JPS5827525Y2 - ヘリカル レゾネイタフイルタ - Google Patents

ヘリカル レゾネイタフイルタ

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Publication number
JPS5827525Y2
JPS5827525Y2 JP1978098077U JP9807778U JPS5827525Y2 JP S5827525 Y2 JPS5827525 Y2 JP S5827525Y2 JP 1978098077 U JP1978098077 U JP 1978098077U JP 9807778 U JP9807778 U JP 9807778U JP S5827525 Y2 JPS5827525 Y2 JP S5827525Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
helical
wound
coupling
bobbin
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978098077U
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English (en)
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JPS5515834U (ja
Inventor
英明 斎藤
勝利 千葉原
Original Assignee
東光株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5515834U publication Critical patent/JPS5515834U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、λ/4に共振するヘリカルコイルをボビンに
巻回して成るへりカルレゾネイタフィルタに係り、帯域
特性の安定化並びに小型化を目的とする。
従来この種のへりカルレゾネイタフィルタは。
第1図Aに示すものが一般的で、ベース1に取付けられ
た中空ボビン3に共振用のヘリカル巻線5が巻回され、
そのヘリカル巻線5の上方に結合用巻線9が巻回され、
ボビン中空部にヘリカル巻線5の共振周波数可変用ネジ
コア11が螺合挿入され、さらにシールドケース7がボ
ビン3を被ってベース1へ嵌合されて成るものがよく知
られている。
同図Bは回路図を示す。この構造のへりカルレゾネイタ
フィルタは、ヘリカル巻線のインダクタンス分並びに巻
線5とシールドクー3フ間の分布容量による共振を用い
るもので、ヘリカル巻線5は巻線が容易な様にヘリカル
巻線の低電位側から巻始める。
所が線材の径や線長の不揃いにより高電位側の位置も不
揃いになり易く、よってシールドケース1との容量形成
上大きく作用させない為、低電位側を上方に高電位側を
下方にする。
他方結合用巻線9は、ヘリカル巻線5と電磁的結合をさ
げる為に、ヘリカル巻線5の低電位端に近づけて巻回さ
せていた。
つまり結合巻線9をヘリカル巻線5とシールドケースT
の上面間に位置させていた。
しかも、磁束密度の高いヘリカル巻線5の低電位端近く
でネジコア11を上下動させると、ヘリカル巻線5の共
振周波数が大きく変えられることから、ネジコア11を
ボビン3の中空部の上部に位置させていた。
しかしながら、ヘリカル巻線5の共振周波数を調整する
為にネジコア11を上下動させると、近傍に結合用巻線
9があるので、巻線相互間の相互インダクタンスMが変
化し、その変化が製造時の各巻線5,9のインダクタン
スや相互インダクタンスのばらつきに加わってフィルタ
の帯域特性を不安定にさせる原因となっていた。
本考案は、以上の欠点を改善し所望の安定した帯域特性
を有するへりカルレゾネイタフィルタの提供を図るもの
である。
第2図は1本考案のへりカルレゾネイタの一実施例を示
すもので、端子ピン13を具えたベース1上に取付けら
れた中空ボビン3に、低電位側を上端にして下端高電位
側を開放とした共振用ヘリカル巻線5が巻回され、その
ヘリカル巻線5の上方近傍に結合用巻線9が巻回され、
そのボビン3の中空部に周波数調整用コア11が螺合挿
入されるとともに、導電性シールドケース7がボビン3
を被ってベース1に嵌合されて成るへりカルレゾネイタ
フイルタにおいて、それらヘリカル巻線5及び結合用巻
線9が並行に巻き込まれたことを特徴とするへりカルレ
ゾネイタフィルタである(同図A′)。
第2図Bはその回路図を示す。本考案は、実施例から判
るように、結合用巻線9をヘリカル巻線5の低電位側か
ら平行してボビン3上に巻回できるので結合が強く、そ
の間の相互インダクタンスMは結合用巻線9の近傍でネ
ジコア11を上下動させても変化しにくく、ヘリカル巻
線5と結合用巻線9間の結合係数も1に近似となり、ネ
ジコア11の変化に対し相互インダクタンスの変化によ
る帯域特性の変動・不安定化を防ぐことができる。
また、結合用巻線9は、従来の如きヘリカル巻線5と間
隔をおいて巻回するのではなく、並行して一緒に巻き込
まれるので、その間隔分ボビン3の高さを低くでき、小
型のへりカルレゾネイタフィルタが得られる。
さらに、結合用巻線9はヘリカル巻線5の高インピータ
ンス側に向って平行に巻回されるので、巻線双方のイン
ピーダンス点は対応しやすくなる。
つまり結合用巻線90入力端がヘリカル巻線5における
相応のインピーダンス点に近接する。
従って、高インピーダンスの入出力回路とへりカルレゾ
ネイタフィルタを結合させるには、結合用巻線9の巻数
を増せばヘリカル巻線5の高インピーダンス点同志で確
実に結合できることから、広範囲のインピーダンス結合
も容易となる。
所で前述の実施例では、巻線の都合上ヘリカル巻線5の
低電位側及び結合巻線9をボビン3の上方、シールドケ
ース7の上面側へ位置させたが、本考案の実施に当りそ
れらは限定されるものでない。
以上説明した様に本考案は、シールドケース1内に収納
された中空ボビン3にヘリカル巻線5が巻回され、その
ヘリカル巻線の低電位側近傍に結合用巻線9が巻回され
、そのボビン中空部に周波数調整用コア11が挿入され
て成るへりカルレゾネイタフィルタにおいて、それら結
合巻線9及びヘリカル巻線5が並行に巻き込まれている
ことから帯域特性が安定で調整の容易な小型のへりカル
レゾネイタフィルタを提供できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図:従来のヘリ力ルレゾネイタフィルタを示す断面
図A及び回路図80第2図二本考案のへりカルレゾネイ
タフィルタの一実施例を示す断面図A及び回路図80 1・・・・・・ベース、3・・・・・・ボビン、5・・
・・・・ヘリカル巻線、7・・・・・・シールドケース
、9・・・・・・結合用巻線、11 ・・・・コア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シー/[/ )’ケース内に収納された中空ボビンにヘ
    リカル巻線が巻回され、そのヘリカル巻線の低電位側近
    傍に結合用巻線が巻回され、そのボビン中空部に周波数
    調整用コアが挿入されて成るへりカルレゾネイタフィル
    タにおいて、それら結合用巻線及びヘリカル巻線が並行
    に巻き込まれたことを特徴とするへりカルレゾネイタフ
    ィルタ。
JP1978098077U 1978-07-17 1978-07-17 ヘリカル レゾネイタフイルタ Expired JPS5827525Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978098077U JPS5827525Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 ヘリカル レゾネイタフイルタ

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JP1978098077U JPS5827525Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 ヘリカル レゾネイタフイルタ

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Publication Number Publication Date
JPS5515834U JPS5515834U (ja) 1980-01-31
JPS5827525Y2 true JPS5827525Y2 (ja) 1983-06-15

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ID=29033505

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978098077U Expired JPS5827525Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 ヘリカル レゾネイタフイルタ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140296U (ja) * 1981-02-26 1982-09-02
JPS57149893U (ja) * 1981-03-17 1982-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56646Y2 (ja) * 1974-11-21 1981-01-09

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JPS5515834U (ja) 1980-01-31

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