JPS5826650B2 - 半導体コンデンサ用磁器 - Google Patents
半導体コンデンサ用磁器Info
- Publication number
- JPS5826650B2 JPS5826650B2 JP2872876A JP2872876A JPS5826650B2 JP S5826650 B2 JPS5826650 B2 JP S5826650B2 JP 2872876 A JP2872876 A JP 2872876A JP 2872876 A JP2872876 A JP 2872876A JP S5826650 B2 JPS5826650 B2 JP S5826650B2
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- JP
- Japan
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- mol
- semiconductor
- component
- oxide
- capacitance
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- Expired
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- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はチタン酸ストロンチウム(5rTi03)を主
体とする半導体磁器の粒界に高絶縁層を設けることによ
り得られる半導体コンデンサ用磁器に関する。
体とする半導体磁器の粒界に高絶縁層を設けることによ
り得られる半導体コンデンサ用磁器に関する。
従来、半導体磁器の粒界を絶縁化させることにより得ら
れるコンデンサ材料としてチタン酸バリウム系半導体コ
ンデンサ用磁器が知られている。
れるコンデンサ材料としてチタン酸バリウム系半導体コ
ンデンサ用磁器が知られている。
しかしながら、絶縁抵抗10”、2−crrt、実効誘
電率50.000〜70.000と非常に大きな値が得
られるこのチタン酸バリウム系半導体コンデンサ用磁器
の欠点として、20℃を基準として、−30〜+85℃
の範囲における静電容量の変化が±40%程度であり、
また誘電損失(tanδ)も約5〜10%と大きいこと
である。
電率50.000〜70.000と非常に大きな値が得
られるこのチタン酸バリウム系半導体コンデンサ用磁器
の欠点として、20℃を基準として、−30〜+85℃
の範囲における静電容量の変化が±40%程度であり、
また誘電損失(tanδ)も約5〜10%と大きいこと
である。
そこで近年、チタン酸ストロンチウムを主体とし、特に
静電容量の温度変化率を小さくせしめた半導体磁器コン
デンサが開発されてきている。
静電容量の温度変化率を小さくせしめた半導体磁器コン
デンサが開発されてきている。
このチタン酸ストロンチウムを主体とする半導体磁器コ
ンデンサは当初チタン酸ストロンチウム(S rT t
03)に少量の二酸化マンガン(Mr102)、酸化
ケイ素(S 102 )等を添加し、還元雰囲気中で焼
結してなる半導体磁器を、単に熱処理して粒界を再び酸
化するか、二酸化マンガン(Mn02)、酸化ビスマス
(Bi203)等を粒界に熱拡散させることにより得ら
れていた。
ンデンサは当初チタン酸ストロンチウム(S rT t
03)に少量の二酸化マンガン(Mr102)、酸化
ケイ素(S 102 )等を添加し、還元雰囲気中で焼
結してなる半導体磁器を、単に熱処理して粒界を再び酸
化するか、二酸化マンガン(Mn02)、酸化ビスマス
(Bi203)等を粒界に熱拡散させることにより得ら
れていた。
これらの特徴として、チタン酸バリウム系に比較して静
電容量の温度変化率が小さく、誘電損失(tanδ)の
値も小さいことがあげられる。
電容量の温度変化率が小さく、誘電損失(tanδ)の
値も小さいことがあげられる。
一方、実効誘電率がチタン酸バリウム系に比較して極め
て小さいことが欠点であった。
て小さいことが欠点であった。
そこで、実効誘電率の向上を目的として、チタン酸スト
ロンチウム(5rTi03)に添加する不純物がいくつ
か提案されている。
ロンチウム(5rTi03)に添加する不純物がいくつ
か提案されている。
たとえば、酸化チタン(Ta205)、酸化ニオブ(N
b205)、酸化タングステン(WO3)等の半導体化
に必要な物質以外に酸化亜鉛(ZnO)、希土類酸化物
等を単一またはそれらを組み合わせて添加することによ
り、実効誘電率40.000〜50.000程度、誘電
損失1%以下の半導体磁器コンデンサが得られるように
なり、一段と小型高性能化が計られてきている。
b205)、酸化タングステン(WO3)等の半導体化
に必要な物質以外に酸化亜鉛(ZnO)、希土類酸化物
等を単一またはそれらを組み合わせて添加することによ
り、実効誘電率40.000〜50.000程度、誘電
損失1%以下の半導体磁器コンデンサが得られるように
なり、一段と小型高性能化が計られてきている。
しかしながら、このように小型高性能な素子においては
、高性能な故に問題点もある。
、高性能な故に問題点もある。
その一つに拡散物を塗布する場合の塗布量のバラツキの
与える特性への影響が大きく、工程管理が極めて難しい
欠点があった。
与える特性への影響が大きく、工程管理が極めて難しい
欠点があった。
さらに、電気的特性においてもより高性能化への努力が
なされているが、特に周囲温度の変化に対する静電容量
変化を小さくせしめることについては、チタン酸バリウ
ム系に比較して小さくなったとはいえ、いまだに十分で
はなかった。
なされているが、特に周囲温度の変化に対する静電容量
変化を小さくせしめることについては、チタン酸バリウ
ム系に比較して小さくなったとはいえ、いまだに十分で
はなかった。
また、緒特性との兼ね合い、特に静電容量との兼ね合い
において、絶縁抵抗が十分に太きいとはいえなかった。
において、絶縁抵抗が十分に太きいとはいえなかった。
さらに、従来の半導体磁器コンデンサにおいては2〜3
kV/mmの直流電圧負荷によって静電容量の変化が1
0〜50%と大きく、高電圧回路に対しては不向きであ
り、用途範囲もそれだけ狭められていた。
kV/mmの直流電圧負荷によって静電容量の変化が1
0〜50%と大きく、高電圧回路に対しては不向きであ
り、用途範囲もそれだけ狭められていた。
本発明は種々の実験を積み重ねたすえ、上述のごとき拡
散工程による素子特性のバラツキを極めて小さくせしめ
、さらに静電容量の温度変化、直流電圧負荷後の静電容
量の変化、及び絶縁抵抗の改善を計ることができた結果
によるものである。
散工程による素子特性のバラツキを極めて小さくせしめ
、さらに静電容量の温度変化、直流電圧負荷後の静電容
量の変化、及び絶縁抵抗の改善を計ることができた結果
によるものである。
以下、実施例に基づき、本発明の詳細な説明する。
実施例
チタン酸ストロンチウム(S rT io 3)に酸化
ニオブ(Nb20=、 )を0.1〜2モル%、及び酸
化ビスマス(Bl 203)を0.1〜5モル%の範囲
で添加し、十分に混合した後、15闘ψX0.7imt
の円板状に加圧成型する。
ニオブ(Nb20=、 )を0.1〜2モル%、及び酸
化ビスマス(Bl 203)を0.1〜5モル%の範囲
で添加し、十分に混合した後、15闘ψX0.7imt
の円板状に加圧成型する。
この後、水素1〜10%盛素99〜90%からなる雰囲
気中で1370°C〜1460℃で2〜4時間焼成する
。
気中で1370°C〜1460℃で2〜4時間焼成する
。
しかる後に、焼結体の片面に拡散用物質を公知の適当な
バインダー(たとえば、ポリビニルアルコール)を用い
て塗布し、900°C〜1200℃で2時間程度熱処理
する。
バインダー(たとえば、ポリビニルアルコール)を用い
て塗布し、900°C〜1200℃で2時間程度熱処理
する。
このようにして得られた焼結体の両面に銀電極を設ける
。
。
第1表は拡散用物質として酸化銅(Cu20)、酸化ビ
スマス(Bi203)、二酸化マンガン(Mn02)及
び炭酸リチウム(Li2CO3)からなる種々の組成の
混合物を上記焼結体に塗布し、拡散せしめたときの各種
20枚の電気的特性の結果をまとめたものである。
スマス(Bi203)、二酸化マンガン(Mn02)及
び炭酸リチウム(Li2CO3)からなる種々の組成の
混合物を上記焼結体に塗布し、拡散せしめたときの各種
20枚の電気的特性の結果をまとめたものである。
ただし、このときの酸化ビスマス(BL 203 )及
び酸化ニオブ(Nb 205 )の添加量はそれぞれ0
.2モル%、また焼成は温度1400℃で4時間、範囲
気条件は水素10%、窒素90%であり、さらに熱処理
は温度1100℃で2時間行ったものである。
び酸化ニオブ(Nb 205 )の添加量はそれぞれ0
.2モル%、また焼成は温度1400℃で4時間、範囲
気条件は水素10%、窒素90%であり、さらに熱処理
は温度1100℃で2時間行ったものである。
尚、表中の実効誘電率ε及び誘電損失tanδは周波数
I KHz、 I VA、 Cにて測定した値であり
、絶縁抵抗は50VD、Cの電圧で30秒間充電した後
に測定した値である。
I KHz、 I VA、 Cにて測定した値であり
、絶縁抵抗は50VD、Cの電圧で30秒間充電した後
に測定した値である。
この表から明らかなごとく、組成点1〜4のようにCu
2O,Bi2039MnO2またはLi2CO3を単一
に塗布し、拡散せしめた素子については、D値が非常に
大きく、特性の変動が大きいことがわかる。
2O,Bi2039MnO2またはLi2CO3を単一
に塗布し、拡散せしめた素子については、D値が非常に
大きく、特性の変動が大きいことがわかる。
また、絶縁抵抗が小さい。次に、組成点5.。6は上述
4種類の物質のうち2種類及び3種類を選定し、組み合
わせたときの最良の組成である。
4種類の物質のうち2種類及び3種類を選定し、組み合
わせたときの最良の組成である。
この場合には、■成分の拡散剤の場合に比較して特性の
変動は小さくなり、絶縁抵抗の向上が見られる。
変動は小さくなり、絶縁抵抗の向上が見られる。
さらに、4種類の物質を種々の割合で組み合わせた場合
の特性の様子を組成点7〜26に示す。
の特性の様子を組成点7〜26に示す。
表かられかるように、組成点7. 8. 9゜10.1
2,14,15,16及び17についてはD値が小さく
しかも絶縁抵抗が3成分組成の最高値(組成点6)よ
りも太きい。
2,14,15,16及び17についてはD値が小さく
しかも絶縁抵抗が3成分組成の最高値(組成点6)よ
りも太きい。
すなわち、4種類の物質の組み合わせの割合をCu2O
;10〜80モル%、Bi2O3;5〜66モル%、
MnO2;3〜5モル%、Li2CO3;5〜50モル
%とすることにより、特性変動の小さい、絶縁抵抗の大
きい磁器が得られる。
;10〜80モル%、Bi2O3;5〜66モル%、
MnO2;3〜5モル%、Li2CO3;5〜50モル
%とすることにより、特性変動の小さい、絶縁抵抗の大
きい磁器が得られる。
ところで、コンデンサの特性を静電容量Cと絶縁抵抗H
の積で示す場合がある。
の積で示す場合がある。
このC−R積はコンデンサの形状によらない定数であり
、これをKで表わすと、 K=C−R =εε0γ となる。
、これをKで表わすと、 K=C−R =εε0γ となる。
ここで、ε0は真空の誘電率である。すなわち、このに
値の大きいことはコンデンサとして優良である条件の一
つである。
値の大きいことはコンデンサとして優良である条件の一
つである。
実施例において、1成分、2成分、3成分及び4成分か
らなる拡散剤を拡散させた磁器のそれぞれのに値を比較
してみると、■成分では最高34M!2 μF程度、2
成分では最高2891・μF13成分では最高496M
、Q・μF程度であるのに対し、第1表における組成点
7.8. 9. 10゜12.14,15,16及び1
7についてみると、最低で523Mg・μF1最高で8
47Mg・μF程度と極めて大きくなっている。
らなる拡散剤を拡散させた磁器のそれぞれのに値を比較
してみると、■成分では最高34M!2 μF程度、2
成分では最高2891・μF13成分では最高496M
、Q・μF程度であるのに対し、第1表における組成点
7.8. 9. 10゜12.14,15,16及び1
7についてみると、最低で523Mg・μF1最高で8
47Mg・μF程度と極めて大きくなっている。
次に、第1図に20℃を基準とした場合の静電容量の温
度変化の代表例を示す。
度変化の代表例を示す。
図中、Aはチタン酸バリウム系半導体コンデンサ、Bは
フィルム(ポリエステル)コンデンサ、Cは比較例にお
けるCu2O,Bi2O3及びMnO2の3戒分からな
る拡散剤を拡散した磁器、Dは本発明にかかる組成点1
0の磁器についての静電容量の温度変化を示す曲線であ
る。
フィルム(ポリエステル)コンデンサ、Cは比較例にお
けるCu2O,Bi2O3及びMnO2の3戒分からな
る拡散剤を拡散した磁器、Dは本発明にかかる組成点1
0の磁器についての静電容量の温度変化を示す曲線であ
る。
この図から明らかなごとく、本発明にかかる磁器は静電
容量の温度変化率も極めて小さく、使用温度範囲を拡大
できる利点ももっている。
容量の温度変化率も極めて小さく、使用温度範囲を拡大
できる利点ももっている。
第2図は直流電圧負荷後の静電容量の変化を見たもので
ある。
ある。
図中、Eはチタン酸バリウム系半導体コンデンサ、Fは
従来のチタン酸ストロンチウム系半導体コンデンサ、G
は本発明にかかる組成点10の磁器の静電容量変化曲線
を示す。
従来のチタン酸ストロンチウム系半導体コンデンサ、G
は本発明にかかる組成点10の磁器の静電容量変化曲線
を示す。
この図から明らかなように、従来の半導体コンデンサに
比較して極めて静電容量の変化が小さく、高電圧に対し
ても本発明にかかる磁器は強いことがわかる。
比較して極めて静電容量の変化が小さく、高電圧に対し
ても本発明にかかる磁器は強いことがわかる。
以上述べたように、本発明のごとく、チタン酸ストロン
チウム(S rT i Oa )に酸化ニオブ(Nb2
O5)を0.1〜2.0モル%及び酸化ビスマス(B1
203)を0.1〜5.0モル%添加し、成型焼結せし
めた半導体磁器に、酸化銅(Cu 20 )、酸化ビス
マス(Bi203)、二酸化マンガン(MnO2)及び
炭酸リチウム(Lt 2 COs )を単一に粒界に拡
散せしめるのではなく、Cu2O;10〜86モル%、
Bi2O3;5〜66モル%、MnO2;3〜5モル%
及びLi2O;5〜50モル%の範囲からなる組成物の
′形で塗布し、拡散させ、粒界に絶縁層を設けた半導体
コンデンサ用磁器は従来になく特性直にバラツキの小さ
い、製造しやすいことが特徴であるばかりでなく、絶縁
抵抗値の大きいこと、静電容量の温度変化率の小さいこ
と、直流電圧印加による静電容量の変化の小さいこと等
、特性面においても極めて優秀である点で、その価値は
甚大である。
チウム(S rT i Oa )に酸化ニオブ(Nb2
O5)を0.1〜2.0モル%及び酸化ビスマス(B1
203)を0.1〜5.0モル%添加し、成型焼結せし
めた半導体磁器に、酸化銅(Cu 20 )、酸化ビス
マス(Bi203)、二酸化マンガン(MnO2)及び
炭酸リチウム(Lt 2 COs )を単一に粒界に拡
散せしめるのではなく、Cu2O;10〜86モル%、
Bi2O3;5〜66モル%、MnO2;3〜5モル%
及びLi2O;5〜50モル%の範囲からなる組成物の
′形で塗布し、拡散させ、粒界に絶縁層を設けた半導体
コンデンサ用磁器は従来になく特性直にバラツキの小さ
い、製造しやすいことが特徴であるばかりでなく、絶縁
抵抗値の大きいこと、静電容量の温度変化率の小さいこ
と、直流電圧印加による静電容量の変化の小さいこと等
、特性面においても極めて優秀である点で、その価値は
甚大である。
尚、実施例において、チタン酸ストロンチウムの半導体
化の目的で酸化ニオブ(Nb205)を用いたが、酸化
タンタル(Ta205)でもよく、実験結果では酸化タ
ンタル(Ta 2 o=、 )は酸化ニオブ(Nb20
5)に比較して蒸発しにくいという若干の差異はあるが
、これは添加量に比してほとんど無視し得る範囲内のオ
ーダである。
化の目的で酸化ニオブ(Nb205)を用いたが、酸化
タンタル(Ta205)でもよく、実験結果では酸化タ
ンタル(Ta 2 o=、 )は酸化ニオブ(Nb20
5)に比較して蒸発しにくいという若干の差異はあるが
、これは添加量に比してほとんど無視し得る範囲内のオ
ーダである。
たとえば、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)に
酸化ニオブ(Nb205)を0.2モル%添加し、水素
10%、窒素90%からなる雰囲気中で、1400℃で
4時間焼成して得られる半導体磁器の比抵抗は0.5Q
−crrcであり、平均結晶粒径は12.5μmである
のに対し、酸化メンタル(Ta205)の添加量を0.
18モル%とし、他の条件は同条件とすると、比抵抗0
.59−cm、平均結晶粒径12.3μmの半導体磁器
が得られる。
酸化ニオブ(Nb205)を0.2モル%添加し、水素
10%、窒素90%からなる雰囲気中で、1400℃で
4時間焼成して得られる半導体磁器の比抵抗は0.5Q
−crrcであり、平均結晶粒径は12.5μmである
のに対し、酸化メンタル(Ta205)の添加量を0.
18モル%とし、他の条件は同条件とすると、比抵抗0
.59−cm、平均結晶粒径12.3μmの半導体磁器
が得られる。
通常、ニオブ(Nb)及びタンタル(Ta)はバナジウ
ム族元素と呼ばれる同族の元素であり、またその中でも
この2つの元素はランタノイド収縮により共有結合半径
がほとんど同じ(1,34オングストローム)であるた
め、同時に産出され、化学的性質はほとんど同しである
ことは周知である。
ム族元素と呼ばれる同族の元素であり、またその中でも
この2つの元素はランタノイド収縮により共有結合半径
がほとんど同じ(1,34オングストローム)であるた
め、同時に産出され、化学的性質はほとんど同しである
ことは周知である。
この2つの5価の元素はチタン酸ストロンチウム(5r
Tt03 )のTi元素の共有結合半径枠1.32オン
グストローム)とほぼ一致するため、比較的置換が容易
に行われ、5rTtOa + Nb2C)5(またはT
a2O,)→5rTi1−δNb?)03(または5r
Tt1 、 δTa δ03)+δe″″ として自由電子が放出され、チタン酸ストロンチウム(
5rTt03 )は半導体化される。
Tt03 )のTi元素の共有結合半径枠1.32オン
グストローム)とほぼ一致するため、比較的置換が容易
に行われ、5rTtOa + Nb2C)5(またはT
a2O,)→5rTi1−δNb?)03(または5r
Tt1 、 δTa δ03)+δe″″ として自由電子が放出され、チタン酸ストロンチウム(
5rTt03 )は半導体化される。
ここで、δは置換したNb (またはTa)元素の原子
数、e−″は電子を表わす。
数、e−″は電子を表わす。
このような半導体化の方法は一般に原子価制御の方法と
呼ばれている。
呼ばれている。
したがって上記実施例における酸化ニオブ(Nb205
)を酸化メンタル(Ta2o5)に置換することにより
、同等の結果が得られることはいうまでもないものであ
る。
)を酸化メンタル(Ta2o5)に置換することにより
、同等の結果が得られることはいうまでもないものであ
る。
また、本実施例で焼成は水素1〜10%、窒素99〜9
0%からなる雰囲気中に限ることもなく、試料が十分に
半導体にされうる雰囲気中であればよいことはいうまで
もない。
0%からなる雰囲気中に限ることもなく、試料が十分に
半導体にされうる雰囲気中であればよいことはいうまで
もない。
さらに、電極として銀電極を用いたが、その他の公知の
電極材料を用いてもさしつかえない。
電極材料を用いてもさしつかえない。
第1図は各種のコンデンサの静電容量の温度変化率を示
す図、第2図は各種のコンデンサの直流電圧負荷後の静
電容量の変化を示す図である。
す図、第2図は各種のコンデンサの直流電圧負荷後の静
電容量の変化を示す図である。
Claims (1)
- 1 チタン酸ストロンチウム(5rTiO3) 99.
8〜93.0モル%、酸化ビスマス(Bi 20a )
O−1〜5.0モル%、酸化ニオブ(Nb205)
または酸化タンタル(Ta205)0.1〜2.0モル
%からなる多結晶半導体磁器の粒界に、銅成分、ビスマ
ス成分、マンガン成分及びリチウム成分が偏在し、その
銅成分、ビスマス成分、マンガン成分及びリチウム成分
のモル比が10〜80:5〜66:3〜5:5〜50で
あることを特徴とする半導体コンデンサ用磁器。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2872876A JPS5826650B2 (ja) | 1976-03-16 | 1976-03-16 | 半導体コンデンサ用磁器 |
CA269,514A CA1095704A (en) | 1976-01-20 | 1977-01-12 | Semiconductive ceramics |
NLAANVRAGE7700357,A NL169723C (nl) | 1976-01-20 | 1977-01-14 | Werkwijze voor het vervaardigen van een polykristallijne keramische halfgeleider. |
GB1797/77A GB1526152A (en) | 1976-01-20 | 1977-01-17 | Semiconductive ceramics |
US05/759,807 US4143207A (en) | 1976-01-20 | 1977-01-17 | Semiconductive ceramics |
AU21430/77A AU490459B2 (en) | 1977-01-19 | Semiconductive ceramics | |
DE2702071A DE2702071C2 (de) | 1976-01-20 | 1977-01-19 | Verfahren zur Herstellung einer Kondensatorkeramik auf Strontiumtitanatbasis |
FR7701402A FR2339235A1 (fr) | 1976-01-20 | 1977-01-19 | Ceramiques semiconductrices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2872876A JPS5826650B2 (ja) | 1976-03-16 | 1976-03-16 | 半導体コンデンサ用磁器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52111698A JPS52111698A (en) | 1977-09-19 |
JPS5826650B2 true JPS5826650B2 (ja) | 1983-06-04 |
Family
ID=12256483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2872876A Expired JPS5826650B2 (ja) | 1976-01-20 | 1976-03-16 | 半導体コンデンサ用磁器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826650B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5683919A (en) * | 1979-12-12 | 1981-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Grain boundary dielectric layer type semiconductor porcelain composition |
-
1976
- 1976-03-16 JP JP2872876A patent/JPS5826650B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52111698A (en) | 1977-09-19 |
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