って移動し、その際、ガイド孔が形成さ
れているコアスライド96を外側に押圧することになる
リンク91が回転し、第2の腕91bとコアスライドの
移動方向が直角となると、ガイドローラー97は、ガイ
ド孔98の最も外側の位置に達し、その位置を変曲点と
してガイド孔の内側に向って移動しながらコアスライド
96を上方に押圧する。
従って、コアスライド96には変曲点に達する以前とは
逆方向にコアスライド96を内側に向けて押圧するよう
な力が働く。
その結果、コアスライド96はその前後動する間に、リ
ンク91によって左右に振られることになり、このコア
スライド96に取り付けられたコアがガタ付き、同調時
における周波数ずれが発生する不都合がある。
又、このように左右方向にガタ付かせるような力が加わ
ると、コアスライド96の前後動のも円滑に行われなく
なり、これを移動させるための押釦の押圧力も大きなも
のが必要となる欠点が生じる。
更に又、このように変曲点があると、ガイド孔97内に
おけるガイドローラーの回転方向も変曲点の前後で異っ
てしまうため、リンクからコアスライド96への押圧力
への伝達が円滑に行われなくなる不都合もある。
このような現象はリンク91とコアスライド96との連
結部分においてのみ生ずるものではなく、第1図の実施
例においてはリンク91の第1の腕91aとメモリープ
レート94との連結部分においても生じる。
更に又、押釦同調器においてはコアスライド96を手動
同調側の同調軸によっても前後動させることができるよ
うに同調軸側の部材とコアスライド96とを他のリンク
を用いて連結しているがこのような部分にもリンクの変
曲点があると、押釦同調器全体としてみればコアスライ
ド移動時における動力伝達のロスやコアスライドの移動
を不安定なものとする要因が多くなり、押釦同調器の性
能向上に当っての大きな妨げとなるものであった。
本発明は以上のような従来型の押釦同調器におけるリン
ク機構の欠点を解消せんとして提案されたものであって
、その目的とする処はリンクの台腕と、これに連結する
部材の移動方向の角度とを常に直角以上の範囲か或いは
直角以下の範囲とすることによってリンクの台腕とこれ
に連結した各部材との移動範囲内において変曲点が現わ
れることのないようにした押釦同調器におけるリンク機
構を提供することにある。
進んで、本発明のリンク機構を第3図以下に示す実施例
に基いて具体的に説明する。
この実施例はリンクとして3本の腕を有する三叉状リン
クを使用し、リンクの第1の腕は同調つまみと連動する
アイドララックに第2の腕はコアスライドに、第3の腕
はメモリープレートに連結させたものである。
以下、本発明を図示の実施例に基いて具体的に説明する
図中符号1は押釦同調器の底板、2はこの底板1の前端
に垂直に立ち上げて成る同調軸取り付は板である。
この同調軸取り付は板2には、同調軸3が回転自在に嵌
め込まれており、この同調軸3の前端部には同軸つまみ
4が固定されている。
方、同調つまみ4の後端は、取付板2の背面側に突出し
ており、この突出部分に摩擦車5が固定されている。
取付板2における同調軸3の下方にはアイドラプレート
駆動ギヤ6が回転自在に取り付けられている。
このアイドラプレート駆動ギヤ6の後端には前記同調軸
3の摩擦車5と対向して摩擦車7が固定されている。
2個の摩擦車5,70間には両摩擦車に対し、接離自在
にアイドラローラ8が配設されている。
このアイドラローラ8は、第3回正面図に示す如く、ク
ラッチレバ−9に回転自在に取り付けられている。
このクラッチレバ−9はその上端部を同調軸取り付は板
2に設けた支軸10を利用して枢着したものであって、
との枢着部分に設けたトーションバネ11によって、常
時、同調軸3側に付勢されており、このクラッチレバ−
9に設けられたアイドラローラ8が摩擦車5と7とに圧
着されるようになっている。
クラッチレバ−9の下端部は同調器の底板1の近くにま
で延長されており、この下端にキックアーム12が係合
している。
このキックアーム12は押釦の抑圧操作に伴い、底板1
上を横方向に移動するものであって、押釦の抑圧時には
クラッチレバ−9をトーションバネ110力に逆って、
同調軸3から離す方向に押圧するものである。
底板1における同調軸取付板2の背後には、アイドラプ
レート13が配設されている。
このアイドラプレート13は、その横方向に延びるガイ
ド孔14と、このガイド孔14内に挿入されたピン15
とに案内されて同調器の幅方向に往復動するものである
このアイドラプレート13の前端縁には上方に向けてラ
ックギヤ16が形成されており、このラックギヤ16が
前記アイドラプレート駆動ギヤ6と噛み合っている。
又、アイドラプレート13には縦方向に延びるガイド孔
17が穿孔されており、このガイド孔17に三叉リンク
18の第1の腕18a先端に設けたガイドローラ19が
転勤自在に嵌め込まれている。
三叉リンク18は底板1上に固定された支軸20に対し
回転自在に取り付けられているものであって、支軸20
を中心として3本の腕が押釦同調器の前後方向並びに側
方に向けて突出されている。
そして、第1の腕18aは前述の通り押釦同調器の前方
に向けて突出されており、その先端に設けたガイドロー
ラ19がアイドラプレート13のガイド孔11内に嵌め
込まれている。
三叉リンク18の第2の腕18bは押釦同調器の側方に
向けて突出されており、その先端にコアスライド21が
係合されている。
即ち、コアスライド21の下端部に連結板22が水平に
設けられ、この連結板22に押釦同調器の幅方向に延び
るガイド孔23が穿孔されて、このガイド孔23内に第
2の腕18bの先端に設けたガイドローラ24が転勤自
在に嵌め込まれているのである。
三叉リンク18の第3の腕18cは押釦同調器の後方に
突出しており、その先端にはメモリープレート25が連
結されている。
即ち、メモリープレート25に縦方向に延びるガイド孔
26が穿孔されており、このガイド孔26内に第3の腕
18cの先端に設げたガイドローラ27が転動自在に嵌
め込まれているのである。
なお、このメモリープレート25は従来の薄型同調器に
おけるメモリープレートと同様に押釦の抑圧操作に伴い
、各押釦に設けたセツティングプレートの位置に対応し
た量だげ押釦同調器の左右方向に移動するものである。
ところで、前記コアスライド21は押釦同調器上に垂直
に配設されているものであって、このコアスライド21
の背面には水平方向に向けて−flJとして6本のコア
28が取り付けられている。
コアスライド21は押釦同調器の前後方向に配設した上
下2本のガイドシャフト29a 、29bにスライド自
在に取り付けられている。
このガイドシャフト29 a t 29 bは、コアス
ライド21の前方に配設したガイドシャフト取付板30
と、コアスライド21の後方に配設したコイル取付板3
1との間に掛は渡すように取り付けられている。
そして、コアスライド21の上部中央には第4図に示す
通り凹部32が形成され、との凹部32内に上方のガイ
ドシャフト29が摺動自在に嵌め込まれている。
一方、コアスライド21の下方にはガイドパイプ33が
押釦同調器の前後方向に沿って固定されており、このガ
イドパイプ33内に下方のガイドシャフト29bが摺動
自在に嵌め込まれている。
前記コイル取り付は板31の背面にはコア28に対応し
て同調コイル34が水平方向に固定されており、この各
同調コイル34内にコア28が前後動自在に挿入されて
いる。
この同調コイル34の後端部は各同調コイルリードを接
続するためのターミナルボード35に当接しており、コ
イル取付板31とターミナルボード35とによって前後
から挾持されている。
ところで、本発明においては、前記リンク18の3本の
腕を第6図に示すような角度によってアイドララック1
3、コアスライド21及びメモリープレート25に連結
させる。
即ち、第1の腕18aはアイドラプレート13に対しそ
の移動方向と直角方向よりも押釦同調器の側方(コアス
ライド側)に向って所定角度α分だけ傾斜した方向に延
長する。
又、第2の腕18bはコアスライド21の移動方向と直
角方向よりも押釦同調器の後方側に向って所定角度β分
だけ傾斜した方向に延長されている。
更に、第3の腕18cはメモリープレート25の移動方
向と直角方向よりも押釦同調器の側方(コアスライド側
)に向って所定角度γ分だけ傾斜した方向に延長されて
いる。
従って、この三叉リンク18の回転範囲内においてはリ
ンクの台腕と、これに連結された各部材の移動方向との
角度が第1の腕18a及び第2の腕18bについては常
に直角よりも大きな角度となって現われ、又、第3の腕
18cにおいては直角よりも小さな角度となって現われ
るように構成され、台腕の先端に設けられたガイドロー
ラーはリンクの回転時には各部材に設けたガイド孔の一
端から一端に向けて移動するように設定されている。
本発明のリンク機構を採用した押釦同調器は上述の如き
構成を有するものであって、次にその作用について説明
する。
まず、同調つまみによる手動選局時には同調つまみ4を
回転させ、同調軸3の先端に設けた摩擦車5を回転させ
る。
すると、この摩擦車5とアイドラプレート駆動ギヤ6の
摩擦車7との間にはアイドラローラ8が圧接しているの
で摩擦車50回転はアイドラローラ8を介して摩擦車7
に伝わり、アイドラプレート駆動ギヤ6が回転すること
になる。
この駆動ギヤ6が回転するとラックギヤ16を介して噛
み合っているアイドラプレート13は横方向に移動し、
リンク18の第1の腕18aを横方向に押圧する。
すると、このリンク18が支軸20を中心として回動す
るのでリンク18の第2の腕18bの先端は押釦同調器
の前後方向に移動する。
この第2の腕18bの先端にはガイド孔23及びガイド
ローラー24を介してコアスライド21が連結されてい
るのでコアスライド21がガイドシャツ) 29 a
、29 bに案内されて前後に移動する。
その結果、このコアスライド21の背面側に取り付けら
れたコア28も前後動して同調コイル34内に対する挿
入位置が変化し、それに伴い、同調コイル34のインダ
クタンスが変化して同調が行われる。
又、これと同時に三叉リンク18の第3の腕18cもア
イドラプレート13とは反対方向に移動するのでこの第
3の腕18cの先端に連結されたメモリープレート25
も横方向に移動し、コアの挿入位置に対応した位置で停
止する。
一方、押釦による選局時には押釦を押圧するとこれに連
動するキックアーム12が移動し、クラッチレバ−9を
トウジョンバネ11の力に逆って同調軸5とは反対方向
に押圧する。
その結果、このクラッチレバ−9に取り付けられている
アイドラローラ8が摩擦車5及びTから離れ、その結果
、アイドララック駆動ギヤ6及び摩擦車7は同調軸3に
制限されることなく自由に回転し得るようになる。
この状態で押釦に設けたセツティングピンによってメモ
リープレート25が押圧されると、メモリープレート2
5は横方向に移動する。
すると、このメモリープレート25にガイド孔26及び
ガイドローラ27を介して連結している三叉リンクの第
3の腕18cが横方向に押圧され、三叉リンク18がそ
の支軸20を中心として回動する。
その結果、リンク18の第2の腕18bの先端が前後動
じ、これに連結されたコアスライド21も前後動してコ
ア28の同調コイル34内に対する挿入位置が変化し、
同調が行われる。
この場合に、ノンク18の第1の腕18aはアイドラプ
レート13に連結されているため、アイドラフレート1
3も、メモリープレート25とは反対方向に移動する。
しかし、この場合に、アイドラプレート13はアイドラ
プレート駆動ギヤ6を回転させるのみでアイドラローラ
8や同調軸3を回転させることがないので、アイドラプ
レート13は円滑に移動し、これと連動するリンク18
やコアスライド21及びメモリープレート25の移動も
円滑に行われる。
ところで、上述のようにして押釦、又は同調つまみによ
って、コアスライドを移動させる場合に、これらを連係
している三又リンクは次のように作用する。
即ち、コアスライド21が同調器の最も手前側に位置す
る場合にはコアスライドのガイド孔23の最も外側に第
2の腕18bの先端に設けたガイドローラー24が位置
している。
一方、第1の腕18a及び第3の腕18cの先端に設け
たガイドローラー19 、27はアイドラプレート13
及びメモリープレート25のガイド孔17゜26の前端
側に位置している。
この状態で同調軸3を回転させてアトラブレート13を
同調器の外側に向って移動させたり、或いは押釦を押圧
してメモリープレート25を同調器の内側へ向って移動
させると、アイドラプレート13又はメモリープレート
25に押圧されてリンク18がその支軸20を中心とし
て回転する。
この場合に、リンク18の第・1の腕18aに設けたガ
イドローラー19と第3の腕18cに設げたガイドロー
ラー27は、それぞれの円弧状の軌跡を描きながらガイ
ド孔17又は26の前端側から後端にかげて移動する。
同時にリンク18の第2腕18cに設げたガイドローラ
ー24も円弧状の軌跡を描きながらコアスライド21を
押圧し、そのガイド孔23の外側の端から内側の端部に
向って移動する。
そして、リンク18が全角度回転し、これに連結された
各部材が全ストローク移動した状態において、各ガイド
ローラは、それが嵌め込まれているガイド孔の一端から
一端にまで移動し、その間にガイド孔内において往復動
することがなく、従って、変曲点が現われることがない
以上の実施例に示す通り、本発明のリンク機構は、リン
クを構成する台腕と、これに連結する部材の移動方向と
の角度を各部材の移動範囲内において常に直角以上又は
直角以下とするようにして、リンクの台腕の描(軌跡に
変曲点がないように構成したものであるから、このリン
クの腕によって押圧される部材はその移動中常に一方向
から押圧されるようになり、従来の如く、変曲点の前後
で、抑圧方向が異るような不都合がなくなる。
従って、このリンクによって移動させられる各部材にガ
タ付きがなくなり、各部材の移動が極めて円滑に行われ
る効果がある。
又、各部材とリンク連結部のガタ付きが解消された結果
、リンクによって移動させられた各部材の停止位置が常
に一定となり、従って、リンクと連動するコアのコイル
内に対する挿入位置も一定となって、周波数ずれ等が確
実に防止される効果がある。
なお、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく
、例えば第1図に示す従来型の如く、メモリーフレート
とコアスライド、或いは同調つまみ側のスライドプレー
トとコアスライド、というように移動方向の異なる2個
の部材のみを連結するような2本の腕をもったリンクに
対しても適用四能である。
又、リンクと各部材の連結手段は、長孔状のガイド孔と
ガイドローラーに限定されるものではな(、ガイドロー
ラーに替えてピンを利用したり、ガイド孔に替えて溝状
のガイド部を用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来型リンク機構の一例を示す平面図、第2図
は同上その作用を示す骨格的平面図、第3図は本発明の
リンク機構を採用した押釦同調器の→りを示す縦断面図
、第4図は同上平面図、第5図は同上同調軸部分の正面
図、第6図はコアスライド部分の正面図、第7図は本発
明のリンク機構の作用を示す骨格的な平面図である。 1・・・・・・底板、2・・・・・・同調軸取付板、3
・・・・・・同調軸、4・・・・・・同調つまみ、5・
・・・・・摩擦車、6・・・・・・アイドラプレート駆
動ギヤ、7・・・・・・摩擦車、8・・・・・・アイト
ローラ、9・・・・・・クラッチレバ−10・・・・・
・支軸、11・・・・・・トーションバネ、12・・・
・・・キックアーム、13・・・・・・アイドラプレー
ト、14・・・・・・ガイド孔、15・・・・・・ピン
、16・・・・・・ラックギヤ、17・・・・・・ガイ
ド孔、18・・・・・・三又リンク、18a・・・・・
・第1の腕、18b・・・・・・第2の腕、18c・・
・・・・第3の腕、19・・・・・・ガイドローラ、2
0・・・・・・支軸、21・・・・・・コアスライド、
22・・・・・・連結板、23・・・・・・ガイド孔、
24・・・・・・ガイドローラ、25・・・・・・メモ
リープレート、26・・・・・・ガイド孔、27・・・
・・・ガイドローラ、28・・・・・・コア、29 a
、29 b・・・・・・ガイドシャフト、30・・・
・・・取付板、31・・・・・・コイル取付板、32・
・・・・・凹部、33・・・・・・ガイドパイプ、34
・・・・・・同調コイル、35・・・・・・ターミナル
ボード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数本の腕を有するリンクをその支軸に対し回転自
    在に取り付け、このリンクの容貌に互いに異った方向に
    移動する部材を連結するに当り、各部材にはその移動方
    向と直角に延びるガイド部を設け、このガイド部にリン
    クの容貌に設けたガイド部材を摺動自在に係合させ、リ
    ンクの容貌とこれに連結する各部材の移動方向との角度
    を各部材の移動範囲内においては常に直角以上か、直角
    以下の範囲となるように設定し、これによって、各部材
    のガイド部内における各腕側のガイド部材の移動時に変
    曲点が形成されることのないようにしたことを特徴とす
    る押釦同調器におけるリンク機構。 2 リンクを3本の腕を右する三叉リンクとした特許請
    求の範囲第1項記載の押釦同調器におけるリンク機構。 3 各部材に形成するガイド部を長孔状のガイド孔とし
    、これに連結するリンクの腕にはガイド孔内に挿入する
    ガイドローラー又はピンを設けた特許請求の範囲第1項
    又は2項記載の押釦同調器におけるリンク機構。
JP56047855A 1981-03-31 1981-03-31 押釦同調器におけるリンク機構 Expired JPS5831773B2 (ja)

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JP56047855A JPS5831773B2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31 押釦同調器におけるリンク機構
GB8208317A GB2098018B (en) 1981-03-31 1982-03-22 Link mechanism in pushbutton-operated waveband or station selector
US06/361,335 US4491030A (en) 1981-03-31 1982-03-24 Link mechanism in pushbutton-operated waveband or station selector
SE8202009A SE8202009L (sv) 1981-03-31 1982-03-30 Lenkmekanism i en tryckknappsmanovrerad vagbands- eller stationsveljare
AU82182/82A AU546002B2 (en) 1981-03-31 1982-03-30 Receiver tuning
DE19823212045 DE3212045A1 (de) 1981-03-31 1982-03-31 Verbindungsmechanismus fuer einen drucktastenbetaetigten wellenband- oder stationswaehler

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JP56047855A JPS5831773B2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31 押釦同調器におけるリンク機構

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JPS5831773B2 true JPS5831773B2 (ja) 1983-07-08

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ID=12786978

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GB2098018A (en) 1982-11-10
AU8218282A (en) 1982-10-07
US4491030A (en) 1985-01-01
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JPS57162826A (en) 1982-10-06
SE8202009L (sv) 1982-10-01
AU546002B2 (en) 1985-08-08
DE3212045A1 (de) 1982-10-21

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