JPS5827722Y2 - エア−ポツト - Google Patents

エア−ポツト

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Publication number
JPS5827722Y2
JPS5827722Y2 JP15764778U JP15764778U JPS5827722Y2 JP S5827722 Y2 JPS5827722 Y2 JP S5827722Y2 JP 15764778 U JP15764778 U JP 15764778U JP 15764778 U JP15764778 U JP 15764778U JP S5827722 Y2 JPS5827722 Y2 JP S5827722Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
air pump
air
pump
bottle
Prior art date
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Expired
Application number
JP15764778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5572533U (ja
Inventor
敏彦 臼井
勉 新田
照男 竹田
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
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Publication of JPS5572533U publication Critical patent/JPS5572533U/ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓋ケース内に装着した手動押圧式のエアーポン
プを押圧操作して中瓶内に加圧空気を吹き込み、該中瓶
内の液体を中瓶内外を連通させる液体通路を通して外部
へ押し出すようにしたいわゆるエアーポットに関し、特
にそのエアーポットにおけるエアーポンプの構造に関す
るものである。
第1図は従来の手動押圧式エアーポットの一般的な構造
を示しているが、このエアーポットはポット本体1と蓋
体2によって構成されている。
蓋体2は、その蓋ケース21内にベローズ式のエアーポ
ンプ41を収容し、さらに該エアーポンプ41の上部に
ポンプ操作部材となる押え蓋45を載置して形成されて
いる。
またこの押え蓋45は蓋ケース21の上方中央部に形成
されたガイド筒23内で上下動できるようになっている
なおこのエアーポンプ41内には、該ポンプ伸張用のコ
イルスプリング49が配設されている。
そしてこのエアーポットは、押え蓋45を押圧してエア
ーポンプ41を収縮させるとその加圧空気がポット本体
1内に収容されている中瓶5内に吹き込まれ、該中瓶5
内の液体を瓶内管9および瓶外管10を通して外部へ押
し出すことができるようになっている。
しかしながら、このエアーポットのエアーポンプ41で
は、その−駆動によって吐出される空気量は、エアーポ
ンプの天板が符号42で示す最伸張状態から鎖線42′
で示す最収縮状態まで収縮する範囲の空気量であって比
較的吐出量が少なく、従って瓶内液体を多量に注出させ
るときにはエアーポンプ41を多数回駆動しなければな
らなかった。
またこのエアーポンプ41では、それを収縮させるとき
にはその収縮後半段階においてその蛇腹筒44のもつ弾
発力とポンプ伸張用のコイルスプリング49の弾発力が
相乗してポンプ操作が重くなリ、操作する指が疲れ易く
なるという問題があった。
本考案は上記の如き従来のエアーポットの問題点を改善
させるためのものであって、蓋ケースを大きくすること
なくエアーポンプの空気吐出量を増大させ且つそのポン
プ操作(特に初期操作及び最終段階操作)を軽くするこ
とができるようにしエアーポットを提供することを目的
とするものである。
以下、第2図および第3図に示す実施例に基づいて本考
案を説明すると、この実施例のエアーポットはポット本
体1と蓋体2に大別され、該蓋体2はポット本体1の後
方側においてピン3によって枢着されている。
ポット本体1は、その外ケース4内に中瓶5を収容し、
該中瓶5の上部に皿状の下口部材6を載置固定して形成
されている。
下口部材6には、そのほは沖央部に栓差込穴7が開口さ
れており、その栓差込穴7には瓶内管9及び瓶外管10
を取付けた中栓8が嵌入されている。
中栓8には、空気通路となる内腔38及び液室39が形
成され、この液室39が瓶内管9及び瓶外管10を連通
させて一連の液体通路20を形成している。
蓋体2は、胴部周壁22の上部に立上り筒壁23を形成
した蓋ケース21の内部に下部ベローズ12及び上部ベ
ローズ13を相互に連通させる如くに一体形成してなる
二段エアーポンプ11を収容して構成されている。
蓋ケース21の立上り筒壁23は該蓋ケース21の胴部
周壁22の外径より小径で且つ適宜高さだけ上方に立上
っている。
この立上り筒壁23には二段エアーポンプ11の操作部
材30を上下動させるためのガイドとなる受入24が形
成されている。
二段エアーポンプ11は、前記蓋ケース胴部周壁22内
に収容される(受入24の内径より大きい外径をもつ)
下部ベローズ12と受入24を通して蓋ケース立上り筒
壁23内に収容される(受入24の内径より小さい外径
をもつ)土部ベローズ13とを相互に連通させる如くし
て一体的に形成されている。
また下部ベローズ12と上部ベローズ13の間には、該
下部ベローズ12の天板と該上部ベローズ13の底板と
を兼用する中間仕切板14が介設されており、該中間仕
切板14には上、千両ベローズ13および12を相互に
連通させるための通孔15が形成されている。
なお、この中間仕切板14は下部ベローズ12を駆動す
るための押板となる。
二段エアーポンプ11は操作部材30によって駆動され
るが、この実施例では操作部材30は上部ベローズ押板
31とガイド筒32から構成されている。
このガイド筒32は中間仕切板14上に結合され、前記
蓋ケース立上り筒壁23と上部ベローズ押板31との間
に介設されている。
該ガイド筒32は上部ベローズ押板31のガイドとなる
ものであるが、このガイド筒32も立上り筒壁23の節
穴24内で上下動可能となっている。
なおこのガイド筒32の高さは後述するように上部ベロ
ーズ押板31を押圧させて鎖線31′の位置(エアーポ
ンプ11の最収縮状態)まで押し下げた際にも該ガイド
筒32の上端32 aが立上り筒壁23の下端23a(
受入24の下縁)より下方にならないような高さとなっ
ている。
又、この二段エアーポンプ11の上、千両ベローズ13
および12内にはそれぞれベローズ伸張用のコイルスプ
リング34および33が配設されている。
この各コイルスプリング34 、33の弾発力の強さは
、下部ベローズ12内に配設されるコイルスプリング3
3の弾発力の強さを従来のもの(例えば第1図のエアー
ポンプ内に配設されているコイルスプリング49)と同
程度とし上部ベローズ13内に配設されるコイルスプリ
ング34の弾発力の強さを該下部ベローズ内のコイルス
プリング33より弱くしている。
なおこの各コイルスプリング33および34のコイル径
および線径は下部ベローズ内コイルスプリング33の方
が上部ベローズ内コイルスプリング34よりそれぞれ大
径となるようにしている。
従って上部ベローズ押板31を押圧すると、上部ベロー
ズ13が収縮する速度よりもやや遅い速度で下部ベロー
ズ12が収縮するようになっている。
二段エアーポンプ11には、その上部ベローズ天板17
に空気吸入口19が、またその下部ベローズ底板16に
は空気吐出口18がそれぞれ形成されており、該空気吸
入口19には吸入弁35が設けられている。
次に上記実施例のエアーポットの使用方法並びにその作
用について説明すると、瓶内液体Wを外部へ注出すると
きにはポンプ操作部材30の上部ベローズ押板31を押
圧すれば吸入口19が弁35によって閉塞されるととも
に、上部ベローズ13が大速度で、下部ベローズ12が
やや小速度で収縮を開始する。
このとき上部ベローズ押板31はガイド筒32の内壁に
沿って下降する。
上部ベローズ13が最収縮状態となったあとは上部ベロ
ーズ押板31は直接中間仕切板14に押圧力を加え、下
部ベローズ12を収縮させることになる。
なお、この上部ベローズ押板31は鎖線31′の位置(
二段エアーポンプ11を最収縮状態まで収縮させたとき
の上部ベローズ押板の位置)まで押し下げることができ
る。
このときには中間仕切板14に結合されているガイド筒
32が立上り筒壁23の内面に沿って下降する。
なおこの場合、上部ベローズ押板31を鎖線31′で示
す位置(二段エアーポンプ11の最収縮状態)まで押し
下げた際にもガイド筒32の上端32 aが立上り筒壁
23の下端23 aより上方に位置するようになってい
る。
この二段エアーポンプ11からの加圧空気は吐出口18
から中栓内腔38を通って中瓶5内に吹き込まれ、該加
圧空気によって該中瓶5内の液体Wを瓶内管9、中栓内
液室39および瓶外管10からなる液体通路20を通し
て外部へ注出させる。
そして上部ベローズ押板31に対する押圧を解除すれば
二段エアーポンプ11は上、千両ベローズ13および1
2内に配設されている各スプリング34および33の反
発作用によって速やかに元の状態に復帰する。
なお瓶内液体Wを多量に注出するときには上記のように
上部ベローズ押板31を繰返して押圧操作すればよい。
続いて本考案の効果について説明すると、本考案のエア
ーボッ1へによれば次のような効果がある。
(1)蓋ケース21内に、下部ベローズ12および上部
ベローズ13を相互に連通させるようにして一体的に形
成した二段エアーポンプ11を収容し、二段ポンプ操作
部材30を操作することによって両ベローズ12および
13を収縮させることができるように構成しているので
蓋ケース21を大きくすることなくエアーポンプ11の
一駆動ごとの空気吐出量を増大させることができ、以っ
てポンプ−駆動ごとの瓶内液体Wの注出量を増加させる
ことができる。
即ち、蓋ケース21を大きくすることな〈従来のエアー
ポンプに比してほぼ上部ベローズ13の容量分だけ吐出
空気量を増大させることができる。
(2)上部ベローズ13内に配設されるベローズ伸張用
コイルスプリング34の弾発力を、下部ベローズ12内
に配設されるベローズ伸張用コイルスプノング33より
弱くしているのでポンプ操作(特に初期操作)が従来の
エアーポンプ(第1図)より軽くなる。
(3)二段エアーポンプを最収縮状態まで押圧しなくて
も十分な注液量が得られるので、ベローズポンプの収縮
最終段階にあられれる大きな反発力(蛇腹筒ひだ部分の
重なりによる)に会うことが少く、従って操作後段にお
いてもエアーポンプを軽快に操作することができる。
(4)収縮させた二段エアーポンプの復帰時に両ベロー
ズ12および13内にそれぞれ配設されているスプリン
グ33および34が同時に伸張するので該二段エアーポ
ンプ11の復帰速度が早くなる。
等の実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一般的なエアーポットの上部縦断面図、
第2図は本考案の実施例にかかるエアーポットの上部縦
断面図、第3図は第2図のエアーポットにおけるエアー
ポンプの作用説明図である。 1・・・・・・ポット本体、2・・・・・・蓋体、5・
・・・・・中瓶、8・・・・・・中栓、11・・・・・
・二段エアーポンプ、12・・・・・・下部ベローズ、
13・・・・・・上部ベローズ、14・・・・・・中間
仕切板、20・・・・・・液体通路、21・・・・・・
蓋ケース、22・・・・・・胴部周壁、23・・・・・
・立上り筒壁、24・・・・・・受入、30・・・・・
・二段ポンプ操作部材、31・・・・・・上部ベローズ
押板、32・・・・・・ガイド筒、33.34・・・・
・・コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴部周壁22を有し、且つ上面にポンプ操作部材用の愛
    犬24を形成した蓋ケース21内に、前記愛犬24の内
    径より大きい外径を有する下部ベローズ12と前記愛犬
    24の内径より小さい外径を有する上部ベローズ13を
    中間仕切板14を介して一体化し、さらに前記中間仕切
    板14の下側に前記下部ベローズ伸長用のスプリング3
    3を、又前記中間仕切板14の上側に前記スプリング3
    3より弾発力の弱い上部ベローズ伸長用のスプリング3
    4を内蔵せしめてなる二段エアーポンプ11を装着する
    一方、前記二段エアーポンプ11に対しては、前記受入
    24内で上下動ししかも前記下部ベローズ12と上部ベ
    ローズ13を押圧することのできる二段エアーポンプ3
    0を載置するとともに、前記二段エアーポンプ11によ
    って加圧された空気を中瓶5内に吹き込み、該中瓶5内
    の液体Wを中瓶内外を連通させる液体通路20を通して
    外部へ注出するようにしたことを特徴とするエアーポッ
    ト。
JP15764778U 1978-11-15 1978-11-15 エア−ポツト Expired JPS5827722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15764778U JPS5827722Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 エア−ポツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15764778U JPS5827722Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 エア−ポツト

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Publication Number Publication Date
JPS5572533U JPS5572533U (ja) 1980-05-19
JPS5827722Y2 true JPS5827722Y2 (ja) 1983-06-16

Family

ID=29148758

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15764778U Expired JPS5827722Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 エア−ポツト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355404Y2 (ja) * 1987-03-23 1991-12-10

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JPS5572533U (ja) 1980-05-19

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