JPS5829523A - 多段伸線機 - Google Patents
多段伸線機Info
- Publication number
- JPS5829523A JPS5829523A JP12783081A JP12783081A JPS5829523A JP S5829523 A JPS5829523 A JP S5829523A JP 12783081 A JP12783081 A JP 12783081A JP 12783081 A JP12783081 A JP 12783081A JP S5829523 A JPS5829523 A JP S5829523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- heating
- stage
- die
- multistage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C9/00—Cooling, heating or lubricating drawing material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多段伸線機、更に詳しくは、タングステン、モ
リブデンなどの高融点金属材料の線材を多段伸線する場
合のキレ、クラック等の線材損傷を極少にし得る多段伸
線機に関する。
リブデンなどの高融点金属材料の線材を多段伸線する場
合のキレ、クラック等の線材損傷を極少にし得る多段伸
線機に関する。
タングステン、モリブデンなどの線材を伸線する多段伸
線機は、一般に第１図で示したように構成されている。
線機は、一般に第１図で示したように構成されている。
第１図は、従来の多段伸線機における各構成要素の配列
を模式的に示す平面図であり、図において、１が直径の
異なる円筒を多段（図ではＪ ＋ Ｊ＋ ８３＋ ａ４
＋ ａ５の５段）に組合せて成る多段の案内ドラムであ
る。案内ドラム１の各段には、それぞれ線径が異なり、
伸線すべき線材が巻回されている。図中、各線材は、左
から右方向へ引き出されていく。
を模式的に示す平面図であり、図において、１が直径の
異なる円筒を多段（図ではＪ ＋ Ｊ＋ ８３＋ ａ４
＋ ａ５の５段）に組合せて成る多段の案内ドラムであ
る。案内ドラム１の各段には、それぞれ線径が異なり、
伸線すべき線材が巻回されている。図中、各線材は、左
から右方向へ引き出されていく。
２は、潤滑剤塗布部で、ここで各線材には例えばコロイ
ダルカーボンが塗布されてダイスによる引き抜き時にダ
イスと各線材との潤滑性が付与される。
ダルカーボンが塗布されてダイスによる引き抜き時にダ
イスと各線材との潤滑性が付与される。
潤滑剤が塗布された各線材は、次に加熱部３に移送され
、ここで所定温度に加熱される。加熱部３は、各段案内
ドラムの段数と等しい数の加熱単位（図ではｂＩ ＋
ｂ！ ＋ ｂ３ ＋ ｈ４ ＋ ｂｓの５基）を集合し
て構成される。各加熱単位は、それぞれの端部が相互に
合致し、全体として並列に配置される。
、ここで所定温度に加熱される。加熱部３は、各段案内
ドラムの段数と等しい数の加熱単位（図ではｂＩ ＋
ｂ！ ＋ ｂ３ ＋ ｈ４ ＋ ｂｓの５基）を集合し
て構成される。各加熱単位は、それぞれの端部が相互に
合致し、全体として並列に配置される。
４は、各加熱単位で加熱された各線材を引き抜くために
、それぞれ孔径の異なるダイス単位（図ではＣＩ ＋
ｃ２＋ ｅ３＋ ｃ４ｔ ｃＭの５個）から成る引き抜
き部でおり、各線材はここで所定の線径に伸線される。
、それぞれ孔径の異なるダイス単位（図ではＣＩ ＋
ｃ２＋ ｅ３＋ ｃ４ｔ ｃＭの５個）から成る引き抜
き部でおり、各線材はここで所定の線径に伸線される。
引き抜かれた各線材は、最後に多段案内ドラム１と同じ
段数の巻き取りドラム５に巻き取られる。
段数の巻き取りドラム５に巻き取られる。
以上の従来構成の多段伸線機における構造上の特徴は、
各加熱単位の線材出口と各ダイス単位への線材入口との
距離が、図のように全て略同−であるということにある
。
各加熱単位の線材出口と各ダイス単位への線材入口との
距離が、図のように全て略同−であるということにある
。
さて、多段伸線機においては、径の太きい段から引き出
されかつ巻き取られる線材は、径の小さい段から引き出
されかつ巻き取られる線材に比べて、その線速か大きく
ｈる。したがって、後者の線材は、前者の線材よシも加
熱部での加熱時間が長くなる。
されかつ巻き取られる線材は、径の小さい段から引き出
されかつ巻き取られる線材に比べて、その線速か大きく
ｈる。したがって、後者の線材は、前者の線材よシも加
熱部での加熱時間が長くなる。
このような状態のまま、各線材をダイス単位に挿入する
と、加熱部と引き抜き部との距離が略一定であるため、
ダイス単位挿入直前までの各線材の温度降下の状態が異
なってくる。すなわち、ａ、からす、を通過した線材よ
りも、ａ４からｂ４を通過した線材、それよシもａ、か
らｂ８を通過した線材、更にはａ２からす、を通過した
線材、最後に町からす、を通過した線材の方が、急激に
その温度が降下する。これは、伸線時における線材のキ
レ、クラック等の線材損傷の原因となる。
と、加熱部と引き抜き部との距離が略一定であるため、
ダイス単位挿入直前までの各線材の温度降下の状態が異
なってくる。すなわち、ａ、からす、を通過した線材よ
りも、ａ４からｂ４を通過した線材、それよシもａ、か
らｂ８を通過した線材、更にはａ２からす、を通過した
線材、最後に町からす、を通過した線材の方が、急激に
その温度が降下する。これは、伸線時における線材のキ
レ、クラック等の線材損傷の原因となる。
そのため、従来は、各線材の線速に応じて、ｂ５〜ｂ、
Ｋかけて各加熱単位の温度を順次低下せしめ、ｂ、〜ｂ
、を通過した各線材のＣ３〜ｃｌへの挿入直前における
温度を一定にするような努力がなされている。
Ｋかけて各加熱単位の温度を順次低下せしめ、ｂ、〜ｂ
、を通過した各線材のＣ３〜ｃｌへの挿入直前における
温度を一定にするような努力がなされている。
しかしながら、このような処理は、加熱部の熱管理とい
う点からして工業的には非効率的であシ、その改善が求
められていた。
う点からして工業的には非効率的であシ、その改善が求
められていた。
本発明者らは、このような問題点を解消するために鋭意
研究を重ねた結果、ダイス単位置前での各線材の温度降
下を一定にすることは、冬加熱単位と各ダイス単位との
間隔を適宜に変化せしめることによって得られるとの着
想を得、本発明を開発するに到った。
研究を重ねた結果、ダイス単位置前での各線材の温度降
下を一定にすることは、冬加熱単位と各ダイス単位との
間隔を適宜に変化せしめることによって得られるとの着
想を得、本発明を開発するに到った。
本発明は、各加熱単位から各ダイス単位までの各線材の
温度降下が略一定で、しかも各ダイス単位挿入直前にお
ける各線材の温度も略一定にでき、その結果、伸線時に
おける線材損傷を極少化し得る多段伸線機の提供を目的
とする。
温度降下が略一定で、しかも各ダイス単位挿入直前にお
ける各線材の温度も略一定にでき、その結果、伸線時に
おける線材損傷を極少化し得る多段伸線機の提供を目的
とする。
本発明の多段伸線機は、多段案内ドラム；各段から引き
出される線材のそれぞれに潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布
部；該各線材をそれぞれ別個に加熱する加熱単位を集合
して成る加熱部；該各線材をそれぞれ別個に引き抜くダ
イス単位を集合して成る引き抜き部；該各線材をそれぞ
れ各段に巻き取る多段の巻き取シトラムとを所定の間隔
でこの順序に配列した多段伸線機において、該加熱部が
該加熱単位を通過した該各線材の該ダイス単位への挿入
時における温度降下が、それぞれ略等しくなるように、
該各加熱単位と該ダイス単位との間隔を調整して集合し
て成る加熱部であることを特徴とする。
出される線材のそれぞれに潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布
部；該各線材をそれぞれ別個に加熱する加熱単位を集合
して成る加熱部；該各線材をそれぞれ別個に引き抜くダ
イス単位を集合して成る引き抜き部；該各線材をそれぞ
れ各段に巻き取る多段の巻き取シトラムとを所定の間隔
でこの順序に配列した多段伸線機において、該加熱部が
該加熱単位を通過した該各線材の該ダイス単位への挿入
時における温度降下が、それぞれ略等しくなるように、
該各加熱単位と該ダイス単位との間隔を調整して集合し
て成る加熱部であることを特徴とする。
第２図に示した本発明多段伸線機の一実施例に基づいて
更に詳しく説明する。第２図は、本発明多段伸線機にお
ける各構成要素の配置を模式的に示す平面図で、図にお
いて１図番はそれぞれ第１図と同じ要素を表わす。
更に詳しく説明する。第２図は、本発明多段伸線機にお
ける各構成要素の配置を模式的に示す平面図で、図にお
いて１図番はそれぞれ第１図と同じ要素を表わす。
本発明の特徴は、加熱部３の各加熱単位が平面的には相
互にその線材出口を図のようにずらした状態で配列され
ていることである。すなわち、ｂｓ−ｂｔの各加熱単位
と各ダイス単位との間隔は、順次狭くなるように配列さ
れる。又は、他の例としては、各加熱単位の平面的位置
はずらさずに各線材出口を揃え、かつ、各ダイス単位の
方を平面的にその設置位置をずらしてもよい。
互にその線材出口を図のようにずらした状態で配列され
ていることである。すなわち、ｂｓ−ｂｔの各加熱単位
と各ダイス単位との間隔は、順次狭くなるように配列さ
れる。又は、他の例としては、各加熱単位の平面的位置
はずらさずに各線材出口を揃え、かつ、各ダイス単位の
方を平面的にその設置位置をずらしてもよい。
いずれにしても、各加熱単位の線材出口と各ダイス単位
との間隔を調整し、各加熱単位から出て、各ダイス単位
に挿入される間に各線材の温度降下が略一定となるよう
にすることが必要である。
との間隔を調整し、各加熱単位から出て、各ダイス単位
に挿入される間に各線材の温度降下が略一定となるよう
にすることが必要である。
このような本発明の多段伸線機においては、各加熱単位
の温度を線速の変化に応じて調整することなく、単に各
加熱単位の配列位置を変化させＺ）だけで、常に一定の
温度降下をもって各線材を引き抜き部に移送することが
できるので線材の生産管理が極めて簡便となりその工業
的価値は大きい。
の温度を線速の変化に応じて調整することなく、単に各
加熱単位の配列位置を変化させＺ）だけで、常に一定の
温度降下をもって各線材を引き抜き部に移送することが
できるので線材の生産管理が極めて簡便となりその工業
的価値は大きい。
例えば第１図に示した多段伸線機において伸線開始の線
径０．７ｍ＋１を平均断面減少率２０％で５段伸線を行
ない線径０．４町の線材を得た。加熱部３での加熱は、
４の引抜き部入口の線材温度を７５０〜８００Ｃとした
時加熱部３での線材加熱温度は９００〜］、１００ｔｌ
’である。
径０．７ｍ＋１を平均断面減少率２０％で５段伸線を行
ない線径０．４町の線材を得た。加熱部３での加熱は、
４の引抜き部入口の線材温度を７５０〜８００Ｃとした
時加熱部３での線材加熱温度は９００〜］、１００ｔｌ
’である。
得られたタングステン線１０００ｍ当シのクラック発生
個所を渦流探傷機で測定したところ５〜１０個所であっ
た。
個所を渦流探傷機で測定したところ５〜１０個所であっ
た。
第２図に示した本発明の５段伸線機の場合、４の引抜き
部入口の線材温度を７５０〜８００Ｃとした時加熱部３
での線材加熱温度は８５０〜９５０Ｃであり、クラック
発生個所は、はとんどなかった。
部入口の線材温度を７５０〜８００Ｃとした時加熱部３
での線材加熱温度は８５０〜９５０Ｃであり、クラック
発生個所は、はとんどなかった。
以上のように本発明多段伸線機は線材の損傷をなくすこ
とが出来るので極めて有用である。
とが出来るので極めて有用である。
第１図、第２図はそれぞれ従来の多段伸線機及び本発明
の多段伸線機の各構成要素の配置を模式的に示す平面図
。 １・−多段案内ドラム、２・・・潤滑剤塗布部、３・・
・加熱部、 ４・・・引き抜き部、５・・・多
段巻き取りドラム、 ａ、 ＝ ａ、・・・径の異なる各段、ｂ１〜ｂよ・・
・加熱単位。 Ｃ１〜Ｃ６・・・ダイス単位。
の多段伸線機の各構成要素の配置を模式的に示す平面図
。 １・−多段案内ドラム、２・・・潤滑剤塗布部、３・・
・加熱部、 ４・・・引き抜き部、５・・・多
段巻き取りドラム、 ａ、 ＝ ａ、・・・径の異なる各段、ｂ１〜ｂよ・・
・加熱単位。 Ｃ１〜Ｃ６・・・ダイス単位。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 多段案内ドラム； 各段から引き出される線材のそれぞれに飼滑剤を塗布す
る潤滑剤塗布部； 該各線材をそれぞれ別個に加熱する加熱単位を集合して
成る加熱部； 該各線材をそれぞれ別個に引き抜くダイス単位を集合し
て成る引き抜き部； 該各線材をそれぞれ各段に巻き取る多段の巻き取りドラ
ムとを所定の間隔でこの順序に配列した多段伸線機にお
いて、該加熱部が、該加熱単位を通過し九該各線材の肢
各ダイス単位への挿入時における温度降下が、それぞれ
略等しくなるように、該各加熱琳位と該各ダイス単位と
の間隔を調整して集合して成る加熱部であることを特徴
どする 多段伸線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12783081A JPS5829523A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 多段伸線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12783081A JPS5829523A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 多段伸線機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5829523A true JPS5829523A (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=14969713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12783081A Pending JPS5829523A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 多段伸線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829523A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62192929U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | ||
| JPS62192930U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | ||
| CN112934997A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-06-11 | 江苏兴达钢帘线股份有限公司 | 一种拉丝机智能恒温控制系统 |
-
1981
- 1981-08-17 JP JP12783081A patent/JPS5829523A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62192929U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | ||
| JPS62192930U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | ||
| JPH0448979Y2 (ja) * | 1986-05-30 | 1992-11-18 | ||
| CN112934997A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-06-11 | 江苏兴达钢帘线股份有限公司 | 一种拉丝机智能恒温控制系统 |
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