JPS5831507B2 - オンスイレイスイコンゴウベン - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、温水冷水混合弁に関するものである。

本発明により得られる口の形状および作動方式は種種の
形式の混合弁に使うことができる。

たとえば米国特許第３３８４１１９号明細書に示しであ
る円板形の混合弁にまたは米国特許第 ３０５６４１８号および同第３４１７７８３号の各明細
書に示しであるような玉形混合弁に使うことができる。

従来の混合弁には、約９０°ないし１１０下の快適な範
囲にわたる制御取手の動きの程度が比較的わずかである
のでこの範囲内の正確な温度調節が全て行いにくく、ま
たこの弁を与えられた温度に設定しながら流量を変える
ように動かしたときその保持がむずかしくなるという欠
点がある。

本発明混合弁には、操作取手を設定した温度調節をする
のに１８０°にわたって回動することのできる目構造を
備え、このような取手の回動の半分近くが温度調節の正
常な快適範囲内で起り、また交さ配管を必要とすること
なく１対の弁を壁の互に対向する側に設置することがで
きる。

以下本発明混合弁の実施例を添付図面について詳細に説
明する。

第１図、第２図、第３図、第４図、第５図、第６図、第
７図および第８図に示した実施例では弁体１０は大体円
筒形で、上端部から開口する混合室１２を設けである。

弁体１０には、冷水人口１４と温水入口１６と放出口１
８とを設けである。

これ等の口はすべて混合室１２にその底壁２０を貫いて
連通している。

各人口１４，１６内の弁座２４はばね２６により上向き
に付勢され円板弁部材３０の底面２８に衝合し円板弁部
材３０との間を密封するようにしである。

各弁座２４の各人口３２．３４はそれぞれ混合室１２に
開口する温水入口および冷水入口を形成する。

保持材３６は弁体１０の上端部に取付けられ、上向きの
フランジ３８を弁体１０の上端部に当てがっである。

保持材３６はＯ学理３９を納める環状のみそを持ち保持
材３６および弁体１０の間を密封するようにしである。

弁体１０の上端部には切欠き４０を形成しである。

保持材３６の７ランジ３８は切欠き４０内に出張り４２
を配置し弁体１０および保持材３６の間の所定の角度関
係を生ずる。

弁部材３０は、それぞれ保持材３６の下面と弁体１０の
底壁２０とに連関する上下の扁平な面４３．４４を持っ
ている。

円板弁部材３０の中央部分４６は横断面が著しく減り上
面から開口するくぼみ４８を持ち制御部材５２の下端部
５０を受入れるようにしである。

制御部材５２は保持部材３６により支えである。

Ｏ学理５４は保持材３６と弁部材３０との間を密封する
。

制御部材５２は保持材３６の球面形くぼみ５８内に当て
かった球形部分５６を備えている。

さらに制御部材５２は上部半球形部分６０と半球形部分
６０から上向きに突出した本弁を操作するように普通の
方法で取手を固定するようにした弁棒６２とを備えてい
る。

保持キャップ６４は保持材３６のフランジ３８に環状の
フランジ６６を当てがっである。

つば６８は弁体１０の上端部にねじ込まれ、内向きのフ
ランジγ０を持ち保持キャップ６４を保持材３６に締付
けるようにしである。

保持キャップ６４と制御部材５２０球形部分６０との間
には環状ガスケット７２を閉じ込めである。

保持材３６のフランジ３８は切欠き７４を形成しである
。

またキャンプ６４のフランジ７０の下側の突出部７６は
切欠き７４内に配置されキャップ６４および弁体１０の
間に正しい角度関係が得られるようにしである。

保持キャンプ６４には、弁棒６２が貫いて突出するみぞ
穴７８を形成しである。

制御部材５２は、第２図に示した各位置の間で弁棒６２
を保持キャンプ６４のみぞ穴７４を経て縦方向に動かす
際、制御部材５２をその下部球形部分５６の中心を経て
延びる水平軸線のまわりに回動できるように取付けであ
る。

制御部材５２はまたその任意の調節した位置に制御部材
自体の軸線のまわりに回動することができる。

制御部材５２には、下部保持材３６の円すい形の穴８０
を貫いて下向きに円板弁部材３０のくぼみ４８内に突出
する弁棒部分７９を設げである。

円板弁部材３０のくぼみ４８は制御部材５２の平端部部
分５０を納める。

そしてピン８１は端部部分５０から槓方向に突出し堅方
向みぞ穴８２内に配置しである。

みぞ穴８２は弁部材３０のくぼみ４８に交さしている。

制御部材５２および弁部材３０間の連結は第２図に示す
ように制御部材５２をみぞ穴γ４を経て揺動させたとき
、弁部材３０が直線に沿い左方から右方にまたは右方か
ら左方に移動するようにしである。

弁棒６２をその軸線のまわりにその任意の調節位置に回
すときは、弁部材３０が制御部材５２の端部部分５０の
中心を通る堅方向軸線のまわりに回動する。

弁部材３０の下部円板部分８４には弁部材３０の中央部
分４６のまわりに大体円周に沿って配置した１連の口を
形成しである。

第３図、第４図、第５図、第６図、第７図および第８図
には弁体１０の入口３２，３４に対する弁部材３００種
種の位置を示しである。

これ等の図において弁部材３００部分８４とその口とは
鎖線で示しである。

弁部材３０の各日は、大体円周に沿って配置され後述の
目的で実質的に１８００を越えるが３６００よりは小さ
い範囲にわたって延びる１連の各別の口８６，８８，９
０，９２，９４，９６として示しである。

第３図は弁部材３０が休止位置にあるとき温水人口３２
および冷水人口３４に列する各日８６〜９６の関係を示
す。

休止位置は操作弁６２を第２図にしたその左側の鎖線位
置に揺動することによつて得られる。

この位置では弁部材３０を第２図に示した位置から右方
に動がし弁部材３０の各日と弁体１０の各人口３２，３
４との間が連通しないようにする。

弁部材３０はこの位置では弁部材３０の堅方向軸線が冷
水人口３４の中心に一致し、操作取手を時計回りに全冷
水位置に回してあれば弁部材３０の各日は冷水人口３４
に対して第３図に示すように配置される。

操作弁棒６２をこの場合第２図の右方に全部揺動させ本
邦の全開位置にすると、弁部材３０が第４図に示した位
置に動く。

この位置では口９０，９２が冷水人口３４に連通するが
、温水人口３２は閉じたままになっている。

操作弁棒６２をその軸線のまわりに逆時計回りに回すと
、弁部材３０の端部口９６が温水人口３２に連通し始め
るが、各日８８，９０は第５図に示すように口３３に連
通し温水および冷水の混合物が生ずる。

操作弁棒６２を逆時計回りにさらに回すと第６図に示す
ように弁部材３０の各日９４゜９２を次次に温水人口３
２に連通させる。

この位置では口８６は入口３４に連通する。

第４図および第５図に示すように弁棒６２がその軸線の
まわりに第４図に示した全冷水位置から第５図の位置に
回動する程度は比較的わずかである。

弁棒６２が第５図に示した位置をわずかに越えた位置で
約９０’Ｆの温水冷水混合水を得るのに充分なだけ回動
した後、次で弁棒６２は約８５０のような極めて大きい
角度だけ回す。

これに伴い冷水人口３４の開度は徐徐に減り、温水人口
３２の開度は徐徐に増して弁棒６２のこのような回動度
にわたって温度の順次に増す混合水が生ずる。

弁棒６２のこのような回動中に混合水の温度は約１１０
０まで徐徐に増し、次で逆時計回りの回動を続けると冷
水口３４の開度が急速に減ると共に温水口３２の開度は
全温水位置に達するまで増す。

従来のこのような通常の型の弁に於ては、冷水の出る一
杯の位置から温水の出る一杯の位置に至る弁部材の全移
動は、操作用取手の比較的小さな角運動によって起り、
これは取手が米国特許第３４１７７８３号に於けるよう
に取手自体の軸線のまわりに回動する場合も、また英国
特許第１１４４１４８号に於けるように前後に揺動する
場合も同様である。

このように９０°ないし１１０°の快い温度範囲に亘っ
ての取手の角運動の範囲は更に小さくなる。

このような弁に於ては、取手を極めて僅か移動させただ
けで、混合物の温度に著しい相違が現われ、従って所要
の温度調整をすることが困難になる。

第６図は最大流量で混合室に供給される温水および冷水
の互にほぼ等しい混合水を示す。

次で操作弁棒６２を引きもどし流れの容積を減らすと、
弁部材３０は第７図に例示した位置に移る。

弁部材３０の１連の口の幾何学的形状とその温水入口お
よび冷水入口に対する関係とによって、操作弁棒６２の
任意の選定した回動位置から流量を増しまたは減らすよ
うに弁部材３０を動がすと、混合室に放出する温水およ
び冷水の相対比率はあまり変えないで流量を変える。

同様に各日の幾何学的形状および関係は、任意所望の流
量で操作弁棒を回動し流量はあまり変えないで混合水の
温度を変えることのできるようにしである。

第１図および第２図に示すようにキャンプ６４は上向き
に延びる止め材１００を備えている。

弁棒６２はそ０上端部に、互に異る深さを持つ１対の扁
平部１０２，１０４を設げられ、またねじ穴１０６を形
成され弁棒６２に取手（図示してないを取付けることが
できるようにしである。

この取手には止め材１００に衝合することのできる衝合
部分を形成され各方向における弁棒６２の軸線のまわり
の回動を制限するようにしである。

取手の衝合部分は止め材１００に幻して弁棒６２の１８
０°の回動ができるように配置しである。

この構造は前記した口の構造と共に、交さ配管を必要と
することなく単一の壁に２個の弁を背中合わせの関係に
取付けることができる。

このような取付けができるようにするには弁棒の一方か
ら取手をはずし次で弁棒な１８０°だけ回し取手を付は
直せばよい。

弁部材３０の口８６〜９６は大体４辺形の形状の１連の
何個の口として示した。

これ等の口の長さおよび幅は図示のように変えられ、取
手を極めて大きな角度だけ回すに伴い弁体内の入口の一
方を経て流量を徐徐に増すと共に他方の口の流量を徐徐
に減らす所望の目的を達成するように選ぶ。

若干の応用では弁部材３０に図示のような１連の各別の
口ではなく単一の弧状の口を使うことができる。

しかし弁体に前記したようなゴム製の弁座２４を設ける
ときは１連の男ＩＭ固の口を使う方が有利である。

第３図に明らかなように本邦が休止位置にあるときは、
取手は入口３２または入口３４を開かないで１８０°全
部を回せる。

すなわち取手は任意の選定した調節温度から休止位置に
動かし引続いて弁を開くと同じ調節温度にもどる。

第９図、第１０図および第１１図に示した変型による玉
形混合弁では、弁体１１０に混合室１１２と冷水人口１
１４と温水入口１１６と放出口１１８とを設けである。

弁部材１３０は、弁棒部分１３６により互に連結した２
個の半球形部分１３２．１３４から形成しである。

弁棒部分１３６は部分１３８が上向きに延び弁部材１３
０の操操用の取手（図示してない）を受けるようにしで
ある。

前記の実施例の場合と同様に保持キャップ１４０はつば
１４２に連関し球形部分１３２゜１３４を、本変型では
球形の受は口である混合室１１２の底壁とガスケット１
４４との間に閉じ込めるようにしである。

各球形部分１３２，１３４は互に異る半径を持っている
が同じ曲率中心を持っている。

操作弁棒１３８は第９図に示すようにキャップ１４０の
みぞ穴１４６を経て右方から左方に揺動できまた弁棒軸
線のまわりにみぞ穴１４６内で任意の調節位置に回動す
ることができる。

下部球形部分１３２には第１１図に示すように大体円形
に配置した１連の口１５０を形成しである。

各日１５０は球形部分１３２を貫いて延び各球形部分１
３２，１３４間の空間１３２に開口し各入口１１４，１
１６から混合室１１２に水を放出し出口１１８を経て放
出する。

弁部材１３０の１連の口１５０の形状とその各入口１１
４，１１６に対する関係とは前記したように大変型でも
ほぼ同じである。

またキャンプ１４０には取手の衝合部分と共に作動する
止め材１５４を備え弁棒１３８の回動を１８００に制限
しまた前記した場合と同様に取手をはずし弁棒１３８を
１８０°回動し次で取手をもとにもどし１対の弁を単一
の組の供給管路から背中合わせに取付けることができる
。

さらに本発明の重要な特長は操作弁棒を保持キャップの
みぞ穴を経て揺動することにより得られる弁部材の開閉
運動により弁部材を第３図および第４図に示すように温
水入口および冷水入口の中心を結ぶ直線に平行な方向に
またはこの直線に沿つて移動させることである。

本発明のこの特長により弁部材に前記したような大きな
角度の広がりを持つ口形状を使って操作取手の広い角度
の回動により極めて徐徐の温度変化の目的が快適な範囲
で得られる。

前記した口の構造によりこの種の従来の混合弁に比べて
弁の全体寸法をあまり増さないで所望の利点が得られる
。

以上本発明の詳細な説明したが本発明の構成の具体例を
要約すれば次のとおりである。

（１）温水入口および冷水入口を１つの壁に形成した弁
室とこの弁室から開口する出口とを持つ弁体と、実質的
に１８００を越えるが３６００以下にわたって延びるほ
ぼ円周の形状に沿って配置した口を前記出口に前記各入
口を連通させるように形成され前記弁室内にこの弁室の
前記の１つの壁に表面を当てがって設けた弁部材と、前
記弁体から外部に突出する取手を持つ弁部材用操作部材
とを備え、前記取手を第１の回動軸線のまわりに回動し
て前記弁部材を前記の各入口の中心を結ぶ直線の方向に
直線運動させ、また第２０回動軸線のまわりに回動して
前記弁部材をその前記表面に直交しかつ前記の口の円周
の形状の中心を通る軸線のまわりに回動させるようにし
、前記弁部材をその回動位置に従って、その回動軸線が
前記各入口の一方に整合してこれ等の両方の入口が前記
弁部材の任意の回動位置で閉じたままになるようにした
閉じた位置と前記の円周の形状に沿う口が前記各入口の
一方または両方に交さする開いた位置との間で前記の直
線方向に可動にし、前記の開いた位置にあるとき前記弁
部材の軸線のまわりの回動により前記各入口の開度を変
え前記出口を経て放出する混合物の温度を調整するよう
にした温水冷却混合弁。

（２）温水入口および冷水入口を１つの壁に形成した弁
室とこの弁室から開口する出口とを持つ弁体と、少くと
も１８００にわたって延びるほぼ円周の形状に沿って配
置した口を前記出口に前記各入口を連通させるように形
成され前記弁室内にこの弁室の前記の１つの壁に表面を
当てがって設けた弁部材と、前記弁体から外部に突出す
る取手を持つ弁部材用操作部材とを備え、前記取手を第
１０回動軸線のまわりに回動して前記弁部材を前記の各
入口の中心を結ぶ直線の方向に直線運動させ、また第２
の回動軸績のまわりに回動して前記弁部材をその前記表
面に直交しかつ前記の口の円周の形状の中心を通る軸線
のまわりに回動させるようにし、前記弁部材をその回動
輪線が前記冷水入口に整合して前記の両方の入口が前記
弁部材の任意の回動位置で閉じたままになるようにした
閉じた位置と前記弁部材の回動により前記の口を前記各
入口の両方に交ささせる開いた位置との間で前記の直線
方向に可動にし、前記の開いた位置にあるときに前記弁
部材の軸線のまわりの回動により前記各入口のうちの一
方の開度を徐徐に増すと共に他方の入口の開度を比例し
て減らすことにより前記出口を経て放出する混合物の温
度を調整するようにした温水冷水混合弁。

（３） 温水入口および冷水入口を１つの壁に形成し
た混合室とこの混合室から開口する出口とを持つ弁体と
、前記混合室内にこの混合室の１つの壁に表面を当てが
って設けた弁部材と、前記弁体の外部に配置した操作取
手を持つ弁部材用操作部材とを備え、前記取手をその軸
線のまわりに回動して前記弁部材を前記混合室の１つの
壁に対して回動させ、前記取手を前記各入口の中心を結
ぶ直線に直交する第２の軸線のまわりに回動して前記弁
部材を前記の各入口の中心を結ぶ直線の方向に直線運動
させ、前記弁部材に前記各入口を前記出口に連通させる
ように口を形成し、この口を前記弁部材の回動軸線のま
わりに実質的に１８０°を越えるが３６００以下の範囲
にわたって延びる大体円周の形状に沿って配置しそして
第２軸線のまわりの一方向における前記取手の運動によ
り前記弁部材を前記の両方の入口が前記取手の軸線のま
わりの各方向におげろ回動の程度に関係なく閉じられる
位置に動かすようにまた第２軸線のまわりの反則方向に
おける前記取手の運動により前記弁部材を動かして前記
各入口の一方または両方を通る流量を順次に増すように
配置しかつ寸法を定め、前記各入口を経て放出する温水
および冷水の比率を前記取手の軸線のまわりの回動によ
り選択的に定めた温水冷水混合弁。

（４）温水入口および冷水入口を１つの壁に形成した弁
室とこの弁室から開放する出口とを持つ弁体と、前記各
入口を前記出口に連通させるように口を形成され前記の
弁室の１つの壁に表面を当てがって前記弁室内に設けた
弁部材と、前記弁体から外方に突出する取手を持つ弁部
材用操作部材とを備えた温水冷水混合弁において、（ａ
）弁部材の口を１８００を越えるが３６００以下の範囲
にわたって延びる大体円周の形状に配置し、（ｂ）前記
弁部材を前記の口円周の中心を通る軸線のまわりに回転
自在にし、（Ｃ）前記弁部材を前記回動軸線が各入口の
一方を通り前記口円周が前記の一方の入口のまわりに延
びる閉じた位置と前記回動軸線が前記各入口間に位置し
前記口円周が前記両人口に交さする開いた位置との間で
前記各入口の中心を結ぶ直線に沿って直線移動できるよ
うにしたことを特徴とする温水冷水混合弁。

（５）第２軸線のまわりの取手の回動を約１８００に制
限する部材を備えた前項１に記載の混合弁。

（６）弁部材が取手の一方の制限位置においては冷水入
口だけを開き前記取手の他方の制御位置においては温水
入口だけを開くことができるようにした前項（５）に記
載の混合弁。

（７）弁部材の口の形状を各入口に対して、取手を第２
０回動軸線のまわりに約８００ないし８５゜だけ回動す
る際に約９００ないし約１１０下だけ混合物の温度を徐
徐に高めるように配置し寸法を定めた前項（６）に記載
の混合弁。

（８）第２軸線のまわりの取手の回動を約１８００に制
御する制御部材を備えた前項（２）に記載の混合弁。

（９）弁部材が取手の一方の制限位置において冷水入口
だけを開くことができ前記取手の他方の制限位置におい
て温水入口だけを開くことができるようにした前項（８
）に記載の混合弁。

００）弁部材の口を各入口に対して、取手を第２０回動
軸線のまわりに約８０°ないし８５°だけ回動する際に
、混合物の温度が約９０°から約１１０下まで徐徐に増
すように配置し寸法を定めた前項（９）に記載の混合弁
。

αυ 取手をその軸線のまわりの約１８０°の回動に制
限する制限部材を備えた前項（３）に記載の混合弁。

０２）弁部材の口を各入口に則して、取手をその軸線の
まわりに約８０°ないし８５°だけ回動する際に、混合
物の温度が約９００から約１１０下まで徐徐に増すよう
に配置し寸法を定めた前項（１１）に記載の混合弁。

α３）取手を互に異る２本の軸線のまわりに回動して弁
部材を回動させまた直線運動させるようにした前項（４
）に記載の混合弁。

（１４） 取手を互に異る２本の軸線の一方のまわり
に約１８０°だけ回動して弁部材をその軸線のまわりに
回動させるようにした前項０３）に記載の混合弁。

（国 口が取手の少くとも約８０００回動にわたり各入
口の両方に連通ずるようにした前項０４）に記載の混合
弁。

（１６）弁部材を弁体内に相互に１８０°変位した２つ
の角度位置のどちらかに取付けることのできる止め材を
前項（４）に記載の混合弁。

なお本発明はその精神を逸脱することな（種種の変化型
を行い得ることは云うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明混合弁の１実施例の軸断面図、第２図は
第１図の２−２線に沿う断面図、第３図は第１図の弁を
休止位置において示すその３−３線に沿う拡大断面図、
第４図は第３図の弁を全冷水位置で示す第３図と同様な
横断面図、第５図は第４図の弁の弁部材を温水および冷
水の混合物が生ずるように回して示す第４図と同様な横
断面図、第６図は第５図の弁の弁部材を温度を高めた混
合物が得られるようにさらに回して示す第５図と同様な
横断面図、第７図は第６図の弁の弁部材を同じ温度設定
で流量を減らした位置に移して示す第６図と同様な横断
面図、第８図は第７図の弁の弁部材を休止位置に動かし
て示す第７図と同様な横断面図である。 第９図は第１図の混合弁の変型の軸断面図、第１０図は
弁を展開して示す縮小斜視図、第１１図は第９図の１１
−１１線に沿う拡大断面図である。 １０・・・・・・弁体、１２・・・・・・弁室、１８・
・・・・・放出口、２０・・・・・・底壁、３０・・・
・・・弁部材、３２・・・・・・温水入口、３４・・・
・・・冷水入口、６２・・・・・・弁棒、８６゜８８．
９０，９２，９４，９６・・・・・・口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 温水入口及び冷水入口を１つの壁に形成した混合室
   とこの混合室から開口する出口とを持つ弁体と、前記混
   合室内の弁部材であってこの弁部材の表面を混合室の１
   つの壁に当てがい又この弁部材の口により前記入口と前
   記出口とを連通させると共にこの弁部材の口を実質的に
   １８００を越えるが３６０°以下にわたって延びるほぼ
   円形に前記表面上に延ばすようにした弁部材と、前記弁
   体から外部に突出する取手とこの取手及び弁部材間の機
   械的連結装置とを備えた前記弁部材用の操作部材であっ
   て、この操作部材により取手の第１の回動軸のまわりの
   回動に応答して弁部材を前記各入口の中心を結ぶ線の方
   向に直線運動をさせると共にこの操作部材により取手の
   第２０回動軸のまわりの回動に応答して前記の円形の口
   の中心を通過し前記表面に直交する軸上に弁部材を回動
   させるようにした弁部材用操作部材とを備え、前記弁部
   材をその回動位置に従って、弁部材の回動軸線が前記各
   入口の一方に整合してこれらの両方の入口が前記弁部材
   の任意の回動位置で弁部材により閉じたままになるよう
   にした閉じた位置と前記の口が前記各入口の一方又は両
   方に交差する開いた位置との間で前記取手と連結装置と
   により前記の直線方向に可動にし、前記の開いた位置に
   あるとき前記弁部材の回動輪線のまわりの回動により前
   記各入口の開度を変え前記出口を経て放出される混合物
   の温度を調整するようにした温水冷水混合弁。