JPS5829384Y2 - 温風暖房機の加湿装置 - Google Patents
温風暖房機の加湿装置Info
- Publication number
- JPS5829384Y2 JPS5829384Y2 JP1978176216U JP17621678U JPS5829384Y2 JP S5829384 Y2 JPS5829384 Y2 JP S5829384Y2 JP 1978176216 U JP1978176216 U JP 1978176216U JP 17621678 U JP17621678 U JP 17621678U JP S5829384 Y2 JPS5829384 Y2 JP S5829384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- humidifying
- air
- introduction tube
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温風暖房機の加湿装置に関する。
従来、此種温風暖房機の加湿装置は、燃焼室に近接して
取り付けると共に機体内に上部を開放した加湿容器に、
下端を容器内の貯溜水中に浸漬した加湿布を立設し、こ
の加湿布に温風を接触させることにより温風中に水蒸気
を含ませるようにしていた。
取り付けると共に機体内に上部を開放した加湿容器に、
下端を容器内の貯溜水中に浸漬した加湿布を立設し、こ
の加湿布に温風を接触させることにより温風中に水蒸気
を含ませるようにしていた。
しかし、この従来装置では水蒸気が機体内を循環した後
に放出されるため、燃焼室等の内装部品や温風吐出口の
ルーバ等に錆が発生する等の欠点があった。
に放出されるため、燃焼室等の内装部品や温風吐出口の
ルーバ等に錆が発生する等の欠点があった。
本考案は以上の欠点に鑑みると共に加湿作用の向上を図
らんとするものである。
らんとするものである。
以下本考案の実施例を図について説明すると、１は暖房
機の外枠、２は外枠１内を上下に区画する基板で、該基
板２の下部には室内空気を吸引して加速空気流を生起す
る送風機３が装備され、且つ基板２の上部には外枠１と
間隔を存して設けた遮熱板４，４にて送気室５が形成さ
れ、送風機３がらの加速空気流は送気室５を通って前方
上部の吐出口６より放出される。
機の外枠、２は外枠１内を上下に区画する基板で、該基
板２の下部には室内空気を吸引して加速空気流を生起す
る送風機３が装備され、且つ基板２の上部には外枠１と
間隔を存して設けた遮熱板４，４にて送気室５が形成さ
れ、送風機３がらの加速空気流は送気室５を通って前方
上部の吐出口６より放出される。
７は熱交換部分を前記送気室５内に配設せる燃焼器で、
この燃焼器７はロータリガス化バーナ等のバーナ部７ａ
と、縦断面略楕円状に形成した燃焼室７ｂと、多数のパ
イプから成る熱交換器７Ｃとを順次横方向に連結して構
成してあり、前記送気室５内の加速空気流はこの燃焼器
７の燃焼室７ｂ及び熱交換器７Ｃの表面に接触して温風
となされるものである。
この燃焼器７はロータリガス化バーナ等のバーナ部７ａ
と、縦断面略楕円状に形成した燃焼室７ｂと、多数のパ
イプから成る熱交換器７Ｃとを順次横方向に連結して構
成してあり、前記送気室５内の加速空気流はこの燃焼器
７の燃焼室７ｂ及び熱交換器７Ｃの表面に接触して温風
となされるものである。
８は前記燃焼器７の上方に設けた加湿器で、該加湿器８
は内部を前記送気室５と連通するように底壁略中央部に
中空円筒状の温風導入筒９ａを立設すると共に底壁を前
記燃焼器７の熱交換器７Ｃに近設し、且つ上部開口を外
枠１上方へ突出せしめた円筒状の加湿皿９と、該加湿皿
９の上面開口部に回動自在に被冠し、吹出口１０ ａを
有する導出筒１０と、上部にキャップ１１を嵌着し且つ
下端部を前記温風導入筒９ａに嵌合した金網等にて戊る
通気性の筒状支持部材１２と、この筒状支持部材１２の
外周に加湿皿９の側壁内周９ｂと通気間隙Ｗを存して覆
着し下端を前記加湿皿９の貯溜水に浸漬した布製の吸水
部材１３等から構成してあり、前記加湿皿９は温風暖房
機の外枠１背面のバックガード１′上面に載置した貯水
容器１４に給水パイプ１５を介して連通しており、しか
もこの加湿皿９内の貯溜水は水位を略一定に保たれるよ
うに貯水容器１４より適宜給水される。
は内部を前記送気室５と連通するように底壁略中央部に
中空円筒状の温風導入筒９ａを立設すると共に底壁を前
記燃焼器７の熱交換器７Ｃに近設し、且つ上部開口を外
枠１上方へ突出せしめた円筒状の加湿皿９と、該加湿皿
９の上面開口部に回動自在に被冠し、吹出口１０ ａを
有する導出筒１０と、上部にキャップ１１を嵌着し且つ
下端部を前記温風導入筒９ａに嵌合した金網等にて戊る
通気性の筒状支持部材１２と、この筒状支持部材１２の
外周に加湿皿９の側壁内周９ｂと通気間隙Ｗを存して覆
着し下端を前記加湿皿９の貯溜水に浸漬した布製の吸水
部材１３等から構成してあり、前記加湿皿９は温風暖房
機の外枠１背面のバックガード１′上面に載置した貯水
容器１４に給水パイプ１５を介して連通しており、しか
もこの加湿皿９内の貯溜水は水位を略一定に保たれるよ
うに貯水容器１４より適宜給水される。
又、１６は温風を前記加湿器９の温風導入筒９ａ内に案
内する案内板で、加湿皿９の下面に傾斜状に固着しであ
る。
内する案内板で、加湿皿９の下面に傾斜状に固着しであ
る。
上記の構成に於て、貯水容器１４に水を入れた後に暖房
機を駆動すると、まず燃焼器７が着火燃焼し、燃焼室７
ｂ及び熱交換器７Ｃが高温になった時に送風機３が起動
して送風機３からの加速空気流が燃焼室７ｂ及び熱交換
器７Ｃと接触し、送気室５内で熱交換されて吐出口６よ
り温風として室内に放出される。
機を駆動すると、まず燃焼器７が着火燃焼し、燃焼室７
ｂ及び熱交換器７Ｃが高温になった時に送風機３が起動
して送風機３からの加速空気流が燃焼室７ｂ及び熱交換
器７Ｃと接触し、送気室５内で熱交換されて吐出口６よ
り温風として室内に放出される。
この時、送気室５内の温風の一部は案内板１６に案内さ
れて温風導入筒９ａ内に流入し、そして筒状支持部材１
２を透過した後に吸水部材１３を全周的に加湿皿の側壁
内周９ｂとの間隙Ｗへ向けて透過し、吸水部材１３の水
分を蒸発して導出筒１０の吹出口１０ ａより外枠１外
に放出され室内を加湿する。
れて温風導入筒９ａ内に流入し、そして筒状支持部材１
２を透過した後に吸水部材１３を全周的に加湿皿の側壁
内周９ｂとの間隙Ｗへ向けて透過し、吸水部材１３の水
分を蒸発して導出筒１０の吹出口１０ ａより外枠１外
に放出され室内を加湿する。
本考案は以上の如く暖房機の送風機からの加速気流を加
熱して得られる温風の一部を利用して蒸気を発生させる
ようにしたので、加湿皿内には蒸発させるための熱源を
必要とせずに簡単な構造で大なる加湿能力が得られる。
熱して得られる温風の一部を利用して蒸気を発生させる
ようにしたので、加湿皿内には蒸発させるための熱源を
必要とせずに簡単な構造で大なる加湿能力が得られる。
特に本考案では温風導入筒の下端に温風案内部材を備え
て導入される温風量を多くしていること、温風導入筒に
連設した筒状支持部材の外周に下端部が加湿皿の貯溜水
に浸漬する如く吸水部材を覆着して、導入筒内の温風が
吸水部材を確実に通過するようにしていること及び吸水
部材と加湿皿の側壁内周との間に全周的に通気間隙を形
成し吸入部材を透過する風量を多くしていることにより
、コンパクトで加湿能力が大きい。
て導入される温風量を多くしていること、温風導入筒に
連設した筒状支持部材の外周に下端部が加湿皿の貯溜水
に浸漬する如く吸水部材を覆着して、導入筒内の温風が
吸水部材を確実に通過するようにしていること及び吸水
部材と加湿皿の側壁内周との間に全周的に通気間隙を形
成し吸入部材を透過する風量を多くしていることにより
、コンパクトで加湿能力が大きい。
更に吸水部材を透過した温風を導出筒を介して外枠外に
放出せしめるので、水蒸気が内蔵部品に接触する恐れが
なく、内蔵部品や温風吹出口のルーバ等が錆る恐れがな
い等の効果を奏する。
放出せしめるので、水蒸気が内蔵部品に接触する恐れが
なく、内蔵部品や温風吹出口のルーバ等が錆る恐れがな
い等の効果を奏する。
第１図は本考案の実施例である暖房機の切欠正面図、第
２図は同要部縦断面図、第３図は加湿器の縦断面図であ
る。 ７・・・・・・燃焼器、５・・・・・・送気室、９・・
・・・・加湿皿、９ａ・・・・・・温風導入筒、１２・
・・・・・筒状支持部材、１３・・・・・・吸水部材、
１０・・・・・・導出筒。
２図は同要部縦断面図、第３図は加湿器の縦断面図であ
る。 ７・・・・・・燃焼器、５・・・・・・送気室、９・・
・・・・加湿皿、９ａ・・・・・・温風導入筒、１２・
・・・・・筒状支持部材、１３・・・・・・吸水部材、
１０・・・・・・導出筒。
Claims (1)
- 燃焼器の熱交換部を内設し送風機からの加速空気流を熱
交換部に接触させて温風化する送気室内に加湿皿を設け
ると共に、該カロ湿皿は前記送気室と連通ずる如く内部
底壁の略中夫に温風導入筒を立設し、該温風導入筒の下
端に前記温風の一部を該温風導入筒内に導入する案内部
材を備えると共に、加湿皿上部に導出筒を設け、且つ該
温風導入筒に通気性の筒状支持部材を連設し、この筒状
支持部材の外周に下端部を加湿皿の貯溜水に浸漬する吸
水部材を加湿皿の側壁内周と通気間隙を存して覆着し、
前記導入筒から導入された温風を吸水部材及び通気間隙
を介して導出筒から外枠外に放出するようにした温風暖
房機の加湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978176216U JPS5829384Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | 温風暖房機の加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978176216U JPS5829384Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | 温風暖房機の加湿装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5589925U JPS5589925U (ja) | 1980-06-21 |
| JPS5829384Y2 true JPS5829384Y2 (ja) | 1983-06-28 |
Family
ID=29184532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978176216U Expired JPS5829384Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | 温風暖房機の加湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829384Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-14 JP JP1978176216U patent/JPS5829384Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5589925U (ja) | 1980-06-21 |
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