JPS5823262B2 - パツシブシ−トベルト装置 - Google Patents
パツシブシ−トベルト装置Info
- Publication number
- JPS5823262B2 JPS5823262B2 JP53110309A JP11030978A JPS5823262B2 JP S5823262 B2 JPS5823262 B2 JP S5823262B2 JP 53110309 A JP53110309 A JP 53110309A JP 11030978 A JP11030978 A JP 11030978A JP S5823262 B2 JPS5823262 B2 JP S5823262B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat belt
- seatbelt
- release
- fastening
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車等において乗員保獲の目的にて装備すれ
るパッシブシートベルト装置に関するものである。
るパッシブシートベルト装置に関するものである。
近年乗員のシートベルト着用率を向上させ衝突時等の乗
員の傷害を軽減させるために、ドア開閉に応じてシート
ベルトが自動的に作動し、乗員の意志に関係なくシート
ベルトの締結及び解除を行なうようにしたパッシブシー
トベルト装置が開発されている。
員の傷害を軽減させるために、ドア開閉に応じてシート
ベルトが自動的に作動し、乗員の意志に関係なくシート
ベルトの締結及び解除を行なうようにしたパッシブシー
トベルト装置が開発されている。
パッシブシートベルト装置は通常リトラクタを介して車
体に取付けられたシートベルトと該シートベルトをドア
開閉に応じて前後方向に駆動する電動モー汐等の駆動源
より構成される。
体に取付けられたシートベルトと該シートベルトをドア
開閉に応じて前後方向に駆動する電動モー汐等の駆動源
より構成される。
そしてドアを開くと駆動源が駆動してシートベルトをリ
トラクタより引き出しつつ前方に引き寄せ前方のレリー
ズ位置に保持し、乗員が着座してドアを閉めると駆動源
が前記レリーズ時とは逆方向に駆動し、シートベルトは
りトラクタに巻き取られつつ後方に作動し締結状態とな
るようになっている。
トラクタより引き出しつつ前方に引き寄せ前方のレリー
ズ位置に保持し、乗員が着座してドアを閉めると駆動源
が前記レリーズ時とは逆方向に駆動し、シートベルトは
りトラクタに巻き取られつつ後方に作動し締結状態とな
るようになっている。
上記のシートベルトの作動において、シートベルトが前
方に移動するときはシートベルトはりトラクタのベルト
巻き取り方向に附勢した附勢力に抗して引き出されつつ
前方に引き寄せられ、又シートベルトの締結作動時は駆
動源の駆動力に加えリトラクタのベルト巻き取り力が働
らくので、締結作動のスピードはレリーズ作動のスピー
ドにくらべかなり速いのが現状である。
方に移動するときはシートベルトはりトラクタのベルト
巻き取り方向に附勢した附勢力に抗して引き出されつつ
前方に引き寄せられ、又シートベルトの締結作動時は駆
動源の駆動力に加えリトラクタのベルト巻き取り力が働
らくので、締結作動のスピードはレリーズ作動のスピー
ドにくらべかなり速いのが現状である。
ところが着座した乗員にとってドアを閉めるやいなやシ
ートベルトが速いスピードでその身体にフィツトすると
いうことは、精神的にかなりの不快感をもたらすばかり
か、正常なシートベルト着用が行なわれるために姿勢を
整える時間が短かい等、不都合なことが多い。
ートベルトが速いスピードでその身体にフィツトすると
いうことは、精神的にかなりの不快感をもたらすばかり
か、正常なシートベルト着用が行なわれるために姿勢を
整える時間が短かい等、不都合なことが多い。
又好ましい締結作動スピードを得るようにすると、逆に
レリーズ作動スピードが遅くなり過ぎ、これまた好まし
くない。
レリーズ作動スピードが遅くなり過ぎ、これまた好まし
くない。
本発明は上記のような問題に対処することを目的とする
ものであり、以下附図実施例につき説明する。
ものであり、以下附図実施例につき説明する。
第１図は本発明を適用すべきシートベルト装置の一例を
示す図で、１は一端を車体のサイドレール部にリトラク
１２を介して取付けたシートベルトで、該シートベルト
１の他端は図示は省略しているが座席をまたいで座席中
央脇の下方の車体部材（フロア或はフロアに固着された
部材）に取付けられる。
示す図で、１は一端を車体のサイドレール部にリトラク
１２を介して取付けたシートベルトで、該シートベルト
１の他端は図示は省略しているが座席をまたいで座席中
央脇の下方の車体部材（フロア或はフロアに固着された
部材）に取付けられる。
３はサイトレールに沿って前後方向に設けられたガイド
レールで、該ガイドレール３にはスライダ或はローラ等
の移動片４が嵌装され、該移動片４にはシートベルト１
に挿通係合した案内片４ａが設けられ、該移動片４０前
後方向移動により、シートベルト１は前方のレリーズ位
置及び後方の締結位置に作動保持されるようになってい
る。
レールで、該ガイドレール３にはスライダ或はローラ等
の移動片４が嵌装され、該移動片４にはシートベルト１
に挿通係合した案内片４ａが設けられ、該移動片４０前
後方向移動により、シートベルト１は前方のレリーズ位
置及び後方の締結位置に作動保持されるようになってい
る。
５は例えば外周面に螺旋状の突出部を有するギャドワイ
ヤ等のワイヤで、端部は前記移動片４に係合され、駆動
部６において電動モーＪ６ａにて回動するギヤ６ｂに噛
合い、該駆動部６のドア開閉に伴なう正、逆転駆動によ
り該ワイヤ５が作動し移動片４を前後方向に移動させる
ようになっている。
ヤ等のワイヤで、端部は前記移動片４に係合され、駆動
部６において電動モーＪ６ａにて回動するギヤ６ｂに噛
合い、該駆動部６のドア開閉に伴なう正、逆転駆動によ
り該ワイヤ５が作動し移動片４を前後方向に移動させる
ようになっている。
駆動部６には前記ギヤ６ｂに係合する係合部材６ｃが設
けられ、該係合部材６ｃはギヤ６ｂを支持する軸６ｄと
例えば角孔による嵌合等の手段により回転方向において
係合しており、ギヤ６ｂの回転とはｇ一体的に係合部材
６Ｃが回転し、軸６ｄを回転させるようになっている、
該軸６ｄにはうず巻ばね等のスプリング６ｅの一端が係
合し該スプリング６ｅの他端はケース６ｆ等の固定部材
に係合しており、シートベルト締結作動即ち移動片４を
前方のレリーズ位置より後方へ向けて移動させるよう電
動モーメロａ及びギヤ６ｂが回転するとき、該軸６ｄの
回転でスプリング６ｅが巻き締められるようになってい
る。
けられ、該係合部材６ｃはギヤ６ｂを支持する軸６ｄと
例えば角孔による嵌合等の手段により回転方向において
係合しており、ギヤ６ｂの回転とはｇ一体的に係合部材
６Ｃが回転し、軸６ｄを回転させるようになっている、
該軸６ｄにはうず巻ばね等のスプリング６ｅの一端が係
合し該スプリング６ｅの他端はケース６ｆ等の固定部材
に係合しており、シートベルト締結作動即ち移動片４を
前方のレリーズ位置より後方へ向けて移動させるよう電
動モーメロａ及びギヤ６ｂが回転するとき、該軸６ｄの
回転でスプリング６ｅが巻き締められるようになってい
る。
従って乗員が着座しドアを閉めることにより電動モータ
６ａが回転し移動片４を後方に作動させるシートベルト
締結作動時は、上記スプリング６ｅが巻き締められるこ
とによって荷重が犬になり、移動片４の後方移動スピー
ドは比較的遅（なり、シートベルト締結作動は緩慢に行
なわれる。
６ａが回転し移動片４を後方に作動させるシートベルト
締結作動時は、上記スプリング６ｅが巻き締められるこ
とによって荷重が犬になり、移動片４の後方移動スピー
ドは比較的遅（なり、シートベルト締結作動は緩慢に行
なわれる。
逆に降車に当りドアを開くと電動モータ６ａは前記とは
逆に回転し、移動片４を前方に移動させるが、このとき
巻き締められていたスプリング６ｅの復元力は移動片４
を前方に移動させる方向即ちレリーズ方向に働らくので
、従来にくらべ荷重は非常に小となり、その分だけレリ
ーズ作動のスピードは速くなり、レリーズ作動は速やか
に行なわれることになる。
逆に回転し、移動片４を前方に移動させるが、このとき
巻き締められていたスプリング６ｅの復元力は移動片４
を前方に移動させる方向即ちレリーズ方向に働らくので
、従来にくらべ荷重は非常に小となり、その分だけレリ
ーズ作動のスピードは速くなり、レリーズ作動は速やか
に行なわれることになる。
このようにシートベルト駆動系に、シートベルト締結作
動時は抵抗となり、シートベルトレリーズ作動時は加速
となるスプリングを装着するだけの極めて簡単なる構成
において、理想的なるシートベルト締結作動を行なうこ
とができるものである。
動時は抵抗となり、シートベルトレリーズ作動時は加速
となるスプリングを装着するだけの極めて簡単なる構成
において、理想的なるシートベルト締結作動を行なうこ
とができるものである。
第１図においてＳ１１．Ｓ１２はリミットスイッチであ
り、移動片４のシートベルト締結位置及びレリーズ位置
においてＳ１１及びＳ１２がそれぞれ作動し電動モータ
な停止させるものである。
り、移動片４のシートベルト締結位置及びレリーズ位置
においてＳ１１及びＳ１２がそれぞれ作動し電動モータ
な停止させるものである。
以上要するに本発明によれば、パッシブシートベルト装
置におけるシートベルト締結及び解除作動を極めて簡単
なる構成により締結時は遅く、レリーズ時は速いと言う
理想的なる状態にて行なうことができるもので、極めて
効果的なるものである。
置におけるシートベルト締結及び解除作動を極めて簡単
なる構成により締結時は遅く、レリーズ時は速いと言う
理想的なる状態にて行なうことができるもので、極めて
効果的なるものである。
同本発明は第１図示のようにサイトレール部に設けたガ
イドレールに移動片を装着し該移動片の前後作動により
シートベルトを作動させる方式の装置以外、例えば単に
ロープにてシートベルトを前後方向に作動させる方式或
は前後方向に回動する回動アームによりシートベルトを
前後方向に作動させる方式等任意方式のものに適用する
ことができ、又ショルダーベルトに限らずラップベルト
の作動にも適用可能なることは勿論である。
イドレールに移動片を装着し該移動片の前後作動により
シートベルトを作動させる方式の装置以外、例えば単に
ロープにてシートベルトを前後方向に作動させる方式或
は前後方向に回動する回動アームによりシートベルトを
前後方向に作動させる方式等任意方式のものに適用する
ことができ、又ショルダーベルトに限らずラップベルト
の作動にも適用可能なることは勿論である。
第１図は本発明を適用すべきパッシブシートベルト装置
の一例を示す説明図、第２図は本発明の実施例を示す駆
動部の断面図である。 １・・・シートベルト、２・・・リトラクタ、３・・・
ガイドレール、４・・・移動片、５・・・ワイヤ、６・
・・駆動部、６ａ・・・電動モータ、６ｂ・・・ギヤ、
６ｃ・・・係合部材、６ｄ・・・軸、６ｅ・・・スプリ
ング、６ｆ・・・ケース。
の一例を示す説明図、第２図は本発明の実施例を示す駆
動部の断面図である。 １・・・シートベルト、２・・・リトラクタ、３・・・
ガイドレール、４・・・移動片、５・・・ワイヤ、６・
・・駆動部、６ａ・・・電動モータ、６ｂ・・・ギヤ、
６ｃ・・・係合部材、６ｄ・・・軸、６ｅ・・・スプリ
ング、６ｆ・・・ケース。
Claims (1)
- １ リトラクタを介して車体に取付けられたシートベル
トを、ドアの開閉に応じて正、逆転する駆動部により、
前方のレリーズ位置及び後方の締結位置に作動保持する
方式の装置において、上記駆動部にシートベルトの締結
作動方向には抵抗となって締結作動速度を遅くし、レリ
ーズ作動方向には作動促進力を与えてレリーズ作動速度
を速くするスプリングを設けたことを特徴とするパッシ
ブシートベルト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53110309A JPS5823262B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | パツシブシ−トベルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53110309A JPS5823262B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | パツシブシ−トベルト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5539804A JPS5539804A (en) | 1980-03-21 |
| JPS5823262B2 true JPS5823262B2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=14532433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53110309A Expired JPS5823262B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | パツシブシ−トベルト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823262B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60163161U (ja) * | 1985-03-18 | 1985-10-30 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | パツシブベルトモータコントロール装置 |
| JPS6354562U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-12 | ||
| JP4714513B2 (ja) * | 2005-06-28 | 2011-06-29 | タカタ株式会社 | シートベルトリトラクタ、シートベルト装置、シートベルト装置付車両 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835523A (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-25 | ||
| JPS5252342U (ja) * | 1975-10-13 | 1977-04-14 |
-
1978
- 1978-09-08 JP JP53110309A patent/JPS5823262B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835523A (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-25 | ||
| JPS5252342U (ja) * | 1975-10-13 | 1977-04-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5539804A (en) | 1980-03-21 |
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