JPS5831180A - 反応染料組成物およびそれを用いる染色法 - Google Patents

反応染料組成物およびそれを用いる染色法

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JPS5831180A
JPS5831180A JP56126438A JP12643881A JPS5831180A JP S5831180 A JPS5831180 A JP S5831180A JP 56126438 A JP56126438 A JP 56126438A JP 12643881 A JP12643881 A JP 12643881A JP S5831180 A JPS5831180 A JP S5831180A
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water
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JP56126438A
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角南 正樹
時枝 武美
尾村 隆
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水または水性アルカリ液にきわめてよく溶解
する反応染料組成物に関する。
更に詳しくは、本発明は少なくとも1種の反応染料およ
び環状尿素を重量比で90〜99.95 :10〜0.
05含有してなる反応染料組成物、およびそれを用いる
セルロース系繊維の染色法に関する。
アニオン染料の1種である反応染料は高い鮮明度と湿潤
堅牢度を有し、文種々の手段により繊維上に固着させる
ことができることから多用されており、その需要がふえ
るにつれて、それに対する品質上の要求も厳しくなって
いる。特に最近では、染色工場の省エネルギーが屯甥視
されることから染色法がコールドパッドバッチ染色及び
−浴法といった連続染色法、又捺染でも一相捺染に中心
が移っており、その結果、反応染料の品質が問題となっ
ている。
すなわち、水性アルカリ液に対して、低温で高い溶解度
及び安定性を有する染料かもとめられている。
一般に反応染料は、高いカラーイールド、鮮明度及び湿
潤堅牢度を有しているにもかかわらず、低温における水
又は水性アルカリ液に対する溶解性及び安定性が低いた
め、実際の染色においては、反応染料の溶解性を向上さ
せる助剤として尿素及びチオ尿素等のヒドロトロープ剤
を多」11に添加している。しかしこれらのヒドロトロ
ープ剤を染料中に単に配合することは、吸湿および/ま
たは固化等、染料の安定性に問題がある。
本発明者らは、反応染料の低温における、水又は水性ア
ルカリ液に対する溶解性及び安定性向」二をはかるべく
鋭意検討した結果、前記のような染料組成物が目的にか
なうものであることを見出した。
本発明の染料組成物は、水及び水性アルカリ液に対して
すぐれた溶解性及び安定性を示し、(3) 上記コールドパッドバッチ染色法及び−相捺染において
も均一でカラーイールドの高い染色物を与えることがで
きる。
本発明による染料組成物は、少なくとも1種の反応染料
を90−99.95重M % 、好ましくは95〜99
.0重量%と環状尿素を10−0.05爪爪チ、好まし
くは5〜1重ハ(多含有してなる。
本発明において反応染料とは、スルフアートエチルスル
ホン基もしくはビニルスルホン基または/およびハロゲ
ノトリアジン基を有し少なくともエイ固のスルホン酸基
を有するもので、セルロース繊維の染色用として広く使
用されているものを含む。
本発明でいう環状尿素としては、一般式(it、R′:
水素又はc1〜2のアルキル基、(4) X:02〜3のアルキレン基) で示される化合物が好ましく用いられる。
本発明の染料組成物には、更に尿素、チオ尿素などのヒ
ドロトロープ剤、トリポリリン酸すトリウム、ヘキサメ
タリン酸ナトリウムなどの金属イオン封鎖剤、リン酸水
素2ナトリウムなどの緩衡剤、あるいは/およびデキス
トリンやショ糖など染料組成物の溶解に全くまたはほと
んど影響を与えない増量剤、アルキル化されたもしくは
されていないナフタレンスルホン酸と陥 ホルムアルデヒドとの結合物などの分散剤、染料組成物
の溶解性に悪影響がない範囲内で塩化ナトリウムや硫酸
ナトリウムなどの電解質及び鉱油エマルジョンなどの飛
散防止剤等の添加はさしつかえない。
本発明染料組成物は、酸結合剤、例えば苛性ソーダ、炭
酸ソーダ、炭酸水素ナトリウム、燐酸塩、珪酸塩などを
用いて行う上記したいずれの染色方法においても、セル
ロース系繊維、例えば木綿、麻、ビスコース人絹、ビス
コ−スス(5) フなどの天然あるいは再生セルロース繊維を均一に高い
カラーイールドで染色することができる。
以下実施例によって本発明を更に詳しく説明する。文中
部は重量部を表わす。
実施例1 下記構造を有する反応染料 の乾燥染料80部(純染料含!80%)にナフタレンス
ルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物18部と1.3
−ジメチ)v−2−イミダソリジノン1蔀と鉱油エマル
9371部とを加え充分混合して染料組成物を得た。
(イ)得られた染料組成物1309を熱湯にて溶解しこ
れに水を加えてl0QO−とする。
25−30℃で本染料溶液を一昼夜放置したが安定で染
料の析出は認められなかった。
(6) ここで1,3−ジメチ)V−2−イミダゾリジノンを添
加していない染料の場合、その−昼夜放冷後の溶解度は
80−909/7  であって染料が析出した。
(ロ)」1記染料組成物0.8gを熱湯にて溶解しこれ
に水を加えて、200−とする。
この染料溶液に109の無水芒硝を加え10りの末シp
ケフト加工綿ニットを浸漬し、かきまぜながら45℃ま
で昇温する。昇温20分後に4部のソーダ灰を添加し6
0分吸尽染色を行なう。
シL ついで水洗、湯張、ソーピング、水洗乾燥して仕上げる
。末シルケット綿ニットは均一にかつ高いカラーイール
ドの橙色に染色できる。
ここで1,3−ジメチA/−2−イミダゾリジノンを加
えていない染料の場合、ソーダ灰添加直後に染料凝集物
が析出し、カラーイールドの極めて低い染色物が得られ
た。
実施例2 (7) 芒硝13部と1,3−ジメチルータ%イシαF1′ジノ
ン1部と鉱油エマルジョン1部とヲ加え、・充分混合し
て染料組成物を得た。
(イ)得られた染料組成物150ノを熱湯にて溶解しこ
れに水を加えてl000m/とする。
25−30°Cで本染料溶液を一昼夜放置したが、安定
で染料の析出は認められなかった。 ここで1,3−ジ
メチ/l/−!′!¥メ―嵜5ミジノンを添加していな
い染料の場合、その−昼夜放冷後の溶解度は120りで
あって染料が析出した。
(ロ)上記染料組成物0.6yを熱湯にて溶解しこれに
水を加えて200m/とする。
この染料溶液に102の無水芒硝を加え、(8) 10fの末シルケット綿ニットを浸漬し、かきまぜなが
ら50℃まで昇温する。昇温20分後に4部のソーダ灰
を添加し60分吸尽染色を行なう。ついで水洗、湯洗、
ソーでいない染料を使用した場合に比べて約5係カラー
イールドの高い染色物が得られた。
実施例3 下記構造を有する反応染料の 乾燥染料69部(純染料含量80%)にナフタレンスル
ホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物20部とリン酸水
素2ナトリウム10部と1.3−ジエチ/V−2−イミ
ダゾリジノン(9) 12部と鉱油エマルジョン1部とを加え充分混合して染
料組成物を得た。
(イ)得られた染料組成物90ノを熱湯にて溶解し、こ
れに水を加えて】000−とする。
本染料溶液は一昼夜放冷したが、安定で染料の析出は認
められなかった。
一方、1,3−ジエチ/l/−2−イミダゾリジノンを
添加していない染料組成物902を1000−の水に溶
解したものは、数時間後に染料が析出した。
(ロ)得られた染料組成物702及び尿素50ノを熱水
で溶解lノ25℃に冷却する。これに32.5 %の苛
性ソーダ2〇−及び無水芒硝30gを添加し、さらに水
を加えて全量を25℃で 1000  m/とする。直
後にこの浴を用いて末シルケット綿ニットを浸し、ピッ
クアップ70チで絞り、そのまま巻き上げ、ポリエチレ
ンフィルムで密閉して25℃の・  室内に20時間放
置後染色物を冷水、次いで熱湯で洗浄し、ついで95−
98℃の洗(10) 剤液中でリーピングし、さらに冷水で洗浄、乾燥して仕
」二げた。木綿ニットは均一な濃紺色に染色された。
ここで1,3−ジエチ/V−2−イミダゾリジノンを添
加していない染料組成物を使用した場合、上記染料−ア
ルカリ液は、ゲル化し均一に染色することは不可能であ
った。
実施例4 下記構造を有する反応染料 の乾燥染料76部(純染料含料80係)及びの乾燥染料
10部(純染料含料73チ)にスルホン化度150チの
メチμナフタレンスpホ(11) ン酸とホルムアルデヒドとの縮合物12部及び1,3−
ジメチ/l/−2−イミダゾリジノン1部と鉱油エマル
ジョン1部とを加え、充分混合してf染料組成物を得た
(イ)得られた染料組成物150 Fを熱湯にて溶解し
、これに水を加えて1000−とする。
25−30℃で本染料溶液、を−昼夜放冷したが、安定
で染料の析出ぽ認められなかった。  ここで1.3−
ジメチ1lz−2−イミダゾリジノンを添加していない
染料の場合、その−昼夜放冷後の溶解度は130 f/
lであって多量の染料が析出17た。
(ロ)上記染料組成物802を熱水で溶解し250Cに
冷却する。これに32.5%苛性ソーダ20d及び無水
芒硝309を添加し、さらに水を加えて全量を25℃で
11とした。
直後にこの浴を用いて木綿ボブリンを浸し、ピックアッ
プ70俤で絞り、そのまま巻き上げ、ポリエチレンフィ
ルムで密閉して25℃の室内に20時間放置後、染色物
を冷水、(12) 次いで熱湯で洗浄し、ついで95−98℃の洗剤液中で
ソーピングし、さらに冷水で洗浄乾燥して仕上げた。木
綿ボブリンは均一に濃い橙色に染色された。
ここで、1,3−ジメチ)v−2−イミダゾリジノンを
添加していない染料の場合、上記アルカリ共存下では、
30ケ以下しか溶解できずアルカリ添加すると直後に、
染料の凝集物が生じ、均一に染めることは不可能であっ
た。
実施例5〜8 以下の実施例で組成物内容及びその−夜間放冷後の溶解
度を示す。溶解度欄で実施例とは本発明の組成物の数値
であり、参考例は、実施例と同じ配合処方で環状尿素の
無添加物を用いた場合の数値である。
(13) 実施例9 下記構造を有する反応染料 の乾燥染料83.3部(純染料含量78%)に無水芒硝
15.2部と1,3−ジメチA/−2−イミダゾリジノ
ンo、s部と鉱油エマルジョン1.0部とを加え、充分
混合して染料組成物を得た。
上記染料組成物0.62を熱湯にて溶解し、これに水を
加えて200 rnlとする。この染料溶液に102の
無水芒硝を加え、10 タの末シμケット綿ニットを浸
漬し、かきまぜながら50℃まで昇温する。昇温20分
後に4Fのソーダ灰を添加し、60分吸尽染色を行なう
ついで水洗、湯洗、ソーピング、水洗、乾燥して仕上げ
る。
1.3−ジメチ)V −2−イミダゾリジノンを(16
) 加えていない染料を使用した場合に比べて約5%カラー
イールドの高い染色物が得られた。
\ \ \ \ \ \ \ \ (17完)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1種の反応染料および環状尿素を重量
    比で90〜99.95 : 10〜0.05含有してな
    る反応染料組成物。
  2. (2)環状尿素として、下式 (式中、kおよびに′は水素またはCニーC2アpキル
    基を表わし、XはC2−C5アルキレン基を表わす) で表わされる化合物を用いる特許請求の範囲第1項記載
    の反応染料組成物。
  3. (3)少なくとも1種の反応染料および環状尿素を重量
    比で90〜99.95 : 10〜0.05含有しく1
    ) てなる反応染料組成物を使用することを特徴とするセル
    ロース系繊維の染色法。
JP56126438A 1981-08-11 1981-08-11 反応染料組成物およびそれを用いる染色法 Pending JPS5831180A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004359928A (ja) * 2002-10-24 2004-12-24 Seiko Epson Corp 捺染用インクジェットインク及びインクジェット捺染方法
JP2005255779A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Seiko Epson Corp 捺染用インクジェットインク及びインクジェット捺染方法
JP2018104589A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 コニカミノルタ株式会社 インクジェット捺染インク及びインクジェット捺染方法

Cited By (4)

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