JPS5824544B2 - 繊維処理方法および装置 - Google Patents

繊維処理方法および装置

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JPS5824544B2
JPS5824544B2 JP53151215A JP15121578A JPS5824544B2 JP S5824544 B2 JPS5824544 B2 JP S5824544B2 JP 53151215 A JP53151215 A JP 53151215A JP 15121578 A JP15121578 A JP 15121578A JP S5824544 B2 JPS5824544 B2 JP S5824544B2
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tank
conveyor belt
roll
bat
processing liquid
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Cotton Inc
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    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B3/00Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating
    • D06B3/02Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fibres, slivers or rovings
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B3/00Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating
    • D06B3/10Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics
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    • D06B3/201Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics with means to improve the circulation of the treating material on the surface of the fabric the treating material being forced through the textile material
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維を連続的に湿式処理する時の液体含浸構成
、洗浄構成又は水洗構成として使用可能な方法および装
置、特に不織綿を連続処理する際有効に使用可能な方法
および装置に関する。
このように連続的に繊維を処理する工程は通常連続゛°
バッド・ドライ法と呼ばれている。
一般にこのパッド・ドライ法は゛ウェット・オン・ドラ
イ(wet−on−dry) ”工程から開始される。
この工程においては繊維(不織綿、ウェブ、又は織物を
指し以下単に[バットという)が乾燥された状態で第1
の液体含浸部へ送られる。
この第1のウェット・オン・ドライ含浸工程に続き、こ
の湿ったバットは通常−組の強ニップロールの挾み部を
通過せしめられ、バットに含浸される処理液を所定量ま
で除去する。
バットが含浸用のタンクを離れ上記ニップロールを通過
させる以前バットに含まれる処理液の脱湿塵は、バット
の開孔度、毛細前作用度、含浸度、およびバットが含浸
用タンクから強ニップロールへ送られるまでの時間と距
離、更には含浸液の種類により異なるが、約1,000
%乃至4,000%(−ポンドの乾いたバット当り10
乃至40ポンド(約4530乃至18120?))であ
る。
強ニップロールの構造および前記二′ンプロールの挾み
部でのバットにかかる圧力は、前記ニップロールから出
た時のバットに含まれる処理液が適量になるように変化
可能である。
バットに残留する処理液の量は次の処理工程の性質およ
び目的により変化される。
通常次の処理工程が第2の含浸工程(すなわち゛ウェッ
ト・オン・ウェット′”含浸工程)である時は強ニップ
ロールによりバットに含まれる処理液量を所定量にまで
低下させ、次のウェット・オン・ウェット含浸作業中バ
ットに更に好適な処理液を与えるか、又はバットが乾燥
部に入れられるまでにバットの含む含浸量を最小限にす
ることが望ましい。
ニップロールによる絞り工程後の処理工程が化学的工程
の場合、ニップロールから送出されたバットに含まれる
処理液量は最脱湿量より多口にしうる。
一方、バットを形成する繊維の間隙に充分に処理液を含
ませるため、所定量より幾分条目の処理液を与えること
が望ましい。
これは化学的な工程中に例えばアルカリ、過酸化水素漂
白剤、色素等の化学反応体をバットに好適にかつ確実に
分布する際望ましい。
また水洗工程の直前又は一連の水洗工程の聞損をなす強
ニップロールの挾み部においてバットに含まれる処理液
を強く絞り、使用する水量を減らして各水洗工程の水洗
効率を高めることが望ましい。
バットを連続的に湿式で化学的に仕上する、又は化学的
に処理する工程においては、各種の含浸工程および処理
液絞り出し工程(組をなすニップロールはこの場合処理
液絞り出し装置として機能する)の構成の簡略化並びに
その効率の向上を図ることが重要であることは容易に理
解されよう。
バットに処理液を含浸させる又はこのバットに含まれる
薬品を洗浄するため、2以上の°゛含浸よび絞り”′装
置又は水洗槽を連設する場合が多い。
バットが織物の場合、処理液が含浸され続ける時間およ
び洗浄効率は通常織物が洗浄液を通る通過路を長くとる
ことにより高められる。
このような洗浄槽内の通過路長を好適な長さにするため
、織物は垂直方向に互いに約3乃至12フイート(約9
0乃至360crfL)離間され(かつ水平方向に互い
に約0.5乃至1.0フイート(約15乃至30Crn
)離間され)る多数のロールの上部および下部を通過さ
せる。
このようにして例えば31コのロールの上部および30
コのロールの下部を(あるロールの上部から次のロール
の下部へと交互に)通過せしめられるバットは、各ロー
ルが水平方向に0.5フイート(約15cfrL)、垂
直方向に6フイート(約180crrL)離間されてい
る場合、長さ約16フイート(約41cIrL)高さ約
7フイート(約1sl)の洗浄槽内において120ヤー
ド(約108m)移動できる。
バットを洗浄槽内で高速移動させ、一方この洗浄槽を通
るバットの移動の方向に対向する流れを高速で移動させ
ることにより、バットに含まれる処理液を好適に洗浄し
うる。
洗浄装置の構成を改良してウェット・オン・ウェット式
含浸装置並びに洗浄槽内における含浸効率および洗浄力
を高める装置が多数提案されている。
この周知装置には、吸込ドラム又はスロット等を通過す
る時バット内に強制的に処理液を通過せしめるべく乱流
を発生させる装置が包有される。
例えば1ヤード(約91CrIL)当り16オンス(約
448P)の梳綿のバットの含浸装置および洗浄槽の構
成を改善するため、不織バットは離間され併設されたロ
ールの上部および下部において長い距離移動させるに充
分な強度を有してないので、上述のように前記ロールに
対し不織バットを長い距離上下動させる構成は実用的で
はない。
別の方法として不織バットを含浸用のロールの下部に通
過させ次に一組の絞りロールの絞り部に通過させる構成
が提案されている。
この場合ウェット・オン・ウェットによる洗浄効果を有
効にするため、バットに対し直列に配置される多数の”
含浸および絞り″装置内を通過させる必要がある。
不織バットは各含浸用のタンクに形成される実質的に水
平の処理路をとって、−コンベヤベルトに沿い運ばれる
ので、バットを含浸タンクに人出させ一組のニップロー
ルの挾み部に移動させる時バットを破損する虞れはない
しかしながら処理液を含ませる含浸槽、洗浄槽又は絞り
装置を個別に設ける場合、多段になりコスト高となる。
このコスト高は主に各含浸工程後の各強絞り工程に用い
る組をなすニップロールが多数に及ぶことに起因する。
含浸中バットは過度に伸張されることなく処理されねば
ならない。
バットが過度に伸張されないようにする構成として、処
理タンク内においてバツトを大きく上下動させることな
くほぼ長手方向に移動させることが望ましい。
周知の含浸装置および洗浄装置の構成は、組をなす強ニ
ップロールの挾み部間又は組をなす固定加圧プレート間
を通過させ得るような−又は複数のコンベヤベルトを具
備し、又バットは個々側々の挾みロールの各挾み部を通
過させて好適量の処理液を含ませ適切に洗浄せねばなら
ず、構成が煩雑であった。
バットに対する処理液の作用を有効にするため、タンク
内で移動中バットを反復して絞る構成が例えばチャイキ
ン(chaikin )等の米国特許第3,681,9
51号に開示される如く、バットの移動路に沿って一連
の組をなす絞りロール又は組をなす固定対向加圧プレー
トを設けることにより実現されている。
また他の処理機構としてはほぼ環状に配置される一連の
ロールが包有されバットがジグザグな移動路をとるよう
なものが提案されており、例えば1969年5月29日
付で公布されたフロウデンベルグ(F reudenb
erg )のドイツ国特許第1,460,397号に開
示されている。
この構成をとる場合、中央部のロールは環状に配置され
たロールと協働して中央部のロールと環状に配置された
ロールの−との間でバットを反復的に絞るよう機能する
しかしながら上記ドイツ国特許の構成ではバットの含浸
槽からの送出部近傍に最新の処理液領域を与えるため、
バットの移動方向と逆方向に向う逆流作用を与えること
ができず、不適当であった。
連係される多数のロールおよび一以上のコンベヤベルト
を備える他の処理機構としては、コルシュ(Korsc
h )の米国特許第3,457,740号およびチャン
バーズ(Chambers)等の米国特許第2.742
,773号に開示されている。
しかしながら依然として不織バットに対し含浸および洗
浄を効果的にかつ低費用に、特に連続的に行う方法およ
び装置は提案されていない。
従って本発明の目的は従来の欠点を除去し得る方法およ
び装置を提供することにある。
本発明の一目的は処理液用のタンク内でバットを断続的
にかつ緩徐に絞ることによりバットを処理する方法およ
び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は絞りロールの下部およびこれと協働
するロールの上部に交互に単一のエンドレスベルトに沿
ってバットを移送することによりバットを処理する方法
および装置を提供することにある。
本発明の別の目的はバットが単一エンドレスコンベヤベ
ルトで移送されかつほぼ水平方向に移動されて処理中、
過度に伸張されないバットの処理方法および装置を提供
することにある。
本発明の更に他の目的はバットが反復的に圧縮され処理
液用のタンク内での処理中圧縮部間で膨張可能なバット
の処理方法および装置を提供することにある。
これらの目的を充足する装置には、長手のタンクと不織
バットをタンク内の第1の絞りロールの下部まで移動さ
せる多孔エンドレスコンベヤベルトとが包有される。
前記多孔エンドレスコンベヤベルトは長手のタンク内全
体にわたって移動可能に設けられ、且つ不織バットを移
送しない部分はタンクの下方を通過するよう設けられて
いる。
バットは通常多孔エンドレスコンベヤベルトと絞りロー
ルとの間の挾み部で絞られバットに含まれる処理液が除
去される。
次に多孔エンドレスコンベヤベルトによりバットは第1
の単一のロールを経て次の絞りロールへと運ばれる。
バットは−絞りロール、中間のロールおよび次の絞りロ
ールを経る間緩徐に絞られた後大巾に膨張し、長手のタ
ンク内で処理液を吸収する。
多孔エンドレスコンベヤベルトにより反復してバットが
長手のタンクにわたり絞りロールの下部およびこれと協
働するロールの上部とに交互に移動されてバットが間欠
的に絞られる。
新たな処理液がタンク上方の一以上のオリフィスからタ
ンクに供給されるよう設けられ、前記処理液は長手のタ
ンクの下部の集収タンクから供給され得る。
処理液は通常バットの移動方向と逆方向に流動され、長
手のタンクにおいてバットに比較的新しい処理液を与え
る。
所望ならば各絞りロールからバットを剥離する各種の装
置を具備可能である。
これによりバットが絞りロール面に付着する傾向があっ
て多孔エンドレスコンベヤベルト面から離す方向に上昇
させることにより絞りロールの周囲にバットが巻き付い
ても剥離できる。
即ち例えば各絞りロールに対しドクタブレードを付設し
て各絞りロールからバットを強制的に剥離するよう構成
し得る。
また各絞りロール面に処理液を噴流させることによって
も、絞りロール面からバットを有効に剥離することがで
きる。
また絞りロール面からバットを取り除くため、バットを
移送するエンドレスコンベヤベルトの上方に離間して第
2のベルトを配設したもの、あるいは複数の挾いテープ
又はバンドを、コンベヤベルト面上にバットを保持しか
つ隣接する絞りロールとの間でバットの膨張・吸収をそ
れほど阻止しないよう、バットの直上に配設したもの等
を提案する。
以下、本発明を好適な実施例にそって説明する本発明の
方法および装置によれば、重量のある不織バットに対し
ウェット・オン・ドライ含浸構成の”処理液対空気″の
交換効率と、ウェット・オン・ウェット(重ね塗り)含
浸構成又は洗浄構成の”処理液B対処理液AItの交換
効率とが高められる。
この構成によれば、バットがそれほど破損されずかつ組
をなす強力なニップロール、コンベヤベルト、処理液循
環ポンプ、撹拌機等の部品点数を大巾に削減できる。
“理想的な″ウェット・オン・ドライ含浸工程では、(
含浸タンクに導入される乾燥したバットに含まれる)空
気又は他のガスが比較的短時間で例えば約数秒で処理液
と完全に交換される。
”理想的な”ウェット・オン・ウェット含浸又は洗浄工
程によれば、(含浸装置に導入される湿ったバットに含
まれる)処理液Aが比較的短時間で例えば約数秒で完全
に処理液Bと交換される。
いずれの場合においても”理想的”な処理工程によれば
、処理されるパッドの繊維がからみ合ったり破損したり
することはない。
実際には理想的な工程は得られないが、本発明の方法お
よび装置によれば従来のものより構成が簡単かつ低廉更
に高効率のものが得られる。
本発明による方法および装置は各種の含浸構成又は洗浄
構成に使用できるが、以下適例として綿繊維を処理する
実施例に沿って説明する。
第1図に、本発明により綿繊維を処理しバットを作る場
合のブロック図を示す。
まず生繊維の綿梱(綿の一梱は通常約180Kp)はく
ずの含有量に応じた品質等級ないしは綿の種類又は選別
、あるいは繊維の長さ、強度、直径に従い分別される。
梱の解体は好適な構成の梱オープナにより行なわれ、前
記梱オープナは比較的高密度で圧縮された梱繊維からよ
り小さな低密度の繊維塊に解体し繊維に次の粗解体工程
並びに下洗性工程を施すべく容易に自動送りできるよう
になす。
粗解体工程および下洗性工程は複数段の洗浄を行なうク
リーナ又はファイバ・コントロールズ・コーポレーショ
ン社により提供されている繊維クリーナのような一尺上
の工程を実施する粗解体・下洗浮装置によって行なわれ
る。
−以上の工程から成る粗解体・下洗性工程を経て送出さ
れた繊維は次に周知のジャーレイ(5hirley )
オープナ・クリーナのような一尺上の工程を実施する細
解体・洗浄装置あるいはファイバコントロールズモデル
310オープナ・クリーナ又はファイバコントロールズ
モデルC60オープナ・クリーナのような一尺上の工程
を実施する中間解体・洗浄装置に運ばれる。
中間解体・洗浄工程から繊維がバット素体として一定の
密度をもって微解体・仕上洗浄繊維処理装置に高速かつ
一定の速度で送られる。
この場合バット素体は周知の梳綿送り機構に対し周知の
繊維送りシュートを併用して形成され、バットは所望の
密度を有する一様なバットを分別しうる一尺上のシリン
ダに向って移送される。
微解体・仕上洗浄工程では、バット素体から更に異物を
除去する。
所望ならば微解体・仕上洗浄工程から化学的な洗浄作業
部へ直接送ることができるが、好ましくは微解体・仕上
洗浄工程からまず主バット形成工程へ送られその後必要
に応じて偏組工程へ送られ、次に2以上のバットが貼合
わされて所定重量並びに密度および混合繊維比を有する
凝結バットが形成される。
このようにして凝結されたバットは一束にするか半連続
体又は連続体になして一様に形成され、連続的な化学ク
リーナ又は繊維オープナへ送られ漂白用大釜へ送られて
不織又は紡糸用の洗浄された綿繊維を作る。
連続的な化学洗浄工程は以下に詳述する本発明の特徴的
な構成を用いて行なわれる。
第2図および第3図に不織バットの洗浄装置として使用
される本発明の第1の実施例を示す。
前記洗浄装置には極めて長手のタンク10が包有されて
おり、前記タンク10は1組の側壁18゜20に底部材
12および一組の端壁14,16が接合されて、形成さ
れている。
また本実施例においては、タンク10内の処理液に対し
逆流に対応するよう設けることが好ましい。
即ちタンク10の正面壁をなす一端壁14の高さはタン
クの背壁をなす他端壁16より低く形成され、タンク1
0に処理液が供給された場合、処理液は端壁16を越え
て流れ出ることなく端壁14から流出することになる。
側壁18.20には正面壁をなす端壁14の上部から夫
々背壁をなす端壁16の上部へ延びる上縁部が包有され
、前記の上縁部は端壁14に向って僅かに傾斜せしめら
れているが、処理液のレベルを実質的に水平に維持し、
処理液が重力により流出するまでタンク内に保持される
よう機能する。
多孔エンドレスコンベヤ22には長手のタンク10の周
囲を連続的に移動するベルト24が具備さている。
前記ベルト24はタンク10の両端部下方近傍に配置さ
れた複数のロール26に沿って移動する。
−以上のロール26が好適なギヤ装置(図示せず)を介
しモータに接続されておりベルト24が駆動される。
又前記ベルト24は端壁16へとほぼ時計方向(第2図
参照)に回動する。
タンク10内において−・平面に位置するように多数の
円筒状の絞りロール28が配設されており、前記絞りロ
ール28の軸34はベルト24の移動方向に対し直角方
向に延びると共に、相互にかつタンク10の底部材12
に対し平行をなしている。
前記軸34の端部はタンク10の側壁18.20に枢支
される。
第2図に示す如く、ベルト24により不織バット50が
凝結バット形成工程のような繊維処理工程の直前の工程
を経、端壁14を越えて長手のタンク10に送られる。
前記バット50はベルト24の上面に位置してタンク1
0内を長手方向に移動する。
前記絞りロール28と協働する別のロール30がタンク
10内において絞りロール28間にかつ前記絞りロール
に対し交互に離間されて、前記絞りロールを含む平面と
別の平面に位置するよう配設される。
各ロール30は円筒状であり、ベルト24の移動方向に
対し直角方向に延びる軸32を有する。
また各ロール30はその上端が前記絞りロール28の下
端に対し上位に位置するよう絞りロール28に対し配置
される。
この場合各ロール30の数は絞りロール28の全数より
1つだけ少ない。
本実施例の場合、4個のロール30と5個の絞りロール
28がタンク10内に配設されている。
またロール30はその軸32が互いに平行でかつ絞りロ
ールの軸34に対しても平行になるよう配置される。
軸32も長手のタンク10の側壁18.20に枢支され
る。
更に絞りロール28およびロール30は調整可能なフレ
ーム(図示せず)に取り付けられ得、互いに離接可能に
かつロールに対し絞りロールを垂直方向に相対移動可能
に構成できる。
ベルト24は絞りロール28の下部およびロール30の
上部を順次移動する。
タンク10の正面壁をなす端壁14を越えてベルト24
によりバット50が第1の絞りロール28の下部へ移送
され、そこでバット50はベルト24と絞りローラ28
間の挾み部において緩徐に絞られる。
前記ベルト24には孔が穿たれているのでバット50に
吸収されている処理液が大巾に絞り出される。
通常絞りロール28により絞り作業をしてない状態の総
液量の約115又は1/2まで、多くの場合約1/4乃
至1/3までに減少され、かつ不織バットの凝結にはほ
とんど悪影響を及ぼさない。
バット50が第1の絞りロールを通過した直後、バット
にはタンク10内の処理液が吸収され絞り工程中除去さ
れた処理液と交換される。
次いでバット50はベルト24により第1のロール30
上方に向って移動される。
第1の絞りロール、第1のロール30、更に第2の絞り
ロールへとバット50が移動する際、バットはタンク1
0内の処理液で完全に飽和される。
第5図を参照するに、バット50が第1の絞りロール2
8の下部を移動するときベルト24により軸34に向っ
て力が加えられバットの断面積が小さくなる。
ベルト24が絞りロール28の下部を通過する際、ベル
トの全長にわたり与えられる張力は絞りロール28の最
下端で最大値となる半径方向成分と接線方向成分に分け
られる。
従ってバット50は絞りロール28の最下位置でのベル
ト24と絞りロール28間で最大圧縮力を受ける。
バット50が絞りロール28の最下位置を通過すると、
ベルト24からバット50にかかる半径方向の力が減少
する。
半径方向の力はバット50が絞りロール28の面から離
れると零になる。
更にバット50はベルト24により絞りロール28から
隣接するロール30へ送られるとき、バット50は長手
のタンク10の処理液を吸収する。
この場合バット50の断面積はバットが処理液で完全飽
和されるように最大になる。
ロール30によりベルト24に過大張力を与えることな
く所望の半径方向の緊張力が与えられ、各絞りロール2
8の下部を通過することになる。
バット50が長手のタンク10全体に亘って移動される
時、バットは絞りロール28とコンベヤベルト24との
間を通過する毎に反復して絞られる。
また絞りロール28の通過位置とロール30の通過位置
ではバットの厚さが変わり、絞りロール28間を通過す
る間に処理液が完全に飽和状態まで吸収されることにな
る。
バット50は第1のロール30を通過した後第2の絞り
ロール28の下部へ送られ、そこで上述と同様にベルト
24と絞りロール28との間で緩徐に絞られ再びバット
から処理液が除去される。
バット50は絞りロール28から他のロール30へ送ら
れ、上述と同様にかつ同量だけタンク10内の処理液を
再び吸収する。
この工程が長手のタンク10全体にわたって繰り返され
る。
即ち本実施例によれば、不織バット50に対する含浸お
よび洗浄効率を高めるように、バットが浸漬され含浸液
を通過している間バットに対し緩徐にかつ反復して絞り
作業が与えられる。
各絞り作業により、バットに含まれる処理液の大部分が
除去される。
バットが浸漬されている間絞り作業が停止されるとバッ
トに新たな処理液が吸収され、従ってバット内の液が大
半交換される。
バットが液中にある間絞り位置で加圧力を加え、絞りロ
ールの中間で解除するよう構成し、バットに対し間欠的
に緩徐に絞り力を与えると、繰り返し説教が行なわれる
から、含浸効率乃至は処理液交換率が良好となり、かつ
バットを損傷せず更に浸漬中処理液を絞るよう機能させ
るニップロールが不要となる。
バットを処理液に浸漬している間2回絞り作業を行う場
合、1回の絞り作業を行なった場合に比ベベット内の液
の交換率を高め得、同様に3回の絞り作業を行なう場合
2回より良好である。
バット50を処理液中に浸漬すると共に、少なくとも3
回最大20回の絞り作業を与えると含浸効率、洗浄効率
が極めて高くなるが、概して4乃至10回の絞り・解除
作業を与えるだけで充分である。
最終段の絞りロール28から、バット50はベルト24
を介しタンクの端壁16を越え組をなす強ニップロール
40.42へ送られ、そこでバット50内の大半の処理
液が除去され本発明の洗浄装置から離れる。
通常バット50に対する次段の処理工程の種類によって
異なるが、ニップロール40.42はバットから(乾い
たバットの重量を基準として)約60%乃至約300%
、好ましくは約80%乃至約150%、すなわち乾いた
バットのポンド当り約0.6乃至約3ポンド(約272
乃至1359グ)好ましくは約0.8乃至約1.5ポν
ンド(約3621乃至681’)の処理液を除去する。
第2図および第3図に示されるように、長手のタンク1
0並びにコンベヤ22の下方の収集皿44はロール40
.42により除去されるバット50からの処理液を受容
するよう機能する。
この処理液は溜めタンク46、ポンプ52および配管機
構51を介しタンク10へ戻され再使用される。
また配管機構51の放出オリフィス54がタンク10の
端壁16の近傍に達しており、背壁をなす端壁16から
正面壁をなす端壁14へ逆流を生じさせるよう機能せし
めることが好ましい。
タンク10の端壁14は端壁16より低いので、オリフ
ィス54から供給される新たな処理液はタンク10内を
バット50の移動方向と反対方向に流れる。
従ってバット50がタンク10を移動するに応じ次第に
新たな処理液に接すべく大きな逆流が得られる。
尚詳述すれば本実施例の構成を洗浄装置として使用する
場合、オリフィス54からタンク10に送られる新たな
洗浄液はバットの移動方向とほぼ反対方向に流れ、重力
により排出部へ直接連結されるトラフ55に流出する。
この場合タンク10からの流出液が別の洗浄装置におい
て逆流を与えるよう送出させるべもポンプ53の入口部
に前記トラフ55を連結してもよい。
一方、本実施例の構成を例えば漂白液又は染色液のよう
な処理液を加える含浸装置として使用する場合には、ト
ラフ55およびポンプ53は不要である。
第4図に本発明による第2の実施例を示す。
本実施例は例えば不織バットを染料で染める含浸装置あ
るいは洗浄装置として使用され得、一組の側壁118(
−のみを図示)が底部材112と一組の端壁114,1
16とに接合されて長手のタンク110が構成される。
バット150に対する絞り・解除構成等は上記の第1の
実施例と実質的に同様である。
本実施例においては使用目的により異なるが例えば含浸
装置又は洗浄装置として使用する場合、補助液導入・流
出配管・流路構成をより効率的な構成に変更可能である
本実施例の構成を単に洗浄装置として使用する場合、新
たな洗浄液を配管機構154を介しタンク110に直接
加えるよう設けることができ、液体レベル維持装置、即
ち流量制御弁151に接続される流体レベル制御装置1
58は不要となる。
タンク110の端壁114から流出する既使用洗浄液を
還流させる必要がなければ、洗浄液は重力により直接溜
めタンク146に放出される。
流出された洗浄液を再使用する場合(例えば前段のアル
カリ洗浄工程において漂白洗浄液として使用する場合)
には、洗浄液は他の洗浄構成へポンプにより送出される
即ち図示の如く本実施例の装置から流出される洗浄液を
受容するに溜めタンク146を使用する場合、溜めタン
ク146からポンプ152を具備する配管機構156を
介し洗浄液を送出するよう設けることができ、この場合
レベル制御装置159および溜めタンク還流弁160を
併設してポンプ152に過度の負荷が加わらないように
設けることが望ましい。
本実施例を洗浄装置として使用する別の配管機構によれ
ば、端壁116近傍に達する配管機構154からタンク
110に洗浄液が導入され、正面壁をなす端壁114の
上縁部から重力により溢流する方向への大量の逆流が生
せしめられる。
従ってタンク110の背壁をなす端壁116の近傍に新
しい洗浄液が存在し正面壁をなす端壁114近傍に古い
洗浄液が存在するような濃度の分布がタンク110内に
生ずることになる。
本実施例の構成を単に練り糸液、漂白液又は染色液等を
与える含浸装置として使用する場合、タンク110内に
制御弁151を開閉させる液体レベル制御装置158を
配設した配管機構154を介し、タンク110に直接新
たな処理液を加えることができこの場合一応溜めタンク
146並びにその配管は不要であるが、処理液の混合、
制御を行なうため前記溜めタンク146を使用すること
が好ましい。
この場合新たな処理液は制御弁161を開閉する液体レ
ベル制御装置159を具備した別の配管機構154′か
らも溜めタンク146へ供給される。
溜めタンク146内の液体はポンプ152および手動調
整弁162を介し再循環させることにより一様に混合さ
れ、一方ポンプ152からの液体の一部は手動調整弁1
63を経て配管機構151からタンク110に流入され
る。
この場合液体レベル制御装置159は制御弁161を開
閉するよう機能するので、手動調整弁162を自動制御
弁160と切換え、手動調整弁162を通り溜めタンク
146に還流される処理液と、手動調整弁163および
配管機構151を通りタンク110に流れる量との比を
調整できる。
更に第4図を参照するに、多孔エンドレスコンベヤ12
2にはタンク110内を連続的に移動するベルト124
が包有される。
タンクの底部材112の直上において、ベルト124は
離間された多数のロール上を移動する。
−以上のロール126が好適なギヤ装置(図示せず)を
介しモータに連結されており、ベルト124が駆動され
る。
ベルト124はタンクの正面壁をなす端壁114から背
壁をなす端壁116へ向って移動し、且つタンク内部に
おいて底部材112に沿い端壁114側へ戻るようにほ
ぼ時計方向に移動する。
複数の絞りロール128はタンク内において実質的に一
平面内に位置するよう配設され、夫々円筒状をなしてお
り、ベルト124の移動方向に対し直角方向に延びる軸
134を有する。
絞りロールの各軸134は相互にかつタンクの底部材1
12に対し平行である。
また前記軸134はタンクの側壁118に枢支されてい
る。
ベルト124により不織バット150はバット凝結工程
のような繊維処理工程の直前の工程から端壁114を越
えタンクに送られる。
バット150は常にベルト124の上面に載せて移動さ
れる。
絞りロール128と協働する複数ロール130は絞りロ
ール128の下方に実質的に一平面に位置するようなタ
ンク内に配置される。
各ロール130は円筒状であり、かつ絞りロール128
の直径より小さくすることが好ましく、更にベルト12
4の移動方向に対し直角方向へ延びる軸132を有して
いる。
各ロール130は夫々絞りロール128間に配置され、
かつ各絞りロール128の軸134がロールの軸132
の上位にあるよう配置される。
この場合各ロール130の上端は各絞りロール128の
下端より上位に位置するよう設けられている。
本実施例の場合、5絞リロール並びに前記絞りロールと
協働する40−ルが長手のタンク110全体に亘って交
互に配置される。
尚、緩徐な絞り作業と含浸作業を最高約20回行なわせ
るため更にロール数適宜増設できる。
バット150に所望の半径方向の力が加えられ、かつそ
の力が好適な長さで加わるようにロール130の上端と
絞りロールの下端との垂直方向の間隔を変化可能である
更に絞りロール128およびロール130の各直径は好
適な作用を得るよう変化しうる。
例えば絞りロールは長時間の絞り作用並びに短時間の絞
り作用を与えるべくその半径を犬と小にし得る。
一組の強ニップロール140,142がタンク110の
端部に配設され、バットから大半の処理液が除去される
この除去された処理液はロール140.142を背壁を
なす端壁116より正面壁をなす端壁114側に配置す
ることによりタンク110に直接戻される。
不織バットが受ける次段の処理工程により異なるが、通
常ニップロールにより、バットから処理液が(乾いたバ
ットの重量を基準として)約60%乃至約300%、好
ましくは約80%乃至約150%まで除去される。
絞りロール128およびロール130は当業者に周知な
各種構成のもの、例えば中実又は中空、多孔又は無孔等
にしうる。
絞りロールを多孔ロールにした場合、所望ならばエンド
レスコンベヤベルトを無孔ベルトにできる。
しかしながらこの場合モ多孔のエンドレスコンベヤベル
トを使用すれば、バットがベルトに載せられ移動する際
バットに対する処理液の吸収率が良好となり、好ましい
更に多孔の絞りロールを使用すると、処理液が多孔のベ
ルトおよび絞りロールの双方を通過するのでバットの絞
り作業中バットからの処理液の除去が良好になる。
バット150は絞りロール面に付着すなわち絞りロール
の周囲に巻き付き勝ちであるから、これを、防止する各
種装置が提供され得る。
これらの装置は、バットが絞りロールとエンドレスコン
ベヤベルトとの間の挾み部を通過した直後に各絞りロー
ル面からバットを強制的に剥離するよう構成されている
絞りロールの挾み部から離れた直後絞りロール面からバ
ットを流液により剥離すべく各絞りロールに各種の処理
スプレー液が与えられる。
これらの処理スプレー液はバット繊維をいためずかつバ
ットが絞りロールに巻き付くことを防止するに好適な濃
度にされる。
処理スプレー液は好適なポンプおよび導管を付設してス
プレーノズルを介し供給されるよう設けられる。
一方バット移動方向において各絞りロールの挾み部近傍
にドクタブレードを設は絞りロール面からバットを剥離
するようなすこともできる。
この場合ドクタブレード構成のみ付設してもよく、処理
スプレー液の剥離構成と併用してもよい。
ドクタブレードは周知のように、絞りロールの長手方向
に沿って延び絞りロール面と協働するテーパ状の端縁部
を有している。
また多数のワイヤ又はバンド例えば狭いテープがエンド
レスコンベヤベルト上においてバットの直上を移動すべ
く配置され得る。
このバンド等は無端であることが好ましく絞りロールと
は別のロール上を移動する。
このとき−以上の別のロールヲ駆動してエンドレスコン
ベヤベルトと同一速度でバンドを駆動することが好まし
い。
この場合、バンドはバットとの間に摩擦を生ぜず損傷を
来たさせない。
バットの状態にもよるが、ワイヤを使用する場合径の小
さいワイヤの使用は好ましくない。
このようなワイヤを使用すると、バットがそのワイヤに
巻き付きやすい。
従って通常狭いテープを使用する方が望ましい。
狭いテープを多孔テープとしてバットに対する処理液の
吸収を良好にすることができる。
一以上の幅の広いテープ又は複数の併設される狭いテー
プはバットに余りに近接させて連続的に移動せしめるよ
う構成することは絞りロール間において膨張し吸収作用
するバットの動作を阻害するので好ましくない。
通常、テープ幅は約1/4乃至1インチ(0,6乃至2
.5crfL)で互いに約6インチ(約15crrL)
離間されることが望ましい。
即ち、少なくともバット表面の約1/6の領域にテープ
が広がることが好ましいが、絞りロールへのバットの巻
付を防止するため出来るだけ多くのワイヤ又はテープを
使用することが好ましい。
幅の広いテープ、いわば第2のエンドレスベルトを使用
する場合、隣接する絞りロール間においてバットの上方
に離間して位置せしめ、かつ前記第2のエンドレスベル
トも第1のエンドレスベルトと同様に上昇するよう設け
る。
この場合隣接する絞りロール間かつ絞りロール上方に第
2のエンドレスベルト用のロールを付設する。
従って第2のエンドレスベルトはバットが各絞りロール
の挾み部を通過する際にバットの上方に近接して移動す
る。
第2のエンドレスベルトは隣接する絞りロール間に付設
した第2のエンドレスベルト用のロールの−にかけられ
、かつ前記絞りロール間のバットの上方に離間して位置
するよう配置されており、バットの膨張・吸収作用は阻
害されることなく、絞りロールからバットを剥離するよ
う機能することになる。
狭いテープ等でなるこの第2のエンドレスベルトにはバ
ットと接触しない時独立して駆動されるよう駆動用のロ
ーラを付設する必要がある。
更に別の態様として絞りロールの各最上部上に位置させ
、かつこれと接触して絞りロールの回転方向と反対に移
動するような第2のエンドレスベルトを包有することも
できる。
この場合、第2のベルトはバットを絞りロールから強制
的に外す剥離装置として機能する。
前記の第2のベルトは各絞りロールの挾み部を通過せず
、かつバットに近接して移動しないよう構成されるので
、バットは破損されず又処理液の膨張・吸収作用も阻害
されない。
尚更に、絞りロールに連係して極めて小径のロールを絞
りロールの挾み部のバットの移動方向近傍に配設しても
よい。
この小径のロールは絞りロール面と接触して配置され、
絞りロールと同一方向に(例えば反時計方向に)回転し
、このため絞りロールの挾み部近傍において小径の口・
−ルの面は絞りロールの面に対し離間するよう移動する
従ッて小径のロールによりバットが絞りロールニ対し下
方かつ離間する方向に移動せしめられ、絞りロールの周
囲のバットの巻付が防止される。
小径のローラの直径は、バットがエンドレスコンベヤベ
ルトに好適に支承されている時バットと接触しない程度
に小さくされ、一方、バットが絞りロールに巻き付いて
いる時バットを下方に強制的に移動せしめるに好適な程
度にすることが好ましい。
本発明による方法および装置は特に、バットがその移動
面に直角な方向の厚さが犬で、バットが上述のロールを
通過し緩徐な絞り力が間欠的に印加される時、湿った状
態での弾性力が犬であるような不織バットに有効である
バットがあまりにも薄く又はあまりにも緻密(例えば通
常の織物繊維の如く)な場合、本発明による装置および
方法はあまり有効ではない。
従って不織バットの重量は平方ヤード当り4オンス以上
(約140P/m2以上)好ましくは平方ヤード当り8
オンス以上(約280P/m2以上)(綿、ウール、従
来の合成繊維のような周知の織物繊維の乾いた状態の繊
維基材)であることが望ましい。
またバット(乾いた状態の繊維基材)は実質的に均質で
立方フィート当り30ポンド(約0.5 y/cril
)以下であることが好ましい。
各種の処理液を使用できるが、タンク10又は110内
の処理液は例えば水、アルカリ精練液、染色剤等である
含浸装置乃至は洗浄装置にはエンドレスコンベヤベルト
が一つ使用されており、前記エンドレスベルトは比較的
長くかつタンクに対し浅く更にほぼ水平なタンクの一端
部に導入され、かつ多数のロールの上部並びに多数の絞
りロールの下部を通過せしめられる。
エンドレスコンベヤベルトがほぼ一本平面上を移動する
よう各ロールの全軸が配置され、従って各軸も相互に近
接してほぼ平行に配置される。
これによりまず荒い繊維バットの含浸液又は洗浄液を有
した含浸タンク内における連続移動を制御し、かつ単一
のエンドレスコンベヤベルトによりバットの移動を行う
ことができ、このため(バットおよびベルトが一ロール
上を、次にロールの下部を更に次段のロール上を交互に
移動されて単一のコンベヤベルトにより支承される)不
織バットが含浸タンクの全長にわたり円滑に連続移動さ
れることになる。
各ロールがこのように離間して配置され単一のエンドレ
スコンベヤベルトの上面にバットが案内移動される場合
、バットの表面に絞り力を断続的にかつ好適に加え得、
組をなす絞りロール又は加圧プレートのような挾み装置
を不要とする。
一連の湿式処理工程および乾式処理工程で不織バットを
処理する場合、(1)バットが湿式又は乾式処理工程へ
送られる際、バットの密度および一様性を維持している
ので、各処理工程での処理効率を上げかつ処理液および
薬品の使用量を低減でき、(2)又バットに与えられた
集速力が保持されるのである含浸装置又は洗浄装置から
次の装置へ連続的に移動でき、かつ多工程を経がも損傷
がないことが望ましい。
本発明による含浸装置又は洗浄装置の好ましい構成によ
れば、不織バットに必要な処理のすべてを行い、かつあ
るロールの上部、次に絞りロールの下部へと交互に離間
されたロールから成るロール列全体にわたりバットが一
連に移動される時、バットの密度および一様性を大きく
変化させない。
エンドレスコンベヤベルトには汎用性があり低置な多孔
ベルトを選択することが極めて望ましいが、強度は若干
劣るので、このようなエンドレスコンベヤベルトは2以
上の絞りロール又は加圧プレート間の挾み部を通過させ
ないように構成することが好ましい。
又エンドレスコンベヤベルトを1のみ用いて、ロールお
よび絞りロール列間を移動させる時バットを支承しかつ
移動可能になすことが望ましい。
この場合、広領域に広がるワイヤベルトをバットの下側
部にのみ付設してもよい。
このようなベルトの移動構成により、上記ワイヤコンベ
ヤとの間で生ずる悪影響を防ぐこともできる。
かかる構成をとらない場合上部および下部ベルトでなる
一対のベルトを用いてバットを保持し、ロール間乃至は
絞りロールの各挾み部間を移動する際バットの移動を制
御せねばならない。
2ベルト間においてバットを保持する構成をとる場合、
バットは損傷され、ベルトおよびロールにより過度に摩
耗される。
本発明においては各絞りロールの周囲にバットが巻き付
くことを防止する各種装置が提供される。
バットの巻付は特にバットの自由端が含浸装置又は洗浄
装置に導入される時に起きやすい。
上述の如きスプレー装置、ドクタブレード、第2のエン
ドレスコンベヤベルトのような装置を併設することによ
りバットは損傷されずかつ隣接する絞りロー・部間にお
ける膨張・吸収作用も大巾に干渉されない。
バットカ単一のエンドレスコンベヤベルトラ用いて移動
され、バットから有効に含浸液又は洗浄液を交換させる
のに一組以上の挾みロール又は加圧プレートが不要であ
り、かつ含浸タンクの全長にわたりタンクに対するバッ
トの導入から放出端へ向ってほぼ水平に処理液を容易に
逆流させ、更に前記逆流により処理液導入部および放出
部間に補助ポンプ装置を付設する必要がない含浸装置又
は洗浄装置により、バットは有効にかつ交互に圧縮・膨
張可能である。
本発明による方法および装置によれば、バットは以下の
三特徴によりロールと単一エンドレスコンベヤベルト間
で有効に圧縮される。
(1)圧縮力がバット面に対し直角にかけられる時エン
ドレスコンベヤベルトとロール間ニ大キナ□ 摩擦力お
よび摩耗が存在しない。
(2)繊維バットが張力を受けない。
(3)繊維バットが含浸液に通過される時連続的かつ交
互に圧縮および膨張されても均一性が保たれる。
更に、新たな処理液をバットに強制的に供給する装置を
使用しなくてすむ、かかる供給装置はバットの繊維を不
整いにし、かつポンプを付加しなければならず、保守が
必要となるので好ましくない。
本発明による含浸装置又は洗浄装置のエンドレスコンベ
ヤベルトはニップロール間又は固定面の上、下部あるい
はそれらの間を通過させる必要がないので、寿命は大巾
に延長され、又経済的な多孔のエンドレスコンベヤベル
トを使用可能である。
又ニップロールの挾み部間にエンドレスコンベヤベルト
を通過する必要がないので、コンベヤベルトの張力はエ
ンドレスコンベヤベルトの通路内に配置される単一張力
装置により調整可能であり、このため含浸装置を移動す
るエンドレスコンベヤベルトの全移動長にそってベルト
にかかる張力が調整され、各絞りロールに対するバット
のエンドレスコンベヤベルトを介し加えられる圧縮力も
容易に調整されつる。
更に、組をなすニップロールによる圧縮作用を反復して
行うことは、中間にバット移送部を有する一連の湿式処
理工程において挾み部を通過する毎にバットを伸張する
傾向があるので、バットが損傷され好ましくない。
バットを何度も伸張し、最終的にバットが破損されると
次の処理部へベルトを停止することなく円滑かつ連続的
に移動させることができず、作業性が悪くなる。
総じて本発明による含浸装置によれば、含浸タンク内で
有効に処理液を交換するのに組をなす絞りロールによる
挾み作用が不要であり、従って本装置は不織バットに処
理液を与えたい場合特に望ましいことが理解されよう。
本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲の技術的思想に含まれる設計変更を包有する
ことは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による繊維処理構成のブロック図、第2
図は同一実施例の部分断面図、第3図は第2図の線3−
3からみた平面図、第4図は本発明の他の実施例の部分
断面図、第5図は同部分拡大断面図を示す。 10.110・・・・・・タンク、12,112・・・
・・・底部材、14,114,16,116・・・・・
・端壁、18.118,20,120・・・・・・側壁
、22゜122・・・・・・コンベヤ、24,124・
・・・・・エンドレスコンベヤベルト、26,126,
28,128゜30.130・・・・・・ロール、32
,132,34゜134・・・・・・軸、40,140
,42,142・・・・、。 ロール、44・・・・・・収集皿、46,146・・・
・・・溜めタンク、50,150・・・・・・バット、
51,151・・・・・・配管機構、52,53,15
2・・・・・・ポンプ、54.154,154’、15
6・・・・・・配管機構、55・・・・・・トラフ、1
57・・・・・・制御弁、158・・・・・・液体レベ
ル制御装置、159・・・・・・レベル制御装置、16
0・・・・・・弁、161・・・・・・制御弁、162
.163・・・・・・手動調整弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長手のタンク内において実質的に長手方向に沿いバ
    ラトラ単一のエンドレスコンベヤベルト上に載せて移動
    する工程と、第1の絞りロールの下部で前記第1の絞り
    ロールと前記ベルトとの間において処理液中でバットを
    緩徐に絞る工程と、前記絞りロールと協働するロールの
    上部において前記エンドレスコンベヤベルト上に載せて
    前記バットを移動し処理液中で前記バットに処理液を吸
    収させる工程と、少なくとも−の絞りロールと前記エン
    ドレスコンベヤベルトとの間並びに前記の絞りロールと
    協働するロールの上部を交互に通過させることにより前
    記バットを断続的にかつ緩徐に絞る工程と、絞りロール
    から前記長手のタンクの外部へ前記バットを移動させる
    工程とを包有して成る繊維処理方法。 2 処理液が内包され第1および第2の端部を有する長
    手のタンクと、上面にバットを載せ、前記タンクの前記
    第1および第2の端部間において実質的に長手方向に沿
    って処理液中を移動させるエンドレスコンベヤベルトと
    、前記エンドレスコンベヤベルトと協働して挾み部を形
    成し、前記バットから処理液を排出するよう機能する前
    記タンク内に配列された絞りロールと、最上部が隣接す
    る前記絞りロールの最下部より前記長手方向に対し直角
    方向の上位に位置せしめられ、前記の最上部上に前記エ
    ンドレスコンベヤベルトが接触可能に設けられ、かつ前
    記エンドレスコンベヤベルト上に載せられた前記バット
    が前記絞りロール間において膨張し処理液を吸収せしめ
    るよう機能する前記タンク内に配設された別のロールと
    を備えたタンク内の移動中バットを反復的に絞り、処理
    液をバットに排出・吸収させる繊維処理装置。 3 絞りロールが実質的に円筒状に形成されておりかつ
    互いに平行かつ実質的に一平面上に配置されてなる特許
    請求の範囲第2項記載の繊維処理装置。 4 別のロールが互いに平行かつ一平面上に配置されて
    なる特許請求の範囲第2項記載の繊維処理装置。 5 エンドレスコンベヤベルトが長手のタンク全体にわ
    たって移動可能に設けられてなる特許請求の範囲第2項
    記載の繊維処理装置。 6 処理液が内包され第1および第2の端部を有する長
    手のタンクと、上面にバットを載せ、前記タンクの前記
    第1および第2の端部間において実質的に長手方向に沿
    って処理液中を移動させるエンドレスコンベヤベルトと
    、前記エンドレスコンベヤベルトと協働して挾み部を形
    成し、前記バットから処理液を排出するよう機能する前
    記タンク内に配列された絞りロールと、最上部が隣接す
    る前記絞りロールの最下部より前記長手方向に対し直角
    方向の上位に位置せしめられ、前記の最上部上に前記エ
    ンドレスコンベヤベルトが接触可能に設けられ、かつ前
    記エンドレスコンベヤベルト上に載せられた前記バット
    が前記絞りロール間において膨張し処理液を吸収せしめ
    るよう機能する前記タンク内に配設された別のロールと
    、処理液を長手のタンクに供給し排出する装置とを備え
    たタンク内の移動中バットを反復的に絞り、処理液をバ
    ットに排出・吸収させる繊維処理装置。 7 長手のタンクからの処理液を受容するよう設けられ
    下部に出口部を有する、タンクの下方に配設された収集
    タンクを包有してなる特許請求の範囲第6項記載の繊維
    処理装置。 8 処理液を、処理液の供給装置へ供給するよう機能し
    、収集タンクの出口部および前記の処理液の供給装置の
    入口部と連通ずるポンプ装置を包有してなる特許請求の
    範囲第7項記載の繊維処理装置。 9 長手のタンクの第1の端部が長手のタンクの第2の
    端部より低く設けられ、処理液の供給装置により供給さ
    れる処理液がエンドレンコンベヤベルトの移動方向に対
    し逆方向に流動されるよう構成されてなる特許請求の範
    囲第8項記載の繊維処理装置。 10処理液が内包され第1および第2の端部を有る長手
    のタンクと、上面にバットを載せ、前記タンクの前記第
    1および第2の端部間において実質的に長手方向に沿っ
    て処理液中を移動させるエンドレスコンベヤベルトと、
    前記エンドレスコンベヤベルトと協働して挾み部を形成
    し、前記バットから処理液を排出するよう機能する前記
    タンク内に配列された絞りロールと、最上部が隣接する
    前記絞りロールの最下部より前記長手方向に対し直角方
    向の上位に位置せしめられ、前記の最上部上に前記エン
    ドレスコンベヤベルトが接触可能に設けられ、かつ前記
    エンドレスコンベヤベルト上に載せられた前記バットが
    前記絞りロール間において膨張し処理液を吸収せしめる
    よう機能する前記タンク内に配設された別のロールと、
    バットが絞りロールとエンドレスコンベヤベルトとの挾
    ミ部を通過した後前記絞りロールの少なくとも−の面か
    らバットを除去する装置と、バットが長手のタンクから
    離間して移動されるとき前記バットが処理液を除去する
    ニップロール装置とを備えたタンク内の移動中バットを
    反復的に絞り、処理液をバットに排出・吸収させる繊維
    処理装置。 11 ニップロール装置は、バットの導出側部に配置
    された第1および第2のロールを包有してなる特許請求
    の範囲第10項記載の繊維処理装置。 12バツトを除去する装置がドクタブレードでなる特許
    請求の範囲第11項記載の繊維処理装置。 13バツトを除去する装置は挾み部のバットの移動方向
    近傍に配置された少なくとも−の絞りロール面に対し処
    理液を放出する装置を包有してなる特許請求の範囲第1
    1項記載の繊維処理装置。 14バツトを除去する装置は幅が前記バット幅より小さ
    くかつ前記バットの直上に配設されエンドレスコンベヤ
    ベルト上の前記バットと共に移動する多数のバンドを包
    有してなる特許請求の範囲第11項記載の繊維処理装置
    。 15バツトを除去する装置には、長手のタンクの第1お
    よび第2の端部間において前記タンク内の処理液内を実
    質的に長手方向に沿って移動され、バットが絞りロール
    の挾み部を通過する間前記バットの上部に接触され、か
    つ隣接する絞りロールと間を前記バットが移動している
    間、前記バットに対し上方に離間される第2のエンドレ
    スベルトが包有されてなる特許請求の範囲第1゛1項記
    載の繊維処理装置。
JP53151215A 1977-12-09 1978-12-08 繊維処理方法および装置 Expired JPS5824544B2 (ja)

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