JPS5830116Y2 - 自動車の吸入空気導入箱体 - Google Patents
自動車の吸入空気導入箱体Info
- Publication number
- JPS5830116Y2 JPS5830116Y2 JP15361478U JP15361478U JPS5830116Y2 JP S5830116 Y2 JPS5830116 Y2 JP S5830116Y2 JP 15361478 U JP15361478 U JP 15361478U JP 15361478 U JP15361478 U JP 15361478U JP S5830116 Y2 JPS5830116 Y2 JP S5830116Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake air
- air introduction
- outer panel
- introduction box
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のアウタパネルに開口するプラスチッ
ク材の吸入空気導入箱体に関するものである。
ク材の吸入空気導入箱体に関するものである。
車外からエンジンへ吸入空気を取り入れる空気導入口が
車体のアウタパネルに設けである自動車においては、ア
ウタパネルの開口部にグリルを取付けるとともに、アウ
タパネルとインナパネルとの間に仕切板によって吸入空
気導入室を形成し、ここからダクトを経由して空気をエ
アクリーナへ案内するようになっている。
車体のアウタパネルに設けである自動車においては、ア
ウタパネルの開口部にグリルを取付けるとともに、アウ
タパネルとインナパネルとの間に仕切板によって吸入空
気導入室を形成し、ここからダクトを経由して空気をエ
アクリーナへ案内するようになっている。
（実公昭３８−１６１０５号公報実開昭５３−８７５３
２号公報参照） この構造においてグリルと空気導入室とはそれぞれ別個
に構成され、ｌた空気導入室は板金材を加工して形成さ
れるため、構造が複雑になり加工および取付工数がかさ
むという欠点があった。
２号公報参照） この構造においてグリルと空気導入室とはそれぞれ別個
に構成され、ｌた空気導入室は板金材を加工して形成さ
れるため、構造が複雑になり加工および取付工数がかさ
むという欠点があった。
本考案はこのような欠点を取り除くために案出したもの
であって、プラスチック材のブロー成形によってグリル
とインナパネルへの取付フランジとを一体に備えた吸入
空気導入箱体を形成してなるものである。
であって、プラスチック材のブロー成形によってグリル
とインナパネルへの取付フランジとを一体に備えた吸入
空気導入箱体を形成してなるものである。
次に本考案の構造を図面に示す実施例によって説明する
。
。
この図面は車体のクォータパネルに吸入空気導入口が設
けであるものであって、車体のアウタパネル１とインナ
パネル２との間に吸入空気を導入する箱体３が設けられ
ている。
けであるものであって、車体のアウタパネル１とインナ
パネル２との間に吸入空気を導入する箱体３が設けられ
ている。
箱体３はプラスチック材のブロー成形により製造される
から、空気導入孔となるグリル部３ａのスリット孔３ｂ
は一応塞がれた状態で形成される。
から、空気導入孔となるグリル部３ａのスリット孔３ｂ
は一応塞がれた状態で形成される。
また取付けの７ランノ部３ｃが形成されるほか、シール
溝３ｄ１アウタパネル１と組み合せるアンダカット部３
ｅ１エアクリーナに導入空気を案内するダクト４の挿入
孔３ｆのボス部が一体に形成される。
溝３ｄ１アウタパネル１と組み合せるアンダカット部３
ｅ１エアクリーナに導入空気を案内するダクト４の挿入
孔３ｆのボス部が一体に形成される。
こうしてブロー成形された箱体３について、グリル部３
ａに数条のスリット孔３ｂを切削加工する。
ａに数条のスリット孔３ｂを切削加工する。
またフランジ部３ｃに取付孔を穿設し、さらにダクト４
の挿入孔３ｆを穿設する。
の挿入孔３ｆを穿設する。
そして箱体３をアウタパネル１とインナパネル２との間
に定置する。
に定置する。
このときグリル部３ａはアンダカット部３ｅがアウタパ
ネル１の開口部１ａに嵌め込１れ、スリット孔３ｂをあ
けた部分はアウタパネル１の外面から適宜に突き出され
ている。
ネル１の開口部１ａに嵌め込１れ、スリット孔３ｂをあ
けた部分はアウタパネル１の外面から適宜に突き出され
ている。
またシール溝３ｄに嵌め込んだシール環５はアウタパネ
ル１の内面に当接し、車体内に雨水や塵埃が侵入するの
を防止している。
ル１の内面に当接し、車体内に雨水や塵埃が侵入するの
を防止している。
そしてフランジ部３Ｃの取付孔に取付ボルト６を挿通し
箱体３はインナパネル２に固着される。
箱体３はインナパネル２に固着される。
さらにインナパネル２０乗員室内側にトリムパネルＩを
張設し箱体３の取付部が室内側から見えないように被覆
される。
張設し箱体３の取付部が室内側から見えないように被覆
される。
また挿入孔３ｆにダクト４を差し込みエアクリーナへの
空気通路が形成される。
空気通路が形成される。
従ってアウタパネル１の外方から導入された空気は、グ
リル部３ａのスリット孔３ｂから箱体３に入りダクト４
を経てエアクリーナに供給される。
リル部３ａのスリット孔３ｂから箱体３に入りダクト４
を経てエアクリーナに供給される。
前述のように本考案の吸入空気導入箱体はプラスチック
材をもって一体に成形されているから、従来の構造のよ
うにグリルを別個に製造する必要がなく、また板金材を
もって複雑な空気導入室を形成し防錆処理をする必要も
ない。
材をもって一体に成形されているから、従来の構造のよ
うにグリルを別個に製造する必要がなく、また板金材を
もって複雑な空気導入室を形成し防錆処理をする必要も
ない。
従って製造が容易で生産性がよい等の利点がある。
また一体に成形されているから、壁面に継目がなく気密
が確実に保持されて異物の侵入がなく必要な空気のみが
エアクリーナに送られるという利点がある。
が確実に保持されて異物の侵入がなく必要な空気のみが
エアクリーナに送られるという利点がある。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は吸入空気導入箱
体を含む自動車の要部側面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線
断面図、第３図は第２図Ｂ −Ｂ線断面図である。 １・・・・・・アウタパネル、１ａ・・・・・・開口部
、２・・・・・・インナパネル、３・・・・・・箱体、
３ａ・・・・・・グリル部、３ｂ・・・・・・スリット
孔、３ｃ＝フランジ部、３ｄ−・・・・シール溝、３ｅ
・・・・・・アンダカット部、３ｆ・・・・・・挿入孔
、４・・・・・・ダクト、５−・・・・シール環、６・
・・・・・取付ボルト、７・・・・・・トリムパネル。
体を含む自動車の要部側面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線
断面図、第３図は第２図Ｂ −Ｂ線断面図である。 １・・・・・・アウタパネル、１ａ・・・・・・開口部
、２・・・・・・インナパネル、３・・・・・・箱体、
３ａ・・・・・・グリル部、３ｂ・・・・・・スリット
孔、３ｃ＝フランジ部、３ｄ−・・・・シール溝、３ｅ
・・・・・・アンダカット部、３ｆ・・・・・・挿入孔
、４・・・・・・ダクト、５−・・・・シール環、６・
・・・・・取付ボルト、７・・・・・・トリムパネル。
Claims (1)
- 自動車のアウタパネルに設ける吸入空気導入口のグリル
とインナパネルへの取付フランジとを一体に成形したこ
とを特徴とするプラスチック材の吸入空気導入箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15361478U JPS5830116Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 自動車の吸入空気導入箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15361478U JPS5830116Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 自動車の吸入空気導入箱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5571056U JPS5571056U (ja) | 1980-05-16 |
| JPS5830116Y2 true JPS5830116Y2 (ja) | 1983-07-02 |
Family
ID=29140963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15361478U Expired JPS5830116Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 自動車の吸入空気導入箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5830116Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-08 JP JP15361478U patent/JPS5830116Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5571056U (ja) | 1980-05-16 |
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