JPS5830145Y2 - 空冷圧縮機 - Google Patents
空冷圧縮機Info
- Publication number
- JPS5830145Y2 JPS5830145Y2 JP1978015038U JP1503878U JPS5830145Y2 JP S5830145 Y2 JPS5830145 Y2 JP S5830145Y2 JP 1978015038 U JP1978015038 U JP 1978015038U JP 1503878 U JP1503878 U JP 1503878U JP S5830145 Y2 JPS5830145 Y2 JP S5830145Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- cooling
- air
- cooled compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、空冷圧縮機に係る。
第1図は従来の空冷オイルフリー圧縮機の一例を示すも
ので、周囲にフィンFを備えたシリンダー1にはピスト
ン2が摺動自在に嵌め込1れている。
ので、周囲にフィンFを備えたシリンダー1にはピスト
ン2が摺動自在に嵌め込1れている。
ピストン2の外周には、ピストン2とシリンダー1との
接触を防止する複数個のライダーリング6と各ライダー
リング6間に位置し、気密を保つ複数個の圧力リング7
とが嵌め込1れている。
接触を防止する複数個のライダーリング6と各ライダー
リング6間に位置し、気密を保つ複数個の圧力リング7
とが嵌め込1れている。
ピストン2にはコネクティングロッド5がピストンピン
3を介して連結され、ピストンピン3とコネクティング
ロッド5との連結部には軸受4が介在されている。
3を介して連結され、ピストンピン3とコネクティング
ロッド5との連結部には軸受4が介在されている。
尚同図に釦いて符号8はシリンダーカバー、符号9はク
ランクケースを示している。
ランクケースを示している。
上記構成において、各部の温度を下げるため、別設置の
ファンによって強制的に冷却しているが、冷却が不充分
とな9各部の温度は高くなるのが現状である。
ファンによって強制的に冷却しているが、冷却が不充分
とな9各部の温度は高くなるのが現状である。
ピストン2の内部(ピストンピン3、軸受4など)は外
部空気に触れることもなく、また、ピストン2の熱をピ
ストン2→シリンダー1i→フインFあるいはピストン
2→ピストンピン3→軸受4→コネクテイングロツド5
を経由して放熱するということもほとんど期待できない
ので、とくにピストン2内部は一層高温になる。
部空気に触れることもなく、また、ピストン2の熱をピ
ストン2→シリンダー1i→フインFあるいはピストン
2→ピストンピン3→軸受4→コネクテイングロツド5
を経由して放熱するということもほとんど期待できない
ので、とくにピストン2内部は一層高温になる。
この考案の目的は、ピストンの内部の冷却を効果的に行
うことができる構造の圧縮機を提供することにある。
うことができる構造の圧縮機を提供することにある。
この考案は、シリンダーの下死点近傍に、それぞれ、シ
リンダー壁を貫通する2つの冷却用穴を設けるとともに
、ピストンのスカート部で、前記両冷却用穴に対向する
部分に切欠きを設けたことを特徴とするものである。
リンダー壁を貫通する2つの冷却用穴を設けるとともに
、ピストンのスカート部で、前記両冷却用穴に対向する
部分に切欠きを設けたことを特徴とするものである。
コノように構成することによって、ピストンの内部とく
にピストンとコネクティングロッドとの連結部を、一方
の冷却用穴を通して導入される外部の空気によって直接
冷却し、これをシリンダーの外部へ他方の冷却用を通し
て排出させるので、ピストン内部の効果的な冷却が維持
できる。
にピストンとコネクティングロッドとの連結部を、一方
の冷却用穴を通して導入される外部の空気によって直接
冷却し、これをシリンダーの外部へ他方の冷却用を通し
て排出させるので、ピストン内部の効果的な冷却が維持
できる。
以下この考案の一実施例を第2図および第3図によう説
明する。
明する。
両図において、従来の同じものには第1図と同じ符号を
付し説明は省略する。
付し説明は省略する。
クランクケース9には軸受13を介してクランク14が
取付けられている。
取付けられている。
クランク14にはコネクテイングロツド5の大端部が結
合されている。
合されている。
クランク14の軸端にはプーリー15が取付けられ、プ
ーリー15にはファン10が設けられている。
ーリー15にはファン10が設けられている。
シリンダー1の下死点近傍には、シリンダー1壁を貫通
している冷却用穴11が設けられている。
している冷却用穴11が設けられている。
ピストン2のスカート部には切欠き12が設けられてか
り、この切欠き12は、ピストン2が下死点に位置して
いるとき、冷却用穴11と対向する部分に形成されてい
る。
り、この切欠き12は、ピストン2が下死点に位置して
いるとき、冷却用穴11と対向する部分に形成されてい
る。
斯かる構成にすると、ファン10で起こされた冷却風は
、冷却用穴11→シリンダー1内→他方の冷起用穴11
→外部と流れ、シリンダー1の内部の雰囲気を外部と同
じ状態にするとともに、ピストン2が下死点近傍に下が
ってきたときは、ピストン2に冷却風が直接触れる。
、冷却用穴11→シリンダー1内→他方の冷起用穴11
→外部と流れ、シリンダー1の内部の雰囲気を外部と同
じ状態にするとともに、ピストン2が下死点近傍に下が
ってきたときは、ピストン2に冷却風が直接触れる。
以上のようにこの考案によれば、冷却風をシリンダーの
ピストンの下方側空間に吹き込み、筐たピストンが下死
点近傍に下がってきたとき冷却風力ヒストンに直接触れ
るので、シリンダーの内部およびピストン内部ならびに
その内部のピストンピン、軸受等を冷却することができ
、各部の温度を低くすることができる。
ピストンの下方側空間に吹き込み、筐たピストンが下死
点近傍に下がってきたとき冷却風力ヒストンに直接触れ
るので、シリンダーの内部およびピストン内部ならびに
その内部のピストンピン、軸受等を冷却することができ
、各部の温度を低くすることができる。
第1図は従来の空冷圧縮機の断面図、第2図はこの考案
の実施例の断面図、第3図はピストンの斜視図である。 1・・・・・・シリンダー、2・・・・・・ピストン、
3・・・・・・ピストンピン、4・・・・・・軸受、5
・・・・・・コネクティングロッド、6・・・・・・ラ
イダーリング、1・・・・・・圧力リンク、10・・・
・・・ファン、11・・・・・・冷却用穴、12・・・
・・・切欠き。
の実施例の断面図、第3図はピストンの斜視図である。 1・・・・・・シリンダー、2・・・・・・ピストン、
3・・・・・・ピストンピン、4・・・・・・軸受、5
・・・・・・コネクティングロッド、6・・・・・・ラ
イダーリング、1・・・・・・圧力リンク、10・・・
・・・ファン、11・・・・・・冷却用穴、12・・・
・・・切欠き。
Claims (1)
- シリンダーにピストンな摺動自在に嵌め込み、このピス
トンを、コネクティングロッドを介してクランクに連結
し、下死点近傍の位置にファンを有する空冷圧縮機にお
いて、前記シリンダーの下死点近傍に、それぞれシリン
ダー壁を貫通する2つの冷却用穴を設けるとともに、前
記ピストンのスカート部で、前記両冷却用穴に対向する
部分に切欠きを設け、前記ファンによって冷却風を一方
の冷却用穴からシリンダー内を経由して他方の冷却用穴
の方向に流すことを特徴とする空冷圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978015038U JPS5830145Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 空冷圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978015038U JPS5830145Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 空冷圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54119910U JPS54119910U (ja) | 1979-08-22 |
JPS5830145Y2 true JPS5830145Y2 (ja) | 1983-07-02 |
Family
ID=28836035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978015038U Expired JPS5830145Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 空冷圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830145Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8993410B2 (en) | 2006-09-08 | 2015-03-31 | Silicon Genesis Corporation | Substrate cleaving under controlled stress conditions |
US9362439B2 (en) | 2008-05-07 | 2016-06-07 | Silicon Genesis Corporation | Layer transfer of films utilizing controlled shear region |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5139407A (ja) * | 1974-09-26 | 1976-04-02 | Toomasu Ind Inc |
-
1978
- 1978-02-10 JP JP1978015038U patent/JPS5830145Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5139407A (ja) * | 1974-09-26 | 1976-04-02 | Toomasu Ind Inc |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8993410B2 (en) | 2006-09-08 | 2015-03-31 | Silicon Genesis Corporation | Substrate cleaving under controlled stress conditions |
US9356181B2 (en) | 2006-09-08 | 2016-05-31 | Silicon Genesis Corporation | Substrate cleaving under controlled stress conditions |
US9362439B2 (en) | 2008-05-07 | 2016-06-07 | Silicon Genesis Corporation | Layer transfer of films utilizing controlled shear region |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54119910U (ja) | 1979-08-22 |
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