JPS5831160A - バツトから処理液を絞り出す方法および装置 - Google Patents

バツトから処理液を絞り出す方法および装置

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JPS5831160A
JPS5831160A JP57071590A JP7159082A JPS5831160A JP S5831160 A JPS5831160 A JP S5831160A JP 57071590 A JP57071590 A JP 57071590A JP 7159082 A JP7159082 A JP 7159082A JP S5831160 A JPS5831160 A JP S5831160A
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nip
roll
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nip roll
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B15/00Removing liquids, gases or vapours from textile materials in association with treatment of the materials by liquids, gases or vapours
    • D06B15/02Removing liquids, gases or vapours from textile materials in association with treatment of the materials by liquids, gases or vapours by squeezing rollers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S210/00Liquid purification or separation
    • Y10S210/03Belt alignment

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は移送中のバットから処理液を絞り出す方法およ
び装置に関する。
織物繊維は通常軽量の不織バットを形成し糸を紡ぐ前に
原料又は原料に近い状態で湿潤され処理される。例えば
医薬品および衛生品に使用される綿繊維の浄化および漂
白は現在回分(batch )法で処理されている。あ
る織物繊維の場合、けば立て・紡ぎ処理前に大まな染色
容器に入れ回分法で一括して染色される。又時には糸又
は繊維状態でなく、小塊状態で化学処理することが好ま
しい場合もある。
一方技術および経済上の理由から回分法でなく連続処理
法により織物繊維に対し洗浄、漂白、染(9) 色等の処理を施こすことが好ましいことが多い。
連続処理法の場合、目が粗くされ、けば立て処理された
繊維は乾燥状態で重量が平方ヤード(約081平方メー
トル)当り少なくとも8オンス(約227グラム)、通
常約16オンス(約454グラム)から約48オンス(
約1360グラム)の長手の連続する不織バットになし
、化学処理液を施こすことが好ましい。
バットは一連のエンドレスコンベヤベルトに載せられ小
容社の化学処理液用タンク(長さは比較的長いが深さは
浅い)を通して所定の化学処理が施こされることが好ま
しい。エンドレスコンベヤベルトに載せられたバットが
湿潤処理部から次の湿潤処理部へ移送される際、バット
に吸収されている処理液を所定量除去することが望まし
い。バットは含浸液部から導出され次の処理液部、例え
ば別の含浸液部、洗浄液部、エージング液部、乾燥部更
に次の含浸液部へと送られる。
処理部間においてバットから所定の量の処理液を除去す
る作業は、例えば対をなすニップロール(10) 又は真空装置を用いて行l「うことかできるが、真空装
置を用いる場合バットに対し所定の圧力を与えたり、コ
ンベヤベルト又はドラムが棲雑なる等総じて構成が煩雑
になっていた。
このためニップロールを用いてバットから処理液を絞り
出す方法が注目されて来ている。バットから高効率に処
理液を除去する場合、バットを載せたコンベヤベルトを
ニップロール間に単に導入しても望ま[、<ない場合が
ある。特にバットがコンベヤベルトの相別をなす繊維と
同程+Wに含水し易い地組織から成る場合、不」内当で
ある。
コンベヤベルトとバットカ共にニップロール間に導入さ
れると、コンベヤベルトの桐材をなす繊維が通常多孔質
であるから、ニップロールにより絞り出された処理液が
コンベヤベルトを通過し放出される。一方バットおよび
コンベヤベルトが共ニ一対のニップロール間を通過する
際、コンベヤベルトの多孔質の繊維にも大量の処理液が
含まれているので、ニップロール間のニップ点から導出
される際いわば毛細管現象によりバットにコンベヤベル
トの多孔組織を通し再び処理液が吸収される危惧がある
1、このためニップロールによるバットからの処理液除
去効率が低下することになる。
従って、ニップロールの入力部までのバット移送用のコ
ンベヤベルトと、ニップロールの出力側のバット移送用
のコンベヤベルトとを夫々具備する必要があった。
この場合バットはニップ点に対しコンベヤベルトに支承
されることなく導入されることになるが、バットを円滑
かつ確実に移動するためニップロールのニップ点の直前
・直後に好適にコンベヤベルトおよび案内ロールを配設
しなければならず、構成が煩雑になっていた。又バット
は第1のコンベヤベ/L/ トからニップロール間のニ
ップ点へ更に次の第2のコンベヤベルトへと移動する必
要があり、仮に各構成部材を高精度に配列しても、作業
上依然として問題があった。
例えばニップロール間のニップ点でバットから絞り出さ
れる処理液の皿が極めて多い場合、絞り出された処理液
の重さでバットが変形したり破断される。特にバットの
重ち1が比較的重くニップロール間を高速で移動する場
合にこのような現象が起りやすい。バットが重いとバッ
トの単位長当りすなわち単位時間当りに絞り出される処
理液の量が増加する。又バットの移動速1凭が上昇する
と単位時間肖りに絞り出される処理液のUも増大する。
バットの高速移動時に起き肋ちなバットの破断を解決す
べく各種方法が提案されているが、効率、故障、費用等
の点で満足で永るものはなかった。
例えば複数対のニップロールを縦に並べ一連の処理工程
を通じてバットから処理液をIIIt次絞り出す方法が
提案されているが、複数対からなるニップロールを用い
るため費用、装置の設置空間、消簀電力等が大巾に増大
し更に構成部材の増加に伴う故障の発生率も増大してい
た。
含浸又は洗浄部の1α後のニップロール間に高速でかつ
面積の広いバットを導入して処理する方法は費用が比較
的かからず効率的である。この場合特にバットと共にニ
ップロール間のニップ点に通過せしめる補助コンベヤベ
ルトを用いる構成が考(13) えられて来た。この場合、補助コンベヤベルトには(1
)バットから処理液を絞り出すニップロールの効率に大
巾な影響を与えない、(2)バットから大量の処理液が
絞り出されてもバットが破断されたり変形されたりする
ことを抑止するように機能する、(3)ニップロールの
ニップ点を通り案内ロールの周囲を経て好適に移動され
る、(4)長さおよび幅が変化しないことが条件として
求められる。
重h1が平方ヤード(0,81平方メートル)当り約1
2オンス(約340グラム)から約32オンス(約90
7グラムで幅が42インチ(約107センチメードル)
の綿バットから分当り約40乃至280ボンド(約18
乃至127キログラム)すなわち約48乃至3蟇5ガロ
ン(約18乃至127リツトル)の処理液をニップロー
ルな通し高効率で除去しかつ」:記の条件(1)乃至(
4)を満足すべく各種の補助コンベヤベルトが提案され
ているが、いずれも上記の条件を満足できなかった。こ
の理由を以下に説明する。
、  まず」二記の条件(2)を満足させるには、バッ
トか(14) ら絞り出された犬h1:の処理液が補助コンベヤベルト
を通過し得るように補助コンベヤベルトを多孔質材料で
形成する必要がある。すなわちバットが補助コンベヤベ
ルトと上側のニップロールとにより圧さくされるので、
補助コンベヤベルトおよびバットが共にニップロール間
のニップ点に導入される前に、バットから絞り出された
処理液を補助コンベヤベルトの孔を通り補助コンベヤベ
ルトの面に対し直角方向に放出させる必要がある。補助
央部から縁部に向って外側へ、すなわちニップロールの
軸線に平行なほぼ水平方向に流動することになり、不適
当であった。更に詳述するに、ニップ点付近でバットか
ら絞り出される処理液は増大するが、バット曲に対し直
角な方向には補助コンベヤベルトが非孔質であるためそ
の流動が実質的に阻止され、バットが破断されたり変形
されやすくなる。
一方補助コンベヤベルトが多孔質の場合ニップ点におい
てバットから絞り出された処理液の一部が含まれる。バ
ットは処理液で飽和状態にされているが、ニップロール
のニップ点ではバットと処理液との全容量が体積分率で
0.4θ〜0.60小さくなる。多くの綿繊維および不
織バットは極めて細かな毛管組織が多くかつ粗い毛管組
織以上に極めて多く存在しているので細かい毛管組織が
粗い毛管組織の間隙部、ワイヤ又はプラスチック織の補
助コンベヤベルトから処理液を吸収する。
また例えば水の薄膜の厚さの函数としである面積密度に
対する水の体積密度の変化を勘案すれば、ニップロール
間を通る補助コンベヤベルトはその繊維の全体の間隙量
が過度に犬である必要がないことが理解されよう。立方
センチメートル当り10グラムの密度の水膜は水膜の厚
さが1.0ミル(0,025+s )であれば重量が平
方ヤード(約0.81平方メートル)当り0.0468
ボンド(約21グラム)となる。厚さ1/16インチす
なわち0.0625インチ(約02センチメートル)は
62.5 ミルなので、水膜の厚さがし16インチ(約
02センチメートル)の水は平方ヤード(約0.81”
′一方メートル)当り2.925ボンド(約1325グ
ラム)となり、乾燥したバットの平方ヤード(約081
平方メートル)当りIJf 佃16オンス(約454グ
ーy A ) (292,5X OWF (!:呼ぶ)
に対し2925重餉パ1セントの処理液吸収−1がある
ことになる。
強度のある金網でなるコンベヤベルトは間隙部に水膜の
厚さし16インチ(約0.2センチメートル)と等価な
処理液を容易に吸収する。従って1皿が平方ヤード(約
0.81平方メートル)当り16オンス(約454グラ
ム)の不織綿バットをニップロール間に導入すると、約
80%’まで含+1tが減少されるが、補助コンベヤベ
ルトからは含浸鼠が低減されない。従って厚さし】6イ
ンチ(約02センチメートル)の水膜に相当する処理液
も又補助コンベヤベルトにのせられニップ点を通過する
ので、理論上ニップ点直後の下流においては更に292
5%OWFの処理液がバットに再び吸収されることにな
る。
又浄化され偉白された綿バットに対して実験を(]7) 行なった結果、バットが洗浄部からニップロールへ移動
される際乾燥したバットのボンド(約453グラム)当
り約10ポンド(約4530グラム)以上の処理液が含
まれている。このバットが補助コンベヤベルトによらず
直接ニップロール間へ導入されると、通常バットのポン
ド(約453グラム)当り約08乃至13ボンド(約3
62乃至589グラム)の処理液が除去される。バット
をなす綿繊維の密度は立方センナメートル当り154グ
ラム、水の密度が立方センナメートル当り1.0グラム
であるので、ニップロール間で圧搾される空気、水およ
び繊維の全容積が含浸状態のバットの厚さおよび乾燥お
よび含浸状態のバットの各面積密度に基づき計算できる
。例えば乾燥した綿繊維の体積分率が0.10、含浸さ
れたバットの水含有の体積分率が020、ニップロール
間を通過した後のバットの膨張による空気の体積分率が
0.70である。密度が立方センナメートル当り1.5
4グラムで体積分率が010である時、綿繊維のセルロ
ースは0.154グラムである。密度が立方センチメー
トル当り10グ(18) ラムで体積分率が020である時、水020グラム又は
乾燥した繊維のポンド(約453グラム)当り水130
ポンド(約589グラム)に相応する。体積分率で0.
70はすべて空気であり飽和状態の補助コンベヤベルト
から水を吸収する場合、乾燥した繊維のポンド(約45
3グラム)当り水を更に454ボンド(約2057グラ
ム)吸収する。
従って厚されずか50ミル(約125ミリメートル)体
積分率がO,f+0の繊維でなる袖助コンベヤベルトで
も、間隙部がすべて水で充填されると平方ヤード(0,
9平方メートル)肖り約140ポンド(約634グラム
)の水が含まれる。平方ヤード(09平方メートル)当
り16オンス(約454グラム)の乾燥した繊維からな
る綿バットに50%の処理液が含まれると、綿バットは
平方ヤード(0,9平方メートル)当り水を070ポン
ド(約317グラム)再び吸収し含浸量が70%増加す
る。
従ッてニップロール間に不織バットを導入するために使
用する補助コンベヤベルトの繊維の厚さおよび間隙の体
積分率を低減して袖助コンベヤベルトがニップ部へ運ぶ
全含水量を減少するように構成することが極めて望まし
い。補助コンベヤベルト繊維を密なものにして間隙部の
全含水量を低減させる反面、その繊維の開口率がニップ
ロール間における補助コンベヤベルト面に対し直角方向
に処理液が円滑に通過し得るような程度のものにする必
要がある。このため補助コンベヤベルトの厚さを減じて
間隙部の容積を低下させ同時に繊維を通過する処理液の
抵抗を低下せしめて、補助コンベヤベルトに対する上記
の条件(1)が容易に得られるようC二することが好ま
しい。
一方薄く軽い繊維で成るコンベヤベルトは中央部に向っ
て径が徐々に犬となるロール、ベルト案内ロール、袖助
コンベヤベル) 9111縁の案内装置等の周知のコン
ベヤベルト案内装置に必要な充分な剛さを有していない
従ってニップロール間に好適に導入可能な補助コンベヤ
ベルトの繊維が開発されてきた。寸法が一定しており自
動的に案内可能な繊維でなる補助コンベヤベルトはかか
る周知のコンベヤベルト案内装置に適用できない。即ち
ニップロール間に補助コンベヤベルトを通過する構成を
とること自体がコンベヤベルトを案内するに際し故障の
原因となると考えられる。又従来のニップロールスタン
ドに隣接する空間には案内ロールと補助案内ロールとを
円滑に配設することができず、必然的に補助コンベヤベ
ルトの長さを短かくする必要がある。
例えば綿又テーブルに対する簡潔な連続した浄化漂白・
処理法の場合5対以上のニップロールが必要となるので
、付属装置の占有空間を小さくしコストの点からも案内
ロールと補助案内ロールとの間の距離を短かくすること
が好ましい。
一方補助コンベヤベルトが短かくなると、従来の高精度
ベルト案内装置を用いても補助コンベヤベルトをニップ
ロールに対し整合して案内することが困難となることは
周知である。
又特に従来のベルト案内装置を使用する場合、バットの
連続処理中時々バットが折り1なったりバットにしわが
生じたり局部的に不連続となるので、バットの面積密度
が変化する欠点があった。
(2]) 且バットおよび補助コンベヤベルトがニップロール間に
導入されると、ニップロールにより補助コンベヤベルト
に駆動力が与えられるので、コンベヤ案内装置に大きな
影響を与えることになる。
史に軽く細かな繊維又は薄く開口部の大きい網回線の材
料でなるコンベヤベルトに対し周知のベルト案内装置を
使用する場合、短時間で繊維に歪みや折目が生じていた
。又中央に向って徐々に径が大となるロール書二より繊
維が延伸され前記ロールの本来の機能を達成できなかっ
た。加えて案内\ ロールのすべてが完全に整合されておらず案内ロールの
直径が不揃いで且案内ロールが充分に同心に配列されて
ないとき、又は案内ロールの回動動作が手動又は自動で
行なわれる場合、繊維の織目の通常互いに直交するたて
糸とよこ糸が変形する、すなわちたて糸とよこ糸が直交
しなくなる。このため織目が平行四辺形又はS字状にな
り繊維の幅が次第に狭くなる。このように補助コンベヤ
ベルトの繊維の幅が減少することは好ましくなく、織目
が変化し補助コンベヤベルトの頭初の形状が損(22) なわれる、即ち補助コンベヤベルトの長さと幅の関係が
変わると、周知の構成によっては補助コンベヤベルトを
好適に案内できなくなる危惧があった。
本発明の一目的はバットを変形したり破断することなく
バットから処理液を絞り出す方法および装置を提供する
ことにある。
本発明の他の目的はバットが第1の処理部の第1の主コ
ンベヤベルトからニップロール間を通り次の処理部の第
2の主コンベヤベルトへ間断なく円滑にバットを移動可
能な絞り出し装置を提供することにある。
本発明の別の目的はバットから鶴実に高効率で処理液を
除去し次の処理を容易に遂行できる絞り出し装置を提供
することにある。
本発明の更に他の目的はニップロール間にバットを導入
し従来のものよりより好適にバットから処理液を除去す
る補助コンベヤベルト11構を提供することにある。
本発明の好ましい実施例によれば、その軸線が好適な繊
維でなる補助コンベヤベルトおよび好適なベルト案内装
置を介し、ニップロール間のニップ点を通る水平面より
上方の、上側のニップロールの円周部に沿ってバットが
導入されて徐々に絞られ、ニップ点で最大限に絞られて
次の処理部へ移送されることになる。
本発明の他の好ましい実施例によれば、補助コンベヤベ
ルトの側縁には一対のエンドレスの案内チェーンが具備
される。各種のスプロケットおよび溝付プーリにより、
補助コンベヤベルトと共に案内チェーンがニップロール
間および各案内ロールに対し好適に移送される。
所望ならば一対のスプロケットを共通のシャフトに固定
して補助コンベヤベルトおよび案内チェーンは対し好適
に整合しうる。又対をなす案内チェーンを補助コンベヤ
ベルトに対し同時に移送すべく共通のシャフトに固定さ
れた一対のスプロケットのような補助トルク装置を具備
することもできる。更に補助コンベヤベルト、案内チェ
ーンに対し張力を与える各種の張力装置を具備し得る。
本発明の他の目的および利点は以1に説明を進めるに応
じ明らかとなろう。
以下本発明を好ましい実施例に沿って説明する。
第1図には周知の構成が示されており、高圧のニップロ
ールシυ、(ハ)が十1に各シャフト+2a 、 V4
に対し枢支されており、各シャフト(22、(24)は
その軸線が互いに平行になるように配設される。上側の
ニップロールt211は反時計方向に1側のニップロー
ル(ハ)は時計方向に回転される。飽和状態に処理液を
含んでいるバット0勺はローラ翰とエンドレスコンベヤ
ベル) (27)とから成るコンベヤからニップロール
(21) 、 a;n間に案内される。2ニツプロール
ハ好適な装置□□□)(第1図ミニ点線で示す)により
調整可能に設けられ、厚さの異なるバットをニップロー
ル間に好適な圧搾力をもって且通過可能に構成される。
この場合、バット(2c9に含まれる処理液はすべてニ
ップロールeυ、 Q3)で絞り取る必要がある。バッ
トe[有]がニップロール間に導入されると、絞り出さ
く25) れた処理液の約半分はバット(29の下側面から下側の
ニップロール(ハ)の円筒面に直接落下し、そこから再
び処理液循環機構(図示せず)へ送られ再利用される。
一方ニツブロールで絞り出された他の処理液はバットの
上側C二留められ、バットの上面とニップロール(21
)の円筒面との間で増大し比較的大量の処理液C31)
が残留する。処理液(31Jの一部は第1図の矢印で示
されるように直接バット(2つを通り処理液循環機構へ
放出される。又処理液0Dの一部はバット(2つの縁部
な経てニップロール(211に沿って軸方向へ移動し処
理液循環機構へ放出される。バットの上側に溜る処理液
OJの量が次第C二増大するに応じ、膨張力がバットQ
つに加わるようになる。
即ちこの処理液C3])の増大速度が大きくなるとニッ
プロール付近のバットにかかる破断力が大きくなり好ま
しくない。
第2図に本発明による処理装置の一実施例を示す。第2
図の処理装置のニップロール(21) 、 t23は夫
、々上下に平行なシャツ) C!!21 、 (241
に対し装着されている。バット(2つはエンドレスベル
ト(5)を介し供給(26) され、エンドレスベル) (27)自体は上側のニップ
ロール(211の垂直方向に直上に配設されたローラ(
29)の周囲に懸架されている。
一方ニツブロール(211、(23+間にバット(2■
を案内する補助コンベヤベルト(301が設けられる。
補助コンベヤベルト+30)は第1の案内ロール(、(
濠からニップロール圓、 (21の間を通り第2の案内
ロール(:(優に懸架されると共に第3の案内ロール0
■を経て下側のニップロール轍の下面に壮[けられ更に
第1の案内ロール03)へ延びていて、一つのループを
形成している。第1および第2の案内ロールC331、
(341の一方又は双方は中央部に向って径が徐々に犬
となるロールを用いることができる。
第3の案内ロールク39はその軸が長手方向の中央点を
中心に回・動可能にされ、補助コンベヤベルト(3Gが
若干変位しても確実に支承するよう機能する自動調整式
案内ロールであることが好ましい。この構成をとる場合
、第1および第2の案内ロールC331、C34)は中
央部に向って径が増大するようなロールを用いなくとも
よい。
第2図に示す第1の案内ロール(33)の直径はニップ
ロール(2+) 、 (23+の直径より小であり、第
1の案内ロール(:3鵠は上側のニップロール(21)
の側部に配設されたシャフトに枢支され時計方向に回転
される。
これにより補助コンベヤベル) (30)および上側の
ニップロール(2I)の円周面の間にニップ(絞り)部
が構成されることになり、上側のニップロール(21)
の円周ロロ上の左下の円弧の領域においてバット(25
1が補助コンベヤベル) C301に案内されて移動す
るとき、絞り作用が与えられる。補助コンベヤベル) 
(30)と上側のニップロール(21)との間のニップ
部の角度は好ましくは約15度から45度程度である。
換言すればこの角度は上側のニップロール(21)の軸
線とニップロール圀1 、 (231間のニップ部とで
描かれる径と、上側のニップロールレυの軸線と上側の
ニップロール(21)に対し第1の案内ロールO(支)
から補助コンヘヤヘル) (,30)を移送する際の補
助コンベヤベルトc効、ニップロール(211間の接線
の所定の点とで描かれる径とのなす角度である。この角
度はある場合には約45度以上180度より小であるこ
とが望ましいこともある。
すなわち第1の案内ロール((支)が上側のニップロー
ル(21)の円周面から小距離離間されて配置されるこ
とが好ましい。第1の案内ロール(331は上側のニッ
プロール(2υの直径に対する第1の案内ロール(3階
の直径、並びに補助コンベヤベルトC301と上側のニ
ップロール(2])との間のなすニップ部の大きさに応
じて好適に位置決めされる。又バットが図面の右から左
へ案内される場合、第1の案内ロール(至)は上側のニ
ップロール(211Q)(ロールの垂直断面を仮に四象
限で述べた場合の)第1又は第2象限に相応する円周面
から所望の距離離間されることになる。
従って補助コンベヤベルト(30が上側のニップロール
(21+の側面に沿って案内され得、バットに対し比較
的大きなニップ領域が形成され、上記ニップ部において
処理液は補助コンベヤベルト(喝の面(この繊維は多孔
性のものが好ましい)およびバットの面に対し垂直に絞
り出される。又この構成により、バラ) (25)が実
質的に一定の送り速度で木製(29) 置に導入される時、補助コンベヤベル)(至)ニヨリ先
ず補助コンベヤベルト(至)とニップロール(21)と
の間にバットの先縁部が導入されることになる。
バラ) 125)が補助コンベヤベルト(叫とニップロ
ールシDとの間を通過する際にバラ) (251から絞
り出された処理液の一部は、補助コンベヤベルト(30
)の繊維孔を通過して放出される。本構成の重要な特徴
は、バット(2つが補助コンベヤベルト(叫とニップロ
ール(2I)との間に導入されるに応じ絞り力が次第に
増加し、ニップロール121)および13)のニップ点
を通過する前に処理液が(第1図の従来の構成に比べ)
比較的大きな放出領域を介し比較的長い時間をかけて絞
り出されることにある。バット(2Bに含まれた残りの
処理液はバットに対しニップロール(2D。
(2階間のニップ部において最大の絞り力が与えられて
バラ) (21)から最終的に絞り出される。このよう
に最大絞り力をかける前に補助コンベヤベルト(至)と
ニップロール(2I)とを協働させてバットを緩徐に絞
るので、バラ) (2Sの繊維の損耗や破断が防止され
る。
(30) 補助コンベヤベルト(301が上側のニップロール(2
Bの外周部(第3および第4象限)に巻かれる部分の長
さに応じて、ニップロール+2!l 、 (23)間の
最大のニップ点以前lニバットから処理液が絞り出され
る面積Jdよび時間が定まる。一方補助コンベヤベルト
が一ヒ側のニップロール(2I)の外周部において巻か
れる長さが極めて短かい場合、ニップロールc2+1 
、 +23+間の最大ニップ点に逼する以前に処理液が
絞り出される時間および面積もそれに応じ小さくなり好
ましくない。例えば補助コンベヤベル) C301の送
り速度が早くかつ補助コンベヤベル) +30)がニッ
プロール(21) 、 V2□□□間のニップ点に近接
して配置Hされる、すなわち前記ニップ点を通る水平線
に近接して位置する場合、バット(2つから単位面積当
りの、絞り出される処理液の流速が極めて犬となりバッ
ト面に対しほぼ水平方向に処理液が絞り出されるので、
バットが破断されやすい。ニップロール0Dの外周部に
補助コンベヤベル) (JOIが巻かれる部分にツブロ
ール+211 、 (23i間のニップ点まで)が多く
、補助コンベヤベル) (30)とニップロール(21
)カ協働シっ一処理液が比較的長い時間をかけ比較的大
きな面積を通しバット面および補助コンベヤベルト面C
″一対し直角方向に効果的に絞り出されバットの破断等
が防止されうる。
換言するに、補助コンベヤベル) (30)がニップロ
ールan 、 (23)間のニップ点を通る水平面に対
し所定の角度でニップロール(211と接し懸架される
ことか好ましい。この角度により上側のニップロール(
211と補助コンベヤベルl−(30)との間の圧搾力
の働く面積が決まる。即ちバットがニップロール(2I
)、(231間の最大に加圧されるニップ点に導入され
る前に補助コンベヤベルト(支)とニップロール(2I
)との間でパラ)・から処理液の一部を除去すべく充分
に広いニップ領域を与えるべく構成されている。上側の
ニップロール(21)の軸又はにツブロール(21) 
、 (23+間の接点である)ニップ点を通る水平線に
対する第1の案内ロールイ3)の位置は、上側のニップ
ロールCυの直径に対する第1の案内ロール制の直径の
比も診酌される。第2図乃至第4図の実施例では、ニッ
プロール(211と第1の案内ロール433との直径比
は約35対1−ニされる。又上記の直径比が3対1の時
ニップロールt21)および第1の案内ロールぐ(財)
の各直径は9.5インチおよび325インチであること
が好ましい。これにより、第2図乃至第4図(ユ示す第
1の案内ロール(3鵠とニップロールc!Dとの位置関
係を上述の如く構成することにより、補助コンベヤベル
) +30+とニップロール(2]1との間のなす圧搾
領域は相当に広くなる。
第2図乃至第4図に示すようl1第1の案内ロール(至
)は小径のものを使用すると紅済的に好ましいが、必要
に応じ大径のものも使用可能である。例えば第1の案内
ロールGLIと上側のニップロール(2I)との直径が
等しい場合、第1の案内ロール(ハ)の軸線は第2図乃
至第4図に示す位置より相当に下側に位置することにな
るが、上述と略同様の効果を達成しうる。
補助コンベヤベル) (30)の張力を選択可能にすべ
く、第2の案内ロール((4)はアーム(:(に装着さ
れる。
この場合第1の案内ロール(ハ)をも別のアーム(図示
せず)に装着することも可能である。
(33) アームt32はアーム(36)に固設されており枢支部
側を中心にアームGzおよびアーム(ア)全体は回動可
能に連結されている。伸長可能なロッド(4■のような
好適な張り機構が両アーム(33,(ト)ζ″一対し配
設されており、アーム(3G)に所望の力を与えてアー
ム(32をニップロール(21) 、 (23)から離
れる方向に旋回させ得る。このように第2の案内ロール
(財)をニップロール(2]) 、 (23)から離間
する方向へ適宜移動して補助コンベヤベルト団の張力を
好適に調整しうる。
第1および第2の案内ロールに3■、 C34)の外周
部に懸架される補助コンベヤベルトは、各案内ロールの
各円周部の180度に相当する部分なので、補助コンベ
ヤベルト+30が案内ロール(至)、C34)(=巻キ
付<ように案内ロールC(3)又はC34)を小距離移
動するだけで、補助コンベヤベルトのたるみが好適に除
去される。例えば第2の案内ロール04)に補助コンベ
ヤベルトが第2図のようにその外周部に対し180度に
わたって懸架されている場合、補助コンベヤベル) 1
.’ilが第2の案内ロール(ロ)に巻き付くよう1:
、第2の案内ロール+341を1インチ(約2.5m)
移動(34) することにより補助コンベヤベルト(至)の2インチl
J5QM)に相当するたるみが除去される。又張力は第
2の案内ロールG41に対し接近又は離間する補助コン
ベヤベル) (30の各部に均等に与えられる。
例えば第1の案内ロールC(3iに80ボンド(約36
Kg )の力を与えると、第1の案内ロール0:◇に接
近する補助コンベヤベルトには40ボンド(約18KF
 )の張力がかかる。同様に第1の案内ロール0東から
離間する補助コンベヤベルトケ)にも40ボンド(約1
8Ky)の張力がかかる(この場合第1の案内ロール(
:頒は低摩擦のベアリングを介して回転しているものと
する)。上述のように案内ロールの外周部の180度に
わたって袖助コンベヤベルトを懸架せしめる構成をとる
ことにより、補助コンベヤベルトのたるみが最大限に除
去されかつ補助コンベヤベルトの繊維に加わる張力が最
小限に抑えられて極めて好適である。
一方案内ロールの外周に懸架される袖助コンベヤベルト
の角度が180度より小となると、当業者には周知のベ
クトル成分で表わされるが如き補助コンベヤベルトの繊
維に加わる張力が増加する。
又案内ロールを変位して補助コンベヤベルトのたるみを
取れる量は前記の角度が180度より小さくなると減少
する。案内ロールの変位とそれに伴うコンベヤベルトの
たるみの除去量および上述したベクトル成分の関係は当
業者には周知であるから、本明細書では本発明の各実施
例において簡単に説明する。
一ト述の構成により第2の案内ロールC3aは補助コン
ベヤベルトのたるみを除去するロールとして使用可能で
ある。一方補助コンベヤベルトのたるみを最小限に抑え
る必要のある部分はニップロール(211、C,!3)
間のニップ点と第1の案内ロール(33)との間である
ことは理解されよう。従って第2および第3の案内ロー
ルC34) 、 (351と下側のニップロール(ハ)
の下面との間の摩擦力が大きく、補助コンベヤベルトが
第2および第3の案内ロール(2)、 Cpsを経て二
  −ツブロール(23)の下部へ案内される際補助コ
ンベヤベルト60にかかる張力が大巾に減少する場合に
は、第1の案内ロール(麹を補助コンベヤベルトのたる
みを取るロールとして構成することが望ましい。
補助コンベヤベルトにかかる張力が第1の案内ロール(
慢から直接与えられる場合、第1の案内ロール(ト)と
ニップロール(21) 、 +231間のニップ点との
間で補助コンベヤベルトのたるみをとるC:必要な張力
は補助コンベヤベルトに効果的に伝達されたるみのない
充分に緊張した状態にする必要がある。例えば、補助コ
ンベヤベルトとニップロールf23)の下面との間の摩
擦力が大きく第2の案内ロール(34)に対し与えられ
る張力が第1の案内ロールおよびニップロール開開の補
助コンベヤベルトに伝達されない場合には、第1の案内
ロール(至)を移動して補助コンベヤベルトのたるみを
取ることが好ましい。
換言すれば、本発明の極めて好ましい実施例によれば、
補助ベルトコンベヤが案内ロールの外周部の180度に
わたって懸架されこれにより張力がニップロール(21
1,1,!!3)間のニップ点と第1の案内ロール(3
3との間の補助ベルトコンベヤに効果的に与えられて補
助コンベヤベルトのたるみが好適に除去される。このよ
うに案内ロールを所定距離移動(37) して補助コンベヤベルトのたるみが最大限に除去され、
かつ補助コンベヤベルトにかかる張力も最小限に抑えら
れる。すなわち補助コンベヤベルトに力11える張力を
第1の案内ロール(3濠と二、ツブロールclu+(ハ
)間のニップ点との間の補助コンベヤベルトのたるみを
除去するに必要な張力より大きくする必要がない。一方
補助コンベヤベルトに張力をかけるため第2の案内ロー
ル(34)は第2図乃至第4図の実施例の如く配設され
ることが好適であるが、必要に応じ他の構成をとること
ができる。
バットe最がニップロール圓、(2(至)のニップ点を
経て第2の案内ロールC34)に達すると、バット(ハ
)は案内ロール(41に懸架された別の主コンベヤベル
ト(42へ移行され次段の処理が行なわれることになる
さて第3図を参照するに本発明の好適な他の実施例が示
されている。本実施例においては、補助コンベヤベルト
(至)に沿ってエンドレスチェーン(321が配設され
ており、このエンドレスチェーン(32により補助コン
ベヤベルトが好適に案内され補助コ□ ンベヤベルトが
第1および第2の案内ロール(到。
(38) C34)延いてはニップロール(2+1 、21の周囲
から外れることが積極的に防止される。エンドレスチェ
ーン(3カはバネ、レーシング、又は連結体(バネ、レ
ーシングと同様の機能を持つ部材)(第5図参照)を介
し補助コンベヤベル) C1)の縁部に沿って付設され
る。第1および第2の対をなすスプロケット(44a)
、 (44b)が例えば「フリーホイール」の如く夫々
第1および第2の案内ロールC(3) 、 C(社)の
両端部に装着される。一方直径が−F側のニップロール
(21)の直径にほぼ等しい一対のスブロケッ) (4
4c)が例えばフリーホイールのようにシャフトt27
Jに装着されており、上0(11のニップロールt21
1の下側の象限の外周部において補助コンベヤベルトの
移動路にほぼ近接してエンドレスチェーンを移動させる
ように機能する。同様に直径が下側のニップロール(2
5の直径とほぼ等しい一対のプーリ(切が前記ニップロ
ール(2りに対し付設され、エンドレスチェーンを下側
のニップロール03)の下側の象限の外周部I;おいて
補助コンベヤベルトの移動路とほぼ近接して移動するよ
うに設けられている。
また上述の如くスブロケツ) (44c)がブー!J 
07)の直上かつニップロールの各端部に装着され、エ
ンドレスチェーンがニップロールQυ、 (23)およ
びそのンヤフ) (221,f、J41の各軸線に対し
直角な平面に位置する移動路から大巾に外れることが防
止される。
この場合スブロケツ) (44c)の有効径をまずニッ
プロール(211の有効径にほぼ等しくする(エンドレ
スチェーンとの噛み合い分を充分考慮する)。更に第5
図を参照するに、バネ又は他の連結体がエンドレスチェ
ーンと連係するブラケットに付設される。パネカが補助
ベルトコンベヤに加わり、補助ベルトコンベヤの移動路
の有効径が上側のニップロール(21)の11径に常に
ほぼ等しくなるように構成することが望ましい。このた
め補助コンベヤベルト団とエンドレスチェーン(3カと
がバネ又は他の連結体を介し連結され過度の力が加わる
ことおよび摩耗が低減される。
またプーリO′7)の直径はスブロケッ) (44C)
の歯部がエンドレスチェーン0りと支障なく噛合可能な
好適な間隙を置くよう好適に減少させる必要がある。
一方エンドレスチェーン(3’a カニツブロール(2
31の下部をプーリ07)により案内される際、補助コ
ンベヤベルトとエンドレスチェーンを連係するバネ又は
他の連結体が過度に力を受けたり摩耗することを防止す
るため、ブー941?)の直径は下側のニップロール0
階の直径より大巾に小さくすることは避ける必要もある
更に第5図に示すようにブー9 C3nには溝が形成さ
れており、ニップロール(23の軸線と平行な巾方向に
エンドレスチェーンが過度に変位することのないようチ
ェーンを案内するように構成される。
スプロケツ) (44c)の有効径をニップロール(2
11の有効径とを正確に一致させることはその製造時に
コスト高となるので、スプロケット(44c)が回転中
シャツ) +22の速度に関係なくいわばフリーホイー
ルのように回転可能にスブロケッ) (44c)をシャ
フト(23に装着することが好ましい。このように構成
しない場合、エンドレスチェーンの線速度とニップロー
ル(21) 、 (23+の外周面上の線速度との差が
小さくても、補助コンベヤベルトの繊維、ロール面、(
41) エンドレスチェーンおよびバネ又は連結体に過度な力お
よび摩耗が生じることになる。
プーリc37)をフリーホイールのように取り付けるこ
とは、本機構の構成部材に加わる摩耗および破断力を最
小限に抑えることになり好ましい。一方プー9 C3?
)は低摩耗性材料で形成せしめ、シャフト(2滲又は下
側のニップロール(ハ)の一方に固定してもよい。この
場合エンドレスチェーン(32はプーリの表面上な摺動
可能に設け、これにより線速度の小さな差を吸収するこ
とも可能である。
換言するに、第3図に示す実施例においては補助コンベ
ヤベルト(至)の側部がバネ、レーシング等の好適な連
結体を介しエンドレスチェーンに連係され、このため補
助コンベヤベルトの繊維が案内ロールおよびニップロー
ルに沿った移動路から大巾に外れることが防止される。
一方エンドレスチェーンはブー9 (3nと協働する対
をなすスブロケッ) (4411) 、 (イ4b) 
+ (イ4C)により好適に案内され得、補助コンベヤ
ベルトの移動路に近接して移動されう□る。又スプロケ
ット(44a) + (44b) 、(44c)の歯部
によ(42) り補助コンベヤベル) (,301の移動方向に対しi
a!角方向(以下OMD方向とも呼ぶ)の変位に阻止力
が生じるので、補助コンベヤベルトが所定の移動路から
大巾に外れることが防止される。エンドレスチェーンが
すべり一又はそれ以上のスプロケットから巾方向に外れ
ることを防止するため、ブー!J Cmには第5図に示
すように溝が具備される。
更に第3図を参照するに、別の一対のスプロケット(4
4d)がシャフト(461に固定されている。シャフト
(4(ilは案内ロールの−とニップロールの−との間
のほぼ中間に、例えば第3図のように案内ロール(34
)と下側のニップロール03)との間のほぼ中間に配置
され、対をなすスブロケッ) (44rl)の歯部と対
をなすエンドレスチェーンに)2とが噛み合わされる。
シャツ) (461に対しスブロケツ) (446)を
キー止め又はロック止めすることにより、エンドレスチ
ェーンG4が確実に噛み合わされ対をなすエンドレスチ
ェーンが同期して移動されうる。従ってスプロケット(
44d)がシャフト&161を中心に回転すると、エン
ドレスチェーン(3つを介し好適に移動力が補助コンベ
ヤベルトの縁部に伝達されるので、補助コンベヤベルト
に対しねじれ力が力1]わることが阻止されうる。本構
成によれば、長期間にわたり補助コンベヤベルトが良好
に維持されコンベヤベルト機構の耐早耗性が向上するの
でそれに伴いコンベヤベルト機構の寿命も長くなる。
第3図の実施例におけるシャツ) (461に固設され
たスプロケット(44d)は第2の実施例における第3
の案内ロールOりに相当する。
一対のスプロケットを共通のシャフトに固定し各エンド
レスチェーンが同期して移動されることは理解されよう
。−力対をなすスプロケットが共通のシャフトに固定さ
れ前記シャフト自体も案内ロールにより支承されている
場合には、案内ロールはシャフトを中心にフリーホイー
ルのように、すなわちシャフトおよび一対のスプロケッ
トと異なる角速度で自由回転するように配設することが
望ましい。
即ち一対のスプロケットが案内ロール又はニップロール
を支承しているシャフトに対し固定される場合、シャフ
ト」二のニップロールをスブ「7ケツトの回転と独立し
て自由C二回転−=1能にし補助コンベヤベルトとロー
ルとの各線速度の差を吸収する必要がある。バネの移動
路の有効径と補助コンベヤベルトの移動路の有効径とが
整合されておらず且案内ロールがスプロケットと異なる
角速度で自由に回転できない構成では、補助コンベヤベ
ルトバネ又は他の連結体およびエンドレスチェーンの摩
耗および破断力が増大するから好ましく trい。
本発明による別の実施←態様に」:れば、各案内ロール
、ニップロール、補助コンベヤベルト(至)、エンドレ
スチェーン(32および補助コンベヤベルトとエンドレ
スチェーン(脅とを連結するバネが具備され、これらの
部材の相対作用を説明すれば本実施態様は充分に理解さ
れよう。垂直方向に上下に配列される対をなすニップロ
ール、垂直のニップロールスタンドおよび第3図の実施
例と同様の補助コンベヤベルト並びにその付属装置を具
備しており、好適な主駆動源により各ロールを回転しコ
ンベヤベルトを駆動する。
(45) 主駆動力源からの駆動力はニップロールの双方に与えて
もよいが、一方のニップロールのみに与えることが好ま
しい。通常、下側のニップロールが電気モータ(図示せ
ず)を二より好適なギヤ装置を介し駆動される。一方上
側のニップロールは下側のニップロールから補助コンベ
ヤベル) (301およびパット(2!5)を介し伝達
される摩擦駆動力により回転される。従ってこの場合コ
ンベヤベルトは下側のニップロールにより上下のニップ
ロール間に挾さまれだ状態で移動せしめられる。一方補
助コンベヤベルトはバネ又は他の連結体を介しエンドレ
スチェーンに連結されており、補助コンベヤベルトによ
りエンドレスチェーンが運動され、上述の第2図、第3
図に示す実施例と同様に各種のスプロケットが回転され
ることになる。
この場合補助コンベヤベルトの側縁を介しエンドレスチ
ェーンに与えられる駆動力は2ベクトル成分、すなわち
エンドレスの補助コンベヤベルトおよびエンドレスチェ
ーンの移動路に対し平行な、第1のベクトル成分と、前
記第1のベクトルに対(46) し直角な(CλべD方向)第2のベクトル(−ヒ述した
ようなエンドレスチェーンを外す方向にm+ <力)成
分とに分けられる1、バネ又は他の連結体の長さは補助
コンベヤベルトの幅およびエンドレスチェーンの配設位
置に応じて好適な長さにされ、補助コンベヤベルトがエ
ンドレスチェーン間に配設されている場合下側のニップ
ロールが停止している間は、コンベヤベルトの側部のバ
ネ又はエンドレスチェーンに力0わる第2のベクトル成
分に相応する力は発生しない。次に下側のニップロール
が回転を開始するに応じ、コンベヤベルトが移動し始め
エンドレスチェーンの移動路に対し平行な引張り力が生
じて、この引張り力は各スプロケットおよびプーリの抗
力等の力より大となる。バネ、レーシング又は他の連結
体が弾性力を仔するので、補助コンベヤベルトによりエ
ンドレスチェーンが引張られるに応じバネ、レーシング
は、いわば+”−しんの骨のような状態になる。
この結果、第2のベクトル成分が生じ補助コンベヤベル
トを補助コンベヤベルトの移動路に対し直角方向(CM
D方向)外向きに変位し、又エンドレスチェーンを巾方
向(エンドレスチェーンの移動路に対し直角方向)内向
きに変位するように作用する。一方補助コンベヤベルト
が中心位置から外れて変位するような場合、史にcMD
方向の第2のベクトル成分が犬となりエンドレスチェー
ンの−に与えられ、これにより補助コンベヤベルトが中
心位置から外れる傾向が抑止される。この場合(8)チ
ェーン・ヌプロケット機構の摩擦抵抗および補助コンベ
ヤベルトとエンドレスチェーンとを連結する連結体の構
成および力をベクトルで表わしたときのその方向、並び
に(′b)補助コンベヤベルトが中心から外れようとす
る力によるOMD方向の力の和が大となると、エンドレ
スチェーンのCMD水平方向の変位が大となってエンド
レスチェーンがスプロケットから外れることになる。
本発明によれば、駆動力の一部を与えチェーン案内機構
の摩擦抵抗力を低減するため、例えばトルクが可変の小
さな補助電気駆動源が付設される。
前記電気駆動源による駆動力はスブロヶッ) (44d
)を有したシャフト(佃により円滑に加えうる。このよ
うに適宜の補助駆動力をチェーンに与えて、補助コンベ
ヤベルトに要求されるエンドレスチェーンの駆動力を低
減しうる。
補助駆動力は一つの又は一対のスプロケットを介しエン
ドレスチェーンへ与えられ、一方−Ai+記スプロケッ
トは好適な実施態様においてはトルクを調整しうる小さ
な電気モータにより駆動されるシャフトに固定される。
又第3図に示す実施例と同様に共通のシャフトに固定さ
れる少なくとも一対のスプロケットにより対をなすエン
ドレスチェーンを互いに同期して回転せしめる必要があ
る。この場合共通のシャフトに固定された一対のスプロ
ケットに補助駆動力を与えることが好ましく図示のシャ
ツ) (461にトルクを与える構成が好適である。
更に本発明の他の実施態様によれば、アーム(3りを介
し案内ロール(財)を移動することにより補助コンベヤ
ベルトに張力が与えられる。補助コンベヤベルトが上側
のニップロール圓に対し充分に緊張した状態に維持され
ていない場合、補助コンベヤ(49) ベルトにたるみが生じ絞り出した処理液が第1図に示す
ように補助コンベヤベルトと上側ニップロール(2υと
の間にたまる。この場合補助コンベヤベルトのたるみに
より、バットの破断が防止され且ニップロール間のニッ
プ点をバットが通る際移動距離のロスが抑えられ得るが
、補助コンベヤベルトと上側のニップロール(21)と
の間の空間が太きすぎると、第1図に図示するように大
量の処理液01)がたまって好ましくない。このような
状態は特に、補助コンベヤベルトの線速度が早くバット
の単位面積当りの定値が1く又バットのきめが細かいい
わゆる高密度の繊維で作られている場合に生じやすい。
一方補助コンベヤベルトにかける張力を増大する場合、
エンドレスチェーン(32の拘束を受けることなく第2
の案内ロール(ロ)により補助コンベヤベルト(30を
好適に緊張するためにはエンドレスチェーンにある程度
のたるみが必要である。エンドレスチェーンC3渇のた
るみが適正でない場合、第2の案内ロール(2)を好適
な距離変位させて所望の張り(50) を補助コンベヤベルトに与えることができない。
一方エンドレスチェーン(:32のたるみを大にt、 
t キると、エンドレスチェーンがスプロケットから外
れやすくなる。エンドレスチェーンおよび補助コンベヤ
ベルトの長さを正確な値に正確に調整して上記欠点を最
小限C二押えることができるが、かかる調整作業に際し
エンドレスチェーンCi3に対する補助コンベヤベルト
の位置決め等を極めて高精度に維持する必要がある。こ
のときプラスチック織物製の補助コンベヤベルトは長期
間張力を受けると伸び又低張力で加熱されると収縮する
傾向があり、一方スチール製のエンドレスチェーンの長
さは比較的一定であることに留意する。
本発明による他の実施例を第4図に示す。本実施態様ζ
=おいては更に一対のスプロケット(44θ)。
(44f)が具備されており、各スプロケットによりニ
ップロール(141を介し補助コンベヤベルトに与えら
れる張力とは独立して張力を与える好適なPIA構が構
成される。第4図の実施例においては対をなすスプロケ
ット(44θ)が共通のシャフト(4極上に装着され、
アーム(39a、)を介しアームt59)をシャフト(
24Jを中心に旋回し両スブロケツ) (44e)を同
時に移動してエンドレスチェーン(321に張力を与え
るように設けられている。スブロケッ) (44e)は
フリーホイールのように自由に回転可能になしてもよく
、あるいはシャフト(4gJに対しロック又はキー正メ
して固定してもよい。
また一対のスブロケツ) (44f)が具備されており
、各スプロケット(44f)は別のシャツ) (50)
上に装着されている点で前記の一対のスプロケッ) (
44R)と異なるが他の構成は略同様である。更に各シ
ャフト6〔は別々のジブ構成体のジブブロック(52に
支承され一対の支承体54)内においで上下動可能に設
けられている。ジブブロックt521は連結棒□□□を
通しバネ又は空気圧による引張装置を介して上下動され
る。
このようにして対をなすスプロケット(44f)の一方
又は双方に対し独立して好適な張力を与えて、エンドレ
スチェーン0zがたるみすぎることが防止されかつ第2
の案内ロール(二より補助コンベヤベルトに与えられて
いる所定の張力が大巾に減少されることかない。
熱論エンドレスチェーンc3’a (7,)過度のたる
みを取るためスプロケット(44e) 、 (44f)
により与える張力は、第2の案内ロール(3優により補
助コンベヤベルト団に与えられる張力に比し相当に小さ
いことは理解されよう。第2の案内ロール014により
補助コンベヤベルト(至)に対し与える張力は充分に大
きくスプロケット(44θ) 、 (44f)によりエ
ンドレスチェーン(3iに与える張力は充分小さいこと
が好ましI/1ので、スプロケット(44θ) 、 (
44f)によりエンドレスチェーンに与える張力の増加
分は比較的小さく、補助コンベヤベルトの張力に対し大
きな影響を与えずかつエンドレスチェーンc(6(7)
 張力を二は有効(ユ維持される。
又シャフト器上のスプロケット(44C)とシャフト(
財)上のプーリC37)との位置関係は、エンドレスチ
ェーン(35を逆にしてエンドレスチェーンの連結ブラ
ケットも逆にしプーリの溝に収容するよ痙二構成するこ
とにより、装置され得ることは理解されよう。しかしな
がら溝付プーリを第1および第2の(53) 案内ロール(33) 、 (341のスプロケットと置
き換えることはできない。
一方ヌブロケットがエンドレスチェーン(36により形
成されるループの内部に配置されエンドレスチーンーン
に付設されるブラケットが前記ループの外部に配設され
る場合、溝付のブーりはエンドレスチェーンの移動路を
制御するスプロケットと置換しうろことは理解されよう
本発明は非多孔質の補助コンベヤベルトに対しても効果
的に使用できるが、多孔質の補助コンベヤベルトを用い
ることが、特に処理液が〕(ットから効果的に放出され
うるので好ましい。すなわち補助コンベヤベルトの繊維
としては比較的厚くかつ密度の高いものに対しても好適
な結果が得られるが、多孔質繊維を用いることがより好
ましい。
試験の結果によれば、本発明に使用する補助コンベヤベ
ルトの材料としては次の繊維が望ましいことが判明して
いる。
(54) インチ当り 6025400    無地  0.2mm   70
本HC3−150    無地  0.11mm  1
21本HD3−44      あや織り  01mm
    194本)TD3−124 スーパ    無地  0.’13rnm   102
本5−100−149     あや織り  0.18
3mm   100本5−120−125      
 0.216mm  113本5−140−105  
     0.218 mm  124本5−74  
        0.196 mm  160本インチ
当り インチ当り の横糸の数         ヤーン直径121本  
  0.06 mm    0.05 mm288本 
    2x O,04mm    2 x O,04
mm102本     0.122 mm    0.
122 mmインチ当り の横糸の数         ヤーン直径100本  
   0.11 mm     0.11 mm113
本     0.177L77L     Q、1mm
124本    0.1 mm ・O,l mrn16
0本    0.084 mm    0.084 r
nm(55) 上記繊維はすべて処理液のバットへの吸収Mがバットの
平方ヤード(約0.8m2)当り約0.25ボンド(約
113))以下であるので好ましい。上述以外の他の繊
維は概してバットの平方ヤード(約08m2)当り04
0ポンド(181))以−にとなり好まt7くなかった
。すなわちこれらの繊維では間隙が多すぎニップロール
の処理液絞り出し効率が逆に低下する危惧があるからで
ある。
比較的薄くかつ密度の高い繊維を用いることは、補助コ
ンベヤベルトが好適な処理液を含むことになるので補助
コンベヤベルトとして好ましい。
補助コンベヤベルトの繊維の間隙に含まれる処理液の餡
は極めて重要であり、不織バット等を搬送しニップロー
ル間に通す補助コンベヤベルトを選択する際の重要な要
因となる。補助コンベヤベルトの単位面積当りの全間隙
が多大であると、ニップロールにより不織バットから絞
り出される処理液の大半がニップロール間のニップ点に
おいて補助コンベヤベルトが移動している間一時的に保
持されることになり望ましくない。更に詳述する(56
) に、内部の間隙が比較的小さい不織バット(すなわち細
孔質性のバット)を使用する場合、補助コンベヤベルト
の粗い孔に処理液が含まれ、バットがニップ点を離れ膨
張する際(あたかも圧縮したスポンジを離すと再び水を
吸収するがごとく)バット内に処理液が再び吸収される
ことになる。
再び第5図を参照するに、多数の穴σαが補助コンベヤ
ベルトの側縁に沿って連設されている。好適な強さおよ
び長さのバネを補助コンベヤベルトの穴(7LIlに係
止しかっ他端をエンドレスチェーンと係止することによ
り、補助コンベヤペルトドエンドレスチェーンとが連結
される。例えば補助コンベヤベルトの長さが10フイー
ト(約3m)で穴(7f))カ2インチ(約5薗)間隙
で設けられている場合、補助コンベヤベルトの一側縁に
60個のバネが配列され、両側で合計120個のバネが
配設される。第5図のような構成においては、バネによ
り補助コンベヤベルトに対し補助コンベヤペルトノ移動
方向(以下MD力方向も呼ぶ)と前記MD力方向直角な
CMD方向とに対し最小の張力が与えら(57) れるようになす必要がある。
穴(70)およびブラケット(721に対しバネを好適
に係止することにより、補助コンベヤベルトの側縁に沿
ってバネを多数配列できる。0り記バネ側の端部は弾性
的l1係1トされており、例えばエンドレスチェーンが
スプロケットから外れたり補助コンベヤベルトが中心か
らずれてエンドレスチェーンの一方へ変位しても、バネ
が穴+701およびブラケツ) (72から外れること
が防止される。
各種の補助コンベヤベルトに使用する連結用のバネは、
既存のバットの幅、補助コンベヤベルトの繊維の幅、ニ
ップロール面の幅およびニップロールのスタンドフレー
ムの幅に応じて適宜選抜される。すなわち補助コンベヤ
ベルトの側縁とスブロケツ) <44Q)およびプーリ
(37)との距離に応じて必然的に短かいバネを使用す
ることが最適である。
一方バネの長さが短かくなると張力を受けたときバネの
伸張度が僅かになる。従って補助コンベヤベルトの巾方
向の変位に充分対応できず、バネに予め張力を与えるこ
とが困難である。補助コンベヤベルトをニップロールス
タンドに対し適所に配設した後処理液が力0熱されたり
又は補助コンベヤベルトがMD力方向引張られることに
因る収縮を来たすことがある。補助コンベヤベルトがM
D力方向引張られると縮み力を生じ、この場合特に縦糸
の縮み力が減少する反面、横糸の縮み力が増加する。
既設の装置に対しニップロールが装着されるフレーム間
の距離を広くすることは好ましくないので、幅の異なる
補助コンベヤベルトをも収容可能にし得るように短かい
バネを使用することが好適である。またこの場合バネが
たるみ、補助コンベヤベルトの側部の取付穴から外れる
ことを防止するよう短かいバネの端部にフック部を具備
させる。
熱論、新設の装置に本発明の構成を適用する場合(=は
ニップロールが装着されるフレーム間の距離を広くする
ことができる。フレーム間の距離が大の場合、補助コン
ベヤベルトの側縁とエンドレスチェーンを支承している
スプロケットとの間の空間が充分に取れるので、長手の
バネを使用テキる。この場合補助コンベヤベルトを静止
させた状態でバネを予めある程1y伸長して張架せしめ
、補助コンベヤベルトのOMD方向に予め張力を与えて
おくことができる。バネに予め引×力を与えた場合、バ
ネがたるむことはなく又バネの端部にフック部を具備さ
せなくともよい。
エンドレスチェーンと補助コンベヤベルトとの連結体と
してバネのかわりにレーシングが使用される場合、ポリ
プロブレンのような耐化学性材料で作られた材、より糸
又はrjJの狭い織布リボンを用いることが好適である
。所望ならば、エンドレスチェーンと補助コンベヤベル
ト間の全体の連結状態が一本のレーシングが破損しても
損なわれないよう、補助コンベヤベルトの各側には例え
ば10本のレーシングが分割して配設可能である。
一方他の連結体を用いる場合には、連結体の材料として
レーシングと同一の材料を使用できる。
又バネ(6(至)は堅固なアーム又は柔軟なチェーン(
図示せず)と置換可能である。堅固なアームを使用する
場合、前記アームを補助コンベヤベル゛トの取(60) 付代およびブラケットに対し回動可能に連結して、補助
コンベヤベルトおよびエンドレスチェーン間の相対的M
D力方向変位を吸収するよう構成する。
通常第1の案内ロール儲の周面をニップロール(2n 
、 a尋問のニップ点を通る水平線より実質的に上位に
配置せしめ、バラ) (251が第1の案内ロール(ハ
)と上側のニップロール(21)との間で広い領域にわ
たって圧さくされることが好ましいが、必要に応じて補
助コンベヤベルト(至)がほぼ上記水平線又は水平線の
下方からニップ点へ移動されるよう第1の案内ロール(
至)を配設することもできる。
この場合バットを形成する繊維の特性が良好であり、且
パット面に対し直角に絞り出される処理液の速度が充分
早いので、仮に補助コンベヤベルトによりバットがニッ
プ点に対し水平方向に移動されてもバットは破断される
ことはない。一方バットがニップ点を通過する補助コン
ベヤベルトにより支承されていない場合相当の流速をも
って絞、り出される処理液を受は破断される危惧がある
しかして補助コンベヤベルトの繊維、コンベヤベ(61
) ルト案内機構に関する本発明の実施例はすべて、補助コ
ンベヤベルトがニップロール間のニップ点へいかなる角
度で移動されても従来の装置f<t′より優れた作用を
達成する。
さて再び第5図を参照するに、フリーホイールの如く装
着されたスプロケット(44c)は上側のニップロール
(2]lのシャツ) (22に支承され、これと協働す
る一対の溝付ブー!I taが]〜側のニップロール(
23)のシャツ) (24)に1設される。エンドレス
チェーン+33はニップロール(2])の下部か−)フ
リーホイールの如きスブロケツ) (44C)により形
成される移動路に沿って移動せしめられる。対をなすエ
ンドレスチェーン(32は又溝付ブー!J (37)に
より案内される帰り移動路上において移動される。
第5図においては溝(=Jプーリ($ηがニップロール
(2四に固設され、第6図においては溝付プーリ07)
がシャフトいnの回転に関係なく自在に回転可能に下側
のニップロール(2りのシャフト(2Iilに装着され
る。
補助コンベヤベルトの側縁はバネ60)又はレーシン。
グを介しエンドレスチェーン品に連結される。
第6図の実施例では、フリーホイールのように自在に回
転可能なスプロケットおよびプーリからなる構成体が分
割されたカラーにより夫々上側および下側のニップロー
ル(211、(231に対し整合して付設されている。
又第7図の実施例においてはフリーホイールのようなス
プロケットおよびプーリを既設のニップロールスタンド
に付設した状態を示す。スプロケットおよびプーリを設
置するためニップロールをニップスタンドから除去し得
る場合、スプロケットおよびプーリを第5図乃至第7図
に示す如く分割する必要はない。
動作を説明するに、適宜に湿潤されたバットが処理機構
の湿潤処理部から第1の主コンベヤベルトを介し補助コ
ンベヤベルトと上側のニップロールとの間において区画
される空間に導入され圧さくされてバットから少なくと
も処理液が一部除去される。圧さくされて絞り出された
処理液は、補助コンベヤベルトと上側のニップロールと
により次第に圧さく力が増加し補助ベルトコンベヤとバ
ットとが上側のニップロールと下側のニップロールとの
間のニップ点を通過するまでに、直接多孔質繊維でなる
補助コンベヤベルトを通り放出される。次いでバットは
補助コンベヤベルトを介し第2の王コンベヤベルト、更
に次の処理部へ向って送られる。
補助コンベヤベルトは第1の案内ロールの上部からニッ
プロール間のニップ点を通り第2の案内ロール上を、更
に+側のニップロールの上部を経て再び第1の案内ロー
ルへと−ループを形成して移動される。補助コンベヤベ
ルトに対し第1および第2の案内ロール、又は第2の案
内ロールと下側のニップロールとの間に配置された、中
央に向って次第書:径が大となる第3の案内ロールを配
設してもよい。第3の案内ロールは補助コンベヤベルト
を好適に案内するように回転軸の中点を中心に揺動可能
に設けることが好ましい。
第1又は第2の案内ロールの一方をニップロール間のニ
ップ点から離間する方向に移動せしめて補助コンベヤベ
ルトに好適な張力を与えることもできる。
(64) 所望ならば、補助コンベヤベルトの両級部に沿ってエン
ドレスチェーンな配設せしめ、各案内ロールおよびニッ
プロールのスプロケットおよびプーリに懸架して作動す
ることもできる。又スブロケツ1およびプーリは案内ロ
ールおよびニップロールに対し選択的に固定又はフリー
ホイールのように回転自在に構成して補助コンベヤベル
トを良好に案内し得るように構成できる。一対のスプロ
ケットを共通のシャフトに対し固定することl二よりス
プロケット相互のMD力方向相対移動を防止可能である
。同様に一対のスプロケットを共通のシャフトに対し固
定して、これに補助駆動力を与え補助コンベヤベルトが
MD力方向エンドレスチェーンを駆動するに必要な駆動
力を低減させることもできる。このように補助駆動力に
よりエンドレスチェーンの駆動力を一部得、スプロケッ
トおよびブーり構成の摩擦抵抗力に打ち勝ち補助コンベ
ヤベルトとエンドレスチェーンを連結するバネに働くl
AD方向の張力を最小限に抑えることがで六る。補助コ
ンベヤベルトのたるみを増加するこ(65) となくエンドレスチェーンのたるみを選択的に除去すべ
く一方の又は対をなすスプロケットを変位可能に設ける
こともできる。
本発明は図示の好ましい実施例に6)って説明したが本
発明はこれに限定されることなく 躬r IFI’ i
tν求の範囲の技術的思想に含まれるすべての設計変更
を包有することは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバット処理装置のWi’i略側面開側面
図図は本発明のバット処理装置の一実施例の簡略側面図
、第3図は本発明の他の実施例のfハj略側面図、第4
図は本発明の更に他の実施例の簡略側面図、第5図は第
3図の線5−5に沿って切断I7た断面図、第6図並び
に第7図は夫々本発明の他の実施例の断面図である。 21 、23・・・ニップロール、22.24・・・シ
ャフト、25・・・バット、26・・・従来装置、27
・・・エンドレスベルト、29・・・ローラ、30・・
・補助コンベヤベルト、31・・・処in、32・・・
アーム、32・・・エン 。 ドレスチェーン、33,34.35・・・案内o −ル
、36・・・アーム、37・・・プーリ、38・・・枢
支部、39a・・・アーム、40・・・ロッド、40・
・・案内ロール、42−−−主コンベヤベルト、44a
 l 44t) + 44(! +44d、 、 44
θ、 44f・・・スプロケット、46・・・シャフト
、48 、50・・・シャフト、52・・・ジブブロッ
ク、54・・・支承体、56・・・連結棒、59・・・
アーム、60・・・バネ、70・・・穴、72・・・ブ
ラケット特許出願人 手続補正書 昭和57年6月11日 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第71590号 2、発 明の名称 バットから処理液を絞り出す方法および装置3、補正を
する者 事件との関係       出願人 名称(氏名)  コツトン インコーホレーテッド4、
代 理 人 住 所   〒160東京都新宿区西新宿7丁目5番1
0号第2ミゾタビルディング7階 電話(03) 365−1982番 昭和  年  月  日 6、補正により増加する発明の数   す′7、補正の
対象 出願人の代表者氏名を補充した願書、委任状及び訳文、
正式図面 8、補正の内容 別紙のとおシ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、湿潤されたバットを上側のニップロールへ移送する
    工程と、多孔質のコンベヤベルトと前記の上側のニップ
    ロールとの間に前記バットを案内し前記バットから処理
    液を除去する工程と、上側のニップロールおよび下側の
    ニップロールにより区画されるニップ部へ前記バットを
    移送し前記バットから更に処理液を除去する工程と、前
    記ニップ部からnij記バットを搬出する工程とを包有
    してなるバットから処理液を絞り出す方法。 2コンベヤベルトを実質的に第1の案内ロールからニッ
    プロール間のニップ部を経て第2の案内ロールから)側
    ニップロールへと案内する工程と、前記コンベヤベルト
    を前記第1および第2の案内ロールニ対し整合する工程
    と、01記コンベヤベルトに対し張力を与える工程とを
    包有してなる特許請求の範囲第1墳記載の方法。 3、湿潤されたバットを上側のニップロールへ移送する
    工程と、多孔質のコンベヤベルトと前記の上側のニップ
    ロールとの間に前記バットを案内し前記バットから処理
    液を一部除去する工程と、上側のニップロールおよび下
    側のニップロールにより区画されるニップ部へ前記バッ
    トを移送し前記バットから更に処理液を除去する工程と
    、前記ニップ部から前記バットを搬出する工程と、前記
    コンベヤベルトの第1および第2の側縁な互いに離間す
    る方向に緊張しつつ前記コンベヤベルトを連続的に案内
    する工程とを包有してなるバットから処理液を絞り出す
    方法。 4、コンベヤベルトを実質的に第1の案内ロールからニ
    ップロール間のニップ部を経て第2の案内ロールから下
    側ニップロールへと案内する工程と、前記コンベヤベル
    トを前記第1および第2の案内ロール?二対し整合する
    工程と、前記コンベヤベルトに対し張力を与える工程と
    を包有してなる特許請求の範囲第3項記載の方法。 、5.コンベヤベルトの第1および第2の側縁に第1お
    よび第2の案内チェーンを連結し先前記第1および第2
    の、前記コンベヤベルトおよび前記案内チェーンの移送
    方向に対し直角な方向への変位を複数のプーリおよびス
    プロケットにより阻止してなる特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 6、第1および第2の案内チェーンに対し互いに独立し
    て張力を与えてなる特許請求の範囲第5項記載の方法。 Z第1および第2の案内チェーンを回期して駆動してな
    る特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、コンベヤベルトと独立して第1および第2の案内チ
    ェーンに対し張力を与える工程を包有してなる特許請求
    の範囲第5項記載の方法。 9、第1および第2の案内チェーンに対し互いに独立し
    て張力を与えてなる特許請求の範囲第8項記載の方法。 10第1およびfiIJ2の案内チェーンに対し同時に
    張力を与えてなる特許請求の範囲第8積記載の方法。 11、上側および下側のニップロールを有し、ニップ部
    を区画してバットから処理液を絞り出すニップロール装
    置と、前記バットをh4」記ニップロール装置へ移送す
    る第1の主コンベヤ装置と、η1」記ニップロール装置
    から離間する方向へ前記バットを移送する第2の主コン
    ベヤ装置と、前記バットを1)IJ記ニップ部に通過さ
    せる補助コンベヤ装置とを有したバットから処理液を絞
    り出す装置において、補助コンベヤ装置は多孔質のコン
    ベヤベルトと、1)1j記ニツプロール装置の一側に前
    記上側のニップロールに対し平行かつ前記ニップ部を通
    る水平面より上位に配設される第1の案内ロールと、前
    記ニップロール装置の他側に配設される第2の案内ロー
    ルと、前記コンベヤベルトに張力を与える装置とを備え
    、前記コンベヤベルトが前記第1の案内ロール、前記ニ
    ップ部、前記第2の案内ロールおよび前記下側のニップ
    ロールを経て移送可能に設けられ且前記バットが前記ニ
    ップ部を通過する前に前記コンベヤベルトと前記上側の
    ニップロールとの間で絞り可能に設けられてなる装置。 12補助コンベヤ装置が′#IJ1および第2の案内ロ
    ールに対しコンベヤベルトの移送路を制御する装置を包
    有してなる特許請求の範囲第11項記載の装置。 13、 第1の案内ロールが上側のニップロールに対し
    平行かつ前記の上側のニップロールの軸線を通る水平面
    より上方に配設されてなる特許請求の範囲第11項記載
    の装置。 14、第1および第2の案内ロールの少なくとも−が中
    央部に向って徐々に径の増大するロールでなる特許請求
    の範囲第11項記載の装置。 15、ニップロール間のニップ部を通過する前に上側の
    ニップロールとコンベヤベルトとの間で前記の上側のニ
    ップロールの少なくとも45度の円弧に相応する外周部
    にわたってバットが絞り可能に設けられてなる特許請求
    の範囲第11項記載の装置。 16、補助コンベヤ装置が第2の案内[1−ルと下側の
    ニップロールとの間に設けられた第3の案内ロールを包
    有し、前記第3の案内ロールはその軸方向の中点を中心
    に旋回可能に設けられてなる特許 □(5) 請求の範囲第11項記載の装置。 1Z上側および下側のニップロールを有し、ニップ部を
    区画してバットから処理液を絞り出すニップロール装置
    と、前記バットを前記ニップロール装置へ移送する第1
    の主コンベヤ装置と、前記ニップロール装置から離間す
    る方向へ前記バットを移送する第2の主コンベヤ装置と
    、前記バットを前記ニップ部に通過させる補助コンベヤ
    装置とを有したバットから処理液を絞り出す装置におい
    て、補助コンベヤ装置は多孔質のコンベヤベルトと、前
    記ニップロール装置の一側に設けられる第1の案内ロー
    ルと、前記ニップロール装置の他側に設けられる第2の
    案内ロールと、前記コンベヤベルトの第1および第2の
    側縁な互いに離間する方向に緊張しつ\前記コンベヤベ
    ルトを連続して案内する連続案内装置とを備え、前記コ
    ンベヤベルトが前記第1の案内ロール、前記ニップ部、
    前記第2の案内ロールおよび前記下側のニップロールを
    経て移送可能に設けられてなる装置。 18連続案内装置がコンベヤベルトの第1の側縁(6) に沿って設けられた第1のチェーンと、前記コンベヤベ
    ルトの第2の側縁に沿って設けられる第2のチェーンと
    を包有してなる特許請求の範囲第17項記載の装置。 19、第1および第2のチェーンが夫々レーシングを介
    しコンベヤベルトの第1および第2の側縁に連結されて
    なる特許請求の範囲第18項記載の装置。 20、第1および第2のチェーンが夫々連結体を介しコ
    ンベヤベルトの第1および第2の側縁に連結されてなる
    特許請求の範囲第18項記載の装置。 21、第1および第2のチェーンが夫々バネを介しコン
    ベヤベルトの第1および第2の側縁に連結されてなる特
    許請求の範囲第18項記載の装f& 。 22、上側のニップロールの両端部2二は第1および第
    2のチェーンを案内するスプロケットが具備され、下側
    のニップロールの両端部には前記第1および第2のチェ
    ーンを案内するプーリが具備されてなる特許請求の範囲
    第18項記載の装置。 23一対の案内スプロケットを介し第1および第う、前
    記の一対の案内スプロケットが共通のシャフトに固設さ
    れてなる特許請求の範囲第18項記載の装置。 24、上側および下側のニップロールの−を回転する主
    駆動装置を包有し、前記主駆動装置により前記上側およ
    び下側のニップロールを介しコンベヤベルトが駆動可能
    に設けられてなる特許請求の範囲第22項記載の装置。 25、スプロケットおよびプーリの摩擦抵抗力に打ち勝
    つべくチェーンを駆動する補助駆動装置を包有してなる
    特許請求の範囲第24項記載の装置。 26、補助駆動装置を介し第1および第2のスプロケッ
    トの一方が駆動可能に設けられ、第1のスプロケットお
    よび前記第2のスプロケットには夫々第1および第2の
    チェーンが懸架されてなる特許請求の範囲第25項記軟
    の装置。 2Zコンベヤベルトに対し張力を与える装置を包有して
    なる特許請求の範囲第18項記載の装置。 28、第1および第2の案内ロールの−がコンベヤベル
    トに対し張力を付与可能にアームに連結されてなる特許
    請求の範囲第27項記載の装置。 29、可動の取付台に配設され且案内チェーンに対し張
    力を与える第1および第2の対をなすスプロケット装置
    を包有してなる特許請求の範囲第18項記載の装置。
JP57071590A 1981-05-01 1982-04-30 バツトから処理液を絞り出す方法および装置 Granted JPS5831160A (ja)

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