JPS602504Y2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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Publication number
JPS602504Y2
JPS602504Y2 JP11074879U JP11074879U JPS602504Y2 JP S602504 Y2 JPS602504 Y2 JP S602504Y2 JP 11074879 U JP11074879 U JP 11074879U JP 11074879 U JP11074879 U JP 11074879U JP S602504 Y2 JPS602504 Y2 JP S602504Y2
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JP
Japan
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indoor air
heat exchanger
intake port
total heat
air supply
Prior art date
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Application number
JP11074879U
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JPS5629737U (ja
Inventor
正温 相原
邦汎 東海林
辰雄 喜多
直昭 西村
信雄 田中
俊広 堀井
洋一 宮下
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5629737U publication Critical patent/JPS5629737U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は全熱交換器を内蔵した換気装置の改良に関する
ものである。
従来、換気装置本体の内部に設けた全熱交換器で顕熱お
よび潜熱を回収すべく構成したものが既に提案されてい
る。
すなわち、第3図に示す如く室内空気排出口31、およ
び室内空気吸入口32を形威してなる排気室33に排気
ファン34を設けると共に、室外空気吸入口35および
室外空気給出口36を形威してなる給気室37に給気用
ファン38を設け、さらに、リチウムクロライド(Li
C,/)等の潮解性物質を不織布等の網状組織のシート
状物に担加させ、該シート状物をコルゲート加工すると
ともに円筒状に巻回し通気性を良好に加工した全熱交換
器39を前記両室33.37に跨がって回転すべく設置
し、冷暖房時に排出する室内空気の排熱回収を可能にし
た換気装置が既に案出されている。
本考案は、該換気装置を除湿機或いはサーキュレータと
しても利用可能とすることにより実用価値を高めること
を目的とする。
即ち、本考案は給気室内に給気空気を吸入させるための
室内空気循環用の吸入口を形威し、この吸入口と前記の
外気吸入口との間に両膜入口を選折曲に行なうダンパを
設けると共に、前記全熱交換器と前記室内空気排気用の
吸入口との間に電気ヒータを設けることにより、冷暖房
時に室内空気の強制排出及び室外空気の強制取入の換気
を行なう際に排気の熱回収を行なうことができるのは勿
論のこと、換気をしながら除湿を行なうことができ、ま
た冷房時、暖房時等に室内空気を循環させてサーキュレ
ータとして用いることができる換気装置を提供しようと
するものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本考案に係る換気装置の縦断面図で、同図中1
は壁Aに固定させたケーシングで、このケーシン1の中
央に水平した張架した仕切板2によってクーシン1内を
部分して上方には排気室3を、下方には給気室4をそれ
ぞれ形成している。
前記排気室3の室外B側端部には室内空気排出口5を、
また室内C側端部には室内空気吸入口6をそれぞれ形成
すると共に、前記排気室3の路中中央部には排気用ファ
ン7を設置している。
一方、前記給気室4の室外側端部には室外空気吸入口8
を、また室内外の端部には室外空気給出口9を、さらに
給気ファン11の吸込側であり、且つ全熱交換器12の
吸込側となる位置の室内側底部には室内空気循環用吸込
口10をそれぞれ形成すると共に、前記給気室4の略中
央部には給気ファン11を設置している。
また、12は円筒状の全熱交換器で、この全熱交換器1
2はリチウムクロライド(LiCJ)等の潮解性物質と
活性炭等の脱臭剤とを不織布等の網状組織のシート状物
12a(第2図参照)に担加させ、このシート状物12
aをコルゲート加工等によって通気性が良好になるよう
に加工した後に円筒状に巻回して構成したものであり、
このように構成した円筒状の全熱交換器12を前記排気
室3と給気室4との両室に跨がって回転するように設置
したものである。
而して、該全熱交換器12と前記室内空気吸入口6との
間には電気ヒータ13を設けて、該ヒータ13への通電
時に前記全熱交換器12の上半分つまり該熱交換器12
の排気室3内に位置している部分を加熱すべく構成して
いる。
また、前記の室外空気吸入口8と室内空気循環用の吸込
口10との間に両膜入口8,10を選択的に開閉するダ
ンパ14を設けて、該ダンパ14を水平に倒して一方の
吸込口10を閉じた際には他方の吸入口8が開となり、
ダンパ14を垂直に立設して他方の吸入口8を閉じた際
には一方の吸′入口10が開となるように構成している
本考案は上記の如く構成するもにして以下、作用を説明
する。
まず、最初に上記構成の換気装置を排出する室内空気の
排熱を回収する換気装置として用いる場り合の作用につ
いて述べる。
この場合には、排気用ファン7および給気用ファン11
は共に駆動、ダンパ14は第1図の実線の状態で該ダン
パ14によって吸入口10を閉塞、電気ヒータ13には
非通電、全熱交換器12は回転とする。
このようにすると、室外空気吸入口8から給気室4に入
ってくる室内空気は室内空気吸入口6から入ってくる室
内空気と全熱交換器12で熱交換されることになる。
この結果、夏期すなわち冷房時においては室内空気が冷
却されると共に室内空気の水分がとられているので、室
内空気吸入口6から吸入された室内空気が全熱交換器1
2を通過する際に室外空気給出口9から室内Cへ供給さ
れる室外空気と熱交換し、該室外空気を冷却除湿し、他
方、室内空気は加熱加湿され室内空気排出口5を介して
室外Bへ排出される。
一方、冬期すなわち暖房時においては通常室内空気が暖
められると共に室内空気が若干加湿されているので、室
内空気吸入口6から吸入された室内気圧が全熱交換器1
2を通過する際に、室外空気給出口9から室内Cへ供給
される室外空気と熱交換し、該室外空気を加熱加湿し、
他方室内空気は冷却除湿された室内空気排出口5を介し
て室外Bへ排出される。
次に上記構成の換気装置を室内空気を強制排気し、室外
空気を強制取入しない場合において、除湿および脱臭可
能な換気装置として使用する場合の作用について述べる
この場合には排気ファン7および給気用ファン11は共
に駆動、ダンパ14は第1図の仮想線の状態で該ダンパ
14によって外気吸入口8を閉塞、電気ヒータ13には
通電、全熱交換器12は回転とする。
このようにすると、室内空気循環用吸込口10から給気
室4内に入ってきた室内空気は、全熱交換器12を通過
する時に、該空気中の水分が潮解性物質を担加させたシ
ート状物12aに吸着して除湿されると共に、空気中の
脱臭剤を担加させた前記シート状物12aに吸着して脱
臭され、このようにして除湿および脱臭された後の室内
空気は室外空気給出口9から再び室内Cへ吹き出される
即ち、室外空気吸入口8から排気室3内に入ってきた室
内空気は電気ヒータ13で昇温される。
この昇温された室内空気が全熱交換器12を通過する時
、全熱交換器12の排気室3内部分を速やかに加熱し、
シート物12aに吸着した水分の蒸気圧を高めるので、
蒸気圧が高められた水分は排気中に気化し、昇温された
室内空気と共に排気ファン7および排出口5を介して室
外Bへ排出される。
さらに、前記シート状物12aの臭気吸着面が昇温空気
をさらされるので吸着した臭気が前記昇温空気の流動に
よって排気用ファン7および排出口5を介して室外Bへ
排出されると共に、活性炭等の脱臭剤が再生される。
このようにして、全熱交換器12の一部が排気室3内に
て水分、臭気を放出したの後、給気室4に回転して廻っ
てくるとこの水分・臭気を放出した部分が、室内空気循
環用吸込口10から流入した室内空気により速やかに冷
却され、該全熱交換器12の水蒸気圧を低下させる。
而して、この水蒸気を低下した部分を、室内空気循環用
吸込口10から給気室4へ流入した室内空気が通過する
際に、該室内空気中の水分及び臭気が吸着されることに
より、室内空気の除湿・脱臭が行なわれるのである。
したがって、室内空気の排出を行ないながら室内空気の
連続的除湿および脱臭を行なうことができるものである
以上は、排気のみを行う場合について述べたが、給排気
を行う場合(ダンパ14が第1図実線位置の場合)にも
同様の作用により、室内へ給気する室外空気が除湿され
る。
つぎに上記構成の換気装置をサーキュレータとして用い
る場合の作用について述べる。
前記ダンパ14を第1図に仮想線で示す如く立設させて
、該ダンパ14によって外気吸入口8を閉塞すると共に
、一方のファン11のみを駆動すると、室内空気循環用
吸込口10から給気室4内に入ってきた室内空気は全熱
交換器12を通過した後に、吹出口9から再び室内Cへ
吹き出され、以下、このような流動を繰り返すので室内
空気を循環させて冷暖房時における室内Cの温度ムラを
緩和することができる。
本考案は以上詳述したように、室内空気吸入口6、室内
空気排出口5をそれぞれ具備した排気室3と、室外空気
吸入口8、室外空気給出口9をそれぞれ具備した給気室
4とを隣接配置し、前記排気室3内には排気ファン7を
、前記給気室4内には給気ファン11をそれぞれ単独運
動可能に装備するとともに、前記両室3,4に跨って、
円筒状の回転式全熱交換器12を設けて冷暖房時に排気
の排熱回収を行なう換気装置において、前記排気室3に
は、該排気室3内の室内空気吸入口6と全熱交換器12
の間に電気ヒータを設け、更に前記給気室4には、給気
ファン11の吸込側であって、且つ全熱交換器12の吸
入側となる位置に室内空気循環用吸込口10を設けると
共に、該吸入口10と前記室外空気吸入口8とを選択的
に開閉するダンパ14を設けたものであるから、冷暖房
時に熱回収をしながら強制給排気の換気を行ないながら
熱回収するこそができるのは勿論のこと、換気をしなが
ら除湿を行なうこともでき、また冷房時、暖房時ともに
室内空気を循環させてサーキュレータとしても用いるこ
とができるものである。
なお、実施例で示した如く前記全熱交換器12に潮解性
物質と併せて活性炭等の脱臭剤を担加させ、電気ヒータ
13に通電し、室内空気を強制排気のみする換気を行な
うと、室内空気の連続的除湿とともに脱臭をも行なうこ
とができるものである。
また、前記の室外空気吸入口8と室内空気循環用吸込口
10に各別のダンパを設けて、これら各日8,10を適
宜開閉すべく構成してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る換気装置の縦断面図、第2図は全
熱交換器12の斜視図、第3図は従来の換気装置を示す
縦断面図である。 3・・・・・・排気室、4・・・・・・給気室、5・・
・・・・室内空気排出口、6・・・・・・室内空気吸入
口、7・・・・・・排気ファン、8・・・・・・室外空
気吸入口、9・・・・・・室外空気給出口、10・・・
・・・室内空気循環用吸込口、11・・・・・・給気フ
ァン、12・・・・・・全熱交換器、13・・・・・・
電気ヒータ、 14・・・・・・ダンパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 室内空気吸入口6、室内空気排出口5をそれぞれ具
    備した排気室3と室外空気吸入口8、室外空気給出口9
    をそれぞれ具備した給気室4とを隣接配置し、前記排気
    室3内には排気ファン7を、前記給気室4内には給気フ
    ァン11をそれぞれ単独運転可能に装備すると共に、前
    記両室3,4に跨がって、円筒状の回転式全熱交換器1
    2を設けて冷暖房時に排気の排熱回収を行なう換気装置
    において、前記排気室3には該排気室3内の室内空気吸
    入口6と円筒状の全熱交換器12との間に電気ヒータ1
    3を設け、更に前記給気室4には、給気ファン11の吸
    込側であって且つ全熱交換器12の吸込側となる位置に
    室内空気循環用吸入口10を設けると共に、該吸入口1
    0と前記室外空気吸入口8とを選択的に開閉するダンパ
    14を設けたことを特徴とする換気装置。 ■ 前記全熱交換器12に活性炭等の脱臭剤を担加させ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第■項記載
    の換気装置。
JP11074879U 1979-08-10 1979-08-10 換気装置 Expired JPS602504Y2 (ja)

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JP11074879U JPS602504Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 換気装置

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JP11074879U JPS602504Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 換気装置

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JPS5629737U JPS5629737U (ja) 1981-03-20
JPS602504Y2 true JPS602504Y2 (ja) 1985-01-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5009705B2 (ja) * 2007-07-05 2012-08-22 株式会社テクノ菱和 樹脂による揮発性有機物の除去システム

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JPS5629737U (ja) 1981-03-20

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