JPH048254Y2 - - Google Patents

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JPH048254Y2
JPH048254Y2 JP1985086862U JP8686285U JPH048254Y2 JP H048254 Y2 JPH048254 Y2 JP H048254Y2 JP 1985086862 U JP1985086862 U JP 1985086862U JP 8686285 U JP8686285 U JP 8686285U JP H048254 Y2 JPH048254 Y2 JP H048254Y2
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JP
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engine
bearing
backpack
mounting
bearing body
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JP1985086862U
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JPS61202651U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、刈払機等の携帯用作業を駆動するた
めの背負式エンジンの取付装置に係るものであ
る。
(従来技術および解決しようとする課題) 従来、この種の背負式エンジンにおいては、作
業装置とエンジンとを可撓軸で接続されており、
この可撓軸を湾曲させるには可撓軸の構造上湾曲
に限度があるとともに、湾曲に対する抵抗力が生
じ作業がやりにくいため、エンジンを、背負枠に
対して水平方向に回動自在に装着していた。すな
わち、従来は第4図に示すことく、背負枠27に
防振体29を介して装着された鋼板製の支持台5
9上に成型時に軸受の外周を1体に埋設した合成
樹脂製の筒状の軸受体57をボルト61によつて
固着し、この軸受体57に、エンジン19を装着
した取付台35の下面に固着する回動軸37を嵌
合せしめて、水平方向に回動自在に支持せしめて
いた。この構成では、鋼板製の支持台59と、合
成樹脂製の軸受体57とは別体に、しかも異なる
加工方法で製作されて、構造複雑で、部品点数多
く、加工、組み付けが厄介となつて安価に製作さ
れない欠点があつた。
また、支持台59は鋼板を打抜き、折り曲げ等
プレス成形によつて形成し、これに合成樹脂製の
筒状の軸受体57を固着するには、軸受体57を
支持台59の上面か下面に固着することになり、
軸受体57を背負枠27の水平部に対して所定の
高さに位置せしめるためには第4図のごとく支持
台59を折り曲げた形状として高さの設定を行な
う必要があり、この折り曲げた形状に加工するこ
とが厄介であつた。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、支持台を合成樹脂で形成して、この
支持台の形成時に軸受の外周部を埋設した軸受体
を適宜高さに一体に形成したもので支持台と軸受
体を別体に設ける必要がなく、構造簡単に、加
工、組付を容易として安価に製作することができ
るものである。作業にあたつては、作業者は背負
枠を背負つて刈払機等の作業装置を把持し、可撓
軸を介してエンジンによつて駆動される作業装置
によつて作業を行なうが、作業装置を左右に移動
するにともなつて可撓軸を介してエンジンが左右
に水平方向に回動して作業装置の操作を容易とす
るものである。
(d) 実施例 以下、図面により本考案の1実施例について詳
細に説明を行なう。
第1図〜第3図において、作業装置1は本実施
例では刈払装置を示している。すなわち、回転刃
3を回転自在に軸支する軸受ケース5に剛性の支
持杆7が固着し、支持杆7を貫通する伝動軸(図
示せず)に接続具9を介して可撓軸11に連結さ
れている。支持杆7には握り部13,13、スロ
ツトルレバー15および回転刃3の後方を覆うカ
バー17が固着している。可撓軸11の他端は、
エンジン19のクラツチハウジング21に連結さ
れている。エンジン19は背負バンド23、背当
て25を装着した背負枠27に、つぎのように装
着されている。すなわち、背負枠27に、3個の
ゴム製の防振体29を介して支持された合成樹脂
製の支持台31が設けられ、中央に、水平方向に
回転自在の軸受33の外周部を成型時に1体に埋
設した軸受体34の外周が1体に形成されてい
る。軸受33の内径部には、取付台35の下面に
垂直に固着する中空の回動軸37が係合して下端
に螺合するナツト39によつて、座金41、ばね
座金43を介して係止されている。回動軸35の
中空部を貫通して、エンジン停止用スイツチの配
線45が配設されている。取付台35にはエンジ
ン19が載置されボルト47,47によつて固定
されている。エンジン19には燃料タンク49、
気化器51、マフラーカバー53が装着されてい
る。なお、支持台31の上面にはストツパー55
が突出して一体に設けられ、取付台35の下面に
突出する係止片(図示せず)に当接して回動範囲
を規制している。
以上の実施例において、作業者は、背負枠27
によつてエンジン19を背負い、握り部13,1
3を把持して、エンジン19の駆動で回転する回
転刃によつて地上の草等の刈り払い作業を行な
う。作業装置1を左右に移動させるにともなつ
て、可撓軸11に引かれてエンジン19が回動軸
37を中心として回動して、作業装置を左右に移
動させる抵抗を少なくし、作業を容易とするもの
である。
(e) 考案の効果 本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるから、作業装置の左右の移動の抵抗を少なく
して、作業を容易とすることができるとともに、
軸受を直接埋設するとともに、支持台の上面に突
出するストツパーを一体に設けて、構造簡単に、
加工、組み付けを容易として安価に製作できるも
のである。
なお、第4図は従来例を示すもので、軸受33
の外周を成型時に1体的に埋設する合成樹脂製の
軸受体57が、鋼板をプレス成型した支持台59
にボルト61によつて固定されている。ボルト6
1は、軸受体57に成型時に埋設されたナツト6
3に螺合して、端部を覆つてストツパー65が螺
合している。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置を備えた作業機の斜
視説明図、第2図は本考案の1実施例の側断面
図、第3図は要部の斜視説明図、第4図は従来例
の側断面図である。 19……エンジン、27……背負枠、29……
防振体、31……支持台、33……軸受、34…
…軸受体、35……取付台、55……ストツパ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背負枠27に防振体29,29を介して支持さ
    れた合成樹脂製の支持台31を設け、前記支持台
    31の成型時に、水平方向に回転自在の軸受33
    の外周部を一体に埋設して設け、前記軸受33に
    エンジン19を装着する取付台35を軸支して設
    けるとともに、前記取付台35の下面に突出する
    係止片に当接して回動範囲を規制するためのスト
    ツパー55を前記支持台31の上面に突出して一
    体に設けたことを特徴とする背負式エンジンの取
    付装置。
JP1985086862U 1985-06-11 1985-06-11 Expired JPH048254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985086862U JPH048254Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JP1985086862U JPH048254Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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Publication Number Publication Date
JPS61202651U JPS61202651U (ja) 1986-12-19
JPH048254Y2 true JPH048254Y2 (ja) 1992-03-03

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ID=30638550

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JP1985086862U Expired JPH048254Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585067U (ja) * 1981-06-30 1983-01-13 市川 征二 記憶手拭
JPS5824544B2 (ja) * 1977-12-09 1983-05-21 コツトン インコ−ポレ−テツド 繊維処理方法および装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824544U (ja) * 1981-08-10 1983-02-16 日本クライス株式会社 背負動力作業機の防振背負装置

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Publication number Publication date
JPS61202651U (ja) 1986-12-19

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