JPS5829744A - メタクリロイルオキシエチルアクリレ−ト - Google Patents
メタクリロイルオキシエチルアクリレ−トInfo
- Publication number
- JPS5829744A JPS5829744A JP12683981A JP12683981A JPS5829744A JP S5829744 A JPS5829744 A JP S5829744A JP 12683981 A JP12683981 A JP 12683981A JP 12683981 A JP12683981 A JP 12683981A JP S5829744 A JPS5829744 A JP S5829744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- methacrylic acid
- acrylate
- reaction
- acid chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Eyeglasses (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、メタクリロイルオキシエチルアクリレート
に関する。
に関する。
この発明の背景としてコンタクトレンズ材料が存在する
。
。
コンタクトレンズには、非含水性材料からなるハードコ
ンタクトレンズと親水性モノマーを主成分とする重合体
又は共重合体である含水性材料からなる)7トコイタク
トレンズがある。
ンタクトレンズと親水性モノマーを主成分とする重合体
又は共重合体である含水性材料からなる)7トコイタク
トレンズがある。
、ソフトコンタクトレンズ(おいて、レンズ材料の含水
率を高めることによるレンズの学時間装用を目的とした
高含水性ソフトコンタクトレンズがある。
率を高めることによるレンズの学時間装用を目的とした
高含水性ソフトコンタクトレンズがある。
このために吸水、能力の高い親水性ボ、リマーを主成分
とした共重合、体である高含水性材料が使用されるが、
これら高含水性材料は、強度の小さいものであり、補強
剤として槙々の疎水性モノマーを高含水性t−錨、持す
4雇水性モノ!−と共重合させて材質強度の向上が計ら
れる。
とした共重合、体である高含水性材料が使用されるが、
これら高含水性材料は、強度の小さいものであり、補強
剤として槙々の疎水性モノマーを高含水性t−錨、持す
4雇水性モノ!−と共重合させて材質強度の向上が計ら
れる。
′しかじ、補強剤として使用する疎水性モノマーが、親
水性モノマーと重合基が異なることから、共重合性が悪
諭ことに起因して、これが材料の透明度に影響し、この
ことは、光学性を重l!視するコ、ンタクトレンズ材料
として満足すべ龜材料の出現を固鰺ならしめている。
水性モノマーと重合基が異なることから、共重合性が悪
諭ことに起因して、これが材料の透明度に影響し、この
ことは、光学性を重l!視するコ、ンタクトレンズ材料
として満足すべ龜材料の出現を固鰺ならしめている。
そこで高含水性維持の丸めの主成分として使用されるジ
メチルアクリルアミドが有する重合基アクリロイル基と
、補強剤として通常使用されているアルキルメタクリレ
ートが有する重合基メタクリロイル基を給びつける様な
架橋剤を使用すれば、ジメチルアクリルアミドの共重合
性t&<L、共重合体の透明度を十分に保持することか
可能であろうことに着想し、この発明の開発に成功した
ものである。
メチルアクリルアミドが有する重合基アクリロイル基と
、補強剤として通常使用されているアルキルメタクリレ
ートが有する重合基メタクリロイル基を給びつける様な
架橋剤を使用すれば、ジメチルアクリルアミドの共重合
性t&<L、共重合体の透明度を十分に保持することか
可能であろうことに着想し、この発明の開発に成功した
ものである。
の構造式で示すメタクリロイルオキシエチルアクリレー
トである。
トである。
メタクリロイルオキシエチルアクリレートは、2−ヒド
ロキシエチルアクリレートとメタクリル酸クロライドと
を反応させることによって製造される。
ロキシエチルアクリレートとメタクリル酸クロライドと
を反応させることによって製造される。
製造1穆
(1) 反応工程
2′−ヒドロキシエチルアクリレートと脱酸剤を、後で
混合させるメタクリル酸クロ2イドの約10倍容量の溶
媒内へ、入れる。
混合させるメタクリル酸クロ2イドの約10倍容量の溶
媒内へ、入れる。
脱酸剤は、反応の際に生じる塩酸を反応系外へ出させ沈
殿させるために使用する。脱酸剤としては、例えば三級
アンン類のトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルアニ
リンなどがあげられる。
殿させるために使用する。脱酸剤としては、例えば三級
アンン類のトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルアニ
リンなどがあげられる。
溶媒としては、2−ヒドロキシエチルアクリレートとメ
タクリル酸クロライド及び脱酸剤が可溶で、かつ、化学
反応を起さないものt使用し、例えばアセトン、エーテ
ル、ベンゼンなどから選ばれる。
タクリル酸クロライド及び脱酸剤が可溶で、かつ、化学
反応を起さないものt使用し、例えばアセトン、エーテ
ル、ベンゼンなどから選ばれる。
前記溶液にメタクリル酸クロライドを滴下する。
この際2−とドロキシエチルアクリレートとメタクリル
酸クロライド及び脱酸剤は当モル使用し、尚モル反応さ
せる。
酸クロライド及び脱酸剤は当モル使用し、尚モル反応さ
せる。
メタクリル酸クロライドの滴下は、反応温度が10℃以
上になると副反応力5起るため、10℃以下に保持しな
がら行うのが望ましく、攪拌と冷却tしながら、ゆつく
シと滴下してゆく。
上になると副反応力5起るため、10℃以下に保持しな
がら行うのが望ましく、攪拌と冷却tしながら、ゆつく
シと滴下してゆく。
又メタクリル酸クロライドは水分により分解しやすいた
め1滴下に際しては、水分に触れさせないように、例え
ば塩化カルシウムのような乾燥剤を利用して行うのが望
ましい。
め1滴下に際しては、水分に触れさせないように、例え
ば塩化カルシウムのような乾燥剤を利用して行うのが望
ましい。
滴下終了後には、充分時間攪拌を続け、充分に化学反応
を起させる。
を起させる。
(20処理工程
次に反応混合物をヂ過し、脱酸剤と塩酸から生じた沈殿
物(結晶物)をf別する。
物(結晶物)をf別する。
反応液の精製は洗浄による方法を利用する。
F液に水不溶性の溶媒としてP液と等量のn−ヘキナン
を加え1分液四−トを使用し、有機層を等量の水で5〜
5回洗浄tくり返す。
を加え1分液四−トを使用し、有機層を等量の水で5〜
5回洗浄tくり返す。
その際、液中が酸性となっているため、炭酸ナトリウム
水溶液等のアルカリ水溶液で洗浄し、酸を除去する。そ
の後、再度水によゐ洗浄を充分に行う。
水溶液等のアルカリ水溶液で洗浄し、酸を除去する。そ
の後、再度水によゐ洗浄を充分に行う。
洗浄後無水硫酸す) IJウムを使用し1反応液中に含
まれる少量の水を脱水して充分時間放置する。放置後、
無水硫酸す) 17ウムを濾過で除去し、エバポレータ
ーを用いてn−ヘキサンを留去し、譲縮した後、蒸留す
る。
まれる少量の水を脱水して充分時間放置する。放置後、
無水硫酸す) 17ウムを濾過で除去し、エバポレータ
ーを用いてn−ヘキサンを留去し、譲縮した後、蒸留す
る。
この発明のメタクリロイルオキシエチルアクリレートは
、分子両端にアクリロイル基とメタクリロイル基を有し
、それぞれの基が二重結合を有するため、他の不飽和炭
化水素とそれぞれが共重合可能である。
、分子両端にアクリロイル基とメタクリロイル基を有し
、それぞれの基が二重結合を有するため、他の不飽和炭
化水素とそれぞれが共重合可能である。
したがってこの発明の化合物は、アクリロイル基を有す
るモノマーとメタクリロイル基を有するモノマーの共重
合性を良くするために良好な架橋剤であり、利用価値の
高いものであって、ソフトコンタクトレンズ材料及びそ
れ以外の重合物の製造に使用できるものである。
るモノマーとメタクリロイル基を有するモノマーの共重
合性を良くするために良好な架橋剤であり、利用価値の
高いものであって、ソフトコンタクトレンズ材料及びそ
れ以外の重合物の製造に使用できるものである。
次にメタクリロイルオキシエチルアクリレートの製造例
及び理化学的性質を示す。
及び理化学的性質を示す。
製造例
2Lの三ツロ丸底フラスコに2−ヒドロキシエチルアク
リレ−)58f、)リエチルアよン51f1アセトン5
00dを入れる。
リレ−)58f、)リエチルアよン51f1アセトン5
00dを入れる。
塩化カルシウム管をつけたジムロート冷却管と温度針を
三ツロ丸底72スコに付け、メタクリル酸クロ2イド5
4ft入れ九滴下ロートを付ける。
三ツロ丸底72スコに付け、メタクリル酸クロ2イド5
4ft入れ九滴下ロートを付ける。
マグネチックスターラーで攪拌しながらフラスコを冷水
で冷し、液温を10C以下に保ちながらメタクリル酸ク
ロ2イドをゆつ〈シ滴下する0滴下には約30分を要し
た。滴下終了後約30分攪拌II−続ける。
で冷し、液温を10C以下に保ちながらメタクリル酸ク
ロ2イドをゆつ〈シ滴下する0滴下には約30分を要し
た。滴下終了後約30分攪拌II−続ける。
次に反応混合物をキリャiロートによって吸引濾過し、
トリエチルア5ン塩酸塩(結晶物)を炉別する。F液に
等量のn−ヘキサンを加え。
トリエチルア5ン塩酸塩(結晶物)を炉別する。F液に
等量のn−ヘキサンを加え。
分液ロートを用いて、有機層を等量の水で3回水洗し、
さらに2s炭鈑ナトリウム水溶液で洗浄する。次に水洗
浄を行う。
さらに2s炭鈑ナトリウム水溶液で洗浄する。次に水洗
浄を行う。
有機層に無水硫酸す) IJウム會加え、よく攪拌し、
冷蔵庫内で一晩放置する。
冷蔵庫内で一晩放置する。
無水硫酸ナトリウムt−吸引濾過で除キ、エバポレータ
ーを用いて濃縮し九稜蒸留する。蒸留物は、無色透明の
液状物として取得された。
ーを用いて濃縮し九稜蒸留する。蒸留物は、無色透明の
液状物として取得された。
ガスクロマトゲl)7分析の結果、純度99.7−のほ
ぼ純品であった。
ぼ純品であった。
元素分析値
OHO
実測値 5B、5’S &7% 55. O%理論値
5B7%、45% 34.8m沸点=56℃(0,1
5mmHg下) 0 屈折率: 1.4534 np 色、見かけの状態:やや粘稠な無色透明な液体赤外線分
析値の特徴 ゛ 5200m 〜3400(?l+ −原料の2−ヒ
ドロキシエチルアクリレートにみられろ水酸基の吸収が
消、失し反応が進行していることがわかる。
5B7%、45% 34.8m沸点=56℃(0,1
5mmHg下) 0 屈折率: 1.4534 np 色、見かけの状態:やや粘稠な無色透明な液体赤外線分
析値の特徴 ゛ 5200m 〜3400(?l+ −原料の2−ヒ
ドロキシエチルアクリレートにみられろ水酸基の吸収が
消、失し反応が進行していることがわかる。
1720儒−1付近、1160α−1付近ニアクリル酸
エステル及びメタクリル酸エステルによる吸収(いずれ
がそれぞれに当るかは判別できない)1640cm
付近二二重結合による吸収特許出願人 東洋コンタクト
レンズ株式会社代理人弁理士狩 野 有
エステル及びメタクリル酸エステルによる吸収(いずれ
がそれぞれに当るかは判別できない)1640cm
付近二二重結合による吸収特許出願人 東洋コンタクト
レンズ株式会社代理人弁理士狩 野 有
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 cH2zcncoca2aa2oca=*ca2の構造
式で示すメタ(jH5 クリロイルオキシエチルアクリレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12683981A JPS5829744A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | メタクリロイルオキシエチルアクリレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12683981A JPS5829744A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | メタクリロイルオキシエチルアクリレ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5829744A true JPS5829744A (ja) | 1983-02-22 |
Family
ID=14945160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12683981A Pending JPS5829744A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | メタクリロイルオキシエチルアクリレ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829744A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6197906B1 (en) | 1996-07-10 | 2001-03-06 | The University Of Melbourne | Electrophoresis gels and cross-linking agents for their preparation |
EP1223159A2 (de) * | 2001-01-13 | 2002-07-17 | Röhm GmbH & Co. KG | Herstellung unsymmetrischer (Meth)acrylatvernetzer |
US20210119157A1 (en) * | 2018-06-29 | 2021-04-22 | Smartkem Limited | Sputter protective layer for organic electronic devices |
-
1981
- 1981-08-14 JP JP12683981A patent/JPS5829744A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6197906B1 (en) | 1996-07-10 | 2001-03-06 | The University Of Melbourne | Electrophoresis gels and cross-linking agents for their preparation |
US6818718B2 (en) | 1996-07-10 | 2004-11-16 | The University Of Melbourne | Electrophoresis gels and cross-linking agents for their preparation |
EP1223159A2 (de) * | 2001-01-13 | 2002-07-17 | Röhm GmbH & Co. KG | Herstellung unsymmetrischer (Meth)acrylatvernetzer |
EP1223159A3 (de) * | 2001-01-13 | 2003-12-17 | Röhm GmbH & Co. KG | Herstellung unsymmetrischer (Meth)acrylatvernetzer |
US6881858B2 (en) | 2001-01-13 | 2005-04-19 | Roehm Gmbh & Co. Kg | Asymmetric (meth)acrylate crosslinking agents |
US20210119157A1 (en) * | 2018-06-29 | 2021-04-22 | Smartkem Limited | Sputter protective layer for organic electronic devices |
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