JPS5826627B2 - コウシユウハカネツソウチ - Google Patents

コウシユウハカネツソウチ

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Publication number
JPS5826627B2
JPS5826627B2 JP5573475A JP5573475A JPS5826627B2 JP S5826627 B2 JPS5826627 B2 JP S5826627B2 JP 5573475 A JP5573475 A JP 5573475A JP 5573475 A JP5573475 A JP 5573475A JP S5826627 B2 JPS5826627 B2 JP S5826627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
current
switching element
damper
resonant circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP5573475A
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English (en)
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JPS51130939A (en
Inventor
民次 永井
登 山口
良夫 石垣
多聞 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS51130939A publication Critical patent/JPS51130939A/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は誘導加熱、誘電加熱などの高周波加熱装置に関
し、特にスイッチング回路を構成する素子が破壊される
ことを防止するようにしたものである。
誘導加熱装置は第1図に示すようにコイルLと、このコ
イルLの上に設けられたセラミック板1と、鉄などの導
電性物質からなるなべ状の被加熱体2とからなり、コイ
ルLにスイッチング回路で形成された高周波電流が流れ
、これによる磁束が被加熱体2を通過し、その結果生じ
るうず電流損によって被加熱体2が発熱し、被加熱体2
によって調理をなしうるものである。
第2図はコイルLに高周波電流を供給するためのスイッ
チング回路の一例であり、同図において、3はスイッチ
ング素子例えばGC8(ゲート・コンドロールド・スイ
ッチ)を示す。
GC83のアノードがコイル4を介して直流電源5に接
続され、カソードが接地されている。
GC83と並列にダイパーダイオード6が接続されると
共に、コンデンサ7及びコイルLの直列回路が接続され
る。
そしてゲートに例えば20(kHz)のドライブ信号が
供給される。
第3図Aはこのゲートに与えられるドライブ電流Ioを
示す。
このドライブ電流Ioの正の区間でGC83はオンし、
コンデンサ1に蓄えられた電荷がコイルLを通して放電
すると共に、電源5からコイル4を通して電流が流れて
このコイル4にエネルギーを蓄える。
このコイル4の電流とコイルLの電流が加算されて、第
3図Bに示すアノード電流Ia となりこれがGC83
のアノードカソード間を流れる。
そしてコンデンサIの電荷の放電が終了しこのエネルギ
ーがコイルLに誘導エネルギーの状態で移った時点で第
3図Bの電流波形はピークになり、次にコイルLの誘導
エネルギーがコンデンサ7を逆方向に充電しつつGC8
3の電流は零に逗子る。
その結果GC83がオフとなる。
次にダンパーダイオード6がオンとなって第3図Cに示
すダンパー電流Idがコンデンサ7、コイルLを介して
流れる。
従ってコイルLとコンデンサ7には第3図りに示すよう
な共振電流Iwが流れる。
ダンパー期間即ち共振電流の負の半サイクルが終わると
、GC83はオフとなっているので、電流Iwが流れな
くなり、捷た第3図Eに示すようにGC83のアノード
電圧Vaが発生する。
アノード電圧Vaにおいては、GC83がオンからオフ
する点でそのサチュレーション電圧によって電圧の小さ
な変動がある。
そして、次にゲートに再びドライブ電流Ioが供給され
ると上述の一連の動作が繰り返され、コイルLに第3図
りに示すような電流Iwが流れるのである。
上述の動作で電流Iwの1サイクルは、コイルLとコン
デンサ7とによる共振周波数で定筐る。
そして、ダンパー区間内にドライブ電流Ioの立下りが
入っていることが必要である。
それはこれ1での動作では第2図の回路ではGC83の
オフが共振電流の反転動作の過程で自然に行われるので
スイッチングロスを生じないという特徴がある。
一般に大電流が流れている素子の電流を遮断するのは困
難で、特にスイッチングの速度が遅いと電力の損失で素
子の発熱が生じこの発熱が更にスイッチング速度を下げ
る悪循環からサーマルランナウェイ現象を起してスイッ
チング素子の破壊につながる。
従ってダンパーダイオード6の導通区間内にGC83の
ドライブ電流が立下るのが望ましい。
今、コイルLのインダクタンスの変動によって共振周波
数が高くなって、その結果ドライブ電流■。
の立下りがダンパー期間後の時点となった場合を考える
と、第3図Fに示すようにダンパー期間以後でもGC3
3にアノード電流が流れ、ドライブ電流I。
が零となってアノード電流が零となる。このオフの瞬間
に大レベルのアノード電圧Va(第3図Eで破線で示す
)が発生するから、電力集中が起こり、GC83が破壊
されることになる。
一方、コイルLのインダクタンスの変動によって共振周
波数が低くなって、ドライブ電流I の立下りが、ダン
パー期間前の時点となった場合を考エルト、第3図Gに
示すようにアノードtJff、 I aが急峻に立下り
、同様の電力集中が起こり、GC83が破壊されること
になる このように負荷のコイルLの変動は、第1図に示すよう
な誘導加熱装置にあっては、被加熱体2として、鉄から
なるものに代えて、アル□ニウム或いはステンレスから
なるものを用いた場合、又は、被加熱体2の載置する場
所を変えた場合などでしばしば生じる。
本発明は、斯る負荷のコイルLの変動、或いは誘電加熱
装置におけるコンデンサの変動によって、共振周波数が
変化し、その結果GC83などのスイッチング素子が電
力集中によって破壊される欠点を除去せんとするもので
ある。
本発明はこのため、第4図に示すように、共振周波数検
出手段8により、共振周波数の変化を検出し、この検出
出力によって発振器9の出力が供給されるドライブパル
ス幅可変回路10を制御し、ダンパー区間の開始からこ
れが終了する迄の間にスイッチング素子がオンからオフ
となるようにしたものである。
以下、本発明の一実施例について第5図及び第6図を参
照して説明するに、第5図において11はドライブトラ
ンスでその一次コイルの一端が直流電源12に接続され
、その他端がトランジスタ13のコレクタに接続され、
トランジスタ13のエミッタは接地される。
トランジスタ13のベースはエミッタの接地されたトラ
ンジスタ14のコレクタに接続される。
このトランジスタ14のベースには、発振器9から第6
図Aに示す出力パルスが供給される。
このトランジスタ140ベース及び接地間に検出抵抗1
5が挿入されると共に、このベースがダイオード16を
順方向に介してダンパーダイオード6のカソードに接続
される。
斯すれば、ダンパー期間では、検出抵抗15に図示のよ
うに電流が流れ、第6図Bに示すように、トランジスタ
14のベース・工□ツタ間に対して逆バイアスとなる負
方向の電圧が発生する。
これによって、トランジスタ14がオフし、トランジス
タ13がオンし、このときには、正のドライブ信号がG
C83に与えられないようになされる。
従ってドライブトランス11の2次側には、第6図Cに
示すように、発振器9の出力のパルス幅が一部欠除され
たドライブ電流が発生し、ドライブ電流の立下る時点と
ダイパー区間の始筐る時点とが一致する。
よって前述の電力集中によるGC83の破壊を回避する
ことができる。
この例は、・くルス幅を短かくした場合であるが、これ
と逆にノくルス幅をより長くして適切なものとしてもよ
い。
第7図及び第8図は本発明の他の例を示し、本例では、
ダンパーダイオード6と並列に検出抵抗17及びダイオ
ード18の直列回路を接続し、検出電圧を波形整形回路
19を介して第8図Bに示すパルス信号を形成し、これ
を微分回路20で微分して第8図Cに示す微分パルスを
形成する。
また発振器9からの第8図Aに示す負のパルスの立下り
でフリップフロップ21をセットし、微分回路20から
の負の微分パルスによってフリップフロップ21をリセ
ットするようになす。
かくして、フリップフロップ21から、第8図りに示す
出力を得ることができる。
この出力の立下る時点(GC83をオンからオフとする
)は、ダンパー期間の始点と一致したものとなる。
よって、このフリップフロップ21の出力をドライブ回
路22を介してGC83に与えれば、GC83が破壊さ
れることを防止することができる。
第9図は更に本発明の他の例を示す。
第9図の例では、ダンパー区間の検出をGC83のアノ
ード電圧Vaの変化によって行なうようにしたものであ
る。
つ1す、アノード電圧Vaは、第3図Eに示すようにG
C83のサチュレーション電圧及びダンパーダイオード
6の順方向電圧降下によって段差を生じる。
然も、GC83のサチュレーション電圧が2〜3〔V〕
あるので、GC83のアノードと接地間に抵抗器23及
びダイオード24の直列回路を挿入すれば、ダイオード
24の順方向電圧降下はシリコンの場合でも0.7[V
]で、GC83のサチュレーション電圧より必らず小さ
いから、このダイオード24がダンパー区間のみでオフ
となり、従って抵抗器23及びダイオード24の接続点
から検出出力を得ることができる。
この検出出力をドライブパルス幅可変回路10に供給す
るようになせば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用しうる誘導加熱装置の概略の構成
図、第2図及び第3図はそのスイッチング回路の接続図
及び各部波形図、第4図は本発明の基本的接続図、第5
図及び第6図は本発明の一実施例の接続図及びその各部
波形図、第7図及び第8図は本発明の他の実施例の接続
図及びその各部波形図、第9図は本発明の更に他の実施
例の接続図である。 2は被加熱体、Lはコイル、3はGC8,6はダンパー
ダイオード、8は共振周波数検出回路、9は発振器、1
0はドライブパルス幅可変回路テある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スイッチング素子と並列にダンパーダイオードと、
    コンデンサ及び第1のコイルとの直列共振回路とが接続
    され、直流電源から第2のコイルを介して上記スイッチ
    ング素子の1端に電源が供給される誘導加熱装置に於て
    、上記第1のコイルのインダクタンスの変動による上記
    共振回路の共振周波数の変化を検出し、この検出出力で
    上記スイッチング素子に対して高周波のドライブ信号を
    発生する手段を制御し、ダンパー区間の開始からこれの
    終了する迄の間に、上記、スイッチング素子の上記ドラ
    イブ電流が反転して上記スイッチング素子のオフ状態を
    保つようになし、上記第1のコイルよりの誘導磁束によ
    りなべ等の被加熱体を加熱するようにした高周波加熱装
    置。
JP5573475A 1975-05-08 1975-05-08 コウシユウハカネツソウチ Expired JPS5826627B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5573475A JPS5826627B2 (ja) 1975-05-08 1975-05-08 コウシユウハカネツソウチ

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JPS51130939A JPS51130939A (en) 1976-11-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831715B2 (ja) * 1979-05-11 1983-07-07 松下電器産業株式会社 誘導加熱装置
JPS6065496A (ja) * 1983-09-20 1985-04-15 株式会社東芝 誘導加熱調理器

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JPS51130939A (en) 1976-11-13

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