JPS5828933Y2 - パッシブシ−トベルト駆動装置 - Google Patents
パッシブシ−トベルト駆動装置Info
- Publication number
- JPS5828933Y2 JPS5828933Y2 JP3542079U JP3542079U JPS5828933Y2 JP S5828933 Y2 JPS5828933 Y2 JP S5828933Y2 JP 3542079 U JP3542079 U JP 3542079U JP 3542079 U JP3542079 U JP 3542079U JP S5828933 Y2 JPS5828933 Y2 JP S5828933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- sector gear
- seat belt
- webbing
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は乗員の乗車後目動的に乗員へシートベルトを装
着させるパッシブシートベルト装置に関連し、特にモー
タの駆動力を用いる事なくドアの開閉力を用いてドアの
開閉時にウェビングの中間部を移動させるパッシブシー
トベルトに関する。
着させるパッシブシートベルト装置に関連し、特にモー
タの駆動力を用いる事なくドアの開閉力を用いてドアの
開閉時にウェビングの中間部を移動させるパッシブシー
トベルトに関する。
本考案はドアの開放初期にウェビングの中間部を多く移
動させ、その後の開放ではほとんど移動させないように
して、ドアを充分開放しなくても充分な乗降空間を得る
事ができ、さらにウェビングの移動作動が円滑で、作動
音が少なく静粛なドア開閉力利用パッシブシートベルト
装置を提供する事を目的とする。
動させ、その後の開放ではほとんど移動させないように
して、ドアを充分開放しなくても充分な乗降空間を得る
事ができ、さらにウェビングの移動作動が円滑で、作動
音が少なく静粛なドア開閉力利用パッシブシートベルト
装置を提供する事を目的とする。
本考案に係るパッシブシートベルト駆動装置はドアの開
閉に応動してその開閉動作を回転動作に変換するととも
にストローク増大機構を設けてドア開閉ストロークを増
大してスプロケットホイールへ伝達すせこのスプロケッ
トホイールの歯と噛み合う多数の開口を有する厚内テー
プに係合されたウェビングガイドを移動させるとともに
減速機構によりドア開放末期にはスプロケットホイール
の回転数を減少させる事によりドア開放初期に充分なウ
ェビング移動ストロークを得る事ができる構造となって
いる。
閉に応動してその開閉動作を回転動作に変換するととも
にストローク増大機構を設けてドア開閉ストロークを増
大してスプロケットホイールへ伝達すせこのスプロケッ
トホイールの歯と噛み合う多数の開口を有する厚内テー
プに係合されたウェビングガイドを移動させるとともに
減速機構によりドア開放末期にはスプロケットホイール
の回転数を減少させる事によりドア開放初期に充分なウ
ェビング移動ストロークを得る事ができる構造となって
いる。
以下、本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示す。
シート10の車両中央側の側面には緊急時ロック式リト
ラクタ12が取付けられておりインナウェビング14の
一端が付勢力により巻取られインナウェビング14の他
端にはアウタウェビング18の中間部に摺動自在に遊嵌
されたリングジヨイント16が固定されている。
ラクタ12が取付けられておりインナウェビング14の
一端が付勢力により巻取られインナウェビング14の他
端にはアウタウェビング18の中間部に摺動自在に遊嵌
されたリングジヨイント16が固定されている。
アウタウェビング18の一端にはタングプレート20が
固定される。
固定される。
タングプレート20はドア22の後方上部内側に固着さ
れた緊急時乗員解除用バックル24へ係合される。
れた緊急時乗員解除用バックル24へ係合される。
アウタウェビング18の他端はドア22の後方下部ヘア
ンカプレート26を介して固定される。
ンカプレート26を介して固定される。
また、アウタウェビング18のアンカプレート26とリ
ングジヨイント16の間にウェビングの中間部の移動部
材であるウェビングガイド28が摺動自在に遊嵌されて
いる。
ングジヨイント16の間にウェビングの中間部の移動部
材であるウェビングガイド28が摺動自在に遊嵌されて
いる。
第2図および第3図に示すようにウェビングガイド28
はドア22内部の強度部材であるドアパネル40に固定
されたガイドレール42内を摺動する移動プレート30
と連結棒28Aにより連結されている。
はドア22内部の強度部材であるドアパネル40に固定
されたガイドレール42内を摺動する移動プレート30
と連結棒28Aにより連結されている。
連結棒28Aはドア内板のスリット48内を移動する。
ウェビングガイド28にはアウタウェビング18を挿入
するための挿入口32が設けられている。
するための挿入口32が設けられている。
移動プレート30には厚肉テープ50と係合するための
係合突起34を有する。
係合突起34を有する。
ガイドレール42と、移動プレート30との摺動をなめ
らかにするために係合突起34には、上部シュー36が
移動プレート30の係合突起34と反対側端面には下部
シュー38が冠装されている。
らかにするために係合突起34には、上部シュー36が
移動プレート30の係合突起34と反対側端面には下部
シュー38が冠装されている。
ガイドレール42には移動プレート30を摺動させる移
動プレート用溝44と厚肉テープ用溝46が設けられて
いる。
動プレート用溝44と厚肉テープ用溝46が設けられて
いる。
第4図に示すように、厚肉テープ50は長手方向垂直断
面形状が短形状であり、長手方向に沿って等間隔に多数
の開口52が穿設されている。
面形状が短形状であり、長手方向に沿って等間隔に多数
の開口52が穿設されている。
第1図乃至第6図に示すように厚肉テープ50はドア2
2内に設けられた駆動装置60に一端が巻取られ他端が
、移動プレー1−30に係止され中間部は、ガイドレー
ル42内の厚肉テープ用溝46およびスライドレール5
4内を通過している。
2内に設けられた駆動装置60に一端が巻取られ他端が
、移動プレー1−30に係止され中間部は、ガイドレー
ル42内の厚肉テープ用溝46およびスライドレール5
4内を通過している。
従って厚肉テープ50が駆動装置60により巻取られる
場合、ウェビングガイド28はアンカプレート26方向
へ移動されてウェビング18の中間部をシート10へ接
近させる事によりシート10へ着座した乗員へウェビン
グを密着させて拘束状態とし、駆動装置60がテープ5
0を反対側へ移動させた場合、ウェビングガイド28は
ドアヒンジ56方向へ移動されてウェビング18の中間
部を第1図に示されるごとく、車両前方へ移動させウェ
ビング14.18とシート10との間に充分な乗降空間
を確保する。
場合、ウェビングガイド28はアンカプレート26方向
へ移動されてウェビング18の中間部をシート10へ接
近させる事によりシート10へ着座した乗員へウェビン
グを密着させて拘束状態とし、駆動装置60がテープ5
0を反対側へ移動させた場合、ウェビングガイド28は
ドアヒンジ56方向へ移動されてウェビング18の中間
部を第1図に示されるごとく、車両前方へ移動させウェ
ビング14.18とシート10との間に充分な乗降空間
を確保する。
次に駆動装置60は第4.5.6図に示されるごとく、
ドア22内部に固定されたハウジング62にスプロケッ
トホイール64のシャフト66が軸支されている。
ドア22内部に固定されたハウジング62にスプロケッ
トホイール64のシャフト66が軸支されている。
スプロケットホイール64の外周にはテープ50の多数
の開口52に係合する等間隔の多数の突起68が設けら
れている。
の開口52に係合する等間隔の多数の突起68が設けら
れている。
スプロケットホイール64とハウジング62の間には、
ぜんまいばね70が介在し、スプロケットホイール64
は第5図反時計方向(矢印A方向)に付勢されている。
ぜんまいばね70が介在し、スプロケットホイール64
は第5図反時計方向(矢印A方向)に付勢されている。
スプロケットホイール64には同軸上に小歯車72が固
着され、小歯車72にはシャフト74によりハウジング
62に回動自在に枢着されたセクタギヤ76が噛み合っ
ている。
着され、小歯車72にはシャフト74によりハウジング
62に回動自在に枢着されたセクタギヤ76が噛み合っ
ている。
セクタギヤ76の歯車直径は、小歯車γ2よりも数倍大
きくされておりセクタギヤ76の微小回転角度でスプロ
ケットホイール64を数回転回転させる事ができる。
きくされておりセクタギヤ76の微小回転角度でスプロ
ケットホイール64を数回転回転させる事ができる。
セクタギヤ76の中間部には、第1の溝部78と、第2
の溝部80を有する略く字状構が穿設されている。
の溝部80を有する略く字状構が穿設されている。
第1の溝部78は、シャフト74を中心としたセクタギ
ヤγ6の略半径方向を向いており、第1の溝部78より
もさらに半径方向外側にある、第2の溝部80はセクタ
ギヤ76の略接線方向とされており、セクタギヤ76が
ドア22の開放力を小歯車72へ伝達するに従ってその
傾きは水平方向、すなわちドア開閉方向(矢印B方向)
に向くようになっている。
ヤγ6の略半径方向を向いており、第1の溝部78より
もさらに半径方向外側にある、第2の溝部80はセクタ
ギヤ76の略接線方向とされており、セクタギヤ76が
ドア22の開放力を小歯車72へ伝達するに従ってその
傾きは水平方向、すなわちドア開閉方向(矢印B方向)
に向くようになっている。
略く字状溝78.80にはガイドピン82が挿入されて
おり、ガイドピン82はハウジング62にシャフト84
を中心として揺動されるアーム86の端部に軸支されて
いる。
おり、ガイドピン82はハウジング62にシャフト84
を中心として揺動されるアーム86の端部に軸支されて
いる。
アーム86のシャフト84は、スプロケットホイール6
4の揺動中心からセクタギヤ76の揺動中心であるシャ
ツ1へ74よりも、ドア22のヒンジ56寄りにあるの
で、シャフト74゜84および66が三角形の頂点とな
るような配置になる。
4の揺動中心からセクタギヤ76の揺動中心であるシャ
ツ1へ74よりも、ドア22のヒンジ56寄りにあるの
で、シャフト74゜84および66が三角形の頂点とな
るような配置になる。
アーム86の中間部には、連結アーム88の一端がピン
90により軸支されており、他端は車体のドア取付部5
8に回動自在に連結されている。
90により軸支されており、他端は車体のドア取付部5
8に回動自在に連結されている。
従って連結アーム88は、ドア22が開放された場合に
その開放力をアーム86およびセクタギヤ76の揺動力
として伝達させ、セクタギヤ76の揺動力を小歯車72
およびスプロケットホイール64の矢印A方向と逆方向
の回転として、伝達してウェビングガイド28を車両前
後方向前方へ移動させる。
その開放力をアーム86およびセクタギヤ76の揺動力
として伝達させ、セクタギヤ76の揺動力を小歯車72
およびスプロケットホイール64の矢印A方向と逆方向
の回転として、伝達してウェビングガイド28を車両前
後方向前方へ移動させる。
以上のように、構成した本実施例の作業を説明する。
乗員の乗車に際し、ドア22が開放されればドア22は
、ヒンジ56を中心として回動され車体のドア取付部5
8とドア22の車両前後方向前方とが離間して矢印B方
向へ移動するので連結アーム88はアーム86および、
セクタギヤ76を第5図反時計方向へ揺動させ、小歯車
72およびスプロケットホイール64がぜんまいばね7
0の付勢力に抗して矢印A方向と逆方向に回動される。
、ヒンジ56を中心として回動され車体のドア取付部5
8とドア22の車両前後方向前方とが離間して矢印B方
向へ移動するので連結アーム88はアーム86および、
セクタギヤ76を第5図反時計方向へ揺動させ、小歯車
72およびスプロケットホイール64がぜんまいばね7
0の付勢力に抗して矢印A方向と逆方向に回動される。
スプロケットホイール64の回転は、セクタギヤ76お
よび小歯車72の組合せにより増大されるのでドア22
の開放量に比べて第1図に示されるウェビングガイド2
8は、アウタウェビング18の中間部をシート10から
離反させシート10との間に乗員の乗降空間を充分に確
保する。
よび小歯車72の組合せにより増大されるのでドア22
の開放量に比べて第1図に示されるウェビングガイド2
8は、アウタウェビング18の中間部をシート10から
離反させシート10との間に乗員の乗降空間を充分に確
保する。
乗員の乗車後のドア閉止動作によって、連結アーム88
はセクタギア76を逆方向に揺動させる。
はセクタギア76を逆方向に揺動させる。
セクタギヤ76により加えられるスプロケットホイール
64の矢印A方向回転は、ぜんまいはね70の付勢力と
相まってウェビングガイド28をアンカプレート26へ
接近させる厚内テープ50の動きとなって伝達され、ア
ウタウェビング18の中間部はシート10へと接近する
ので着座した乗員は確実に拘束状態となる。
64の矢印A方向回転は、ぜんまいはね70の付勢力と
相まってウェビングガイド28をアンカプレート26へ
接近させる厚内テープ50の動きとなって伝達され、ア
ウタウェビング18の中間部はシート10へと接近する
ので着座した乗員は確実に拘束状態となる。
アウタウェビング18のシート10との離反、接近動作
に従うウェビングの長さ変化はりトラクタ12ガインナ
ウエビング14を適宜巻取り、引出す事により調節され
る。
に従うウェビングの長さ変化はりトラクタ12ガインナ
ウエビング14を適宜巻取り、引出す事により調節され
る。
ウェビングの装着状態で車両が衝突等の緊急状態に陥っ
た場合には、リトラクタ12の図示しない緊急時ロック
機構がインナウェビング14の弓出しを瞬時に停止させ
るため乗員は、アウタウェビング18により確実な拘束
状態が維持されて安全が保証される。
た場合には、リトラクタ12の図示しない緊急時ロック
機構がインナウェビング14の弓出しを瞬時に停止させ
るため乗員は、アウタウェビング18により確実な拘束
状態が維持されて安全が保証される。
その後、乗員が車外へ脱出する場合にはバックル24か
らアウタウェビング18の一端に固定されたクングプレ
ート20を解除できるので、乗員は容易にアウタウェビ
ング18から解除され車外へ脱出できる。
らアウタウェビング18の一端に固定されたクングプレ
ート20を解除できるので、乗員は容易にアウタウェビ
ング18から解除され車外へ脱出できる。
次に、ドア開閉量とウェビングガイド28の移動量との
関係について説明すると、第5図に示されるようにドア
開放初期において連結アーム88によりアーム86が角
度α1だけ回動されると、アーム86の回動先端のガイ
ドピン82によりセクタギヤ76は角度θ1だけ回転さ
れる。
関係について説明すると、第5図に示されるようにドア
開放初期において連結アーム88によりアーム86が角
度α1だけ回動されると、アーム86の回動先端のガイ
ドピン82によりセクタギヤ76は角度θ1だけ回転さ
れる。
そのとき、セクタギヤ76の略く字状溝内をガイドピン
82は、第1の溝部78の端部から第1の溝部78と、
第2の溝部80との連結点の方へと移動する。
82は、第1の溝部78の端部から第1の溝部78と、
第2の溝部80との連結点の方へと移動する。
さらにドアが開放されてアーム86が角度α2だけ回転
されるとセク゛タギャ76は、さらにガイドピン82に
より角度θ2だけ回転される。
されるとセク゛タギャ76は、さらにガイドピン82に
より角度θ2だけ回転される。
このとき、セクタギヤ76の略く字状溝内をガイドピン
82は第1の溝部78と第2の溝部80の連結点から、
第2の溝部の端部へと移動する。
82は第1の溝部78と第2の溝部80の連結点から、
第2の溝部の端部へと移動する。
すなわちアーム86の角度α1の回転範囲においては、
第1の溝部78内にガイドピン82があり、第1の溝部
78はセクタギヤ76の略半径方向にあるのでセクタギ
ヤ76は、連結アーム88の動きをほぼ全量受ける。
第1の溝部78内にガイドピン82があり、第1の溝部
78はセクタギヤ76の略半径方向にあるのでセクタギ
ヤ76は、連結アーム88の動きをほぼ全量受ける。
しかしアーム86の角度α2の回転範囲においては、ガ
イドピン82は第2の溝部80内にあり、第2の溝部8
0はセクタギヤ76の略接線方向にあるのでセクタギヤ
76には、連結アーム88の移動量が減少されて伝達さ
れる。
イドピン82は第2の溝部80内にあり、第2の溝部8
0はセクタギヤ76の略接線方向にあるのでセクタギヤ
76には、連結アーム88の移動量が減少されて伝達さ
れる。
第7図に示されるごとく、アーム86の回転角αが増大
するにつれてセクタギヤ76の回転角θ、すなわちスプ
ロケットホイール64により1駆動される厚内テープ5
0の移動量は、アーム86の回転角α1を過ぎると増加
量が減少する。
するにつれてセクタギヤ76の回転角θ、すなわちスプ
ロケットホイール64により1駆動される厚内テープ5
0の移動量は、アーム86の回転角α1を過ぎると増加
量が減少する。
これにより乗員がドア22を少ない角度だけ開放した場
合にもセクタギヤ76と小歯車72との増幅機構により
、アウタウェビング18の中間部はシート10から充分
に離反され乗員の乗降りが可能となる。
合にもセクタギヤ76と小歯車72との増幅機構により
、アウタウェビング18の中間部はシート10から充分
に離反され乗員の乗降りが可能となる。
しかし、その後さらに乗員がドア22を開放してもアウ
タウェビング18はそれほど移動されないようになって
いる。
タウェビング18はそれほど移動されないようになって
いる。
次に第8,9図に本考案の第2実施例を示す。
連結アーム88は、一端がピン92により車体のドア取
付部58に回動自在に枢着されており、他端はピン90
によりハウジング62に固着されたスライドレール96
内を摺動するスライドピース94へ軸支されている。
付部58に回動自在に枢着されており、他端はピン90
によりハウジング62に固着されたスライドレール96
内を摺動するスライドピース94へ軸支されている。
また、スライドピース94に′はガイドピン82が固着
されており、セクタギヤ64に形成された略く字状溝7
8,80内へ挿入されてセクタギヤ64を1駆動する。
されており、セクタギヤ64に形成された略く字状溝7
8,80内へ挿入されてセクタギヤ64を1駆動する。
第2実施例では、連結アーム88の一端にドア開閉方向
に移動可能に取付けられたスライドピース94を設ける
事により前記実施例と同様の効果を得る事ができる。
に移動可能に取付けられたスライドピース94を設ける
事により前記実施例と同様の効果を得る事ができる。
なお、説明しない他の構成部品は、第1実施例と同様で
同一番号を付記した。
同一番号を付記した。
次に第10図に本考案のパッシブシートベルト駆動装置
を利用したパッシブシートベルトシステムを示す。
を利用したパッシブシートベルトシステムを示す。
シート10の車両中央側のフロアには、緊急時ロック式
リトラクタが取付られウェビング98の一端が付勢力に
よって巻取られ他端は、ドア22のがイドレール42内
を移動するウェビングガイド28に固定されている。
リトラクタが取付られウェビング98の一端が付勢力に
よって巻取られ他端は、ドア22のがイドレール42内
を移動するウェビングガイド28に固定されている。
このようなシートベルトの取廻しであっても、第1実施
例と同様に乗員を自動的に拘束する事ができる。
例と同様に乗員を自動的に拘束する事ができる。
なお、第1および10図に示すように一本もしくは、そ
れ以上のシートベルトの一端を車両中央部に設け、他端
を車両外側方にシートをまたがって設け、シートベルト
の中間部もしくは端部をドア面上を移動させるタイプの
パッシブシートベルトシステムにおいて、本考案の駆動
装置は有用である。
れ以上のシートベルトの一端を車両中央部に設け、他端
を車両外側方にシートをまたがって設け、シートベルト
の中間部もしくは端部をドア面上を移動させるタイプの
パッシブシートベルトシステムにおいて、本考案の駆動
装置は有用である。
上記各実施例においては、ドアの開閉ストロークを増大
する機構として歯車によるものを説明したが本考案の目
的を達成するためには、これに限らない。
する機構として歯車によるものを説明したが本考案の目
的を達成するためには、これに限らない。
以上、説明したごとく本考案に係る・々ツシブシートベ
ルト駆動装置は、ドアの開閉ストロークを増大して厚肉
テープ移動用スプロケットホイールへ伝達させるととも
に、ドア開放末期にはスプロケットホイールの回転量を
減少させるので、モータ等の駆動力を必要としないパッ
シブシートベルト装置においても極めてウェビングの移
動作動が円滑で、作動音が少なく静粛で、快適なウェビ
ングの自動装着操作が可能となる優れた効果を有する。
ルト駆動装置は、ドアの開閉ストロークを増大して厚肉
テープ移動用スプロケットホイールへ伝達させるととも
に、ドア開放末期にはスプロケットホイールの回転量を
減少させるので、モータ等の駆動力を必要としないパッ
シブシートベルト装置においても極めてウェビングの移
動作動が円滑で、作動音が少なく静粛で、快適なウェビ
ングの自動装着操作が可能となる優れた効果を有する。
第1図は本考案に係るパッシブシートベルト駆動装置の
第1実施例を示す車室内斜視図、第2図は第1図のウェ
ビングガイド部分の拡大斜視図、第3図は第2図の■−
■線断面図、第4図は第1図の駆動装置のスプロケット
ホイール部分の拡大斜視図、第5図は駆動装置の拡大断
面図、第6図は第5図の■−■線断面図、第7図はアー
ム回転角に対するセクタギヤの回転角を示す線図、第8
図は本考案の第2実施例を示す拡大断面図、第9図は第
8図の■−■線断面図、第10図は本考案の装置を利用
した第1実施例とは別のシートベルト取廻しを示す車室
内斜視図である。 14・・・・・・インナウェビング、18・・・・・・
アウタウェビング、22・・・・・・ドア、28・・・
・・・ウェビングガイド、50・・・・・・厚肉テープ
、42・・・・・・ガ′イドレール、60・・・・・・
駆動装置、64・・・・・・スプロケットホイール、7
6・・・・・・セクタギヤ、88・・・・・・連結アー
ム、78.80・・・・・・略く字状溝、72・・・・
・・小歯車、82・・・・・・ガイドピン。
第1実施例を示す車室内斜視図、第2図は第1図のウェ
ビングガイド部分の拡大斜視図、第3図は第2図の■−
■線断面図、第4図は第1図の駆動装置のスプロケット
ホイール部分の拡大斜視図、第5図は駆動装置の拡大断
面図、第6図は第5図の■−■線断面図、第7図はアー
ム回転角に対するセクタギヤの回転角を示す線図、第8
図は本考案の第2実施例を示す拡大断面図、第9図は第
8図の■−■線断面図、第10図は本考案の装置を利用
した第1実施例とは別のシートベルト取廻しを示す車室
内斜視図である。 14・・・・・・インナウェビング、18・・・・・・
アウタウェビング、22・・・・・・ドア、28・・・
・・・ウェビングガイド、50・・・・・・厚肉テープ
、42・・・・・・ガ′イドレール、60・・・・・・
駆動装置、64・・・・・・スプロケットホイール、7
6・・・・・・セクタギヤ、88・・・・・・連結アー
ム、78.80・・・・・・略く字状溝、72・・・・
・・小歯車、82・・・・・・ガイドピン。
Claims (1)
- 一端が車両中央部に設けられ、他端が車両外側にシート
をまたがるように設けられたシートベルトの中間部若し
くは他端を、ドアに設けられたガイドレール内を摺動す
るウェビングガイドに挿通自在に連結若しくは固定させ
、ドアの開閉と連動してウェビングガイドを前記ガイド
レールに沿って移動させるタイプのパッシブシートベル
トシステムにおいて、車体のドア取付柱に一端が回動自
在に枢着されるとともに他端がドア内に挿入された連結
アームと、該連結アームの他端に連結されることにより
ドアの開閉に対応して移動する移動子と、ドアに回動自
在に枢着されるとともに外周の一部に係合歯を有するセ
クタギヤと、前記移動子とセクタギヤの間に配設され前
記移動子の動きをセクタギヤに伝達しドアの初期開放時
にはセクタギヤを速く回動させドアの末期開放時にはセ
クタギヤをほとんど回動させないセクタギヤ回動速度調
整手段と、前記セクタギヤの係合歯と噛合い前記セクタ
ギヤの回動速度に従って回転する外周に突起を有するス
プロケットホイールと、一端がウェビングガイドに係合
され、全長にわたって前記スプロケットホイールの突起
と係合する多数の開口を有する厚内テープとを具備する
ことによりドアの初期開放時にはウェビングガイドを速
く移動させ前記シートベルトに拘束される乗員を迅速に
解放しドアの末期開放時にはウェビングガイドをほとん
ど移動させないようにしたことを特徴とするパッシブシ
ートベルト駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3542079U JPS5828933Y2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | パッシブシ−トベルト駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3542079U JPS5828933Y2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | パッシブシ−トベルト駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55135652U JPS55135652U (ja) | 1980-09-26 |
JPS5828933Y2 true JPS5828933Y2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=28894658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3542079U Expired JPS5828933Y2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | パッシブシ−トベルト駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828933Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-19 JP JP3542079U patent/JPS5828933Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55135652U (ja) | 1980-09-26 |
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