JPS5830759B2 - スクリ−ン印刷ペ−ストおよび厚膜導電性回路 - Google Patents

スクリ−ン印刷ペ−ストおよび厚膜導電性回路

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JPS5830759B2
JPS5830759B2 JP3239576A JP3239576A JPS5830759B2 JP S5830759 B2 JPS5830759 B2 JP S5830759B2 JP 3239576 A JP3239576 A JP 3239576A JP 3239576 A JP3239576 A JP 3239576A JP S5830759 B2 JPS5830759 B2 JP S5830759B2
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/80After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone of only ceramics
    • C04B41/81Coating or impregnation
    • C04B41/85Coating or impregnation with inorganic materials
    • C04B41/88Metals
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
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    • H01B1/14Conductive material dispersed in non-conductive inorganic material
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は厚膜導体をセラミック基体上につくるのに適す
るスクリーン印刷ペーストおよびかかるスクリーン印刷
ペーストをスクリーン印刷する工程を含む方法により得
られたセラミック基体上の厚膜導電性回路に関するもの
である。
ここに「厚膜」と称するは少くとも15μmの厚さを有
するフィルムを意味するものとする。
厚膜導体をつくるのに用いられる金属には金、銀、白金
または銀−パラジウムがあり、これ等の金属は高価であ
り、更に乏しくなりつつあり、特に銀の場合熱りである
従って良好な電気導体である必要があり、厚膜技術に適
合するために1ooo℃より低い温度で適用することが
でき、且つ従来の手段、例えば超音波、熱圧縮、可融性
合金により他の導体にろう付けし得る代替金属を見出す
ことが要求されている。
厚膜導体をつくるのに適するスクリーン印刷ペーストは
、導電性金属、ペーストを加熱中選定された基体(例え
ばガラスまたはセラミックとすることができる)に導体
の接着を形成せしめる作用をする永久結合剤、およびペ
ーストをスクリーン印刷に使用するのに適する様にする
「一時」有機結合剤より成ることは知られている。
このことは、1種の導電性金属を他の導電性金属により
置き換える場合には、必然的に永久結合剤および一時有
機結合剤の組成を変えなくてはならないことを意味する
導電性金属は良好な電気導体でなくてはならず、厚膜技
術において普通使用される炉内で処理し得るため100
0℃以下の温度で使用することができなげればならず、
且つろうづげ可能でなげればならない。
これに関連して導電性金属は、加熱条件の変換を必要と
し、例えば銅の場合には、酸化を防止することが必要で
あるので非酸化性雰囲気中で操作することが必要である
導電性金属は永久結合剤および一時結合剤の選択を要求
する。
永久結合剤は導電性金属と基体との間の満足な結合を形
成し得るためにフィルムの加熱温度(普通850〜10
00’C)で十分に低い粘度を有する可融性ガラスでな
げればならない。
最後に一時結合剤を使用する雰囲気内でペーストから除
去することができなげればならない。
導電性銅層は米国特許第2993815号明細書に記載
されており、該層は酸化バリウムガラスにより耐火性基
体上に形成された。
然しこれには次の様な欠点がある。
特に、かかるガラスは良好な結合用ガラスではないこと
、加熱を導体材料が酸化する危険を伴う酸素含有雰囲気
中で行なわなくてはならないこと、およびガラスの熱膨
張係数が基体の熱膨張係数に密接に適合するものでなく
、このため厚膜と基体との間に良好な接着を得ることが
困難になることである。
本発明は銅粉末とガラス粉末とチキソトロープ一時結合
剤との混合物から成り、銅粉末がペーストの銅分とガラ
ス分との合計の92〜98重量%であり、ガラスがシリ
カ、酸化ホウ素、酸化亜鉛、酸化カルシウムおよび/ま
たは酸化マグネシウム並びに随意の酸化アルミニウムお
よび/または酸化リチウムから成り、次の範囲 の組成(モル%で表わす)を有し、且つAl2O3を5
モル%までの分量で添加することができ、またLi2O
を10モル%までの分量で添加することができ、更に一
時結合剤が非酸化性雰囲気中で加熱することにより揮発
または分解する場合に炭化しない有機化合物であること
を特徴とするスクリーン印刷ペーストを提供する。
本発明において用いるガラスの組成を上記のように規定
した理由は、上記範囲外では、ガラスの特性がスクリー
ン印刷ペーストとして使用するためには不適当であるか
らである。
一時結合剤は必ずチキントロピー性を有しなげればなら
ない。
ここに「チキソトロピー」と称するは物質の粘度が力が
全くかかつていない場合高く、ペーストを拡げるのに用
いられるドクターブレードの圧力下で著しく低下し、上
記ドクターフレードが基体上のペーストから除去される
場合再び著しく高くなる物質の特性を意味する。
銅粉末はほぼ球状で、その直径が10μm以下である粒
子から成るものが好ましい。
普通スクリーン印刷に用いられる鉛ガラスは、銅を使用
する場合には、用いることができない。
本発明において短形のガラスが永久結合剤として選定さ
れた。
酸化亜鉛ガラスはフランス国特許第1590777号明
細書から知られており、この場合該ガラスはセラミック
対金属の結合に使用された。
本発明において使用する一時結合剤は、本発明において
銅含有厚膜を製造する間揮発の如き操作即ち上記結合剤
を空気中で燃焼することを必要としない操作により駆逐
することができるチキントロピー性を有する結合剤であ
り、この理由のためエチルセルロースを純度が少くとも
98%のテレピネオールに混合した溶液の如き簡単な混
合物を用いるのが好ましい。
かかる結合剤は窒素中または水素と窒素との混合物中で
800℃以下の温度に加熱する場合には、結合剤は炭素
の堆積をおこすことなく(即ち層中に残留物を全く残す
ことなく)揮発により本発明のスクリーン印刷ペースト
から消失する。
本発明のスクリーン印刷ペーストにおいては、銅の分量
は、銅および結合用ガラス全量の92〜98重量%であ
る。
一方使用する一時結合剤の分量は極めて広い範囲内で変
えることができる。
当業者は、重合体物質、溶媒および随意の添加剤とする
ことができろ一時結合剤を選択することにより、スクリ
ーン印刷ペーストの流動性を随意に適合させることがで
きる。
普通一時結合剤は銅および結合用ガラス全量に対して2
5〜35重量%である。
本発明スクリーン印刷ペーストは、既知の方法により上
記ペーストの種々の成分を混合することにより製造する
本発明のスクリーン印刷ペーストに基づく導電性厚膜は
、上記ペーストを適当な導体(例えばセラミック基体)
上に被着し、次いで十分な温度に加熱することにより製
造する。
この操作の根本的特徴は、セラミック基体を適当なスク
リーン印刷のスクリーンを介して被覆し、乾燥する場合
には乾燥後得られた物質を中性または僅かに還元性の雰
囲気中800〜1ooo℃の温度で硬化することである
中性または僅かに還元性の雰囲気は、純粋な窒素または
10容量%の水素を含有している窒素と水素の混合物よ
り構成することができる。
スクリーン印刷ペーストは先ず80〜140’Cの温度
で乾燥処理することができる。
本発明の組成物において選定されるガラスは数個の利点
を提供する。
これ等のガラスの修正された線熱膨張係数は、アルミナ
に関して僅かな圧縮を可能にしく従ってα〈75×10
−7/°C):それにも拘らず銅の熱膨張係数(α−1
67X 10−7/C)との違いを目立たせないために
小さすぎてはならない。
実験の結果60〜75X10 ’の範囲、好ましくは
64〜70×10−7/℃の範囲の膨張係数を用いて操
作すべきであることが分った。
第2の利点は、ガラスが40%までに制限されるZn0
分を含有するため還元性媒質中で接着を保持することで
ある。
実際にはZnOの可能な還元により亜鉛金属が生成しこ
れがガラスによる金属の湿潤を減じない(亜鉛は銅と融
和性である)。
第3の利点は5モル%に制限されるアルミニウム量によ
るもので、実際にはZnOとAl2O3が同時に存在す
ることはガラスの失透因子(キューリ一温度をあげるガ
ーナイトZnAl2O4の形成)であるが、一方アルミ
ナまたはA■203含有セラミックが基体として選定さ
れた場合にはガーナイトに富むガラス結晶界面がガラス
と基板との反応により層の処理中に形成される。
この界面は結合の強さに貢献する。
短形のこれ等結合用ガラスの内で次に示す様な組成物が
推挙される。
実験の結果、組成1は還元性雰囲気中で特に安定で、組
成2および3が融解点、熱膨張係数およびZn0分とが
良好に折り合っていることが立証された。
組成4のガラスは低融解点を有するが、高Zn0分を有
するガラスであり、組成5のガラスはCaOの一部がM
gOにより置き換えられたガラスの一例で、組成2のガ
ラスと比較してA、P、従って融解温度が上昇したこと
が分った。
事実上の結合用ガラスである短形のガラスを使用すると
高純度アルミナへの接着を促進し、高周波数電流を通過
せしめる。
本発明を次の実施例につき説明する。
実施例 33重量%の無水ホウ酸と、7.4重量%の純シリカと
、24.6重量%の炭酸カリウムと35重量%の酸化亜
鉛を用い従来のガラス製造方法により前記組成3を有す
るガラスを製造した。
このガラスを1400℃で3時間融解し、融成物を注型
し、粉砕した後融解し同じ温度で1時間均質にした。
然る後これを冷水に注入し、10μm以下の大きさの粒
子より成る粉末が得られるまでボールミル内で粉砕する
ことによりフリットに変えた。
然る後lμの直径を有するほぼ丸い粒子より成る金属銅
粉末971と、上記ガラスフリッ)3fを混合した。
次いでエチルセルロースの純テレピネオール溶液より成
る一時結合剤30Pを銅粉末とガラスフリットに添加し
た。
全体を混合機または任意の他の手段(例えばポールジャ
ーミル)により均一なスクリーン印刷ペーストが得られ
るまで混合した。
アルミナ基体上に所望パターンで、上記ペーストを従来
法によりスクリーン印刷し、ペーストを乾燥(例えば空
気中または80℃の炉内で)し、然る後基体を従来のコ
ンベヤ炉内で中性または僅かな還元性(10%の水素を
含有する窒素と酸素の混合物)雰囲気中950〜100
0℃の温度で7〜io分間加熱することにより、厚い導
電性フィルムを製造した。
温度および時間は絶対的条件ではなく、セラミック基体
に被着する導電性銅含有量を得るために相互に調整する
ことができる。
アルミナ基体上に得られたパターンはアルミナに対する
接着が優れ、良好な外観を有し、高周波領域に好ましく
用いることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スクリーン印刷ペーストにおいて、銅粉末、ガラス
    粉末およびチキントロープ一時結合剤の混合物から成り
    、銅粉末がペーストの銅およびガラス分の全体の92〜
    98重量%から成り、ガラスがシリカ、酸化ホウ素、酸
    化亜鉛、酸化カルシウムおよび/または酸化マグネシウ
    ム並びに随意の酸化アルミニウムおよび/または酸化リ
    チウムから戒り、次の範囲 の組成(モル%で表わす)を有し、且つAl2O3を5
    モル%までの分量で添加することができ、またLi2O
    を10モル%までの分量で添加することができ、更に一
    時結合剤が非酸化性雰囲気中で加熱することにより揮発
    または分解する場合炭化しない有機化合物であることを
    特徴とするスクリーン印刷ペースト。 2 銅粉末が10μm以下の直径を有するほぼ丸い粒子
    より成る特許請求の範囲第1項記載のスクリーン印刷ペ
    ースト。 3 セラミック基体上の厚膜導電性回路において、銅粉
    末、ガラス粉末およびチキンロトロープ一時結合剤の混
    合物より成り、銅粉末がペーストの銅およびガラス分の
    全体の92〜98重量%から成り、ガラスがシリカ、酸
    化ホウ素、酸化亜鉛、酸化カルシウムおよび/または酸
    化マグネシウム並びに随意の酸化アルミニウムおよび/
    または酸化リチウムから成り、次の範囲 の組成(モル%で表わす)を有し、且つAl2O3を5
    モル%までの分量で添加することができ、またLi2O
    を10モル%までの分量で添加することができ、更に一
    時結合剤が非酸化性雰囲気中で加熱することにより揮発
    または分解する場合炭化しない有機化合物であるスクリ
    ーン印刷ペーストをセラミック基体上に所望パターンで
    スクリーン印刷し、次いで基体を非酸化性雰囲気中80
    0〜1ooo℃の温度で加熱することにより得られた厚
    膜導電性回路。
JP3239576A 1975-03-25 1976-03-24 スクリ−ン印刷ペ−ストおよび厚膜導電性回路 Expired JPS5830759B2 (ja)

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JPS51119973A JPS51119973A (en) 1976-10-20
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IT (1) IT1066171B (ja)

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