JPS5828472B2 - 方向切換弁 - Google Patents

方向切換弁

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JPS5828472B2
JPS5828472B2 JP13468879A JP13468879A JPS5828472B2 JP S5828472 B2 JPS5828472 B2 JP S5828472B2 JP 13468879 A JP13468879 A JP 13468879A JP 13468879 A JP13468879 A JP 13468879A JP S5828472 B2 JPS5828472 B2 JP S5828472B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、圧力流体回路を構成する方向切換弁に係るも
ので、方向切換弁の操作力に応じた流量制御機能を有す
る方向切換弁に関する。
従来、この種の方向切換弁は第1図(特公昭53−41
316号)に示すものがある。
第1図に示す方向切換弁10は、圧力流体源6に減圧弁
6a′を介して接続する供給通路16と、アクチュエー
タに接続する負荷通路14a’。
14b′と、供給通路16と負荷通路14a’。
14b′との間に設けたブリッジ通路17と、タンクに
接続する排出通路15a’、15b’及び減圧弁6a′
と後段(多連に接続される場合の後段、単数の場合はタ
ンクに接続する。
)アンロード20 a/。20b′を備えた弁体13と
、この弁体13に摺動自在に嵌入するスプール12は、
両端に設けた圧力室38a’、38b’に作用するパイ
ロット圧力流体により押圧され、アンロード通路20a
’。
20b′の間を絞ると共にブリッジ通路17と負荷通路
14a’、14b’との接続及び負荷通路14a’。
14b′と排出通路15a’、15b’との接続を切り
換える。
プール12には、一端が圧力室38a’。38b′の各
々に開口し、池端がスプール12に設けた固定絞り40
a’、40b’に接続する通路41a’、41b’を備
え、この通路41a’、41b’の固定絞り40a’、
40b’は、スプール12が作動させられるとき、負荷
通路14a’、14b’に接続される。
なお通路41a’、41b’に設けた逆止弁42a’、
42b’は、固定絞り40a’、40b’が負荷通路1
4a’、 14b’に接続したとき圧力室38a’、3
8b’方向への流体の流れを防止する。
さらに圧力室38a′に設けたばね34は、スプール1
2を中立位置に保持するばねである。
パイロット弁1 a’は、入力口2a′と出力口2b′
2c′とを有する弁体にスプール3 a’が摺動自在に
嵌入されたこのスプール3a′がフォースモータ3b’
に与えられる電気信号に応じて移動させられ、入力口2
a′と出力口2 b’又は20′との間に絞りを形成す
る。
パイロット弁1 a’の入力口2a′は、減圧弁6a′
の上流側に接続してあり、方向切換弁10より一定値(
20Kgf/−〜30に〆/−)だけ高い圧力流体がパ
イロット圧力流体として供給される。
パイロット弁1 a’の出力口2b’、2c’は、各々
方向切換弁10の圧力室38a’、38b’に通路39
a’、39b’を介して接続すると共に絞り40c’、
40d’を備え供給回路6b′に接続した分岐回路39
c’、39d’が分岐する。
以下この方向切換弁10の作動について述べる。
パイロット弁1 a’のフォースモータ3 b’に電気
信号が与えられないとき、人力口2 a’と出力口2
b’+ 2 c’との間が閉鎖されているので、圧力室
38a’、38b’へは、パイロット圧力流体が供給さ
れず、スプール12は、中立位置に保持される。
この状態において、圧力流体源6からの圧力流体は、減
圧弁6a′を介して、供給回路6b’、アンロード通路
20a’、20b’を経て次段の方向切換弁又はタンク
へ流出する。
なお、パイロット弁1a′には、減圧弁6a′で保持さ
れるパイロット圧力流体が常時供給されている。
次に、フォースモータ3b’に電気信号が与えられ、パ
イロット弁1a′のスプール3 a’が右方向に移動さ
せられ入力口2a′と出力口2 b’の間に電気信号の
入力値に応じた絞りが形成されるとすると、パイロット
圧力流体が通路39a′を介して圧力室38a′に流入
する。
圧力室38a′に流入したパイロット圧力流体は、通路
41a′を介して固定絞り40b′より供給通路16b
′に流入すると共に分岐通路390′を介して供給通路
6 b’へも流入する。
しかし方向切換弁10′のスプール12は、第1図に示
す中立位置にあるので、パイロット圧力流体は、分岐通
路390′の絞り40c′により上昇する。
このように! して圧力室38a′の圧力が上昇し、スプール12を抑
圧する押圧力がはね34の押圧力に抗する値に達すると
、スプール12が右方向に移動し、ブリッジ通路17と
負荷通路14b′とを接続し、負荷通路14a′を排出
通路15a′に接続すると共にアンロード通路20a′
と20b′との間を絞る。
ブリッジ通路17と負荷通路14b′とが接続されたと
き、ブリッジ通路17には、アクチュエータ7の負荷圧
力が作用する。
前記パイロット圧力流体の圧力が、この負荷圧力より小
さいときは、逆止弁42a′により、通路41a′が閉
鎖されるので、圧力室38a′の圧力がさらに上昇して
スプール12をさらに右方向に移動させ、アンロード通
路20a’、20b’の間を絞り、供給回路6 b’の
圧力を上昇させる。
そして供給回路5 b/の圧力が負荷圧力を超えると、
供給回路6b′供給通路16、ブリッジ通路17′、負
荷通路14b′へ圧力流体の流れが生じると共に、圧力
室38a′のパイロット圧力流体も通路41a′、固定
絞り40b′を介して、負荷通路14b′へ流入し始め
る。
このようにして、パイロット圧力流体が減圧弁6a′の
上流側からパイロット弁1 a’、通路39a′、圧力
室38a′を介し通路41a′、固定絞り40b′を介
して負荷通路14b′からアクチュエータ7へ流入し始
めると、パイロット弁1 a’の入力口2 a/と出力
口2c′との間には、スプール3 a’により形成され
る絞りにより圧力降下を生じる。
従って圧力室38a′の圧力は、パイロット弁1 a’
により生じる圧力降下分だけ下った圧力に保持され、ス
プール12は、この圧力室38a′の圧力による押圧力
とはね34の押圧力とが平衡する位置で停止する。
このとき、スプール12は、アンロード通路20a′と
20b′との間を絞り、アクチュエータ7への供給流量
を所定の値に保持する。
このようにして、アクチュエータ7が作動しているとき
、アクチュエータ7に作用している負荷が増減すると供
給通路16と負荷通路14b′との間の圧力差が変動す
るため、アクチュエータ7への流量も増減し始めるが、
この負荷圧力の増減により、圧力室38a′から負荷通
路14a′へのパイロット圧力流体の流量も増減する。
パイロット圧力流体の流量が増加すると、パイロット弁
1a′での圧力降下か大きくなり、圧力室38a′の圧
力が下降するので、スプール12は、ばね34の押圧力
によって左方向へ移動し、アンロード通路20a′と2
0b′との間の絞りの開度を大きくしアクチュエータ7
への流量を一定流量に保つように制御する。
逆にパイロット圧力流体の流量が制限されると、圧力室
38a′の圧力が上昇しスプール12を右方向へ移動さ
せ、アンロード通路20a′と20b′との間を絞って
供給回路6 b’の圧力を上昇させてアクチュエータ7
への供給流量を一定流量に保つように制御する。
上記の構成を有する従来の方向切換弁は、電気指令値に
応じた絞りを形成するパイロット弁に、方向切換弁の供
給通路へ供給される圧力流体の圧力より一定の値だけ高
いパイロット圧力流体を供給し、このパイロット圧力流
体がパイロット弁から方向切換弁の圧力室を介して負荷
通路へ流入するときの流量に応じてパイロット弁の下流
側の圧力を変化させ、この圧力によりスプールの作動位
置を制御するものである。
従って、パイロット圧力流体源の圧力を方向切換弁に接
続するアクチュエータの負荷圧力より常に一定値だけ高
く保持する必要があるため、このパイロット流体圧力を
得るための動力損失が大きくなる問題点を有する。
本発明は、パイロット流体圧力による操作力に対向して
供給圧力と負荷圧力の差圧による押圧力をスプールに作
用させることによりパイロット流体圧力を低圧化するも
のである。
本発明は、方向切換弁の弁体の供給通路とブリッジ通路
との間に差圧発生器を設け、スプールの両端にパイロッ
ト流体圧力が作用するパイロット室とこのパイロット室
と対向する位置に圧力室を設け、この圧力室に接続する
通路が弁体又はスプールに設けられ、前記パイロット室
の一方にパイロット流体圧力が作用しスプールが移動さ
せられたときそのパイロット室に対向する位置の圧力室
に接続する通路を供給通路に接続すると共に池方の圧力
室に接続する通路をブリッジ通路に接続する切換部がス
プールに設けられたことを技術的手段とする。
なお、上記の差圧発生器は、供給通路の方向にはね力に
よる押圧力を受ける逆止弁又は、固定絞り、あるいは、
固定絞りを設けた逆止弁等で、供給通路からブリッジ通
路へ流れる圧力流体の流量に応じた圧力差を発生する手
段である。
本発明は、一方のパイロット室に作用するパイロット流
体圧力による操作力によってスプールが操作されると、
そのパイロット室に対向する位置に設けた圧力室には供
給通路の流体圧力か作用し、西方の圧力室にはブリッジ
通路の流体圧力が作用する。
差圧発生器は、スプールの操作により供給通路から負荷
通路への流量に応じて、供給通路とブリッジ通路との間
に差圧を生じる。
従って方向切換弁のスプールは、差圧発生器が発生する
差圧による押圧力とパイロット流体圧力による操作力と
により切換位置が制御されるので、パイロット流体圧力
を、負荷圧力より低圧にできる。
上記の構成を有する本発明は、次の特有の効果を有する
本発明の技術的課題を遠戚するための曲の手段として方
向切換弁のスプールが形成する供給通路(又はブリッジ
通路)と負荷通路との間の絞りの上流側と下流側の流体
圧力差をパイロット流体圧力による操作力に対向させる
ようにしてもよい。
この手段によると、負荷への流量は、方向切換弁のアン
ロード通路を、絞るメータリングオリフィスをスプール
に設け、このメータリングオリフィスを前記スプールが
形成する供給通路と負荷通路の間に形成する絞りに連動
させ、圧力流体源の吐出圧力流体の下流側への放出量を
メータリングオリフィスで制御することによって調整す
るものであるから、方向切換弁のアンロード通路の下流
側の流体圧力が、負荷圧力より低圧に保たれなげればな
らない。
このため、アンロード通路のない方向切換弁には適用す
ることができない。
またアンロード通路を備えた方向切換弁でも多数個連設
する場合において、下流側の方向切換弁の負荷圧力が上
流側の負荷圧力より高圧になると、上流側の方向切換弁
の流量制御ができない等の欠点を有する。
本発明は、供給通路とブリッジ通路との間に差圧発生器
を設け、この差圧発生器が供給通路からブリッジ通路へ
流れる流量に応じて差圧を発生しこの差圧による押圧力
をパイロット流体圧力による操作力に対向させるため、
アンロード通路の有無、及び多数個連設した場合の各切
換弁に接続するアクチュエータの負荷圧力の大小に関係
なくパイロット流体圧力に応じて負荷への流量制御を行
なうものである。
以下、本発明を第1図に示した方向切換弁と等価のスプ
ール式方向切換弁に適用した実施例を示す第2図につい
て述べる。
パイロット操作部1は、パイロット圧力流体源2が入力
側に接続する減圧弁3a、3bを有する。
この減圧弁3a、3bは、操作ノ・ンドル4 a y4
bを有して釦り、その出力側がパイロット管路5a、5
bを介して後述するスプール式方向切換弁10のパイロ
ット部11a、Ilbに接続するものであり、操作ハン
ドル4a、4bの操作力に応じた圧力流体をパイロット
管路5a、5bに吐出する。
スプール式方向切換弁10は、圧力流体源6の吐出圧力
流体をアクチュエータ7へ給排するスプール12が設け
られた弁体13と、この弁体13の両端でスプール12
に押圧力を与えるように配置したパイロット部11a、
11bとより形成しである。
スプール式方向切換弁10の弁体13は、アクチュエー
タ7が接続する負荷通路14a、14b、タンク8が接
続する排出通路15、圧力流体源6の吐出側が後述する
環状溝20a、20b通路16ay 16bを介して接
続する供給通路16、ブリッジ通路17、このブリッジ
通路17と供給通路16の間に配置し、ばね18bを備
え、ブリッジ通路17に連通する室18aと、ばね18
bに押圧され、弁体13の孔18eに摺動自在に嵌入す
ると共に、弁座18cに当接する弁18dとより形成し
た差圧発生器18、及び、前記スプール12の後述する
大径部が、摺動自在に嵌入する内孔19とを有する。
なお、差圧発生器18は、ブリッジ通路17内の流体圧
力と、ばね18bの押圧力により、弁座18cに着座し
て、供給通路16とブリッジ通路17との間を遮断する
従って前記押圧力より、供給通路16側からの流体圧力
が高くなった場合、弁体18dは、弁座18cより離座
してブリッジ通路17と供給通路16とを接続する。
内孔19には、負荷通路14a、14b排出通路15、
ブリッジ通路17が各々開口すると共に、圧力流体源6
の吐出側が接続する環状溝20a。
20bと、タンク8又は、このスプール式方向切換弁1
0を連設したとき後段のスプール式方向切換弁の環状溝
20a、20b(図示せず。
)に接続する環状溝21とを有する。
スプール12は、前記弁体13の内孔19に摺動自在に
嵌入する大径部23a、23b、24a。
24b、25a、25b、26及び後述するパイロット
部11a、11bの構成の一部である大径部27a、2
7bと小径部28a、28b。
29a、29b、30a、30bとを有する。
このスプール12の各大径部、小径部と弁体13の各通
路は、スプール12が、第2図の中立位置にあるとき、
小径部29a、29bが環状溝20a。
20bと環状溝21とを接続する。
大径部23a。24aは負荷通路14aと排出通路15
、ブリッジ通路17との夫々の間を遮断する。
捷た、大径部23b、24bは負荷通路14bと排出通
路15、ブリッジ通路17との夫々の間を遮断する。
スプール12を右方向に移動しはじめると、大径部25
a、26は環状溝20aと21との間及び環状溝21と
20bとの間の夫々を絞りはじめる。
小径部28aは、負荷通路14aとブリッジ通路17を
接続し、小径部28bは負荷通路14bと排出通路15
を接続する。
スプール12を左方向に移動しはじめると、大径部25
b、26は、環状溝20bと21との間及び環状溝21
と20aの間との夫々を絞りはじめる。
小径部28b。28aは、負荷通路14b、14aをブ
リッジ通路17、排出通路15の夫々に接続する構成で
ある。
パイロット部11a、11bは、パイロット管路5a、
5bが接続するポート33a、33b、ばね34a、3
4bを備えポート33a、33bが開口するパイロット
室35a、35b、スプール12の端部に固定した大径
部27a、27bが摺動自在に嵌入する内孔36a、3
6b及びパイロット弁体37a、37bと弁体13の端
面とで形成した圧力室38a、38bとを有する。
この圧力室38a、38bは、圧力流体源6の吐出側か
ら分岐し、絞り40a、40bを有するパイロット通路
39と、スプール12に設けてあり逆止弁42a、42
bを有する通路41a。
41bの双方か開口する。
この通路41a。41bの一端は、スプール12の小径
部30a。
30bに開口する。
そしてスプール12が右方向に操作されると、小径部3
0aが、大径部24aによってブリッジ通路17かも遮
断され、供給通路16に接続する。
小径部30bは、大径部25bにより供給通路16から
遮断され、ブリッジ通路17に接続する。
さらに、スプール12が左方向に操作されると、小径部
30aが大径部25aにより供給通路16から遮断され
、ブリッジ通路17に接続する。
また、小径部30bは、大径部24bによりブリッジ通
路17から遮断されると共に供給通路16に接続する。
このように、スプール12の大径部24a、24b、2
5a。
25bは、圧力室38a、38bを、供給通路16、ブ
リッジ通路17とに接続を切り換える切換部を形成する
なお、パイロット通路39の絞り40a、40bの絞り
量は、圧力室38a。
38bの一方がブリッジ通路17に接続されたときに絞
り40a、40bの上流側に流体圧力を圧力流体源6の
流体圧力に保つ程度の開口面積としである。
圧力室38a、38bがブリッジ通路17と供給通路1
6に接続されると、その側圧力室の差圧は、大径部27
a、27bに作用し、スプール12に押圧力を与える。
すなわち、圧力室38a、38b内の流体圧力は、夫々
差圧発生器18の前後の流体圧力に応じた値になり、こ
の流体圧力差が、スプール12に作用するパイロット流
体圧力による操作力に対向して作用する押圧力となる。
以下、この実施例の作用について述べる。
パイロット操作部1の減圧弁3a、3bの操作ハンドル
4a、4bに操作量を加えない場合は、スプール12が
、パイロット部11a、11bのばね34a、34bの
押圧力により図示の中立位置になっている。
この場合、圧力流体源6の吐出圧力流体は、内孔19の
環状溝20a、20bがら環状溝21を介してタンク8
又は次段の方向切換弁に流入する。
このとき、圧力室38a。38b内の流体圧力は、圧力
室38a、38bが逆止弁42a、42bを介して、ブ
リッジ通路17に接続しているので同圧になっている。
次に、パイロット操作部1の減圧弁3aの操作・・ンド
ル4aに操作量を加えると、減圧弁3aはパイロット圧
力流体源2の吐出流体圧力を操作・・ンドル4aの操作
量に応じた値に減圧してパイロット部11aのはね室3
5aに作用させる。
パイロット部11bのパイロット室35bは、パイロッ
ト管路5b、減圧弁3bを介してタンクに接続している
このため、スプール12は、パイロット部11aのパイ
ロット室35a内の流体圧力による押圧力を受け、パイ
ロット部11bのパイロット室35bのばね34bに抗
して、右方向に移動を始める。
このスプール12の移動により、その大径部25a、2
6は、環状溝20a、21゜20bの間を絞りはじめる
このとき、負荷通路14a、14bは、小径部28a、
28bを介して夫々ブリッジ通路17と排出通路15に
接続すると共に、パイロット部11a、11bの圧力室
38a、38bは、通路16aとブリッジ通路17に接
続する。
アクチュエータ7に作用する負荷に応じた流体圧力(以
下、負荷圧力と記す。
)は、負荷通路14a、ブリッジ通路17を介して差圧
発生器18の室18aに作用するので、弁18dは、は
ね18bの押圧力と室18aに作用する負荷圧力による
押圧力の双方の押圧力を受けて弁座18cに着座して供
給通路16とブリッジ通路17とを遮断する。
スプール12の移動しはじめた段階では、その大径部2
5aと26が、環状溝20aと21と20bとの間を充
分絞っていないので、差圧発生器18の弁18dに作用
する供給通路16内の流体圧力は弁18dを弁座18c
から離座さすに足りるだけの値には達しない。
このとき、パイロット部11a、11bの圧力室38a
、38b内の流体圧力は同圧である。
従って、スプール12は、パイロン)部11aのパイロ
ット室35aに作用する流体圧力による押圧力によって
右方向への移動をつづける。
この移動により、スプール12の大径部25a、26に
よる環状溝20a、2L 20bの間の絞り量がだんだ
ん多くなり、圧力流体源6の吐出側とタンク8の間が絞
られ、その吐出流体圧力が、差圧発生器18の弁体18
dを離座さすに足りるに十分な値に達すると、圧力流体
源6の吐出圧力流体は、環状溝20a、20b、通路1
6a、16b、供給通路16、差圧発生器18、ブリッ
ジ通路17、負荷通路14aを介してアクチュエータ7
に流入する。
この流れが生じると、パイロット部11bの圧力室38
b内の流体圧力も逆止弁42、通路41bを介してブリ
ッジ通路17に流入するので、圧力室38b内の流体圧
力は、ブリッジ通路17内の流体圧力に応じた値になる
斗た、パイロット部11aの圧力室38a内の通路41
aを介した流れは生じない。
すなわち、圧力室38a。38b内の流体圧力は、差圧
発生器18の弁18dの供給通路16側(以下上流側と
記す。
)とブリッジ通路17側(以下下流側と記す。
)との流体圧力に応じた値になる。
この圧力室38a内と、圧力室38b内との流体圧力は
、パイロット部11aのパイロット室35aに作用する
流体圧力による押圧力とはね34aによる押圧力とに対
向して作用しスプール12は、この双方の押圧力かバラ
ンスした所で停止する。
スプール12が、パイロット操作部1の流体圧力に応じ
た位置で停止すると圧力流体源6の吐出流体圧力は、ブ
リッジ通路17内の負荷圧力よりパイロット操作部1の
流体圧力に応じた値だけ高くなる。
このため、環状溝20a、20b、供給通路16、差圧
発生器18、ブリッジ通路17、負荷通路14aを介し
てアクチュエータ7に流入する圧力流体の流量は、負荷
圧力に関係なく、パイロット操作部1のパイロット流体
圧力(ハイロット操作部の操作量)に応じた値になる。
アクチュエータ7の反対側の流体は、スプール12の移
動により負荷通路14b排出通路15を介してタンク8
に流出するのでアクチュエータ7は、パイロット操作部
1の操作量に応じた値の速度で矢印Aの方向に移動する
以下、アクチュエータ7に作用する負荷が変動する場合
について述べる。
上述したように、アクチュエータ7が矢印A方向に一定
の速度で作動している状態にむいて、その負荷が増加す
ると、その負荷圧力は、負荷通路14aを介してブリッ
ジ通路17に作用する。
このため、パイロット部11bの圧力室38bからブリ
ッジ通路17への流れが少なくなる。
なお、圧力室38b内の流体圧力がブリッジ通路17内
の流体圧力より高くなったとき再ひもとの状態になる。
従って、圧力室38b内の流体圧力は、負荷圧力に相当
する値となるので、スプール12に作用している押圧力
は、圧力室38b内の流体圧力が上昇した分だけ、右方
向へ作用する値が大きくなる。
その結果、スプール12の大径部25a。26が環状溝
20a、21,20bの間の絞り量を多くして供給通路
16内の流体圧力を高める。
従って差圧発生器18の弁18dの上流側と下流側との
流体圧力の差をパイロット流体圧力の値に応じた一定の
値に保つ。
差圧発生器18の弁18dは、その前後の差圧が一定で
あるため供給通路16とブリッジ通路17との間に形成
する絞り量が一定になる。
つぎに負荷圧力が下降する場合は、パイロット部11b
の圧力室38b内の流体圧力も負荷圧力の下降と同様に
下降するので、スプール12が左方向に移動し差圧発生
器1Bの弁体18dの上流側下流側の流体圧力の差を一
定に保つ。
すなわち、スプール12は、負荷圧力の変動に応じて右
方向あるいは左方向に移動しアクチュエータ7への圧力
流体の供給量を負荷の変動に関係なく、パイロット流体
圧力に応じた一定の値に保つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の方向切換弁の断面図を含む回路図、第
2図は、本発明の実施例に係る方向切換弁の断面図を含
む回路図。 10・・・方向切換弁、11a、11b・・・パイロッ
ト部、12・・・スプール、13・・・弁体、14a。 14b・・・負荷通路、16・・・供給通路、17・・
・ブリッジ通路、18・・・差圧発生器、19・・・内
孔、20a、20b・・・環状溝(第1通路)、21・
・・環状溝(第2通路)、24a、24b、25a。 25b・・・大径部(切換部)、35a、、35b・・
・パイロット室、38a、38b・・・圧力室、39・
・・パイロット通路、40a、40b・・・絞り。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力流体源に接続する供給通路と、アクチュエータ
    に接続する負荷通路と、タンクに接続する排出通路及び
    供給通路と負荷通路との間にブリッジ通路を設けた弁体
    と、この弁体にスプールを摺動自在に嵌入した方向切換
    弁において、この弁体の供給通路とブリッジ通路との間
    に差圧発生器を設け、前記スプールの両端にパイロット
    流体圧力が作用するパイロット室とこのパイロット室に
    対向する位置に圧力室を設け、この圧力室に接続する通
    路が弁体又はスプールに設げられ、前記パイロット室の
    一方にパイロット流体圧力か作用しスプールが移動させ
    られたときそのパイロット室に対向する位置の圧力室に
    接続する通路を供給通路に接続すると共に曲方の圧力室
    に接続する通路をブリッジ通路に接続する切換部がスプ
    ールに設けられた方向切換弁。
JP13468879A 1979-10-17 1979-10-17 方向切換弁 Expired JPS5828472B2 (ja)

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CN113309877B (zh) * 2020-02-27 2022-12-23 盾安环境技术有限公司 导阀及具有其的换向阀
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