JPS5829283B2 - 除草剤組成物 - Google Patents
除草剤組成物Info
- Publication number
- JPS5829283B2 JPS5829283B2 JP55107660A JP10766080A JPS5829283B2 JP S5829283 B2 JPS5829283 B2 JP S5829283B2 JP 55107660 A JP55107660 A JP 55107660A JP 10766080 A JP10766080 A JP 10766080A JP S5829283 B2 JPS5829283 B2 JP S5829283B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- hydrogen atom
- herbicidal composition
- dialkylbenzyl
- herbicide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N31/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic oxygen or sulfur compounds
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は除草剤組成物に関し、詳しくは新規化合物であ
る特定のN−(α・α−ジアルキルベンジル)フェニル
アセトアミド誘導体とジフェニルエーテル系除草剤とを
有効成分とする除草効果のすぐれた除草剤組成物に関す
る。
る特定のN−(α・α−ジアルキルベンジル)フェニル
アセトアミド誘導体とジフェニルエーテル系除草剤とを
有効成分とする除草効果のすぐれた除草剤組成物に関す
る。
現任、種々の除草剤が水稲作等に用いられているが、そ
のほとんどが1年産雑草を対象としたものである。
のほとんどが1年産雑草を対象としたものである。
そのため効果の及ばない多年生雑草が繁茂しその防除が
問題となっている。
問題となっている。
また水田雑草の特徴として、その多くは発生時期が一致
せずに長期にわたって発生すると共に、除草剤散布時に
おける雑草の生育状態も、未発芽のものからある程度生
育の進んだものまで、各種発育段階のものが混在してい
るのが常である。
せずに長期にわたって発生すると共に、除草剤散布時に
おける雑草の生育状態も、未発芽のものからある程度生
育の進んだものまで、各種発育段階のものが混在してい
るのが常である。
このため、除草剤を1回散布しただけでは十分な防除が
できず、同種または異種の除草剤を数回にわたって散布
することが必要となっている。
できず、同種または異種の除草剤を数回にわたって散布
することが必要となっている。
しかしこのような多量かつ数次にわたる除草剤の散布は
多(の労力を要するほか、経済的にもまた薬剤の残留の
点からも問題がある。
多(の労力を要するほか、経済的にもまた薬剤の残留の
点からも問題がある。
そこで本発明者らは、上述した従来技術の問題点を解消
し、低薬量の除草剤を1回散布するだけで、未発芽から
ある程度生育の進んだ1年産雑草および多年生雑草まで
十分に防除できる除草剤を開発すべく、鋭意研究を重ね
た。
し、低薬量の除草剤を1回散布するだけで、未発芽から
ある程度生育の進んだ1年産雑草および多年生雑草まで
十分に防除できる除草剤を開発すべく、鋭意研究を重ね
た。
その研究過程において1本発明者らは新規化合物である
特定のN−(α・α−ジアルキルベンジル)フェニルア
セトアミド誘導体を製造することに成功し、またこの新
規化合物が除草剤として有用であることを見出した。
特定のN−(α・α−ジアルキルベンジル)フェニルア
セトアミド誘導体を製造することに成功し、またこの新
規化合物が除草剤として有用であることを見出した。
(特開昭55104240号公報および特開昭56−1
10655号公報)。
10655号公報)。
しかしながらこの新規化合物を単独で除草剤として使用
すると、ノビエ 1年産カヤツリグサのホカ、多年生の
マツバイ、ホタルイ、ミズガヤツリ等にも生育初期の段
階では除草効果が高く、水稲に対する安全性も高いが、
雑草の生育がある程度進んだ段階では、ノビエをはじめ
雑草全般に対して除草効果が十分でないということがそ
の後の研究において明らかになった。
すると、ノビエ 1年産カヤツリグサのホカ、多年生の
マツバイ、ホタルイ、ミズガヤツリ等にも生育初期の段
階では除草効果が高く、水稲に対する安全性も高いが、
雑草の生育がある程度進んだ段階では、ノビエをはじめ
雑草全般に対して除草効果が十分でないということがそ
の後の研究において明らかになった。
そのため本発明者ら&i、上記新規化合物の除草剤とし
ての欠点を解消することに重点をおいて研究を進めたと
ころ、この新規化合物と既知のジフェニルエーテル系除
草剤を併用することにより、低薬量にて水稲には全く無
害で、未発芽からある程度生育の進んだ1年産雑草およ
び多年生雑草のすべてを、はぼ完全にしかも長期間にわ
たって防除できるという予想外の極めてすぐれた相乗効
果が得られることを見出した。
ての欠点を解消することに重点をおいて研究を進めたと
ころ、この新規化合物と既知のジフェニルエーテル系除
草剤を併用することにより、低薬量にて水稲には全く無
害で、未発芽からある程度生育の進んだ1年産雑草およ
び多年生雑草のすべてを、はぼ完全にしかも長期間にわ
たって防除できるという予想外の極めてすぐれた相乗効
果が得られることを見出した。
上記ジフェニルエーテル系除草剤は、単独で用いた場合
、ノビエ、1年産カヤツリグサ、1年産広葉雑草等に生
育初期の段階では高い除草効果があり、また水稲に対す
る安全性も高いが、生育がある程度進んだ段階の雑草に
対しては除草効果が著しく低下するという欠点がある。
、ノビエ、1年産カヤツリグサ、1年産広葉雑草等に生
育初期の段階では高い除草効果があり、また水稲に対す
る安全性も高いが、生育がある程度進んだ段階の雑草に
対しては除草効果が著しく低下するという欠点がある。
本発明、の除草剤組成物は、それぞれ単独では欠点を有
する二成分を有効成分として併用することにより、著し
い相乗効果1発現するものである。
する二成分を有効成分として併用することにより、著し
い相乗効果1発現するものである。
本発明はかかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち本発明は、
一般式
(式中、Xl、X2は・・ロゲン原子、炭素数1〜3の
アルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基または水素
原子を示し、RI は炭素数1〜3のアルコキシル基
または水素原子を示し、R2は炭素数1〜3のアルキル
基、炭素数2〜6のアルコキシアルキル基、アリル基ま
たは水素原子を示し、R3、R4は炭素数1〜4のアル
キル基を示しnは1〜3を示す。
アルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基または水素
原子を示し、RI は炭素数1〜3のアルコキシル基
または水素原子を示し、R2は炭素数1〜3のアルキル
基、炭素数2〜6のアルコキシアルキル基、アリル基ま
たは水素原子を示し、R3、R4は炭素数1〜4のアル
キル基を示しnは1〜3を示す。
ただし、同時にR1、R2が水素原子であり、かつR3
、R4がメチル基である場合を除く。
、R4がメチル基である場合を除く。
)で表わされるN−(α・α−ジアルキルベンジルフェ
ニルアセトアミド誘導体およびジフェニルエーテル系除
草剤を有効成分とする除草剤組成物を提供するものであ
る。
ニルアセトアミド誘導体およびジフェニルエーテル系除
草剤を有効成分とする除草剤組成物を提供するものであ
る。
本発明の除草剤組成物の有効成分の一つである上記一般
式(I)で表わされる化合物において、Xlは上述の如
く・・ロゲン原子、炭素数1〜3のア/L<キル基、炭
素数1〜3のアルコキシ基または水素原子のいずれでも
よいが、該化合物の除草効果の点からは・・ロゲン原子
、特に塩素原子が最も好ましく、次いでアルキル基また
はアルコキシル基が好ましい。
式(I)で表わされる化合物において、Xlは上述の如
く・・ロゲン原子、炭素数1〜3のア/L<キル基、炭
素数1〜3のアルコキシ基または水素原子のいずれでも
よいが、該化合物の除草効果の点からは・・ロゲン原子
、特に塩素原子が最も好ましく、次いでアルキル基また
はアルコキシル基が好ましい。
またこのハロゲン原子は稲への薬害も小さく、なかでも
臭素原子は薬害が特に小さい。
臭素原子は薬害が特に小さい。
さらにアルキル基としてはメチル基が好ましく。
アルコキシル基としてはメトキシル基が好ましいものと
してあげられる。
してあげられる。
なお、X、のベンゼン環への置換位置は特に制限はない
が、除草効果の点からはオルト位が最も好ましく、次い
でメタ位が好ましい。
が、除草効果の点からはオルト位が最も好ましく、次い
でメタ位が好ましい。
次にX2も上記のXlと同様に・・ロゲン原子、炭素数
1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基ま
たは水素原子のいずれでもよいが、除草効果の点からは
・・ロケン原子が最も好ましく、次いでアルキル基ある
いは水素原子が好ましい。
1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基ま
たは水素原子のいずれでもよいが、除草効果の点からは
・・ロケン原子が最も好ましく、次いでアルキル基ある
いは水素原子が好ましい。
またこのハロゲン原子は稲への薬害も小さく、特に塩素
原子、臭素原子が好ましく、なかでも塩素原子が最も好
ましい。
原子、臭素原子が好ましく、なかでも塩素原子が最も好
ましい。
さらにアルキル基としてはメチル基が好ましく、アルコ
キシル基としてはメトキシル基が好ましいものとしてあ
げられる。
キシル基としてはメトキシル基が好ましいものとしてあ
げられる。
ここでX2のベンゼン環への置換位置は特に制限はない
が、除草効果の点からはパラ位が最も好ましく、次いで
メタ位が好ましい。
が、除草効果の点からはパラ位が最も好ましく、次いで
メタ位が好ましい。
なお、置換すべきX2の数、すなわちnは通常は1であ
るが、2あるいは3とすることもできる。
るが、2あるいは3とすることもできる。
続いてR,は炭素数1〜3のアルコキシル基。
すなわちメトキシル基、エトキシル基、プロポキシル基
、または水素原子のいずれでもよいが、除草効果の点で
メトキシル基あるいは水素原子がすぐれている。
、または水素原子のいずれでもよいが、除草効果の点で
メトキシル基あるいは水素原子がすぐれている。
またR2は、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2〜6
のアルコキシアルキル基、アリル基または水素原子のい
ずれかである。
のアルコキシアルキル基、アリル基または水素原子のい
ずれかである。
ここでアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピ
ル基などがあり、一方アルコキシアルキル基としては、
メトキシメチル基、エトキシメチル基、メトキシエチル
基など様々なものがある。
ル基などがあり、一方アルコキシアルキル基としては、
メトキシメチル基、エトキシメチル基、メトキシエチル
基など様々なものがある。
しかし一般に除草効果の点からは、R2を水素原子とす
ることが好ましい。
ることが好ましい。
さらに、R3、R4は炭素数1〜4のアルキル基であり
、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基などが好
ましい。
、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基などが好
ましい。
なお除草効果の点からは、R3とR4の一方がメチル基
で他方がエチル基の場合の方が共にメチル基の場合より
も好ましいものである。
で他方がエチル基の場合の方が共にメチル基の場合より
も好ましいものである。
以上に説明したような一般式(I)で表わされる化合物
の各置換基の効果を総合的に判1新すると、除草剤とし
て特に好適なN−(α・α−ジアルキルベンジル)フェ
ニルアセトアミド誘導体は。
の各置換基の効果を総合的に判1新すると、除草剤とし
て特に好適なN−(α・α−ジアルキルベンジル)フェ
ニルアセトアミド誘導体は。
一般式
(式中、X3はオルト位の塩素原子、臭素原子、メチル
基あるいはメトキシル基またはメタ位の塩素原子あるい
は臭素原子を示し、X4 はメタ位および/またはパラ
位の塩素原子あるいは臭素原子または水素原子を示し、
R5はメトキシル基りたは水素原子を示し、R6はメチ
ル基またはエチル基を示し、mは1または2を示す。
基あるいはメトキシル基またはメタ位の塩素原子あるい
は臭素原子を示し、X4 はメタ位および/またはパラ
位の塩素原子あるいは臭素原子または水素原子を示し、
R5はメトキシル基りたは水素原子を示し、R6はメチ
ル基またはエチル基を示し、mは1または2を示す。
ただし、同時にR3が水素原子であり、R6がメチル基
である場合を除く。
である場合を除く。
)で表わされる化合物である。
上記一般Mあるいは(II)で表わされる化合物は、各
種方法により製造することができるが、通常は特開昭5
5−104240号公報および特開昭56−11065
5号公報に開示されている方法により製造する。
種方法により製造することができるが、通常は特開昭5
5−104240号公報および特開昭56−11065
5号公報に開示されている方法により製造する。
次に本発明の除草剤組成物のもう一方の有効成分である
ジフェニルエーテル系除草剤は、既に公知の除草剤であ
って一般に広く用いられているものである。
ジフェニルエーテル系除草剤は、既に公知の除草剤であ
って一般に広く用いられているものである。
本発明において利用できるジフェニルエーテル系除草剤
は各種のものがあり、使用目的等に応じて適宜選定すれ
ばよいが、特に2・4・6−ドリクロルフエニルー4′
−二トロフェニルエーテル;2・4−ジクロルフェニル
−了−メトキシ−4′ニトロフエニルエーテル、2・4
−ジクロルフェニル−3′−メトキシカルボニル−4′
−二トロフェニルエーテルなどが好ましい。
は各種のものがあり、使用目的等に応じて適宜選定すれ
ばよいが、特に2・4・6−ドリクロルフエニルー4′
−二トロフェニルエーテル;2・4−ジクロルフェニル
−了−メトキシ−4′ニトロフエニルエーテル、2・4
−ジクロルフェニル−3′−メトキシカルボニル−4′
−二トロフェニルエーテルなどが好ましい。
こノ除草剤組成物において上述した二つの有効成分の配
合割合は特に制限はなく、広い配合比においてすぐれた
相乗効果が得られるが、好ましくは一般弐〇)あるいは
(11)で表わされる新規なN−(α・α−ジアルキル
ベンジル)フェニルアセトアミド誘導体1重量部に対し
てジフェニルエーテル系除草剤0.1−10重量部とす
る。
合割合は特に制限はなく、広い配合比においてすぐれた
相乗効果が得られるが、好ましくは一般弐〇)あるいは
(11)で表わされる新規なN−(α・α−ジアルキル
ベンジル)フェニルアセトアミド誘導体1重量部に対し
てジフェニルエーテル系除草剤0.1−10重量部とす
る。
本発明の除草剤組成物は、有効成分たる二つの化合物を
有機溶媒等の液状担体または鉱物質微粉等の固体担体と
混合し、水和剤、乳剤、粉剤、粒剤等の形態に製剤化し
て使用することができる。
有機溶媒等の液状担体または鉱物質微粉等の固体担体と
混合し、水和剤、乳剤、粉剤、粒剤等の形態に製剤化し
て使用することができる。
製剤化に際して乳化性1分散性、展着性等を付与するた
めには界面活性剤を添加すればよい。
めには界面活性剤を添加すればよい。
本発明の除草剤組成物を水和剤の形態で用いる場合、通
常は上述した二つの化合物を有効成分として5〜55重
量%、固体担体40〜88重量%および界面活性剤2〜
5重量%の割合で配合して組成物を調製し、これを用い
ればよい。
常は上述した二つの化合物を有効成分として5〜55重
量%、固体担体40〜88重量%および界面活性剤2〜
5重量%の割合で配合して組成物を調製し、これを用い
ればよい。
また、乳剤の形態で用いる場合は、通常は上記二つの化
合物を有効成分として10〜50重量%、溶剤35〜7
5重量%および界面活性剤5〜15重量%の割合で配合
して調製すればよい。
合物を有効成分として10〜50重量%、溶剤35〜7
5重量%および界面活性剤5〜15重量%の割合で配合
して調製すればよい。
一方、粉剤の形態で用いる場合は、上記二つの化合物を
有効成分として1〜20重量%、固体担体75〜97重
量%および界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して調
製すればよい。
有効成分として1〜20重量%、固体担体75〜97重
量%および界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して調
製すればよい。
さらに粒剤の形態で用いる場合は、上記二つの化合物を
有効成分として3〜20重量%、固体担体80〜95重
量%および界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して調
製すればよい。
有効成分として3〜20重量%、固体担体80〜95重
量%および界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して調
製すればよい。
ここで固体担体としては鉱物質の微粉が用いられ、この
鉱物質の微粉としては、ケイノウ士、消石灰等の酸化物
、リン灰石等のリン酸塩、セラコラ等の硫酸塩、タルク
、パイロフェライト、クレー、カオリン、ベントナイト
、酸性白土、ホワイトカーボン、石英粉末、ケイ石粉等
のケイ酸塩などをあげることができる。
鉱物質の微粉としては、ケイノウ士、消石灰等の酸化物
、リン灰石等のリン酸塩、セラコラ等の硫酸塩、タルク
、パイロフェライト、クレー、カオリン、ベントナイト
、酸性白土、ホワイトカーボン、石英粉末、ケイ石粉等
のケイ酸塩などをあげることができる。
また、溶剤としては有機溶媒が用いられ、具体的にはキ
シレン、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素、O−
クロルトルエン、トリクロルメタン、トリクロルエチレ
ン等の塩素化炭化水素、シクロヘキサノール、アミルア
ルコール、エチレンクリコール等のアルコール、イソホ
ロン、シクロヘキサノン、シクロヘキセニル−シクロヘ
キサノン等のケトン、ブチルセロソルブ、ジメチルエー
テル、メチルエチルエーテル等のエーテル、酢酸イソプ
ロピル、酢酸ベンジル、フタル酸メチル等のエステル、
ジメチルホルムアミド等のアミドあるいはこれらの混合
物をあげることができる。
シレン、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素、O−
クロルトルエン、トリクロルメタン、トリクロルエチレ
ン等の塩素化炭化水素、シクロヘキサノール、アミルア
ルコール、エチレンクリコール等のアルコール、イソホ
ロン、シクロヘキサノン、シクロヘキセニル−シクロヘ
キサノン等のケトン、ブチルセロソルブ、ジメチルエー
テル、メチルエチルエーテル等のエーテル、酢酸イソプ
ロピル、酢酸ベンジル、フタル酸メチル等のエステル、
ジメチルホルムアミド等のアミドあるいはこれらの混合
物をあげることができる。
さらに、界面活性剤としては、アニオン型、ノニオン型
、カチオン型あるいは両性イオン型(アミノ酸、ベタイ
ン等)のいずれを用いることもできる。
、カチオン型あるいは両性イオン型(アミノ酸、ベタイ
ン等)のいずれを用いることもできる。
かくして得られる本発明の除草剤組成物は、生育初期段
階の雑草のみならず、ある程度生育の進んだ段階の雑草
に対しても除草効果が高く、散布の適期幅が非常に広い
。
階の雑草のみならず、ある程度生育の進んだ段階の雑草
に対しても除草効果が高く、散布の適期幅が非常に広い
。
また防除しうる雑草の種類も極めて多く、1生型雑草に
とどまらず多年生雑草に対しても著しい効果が認められ
る。
とどまらず多年生雑草に対しても著しい効果が認められ
る。
しかも使用薬量は少量で十分であり、効果の持続性も大
きい。
きい。
さらに本発明の除草剤組成物は水稲などの作物に対して
薬害がなく、高選択性の除草剤として利用価値が非常に
高いものである。
薬害がなく、高選択性の除草剤として利用価値が非常に
高いものである。
従って本発明の除草剤組成物&東水田土壌および畑土壌
に散布した場合、水稲や各種作物に薬害を与えることな
く、様々な雑草に対してすぐれた防除効果を奏すること
ができ、極めてすぐれた除草剤として各種農業分野に幅
広くかつ有効に利用することができる。
に散布した場合、水稲や各種作物に薬害を与えることな
く、様々な雑草に対してすぐれた防除効果を奏すること
ができ、極めてすぐれた除草剤として各種農業分野に幅
広くかつ有効に利用することができる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例
(1) 除草剤組成物の調製
担体としてタルク(商品名ニジ−クライト)97重量部
、界面活性剤としてアルキルアリールスルホン酸塩(商
品名:ネオペレックスパウダー、化工アトラス■製)1
.5重量部および界面活性剤(商品名二ツルポール80
0A、東邦化学工業■製)1.5重量部を均一に粉砕混
合して、水和剤担体を得た。
、界面活性剤としてアルキルアリールスルホン酸塩(商
品名:ネオペレックスパウダー、化工アトラス■製)1
.5重量部および界面活性剤(商品名二ツルポール80
0A、東邦化学工業■製)1.5重量部を均一に粉砕混
合して、水和剤担体を得た。
次に、特開昭56−110655号公報の合成例におけ
る方法にて得られた一般QI)で表わされる各種のN−
(α・α−ジアルキルベンジル)フェニルアセトアミド
誘導体(以下[有効成分A」という。
る方法にて得られた一般QI)で表わされる各種のN−
(α・α−ジアルキルベンジル)フェニルアセトアミド
誘導体(以下[有効成分A」という。
)あるいは既知の各種ジフェニル11 エーテル系除草
剤(以下「有効成分B」という。
剤(以下「有効成分B」という。
)を10重量部と上記の水和剤担体9,0重量部を均一
に粉砕混合して水和剤を得た。
に粉砕混合して水和剤を得た。
さらに、上記の有効成分Aを含有する水和剤と有効成分
Bを含有する水相剤のそれぞれ水で希釈したものを所定
量混合して、本発明の除草剤組成物を調製した。
Bを含有する水相剤のそれぞれ水で希釈したものを所定
量混合して、本発明の除草剤組成物を調製した。
(2)生物試験結果
■ 湛水土壌処理試験1
1/15500アールの磁製ポットに水田土壌をつめ、
表層にノビエの種子を均一に播種し、3CrfLの深さ
に湛水して温室内で育成した。
表層にノビエの種子を均一に播種し、3CrfLの深さ
に湛水して温室内で育成した。
ノビエが2葉期になったときに、上記(1)で得られた
除草剤組成物を所定量水面に均一に散布して処理し、温
室内で適時散水しながらさらに育成を続けた。
除草剤組成物を所定量水面に均一に散布して処理し、温
室内で適時散水しながらさらに育成を続けた。
除草剤組成物の散布処理30日後に残存しているノビエ
の地上部生重量を測定し、対無処理区比を算出した。
の地上部生重量を測定し、対無処理区比を算出した。
その結果を第1表に示す。
なお、第1表中における除草効果の数値は次式に基づい
て算出した値である。
て算出した値である。
■ 湛水土壌処理試験2
戸外に設置した1/400アールのコンクリートポット
に5(1771の深さの砂利をつめ、その上に砂を2c
frL、さらに水田土壌を15crfLつめた。
に5(1771の深さの砂利をつめ、その上に砂を2c
frL、さらに水田土壌を15crfLつめた。
次に飽和状態になるまで水を入れ、化学肥料(商品名:
複合8−8−8、清和肥料工業■製)をポットあたり2
5Pまいて、表層10cmを代かきした。
複合8−8−8、清和肥料工業■製)をポットあたり2
5Pまいて、表層10cmを代かきした。
これにノビエ、1年産カヤツリグサ、1年産広葉雑草、
ホタルイの種子を均一に播種し、マツバイを2株、ウリ
カワ、ミズガヤツリの塊茎を各々5個ずつ移植した。
ホタルイの種子を均一に播種し、マツバイを2株、ウリ
カワ、ミズガヤツリの塊茎を各々5個ずつ移植した。
さらに水稲(日本晴、2葉期)を1株2本植で8株移植
し、深さ3CrrLに湛水し*て、移植10日後に前記
(1)で得られた除草剤組成物の所定量を水面に均一に
散布して処でした。
し、深さ3CrrLに湛水し*て、移植10日後に前記
(1)で得られた除草剤組成物の所定量を水面に均一に
散布して処でした。
散布処理の翌日から2日間排水口の:ム栓に注射針をさ
しこみ、3CrrL/日になる壱に漏水をかげ、その後
は3CrrLに湛水して育りした。
しこみ、3CrrL/日になる壱に漏水をかげ、その後
は3CrrLに湛水して育りした。
散布処理の30日後に、残存する雑jの地上部生重量を
各草種ごとに測定し、対無処理区比を算出した。
各草種ごとに測定し、対無処理区比を算出した。
また水稲薬害は手取Q除草区を対照にして観察で行なっ
た。
た。
なお試験は2連で5月10日から始めた。
結果を第2表に示す。
この第2表中におけ・除草効果の数値は1次式に基づい
て算出い値である。
て算出い値である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中、Xl、X2はハロゲン原子、炭素数1〜3のア
ルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基または水素原
子を示し、R1は炭素数1〜3のアルコキシル基または
水素原子を示し、R2は炭素数1〜3のアルキル基、炭
素数2〜6のアルコキシアルキル基、アリル基または水
素原子を示し、R3、R4は炭素数1〜4のアルキル基
を示し、nは1〜3を示す。 ただし、同時にR,、R2が水素原子であり、かつR3
、R4がメチル基である場合を除く。 )で表わされるN−(α・α−ジアルキルベンジル)フ
ェニルアセトアミド誘導体およびジフェニルエーテル系
除草剤を有効成分とする除草剤組成物。 2N−(α・α−ジアルキルベンジル)フェールアセト
アミド誘導体が、一般式 (式中、X3はオルト位の塩素原子、臭素原子。 メチル基あるいはメトキシル基またはメタ位の塩素原子
あるいは臭素原子を示し、X4 はメタ位および/また
はパラ位の塩素原子あるいは臭素原子または水素原子を
示し、R5はメトキシル基または水素原子を示し、R6
はメチル基またはエチル基を示し、mは1または2を示
す。 ただし、同時にR5が水素原子であり、R6がメチル基
である場合を除く。 )で表わされる化合物である特許請求の範囲第1項記載
の除草剤組成物。 3 N−(α・α−ジアルキルベンジル)フェールア
セトアミド誘導体が、 式 で表わされる化合物である特許請求の範囲第1項または
第2項記載の除草剤組成物。 4 N−(α・α−ジアルキルベンジル)フェニルア
セトアミド誘導体が、 式 で表わされる化合物である特許請求の範囲第1項または
第2項記載の除草組成物。 5 N−(α・α−ジアルキルベンジル)フェニルア
セトアミド誘導体が、 式 で表わされる化合物である特許請求の範囲第1項または
第2項記載の除草剤組成物。 6 ジフェニルエーテル系除草剤が、2・4・6トリク
ロルフエニルー4′−二トロフェニルエーテル、2・4
−ジクロルフェニル−3′−メトキシ4′−二トロフェ
ニルエーテルマf、−+! 2・4−ジクロルフェニル
−了−メトキシカルボニル−4′−二トロフェニルエー
テルである特許請求の範囲第1項記載の除草剤組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55107660A JPS5829283B2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 除草剤組成物 |
KR1019810002874A KR850000443B1 (ko) | 1980-08-07 | 1981-08-07 | 제초제 조성물 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55107660A JPS5829283B2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 除草剤組成物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17645281A Division JPS57102801A (en) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | Herbicide composition |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732203A JPS5732203A (en) | 1982-02-20 |
JPS5829283B2 true JPS5829283B2 (ja) | 1983-06-22 |
Family
ID=14464783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55107660A Expired JPS5829283B2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 除草剤組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829283B2 (ja) |
KR (1) | KR850000443B1 (ja) |
-
1980
- 1980-08-07 JP JP55107660A patent/JPS5829283B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-08-07 KR KR1019810002874A patent/KR850000443B1/ko active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR850000443B1 (ko) | 1985-04-05 |
JPS5732203A (en) | 1982-02-20 |
KR830005645A (ko) | 1983-09-09 |
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