JPS5831414Y2 - テ−プ伸長装置 - Google Patents

テ−プ伸長装置

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Publication number
JPS5831414Y2
JPS5831414Y2 JP8165277U JP8165277U JPS5831414Y2 JP S5831414 Y2 JPS5831414 Y2 JP S5831414Y2 JP 8165277 U JP8165277 U JP 8165277U JP 8165277 U JP8165277 U JP 8165277U JP S5831414 Y2 JPS5831414 Y2 JP S5831414Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
wafer
pellets
stretching device
elongation
Prior art date
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Expired
Application number
JP8165277U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS548366U (ja
Inventor
成市 竹村
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority to JP8165277U priority Critical patent/JPS5831414Y2/ja
Publication of JPS548366U publication Critical patent/JPS548366U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5831414Y2 publication Critical patent/JPS5831414Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半導体装置製造に用いられるテープ伸長装置に
関し、更に詳しくは、ウェハーが接着したテープを、よ
り均一な伸び率で引き伸ばすための装置である。
通常、半導体装置のペレットは1枚のウェハーに数十、
数百が一括して形成され、そして個々に分割されて、取
出されていく。
このウェハーからペレットの取出しまでの工程には、ペ
レットの散乱防止等の目的で、次のようなテープが利用
されている。
即ち、第1図に示すように、まずスクライブしたウェハ
ー1は伸長自在のテープ2上に例えば静電的に接着され
、この状態でウェハー1をブレーキングして、第2図に
示すように、ペレット3に分割する。
そして、次にテープ2を左右に引き伸ばして、第3図に
示すように、ペレット3を適当な間隔をもって配列し、
この状態を保持させておいて、各ペレット3を1個毎に
テープ2から剥がして取出す。
ところで、ペレット3の取出しは、光学センサー等の手
段でペレット位置を探って、吸着ノズル等で行うのが通
例であるが、その際に、問題となるのは第3図状態での
ペレット配列(適当な間隔と並行性)と、テープ面への
ペレット接着の安定性である。
つまり、ペレット配列が均一でなく、大きなバラツキが
あると、ペレット位置を探るに多大な時間を要し、自動
化が難しくなる。
またテープ面へのペレット接着強度に強弱のバラツキが
あれば、弱いところのものがテープ2の振動で剥れて、
裏返しになったり、配列を乱す。
従って、テープ2の引き伸ばしは、上記問題点に十分注
意して行う必要がある。
ところが、従来のテープ伸長装置に於ては、上記問題点
が十分に解決されていなかった。
例えば、従来は第4図に示すように、テープ2をヒータ
ー4で単に加熱して、引き伸ばしていた。
このヒーター4によるテープ2の加熱は、テープ2の伸
びを良くする効果があるが、しかし、ウェハー1のある
テープ部分も、ウェハーのないテープ部分も同じように
ヒーター4で均一加熱すると、ウェハー1のないテープ
部分の方が、より高温度となって、伸び率がかなり大き
くなる。
又、テープ2上のウェハー1のある部分とない部分とで
は、ウェハー1とテープ2の、面の接着まさつのあるな
しの差により、ウェハー1のない部分の方が伸び率がよ
り大きくなる。
そのため、ウェハー1の中心部で、のペレット3′はど
間隔が狭くなり、ウェハー1の周辺部でのペレット3は
と間隔が広くなって、全体としてみれば大きく歪んだ配
列になってしまう。
従って、ペレット配列の並行性が悪くなり、ペレット取
出しが非常に難しくなる欠点があった。
また配列の歪みによって、ペレット接着強度も不安定と
なり、自然剥離等のトラブルが絶えなかった。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、これを解決したもので
、テープ2への加熱温度を部分的に違えて、テープ2の
伸び率や伸び方向を最良にするテープ伸長装置を提供す
る。
以下、本考案の構成を図面を参照して説明する。
本考案はウェハー1のあるテープ部分をより高く加熱し
、ウェハー1のない部分をより低く加熱する後述の加熱
体を構成ポイントにしたもので、その各実施例を順次説
明すると次のようになる。
第5図及び第6図に示す加熱体aは上面下央部に凸部5
を設け、内部にビータ−6を収納したものである□。
この加熱体aの凸部5の外径りはテナプ2に接着したウ
ェハー1の外径l・より、やや太き目とする。
また加熱体aの外周に嵌着したテープ止め用のリング7
の上端面は凸部5の上面とほぼ一致させておく。
上記構成によるテープ2の伸長は、まずヒーター6′に
通電して、加熱体aを加熱し、□而して、第′5図に示
すようにテープ2を加熱体a上(二載せ、リング7を利
用して、四方六方へと引き伸ばしていく。
すると、テープ2はウェハー1のある部分2″が凸部5
で直接に加熱され、またウェハー1のない部分2“は加
熱体aとの間の隙間mを介して、間接的に加熱されるた
め1.前者部分2′が後者部分2宜り高く加熱されて引
き伸ばされていく。
換言すれば、ウェハー1、或はペレット3の接着で伸び
率の悪い部分2′が、より高く加熱され、ウェハー1、
或いはペレット3のない、伸び率の良い部分2″がより
低く加熱され、従って、テープ2は全面的に均一な伸び
率となって、引き伸ばされる。
尚、このテープ2の全面的な伸び率や、伸び方向は凸部
5の高さや、その外径の調節によって、常に最良とする
ことが可能である。
テープ2の伸長が完了すると、第6図に示すように、テ
ープ2の周縁部をリング7の外周面に沿わせ、その上か
らゴムリング8を嵌着して、固定化すればよい。
□次に第7図の加熱体すについで述べると、これはフラ
ット状の上面にリング状必溝9を設け、この溝9の内側
内部にヒーター10を取付けた。
ものである。
また、溝9の内径L′はウェハー1の外径1よりやや太
き目になし、溝9の幅や深さ、は溝・9内外の加熱体、
b′の温度が充分に異なるだけの大、きさに調節してお
、く。
即ち、ヒーター10に通電すると、加熱体すの中央部1
1がまず加熱されてから、周辺部12へと伝導、してい
く。
このとき、溝9.により、熱の伝導は妨げられ、結局、
周辺部112は中央部11より低温となる。
そのため、デニプ2はウェハー1のある部分2′がより
高く加熱され、ウェハー1のない部分2″はより低く加
熱されることになる。
上記の各加熱体a、l)はヘッドタイプのものを示した
が、これらとは別タイプのものとして、例えば第8図に
示すような2種のヒーターブロック13.14からなる
加熱体Cでもよい。
この第8図のヒーターブロック13.14は夫々の加熱
温度が異なり、中央のヒーターブロック13が高く、周
辺のヒーターブロック14が低い温度に設定する。
そして、中央のヒーターブロック13はウェハー1の外
径よりやや太き目になし、そして、各ヒーターブロック
13.14上に沿ってチー・プ2を引き伸ばすようにす
る。
すると、テープ2への加熱温度分布は上記加熱体a・、
bの場合ど同様になる。
尚、以上の説明から判明するように、本考案は、テープ
のウェハ−1接着部分を高く、ウェハー1のない部分を
低く加熱することにより、ウェハーブレラキング時のペ
レット散乱防止を図るものであり、ウェハーありの部分
となしの部分との温度高低を逆にすることは意味がなく
、含む必要もない。
以上説明したように、本考案によればテープの伸び率の
悪いところが高く加熱され、伸び率の良いところが低く
加熱されるため、全体の伸び率が均一化して、伸び方向
も均等にな1す、従って、テープ上のペレットの伸び配
列の間隔が均等になって、並行性が良くなり、ペレット
の取出し作業性が著しく改善される。
またペレットの伸び配列の改善のため、ペレットのテー
プ面への接着強度のバラツキ力fなくなり、テープから
自然剥離といったトラブルが解消される。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第3図はテープを利用したペレット取出しの
、概略断面説明図、第4図は従来のテープ伸長装置の要
部断面図、第5図は本考案に、係る装置の実施例を示す
要部断面図、第6図は第5図のテープ伸長完了時での断
面図、第7図、及び第8図は本考案に係る装置の他の各
実施例を示す要部断面図である。 1・・・・・・ウェハー、2・・・・・・テープ、a、
l)、c・・・・・・加熱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキングしたウェハーが接着したテープの伸長装置
    に於て、ウェハーのあるテープ部分を高温に加熱し、ウ
    ェハーのないテープ部分を低温に加熱する加熱体を有し
    、この加熱体上に沿って、テープを引き伸ばしていくよ
    うにしたことを特徴とするテープ伸長装置。
JP8165277U 1977-06-20 1977-06-20 テ−プ伸長装置 Expired JPS5831414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8165277U JPS5831414Y2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 テ−プ伸長装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8165277U JPS5831414Y2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 テ−プ伸長装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS548366U JPS548366U (ja) 1979-01-19
JPS5831414Y2 true JPS5831414Y2 (ja) 1983-07-12

Family

ID=29001733

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JP8165277U Expired JPS5831414Y2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 テ−プ伸長装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6573072B2 (ja) * 2015-08-27 2019-09-11 株式会社村田製作所 フィルム拡張装置およびそれを用いた電子部品の製造方法

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Publication number Publication date
JPS548366U (ja) 1979-01-19

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