JPH05251168A - 電磁誘導加熱調理器 - Google Patents
電磁誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPH05251168A JPH05251168A JP4049393A JP4939392A JPH05251168A JP H05251168 A JPH05251168 A JP H05251168A JP 4049393 A JP4049393 A JP 4049393A JP 4939392 A JP4939392 A JP 4939392A JP H05251168 A JPH05251168 A JP H05251168A
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- JP
- Japan
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- transistor
- current
- voltage
- heating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁調理器の高加熱出力制御時のみならず、
低加熱出力制御時にも加熱効率の低下を防ぐ。 【構成】 インバータを構成する共振コンデンサの共振
電流の方向によりその静電容量値を切替えるよう、2個
の共振コンデンサ12a,12bおよびダイオード12
cを設ける。
低加熱出力制御時にも加熱効率の低下を防ぐ。 【構成】 インバータを構成する共振コンデンサの共振
電流の方向によりその静電容量値を切替えるよう、2個
の共振コンデンサ12a,12bおよびダイオード12
cを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁誘導加熱調理器の
改良に関し、特に低出力加熱制御時の加熱効率の向上を
図るものである。
改良に関し、特に低出力加熱制御時の加熱効率の向上を
図るものである。
【0002】
【従来の技術】電磁誘導加熱調理器は、加熱コイルに通
電される高周波電流の電磁誘導作用により被加熱金属容
器に発生する渦電流のジユール熱損を利用し、被加熱金
属容器を加熱するものである。
電される高周波電流の電磁誘導作用により被加熱金属容
器に発生する渦電流のジユール熱損を利用し、被加熱金
属容器を加熱するものである。
【0003】一般に、電磁調理器のインバータ回路はそ
の構成が簡単で低コストである一石共振インバータ回路
が用いられている。図5は従来の電磁調理器の一石共振
インバータ回路を示す。この図において、1は商用電
源、2は全波整流回路、3は平滑コンデンサ、4は被加
熱金属鍋、5は加熱コイル、6は共振コンデンサ、7は
スイツチングトランジスタ、8は制御用マイコン、9は
入力電流検出回路、10は加熱コイル電流検出回路、1
1はトランジスタ駆動回路である。
の構成が簡単で低コストである一石共振インバータ回路
が用いられている。図5は従来の電磁調理器の一石共振
インバータ回路を示す。この図において、1は商用電
源、2は全波整流回路、3は平滑コンデンサ、4は被加
熱金属鍋、5は加熱コイル、6は共振コンデンサ、7は
スイツチングトランジスタ、8は制御用マイコン、9は
入力電流検出回路、10は加熱コイル電流検出回路、1
1はトランジスタ駆動回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、一石共振インバータ回路のトランジスタのコレクタ
ーエミツタ間には、そのOFF時に、インバータ入力電
圧に共振コンデンサの共振電圧を重畳した電圧が印加さ
れる。共振コンデンサの共振電圧は、加熱コイルの通電
電流に比例するので、加熱コイル電流の大きい高加熱出
力制御時には、その共振コンデンサの負の共振電圧がイ
ンバータ入力電圧より大となり、トランジスタのコレク
ターエミツタ間がゼロとなる領域が存在する。その領域
でトランジスタをON制御する、いわゆるゼロボルトス
イツチング動作が可能である。
て、一石共振インバータ回路のトランジスタのコレクタ
ーエミツタ間には、そのOFF時に、インバータ入力電
圧に共振コンデンサの共振電圧を重畳した電圧が印加さ
れる。共振コンデンサの共振電圧は、加熱コイルの通電
電流に比例するので、加熱コイル電流の大きい高加熱出
力制御時には、その共振コンデンサの負の共振電圧がイ
ンバータ入力電圧より大となり、トランジスタのコレク
ターエミツタ間がゼロとなる領域が存在する。その領域
でトランジスタをON制御する、いわゆるゼロボルトス
イツチング動作が可能である。
【0005】しかしながら、低加熱出力制御時は、その
共振コンデンサの負の共振電圧がインバータ入力電圧よ
りも小となるため、上記の領域が存在せず、トランジス
タON時のゼロボルトスイツチング動作をさせることが
できない。
共振コンデンサの負の共振電圧がインバータ入力電圧よ
りも小となるため、上記の領域が存在せず、トランジス
タON時のゼロボルトスイツチング動作をさせることが
できない。
【0006】この状態を図3および図4にて説明する。
図3および図4は、加熱出力制御時の加熱コイル電流波
形、およびトランジスタのVCE電圧波形を示す。この図
に基づいて、従来の電磁調理器の加熱出力制御手法とト
ランジスタのスイツチングモードを説明する。
図3および図4は、加熱出力制御時の加熱コイル電流波
形、およびトランジスタのVCE電圧波形を示す。この図
に基づいて、従来の電磁調理器の加熱出力制御手法とト
ランジスタのスイツチングモードを説明する。
【0007】図5において、商用電源1は全波整流回路
2にて整流され、さらに、平滑コンデンサ3で平滑さ
れ、その直流電圧は次の加熱コイル5を駆動するインバ
ータ回路に印加される。
2にて整流され、さらに、平滑コンデンサ3で平滑さ
れ、その直流電圧は次の加熱コイル5を駆動するインバ
ータ回路に印加される。
【0008】インバータ回路に印加された直流電圧は、
トランジスタ7のスイツチングにより、高周波電流を加
熱コイル5に通電する。その波形は図3のa、またその
ときのトランジスタ7のコレクターエミツタ間電圧VCE
はbのようになる。
トランジスタ7のスイツチングにより、高周波電流を加
熱コイル5に通電する。その波形は図3のa、またその
ときのトランジスタ7のコレクターエミツタ間電圧VCE
はbのようになる。
【0009】図3のaにおいて、トランジスタ7のON
期間中、その電流は同図aに表すように上昇し、期間t
後、その電流値がIPEAKに達すると、トランジスタ7を
OFFする。トランジスタ7のOFF後、この電流値は
同図aのOFF期間に表すように、加熱コイル5と共振
コンデンサ6で構成される共振回路のインピーダンス値
で決定される減衰振動波形となり、通常その電流値が負
の最大値になつた時点でトランジスタ7をONする。
期間中、その電流は同図aに表すように上昇し、期間t
後、その電流値がIPEAKに達すると、トランジスタ7を
OFFする。トランジスタ7のOFF後、この電流値は
同図aのOFF期間に表すように、加熱コイル5と共振
コンデンサ6で構成される共振回路のインピーダンス値
で決定される減衰振動波形となり、通常その電流値が負
の最大値になつた時点でトランジスタ7をONする。
【0010】その後、この電流値は、ゼロになるまで減
衰振動波形をとり、以降同図aの波形を繰り返す。
衰振動波形をとり、以降同図aの波形を繰り返す。
【0011】一方、トランジスタ7のコレクターエミツ
タ間の電圧VCEは、同図bのように、トランジスタ7が
ON中はほぼゼロで、OFF中は同図bのOFF期間中
で表される共振波形となる。
タ間の電圧VCEは、同図bのように、トランジスタ7が
ON中はほぼゼロで、OFF中は同図bのOFF期間中
で表される共振波形となる。
【0012】ここで、電磁調理器の出力制御は、マイコ
ン8にスイツチ(図示せず)等で設定された値と入力電
流検出センサ9の値とを比較し、入力電流検出センサ9
の値が設定値より少ない場合は、トランジスタ7のON
期間を長く、また設定値より少ない場合は、短く制御さ
れる。
ン8にスイツチ(図示せず)等で設定された値と入力電
流検出センサ9の値とを比較し、入力電流検出センサ9
の値が設定値より少ない場合は、トランジスタ7のON
期間を長く、また設定値より少ない場合は、短く制御さ
れる。
【0013】この図3は、高出力加熱制御時の電圧、電
流波形であり、トランジスタ7のVCEがゼロになる領域
でトランジスタ7をONできるので、そのスイツチング
ロスは最小になつている。
流波形であり、トランジスタ7のVCEがゼロになる領域
でトランジスタ7をONできるので、そのスイツチング
ロスは最小になつている。
【0014】一方、図4のaは従来の低加熱出力制御時
の加熱コイル電流波形、bはトランジスタのVCE電圧波
形を示すが、この波形では、トランジスタ7のOFF時
のIPEAKが少ないため、共振コンデンサ6の振動電圧が
低く、トランジスタ7のVCE電圧はゼロに達しない。そ
のため、トランジスタ7はVCEに電圧が印加されている
状態でONしなければならず、ON時同図bのようにV
CEを短絡するモードとなり、スイツチングロスは増大す
る。
の加熱コイル電流波形、bはトランジスタのVCE電圧波
形を示すが、この波形では、トランジスタ7のOFF時
のIPEAKが少ないため、共振コンデンサ6の振動電圧が
低く、トランジスタ7のVCE電圧はゼロに達しない。そ
のため、トランジスタ7はVCEに電圧が印加されている
状態でONしなければならず、ON時同図bのようにV
CEを短絡するモードとなり、スイツチングロスは増大す
る。
【0015】このように、一石共振インバータ回路を用
いた電磁調理器で出力可変制御をする場合、高出力制御
時にはトランジスタをゼロボルトスイツチングすること
により問題ないが、低出力加熱制御時には、トランジス
タのゼロボルトスイツチングが不可能となり、上記のト
ランジスタのON損失が発生し加熱効率が低下する。
いた電磁調理器で出力可変制御をする場合、高出力制御
時にはトランジスタをゼロボルトスイツチングすること
により問題ないが、低出力加熱制御時には、トランジス
タのゼロボルトスイツチングが不可能となり、上記のト
ランジスタのON損失が発生し加熱効率が低下する。
【0016】本発明は、上記に鑑み、電磁誘導加熱調理
器の低加熱出力制御時の加熱効率の低下を防止すること
を目的とする。
器の低加熱出力制御時の加熱効率の低下を防止すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、金属容器に渦電流を発生させて加熱する加熱コイ
ル5と、この加熱コイル5と共振回路を構成する共振コ
ンデンサ12a,12bと、これらに高周波電流を流す
一石共振インバータと、前記共振コンデンサ12a,1
2bの共振電流の方向によりその静電容量値Cを切替え
る手段を設けたものである。
段は、金属容器に渦電流を発生させて加熱する加熱コイ
ル5と、この加熱コイル5と共振回路を構成する共振コ
ンデンサ12a,12bと、これらに高周波電流を流す
一石共振インバータと、前記共振コンデンサ12a,1
2bの共振電流の方向によりその静電容量値Cを切替え
る手段を設けたものである。
【0018】
【作用】上記課題解決手段において、一石共振インバー
タ回路のトランジスタのコレクターエミツタ間にはイン
バータ入力電圧に共振コンデンサの共振電圧を重畳した
電圧が印加されるが、その共振コンデンサの共振電圧が
その静電容量値に反比例することに着目する。
タ回路のトランジスタのコレクターエミツタ間にはイン
バータ入力電圧に共振コンデンサの共振電圧を重畳した
電圧が印加されるが、その共振コンデンサの共振電圧が
その静電容量値に反比例することに着目する。
【0019】一石共振インバータ回路のトランジスタの
OFF時のコレクターエミツタ間の電圧VCEは、インバ
ータの入力電圧をVIN、共振コンデンサの共振電圧をV
PEAKとすると、
OFF時のコレクターエミツタ間の電圧VCEは、インバ
ータの入力電圧をVIN、共振コンデンサの共振電圧をV
PEAKとすると、
【0020】
【数1】
【0021】となる。
【0022】ここで、共振コンデンサの共振電圧をV
PEAK、加熱コイルの通電電流をIPEAK、加熱コイルのイ
ンダクタンス値をL,共振コンデンサの静電容量値をC
とすると、共振コンデンサの共振電圧VPEAKは、
PEAK、加熱コイルの通電電流をIPEAK、加熱コイルのイ
ンダクタンス値をL,共振コンデンサの静電容量値をC
とすると、共振コンデンサの共振電圧VPEAKは、
【0023】
【数2】
【0024】であり、この共振電圧は以後ゼロに収束す
る減衰振動をする。
る減衰振動をする。
【0025】ここで、上式より明らかなように、低出力
加熱制御時、加熱コイルの通電電流をIPEAKは少なくな
るので、
加熱制御時、加熱コイルの通電電流をIPEAKは少なくな
るので、
【0026】
【数3】
【0027】の条件ではトランジスタのOFF時のその
コレクターエミツタ間の電圧VCEは、ゼロに達すること
がなく、トランジスタON時のそのコレクターエミツタ
間には電圧が残り、ゼロボルトスイツチング動作ができ
ない。
コレクターエミツタ間の電圧VCEは、ゼロに達すること
がなく、トランジスタON時のそのコレクターエミツタ
間には電圧が残り、ゼロボルトスイツチング動作ができ
ない。
【0028】本発明では、加熱コイルと共振回路を構成
する共振コンデンサの共振電流の方向により、その静電
容量を切替え、負の方向の共振電流時にその静電容量を
低くする。そうすると、共振コンデンサの共振電圧は、
上式よりその静電容量の1/2乗に逆比例するので、加
熱コイルの通電電流をIPEAKが少ない低出力加熱制御時
でも、
する共振コンデンサの共振電流の方向により、その静電
容量を切替え、負の方向の共振電流時にその静電容量を
低くする。そうすると、共振コンデンサの共振電圧は、
上式よりその静電容量の1/2乗に逆比例するので、加
熱コイルの通電電流をIPEAKが少ない低出力加熱制御時
でも、
【0029】
【数4】
【0030】の条件を満足するようにその静電容量を設
定すれば、トランジスタのOFF時のコレクターエミツ
タ間の電圧VCEをゼロに達せさせることができ、ゼロボ
ルトスイツチングが可能となる。
定すれば、トランジスタのOFF時のコレクターエミツ
タ間の電圧VCEをゼロに達せさせることができ、ゼロボ
ルトスイツチングが可能となる。
【0031】
【実施例】以下、本発明にかかる電磁誘導加熱調理器の
実施例を図を用いて詳細に説明する。図1は本発明の電
磁調理器の一石共振インバータ回路である。
実施例を図を用いて詳細に説明する。図1は本発明の電
磁調理器の一石共振インバータ回路である。
【0032】図1において、1は商用電源、2は全波整
流回路、3は平滑コンデンサ、4は被加熱金属鍋、5は
加熱コイル、7はスイツチングトランジスタ、8は制御
用マイコン、9は入力電流検出回路、10は加熱コイル
電流検出回路、11はトランジスタ駆動回路である。
流回路、3は平滑コンデンサ、4は被加熱金属鍋、5は
加熱コイル、7はスイツチングトランジスタ、8は制御
用マイコン、9は入力電流検出回路、10は加熱コイル
電流検出回路、11はトランジスタ駆動回路である。
【0033】そして、本実施例では、共振コンデンサの
共振電流の方向によりその静電容量を切替える手段12
が設けられている。この切替手段12は、第一共振コン
デンサ12aと、第二共振コンデンサ12bと、逆方向
電流素子ダイオード12cから構成される。
共振電流の方向によりその静電容量を切替える手段12
が設けられている。この切替手段12は、第一共振コン
デンサ12aと、第二共振コンデンサ12bと、逆方向
電流素子ダイオード12cから構成される。
【0034】上記構成において、共振コンデンサの正の
電流の向きにはその容量値Cは共振コンデンサ12aと
同一の値、また負の方向の時の容量値は共振コンデンサ
12aと12bが直列となるので、
電流の向きにはその容量値Cは共振コンデンサ12aと
同一の値、また負の方向の時の容量値は共振コンデンサ
12aと12bが直列となるので、
【0035】
【数5】
【0036】となる。
【0037】図2のaは本発明の低加熱出力制御時の加
熱コイル電流、bはトランジスタ7のVCE電圧波形であ
り、トランジスタ7のOFF時のIPEAKが図4と同様に
少なくても共振コンデンサの負の方向の静電容量は上式
のように共振コンデンサの直列接続により少なくなるた
め、その負の振動電圧が大きくなり、トランジスタ7の
VCEがゼロの領域でONすることにより、ゼロボルトス
イツチングロスが可能となり、そのスイツチングロスは
図3の高加熱出力制御時と同様に少なくなる。
熱コイル電流、bはトランジスタ7のVCE電圧波形であ
り、トランジスタ7のOFF時のIPEAKが図4と同様に
少なくても共振コンデンサの負の方向の静電容量は上式
のように共振コンデンサの直列接続により少なくなるた
め、その負の振動電圧が大きくなり、トランジスタ7の
VCEがゼロの領域でONすることにより、ゼロボルトス
イツチングロスが可能となり、そのスイツチングロスは
図3の高加熱出力制御時と同様に少なくなる。
【0038】以上は低加熱出力制御時の不具合について
述べたが、ステンレス等の電気抵抗値の大きい金属を加
熱する場合は、共振コンデンサの共振電圧が鉄等の比較
的抵抗値の少ない金属に比べ低くなるので、同様の理由
によるトランジスタON時の短絡モードによるスイツチ
ングロスの増大の問題が発生しやすく、係るケースでも
本発明を適用して、鍋の材質に拘わらず、加熱コイル電
流検出回路10からの電流信号に基づいてトランジスタ
7のVCEがゼロの領域でONするよう構成できる。
述べたが、ステンレス等の電気抵抗値の大きい金属を加
熱する場合は、共振コンデンサの共振電圧が鉄等の比較
的抵抗値の少ない金属に比べ低くなるので、同様の理由
によるトランジスタON時の短絡モードによるスイツチ
ングロスの増大の問題が発生しやすく、係るケースでも
本発明を適用して、鍋の材質に拘わらず、加熱コイル電
流検出回路10からの電流信号に基づいてトランジスタ
7のVCEがゼロの領域でONするよう構成できる。
【0039】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、低加熱出力制御時にも共振コンデンサの負の共
振電圧を大きくし、トランジスタのコレクターエミッタ
電圧がゼロの領域を存在させることができ、そのON時
にゼロボルトスイツチングが可能となり、スイツチング
ロスを高加熱出力制御時と同様に少なくすることができ
る。
よると、低加熱出力制御時にも共振コンデンサの負の共
振電圧を大きくし、トランジスタのコレクターエミッタ
電圧がゼロの領域を存在させることができ、そのON時
にゼロボルトスイツチングが可能となり、スイツチング
ロスを高加熱出力制御時と同様に少なくすることができ
る。
【図1】本発明の電磁誘導加熱調理器の回路図
【図2】aは本発明にかかる低加熱出力制御時の加熱コ
イル電流波形、bはトランジスタのVCE電圧波形を示す
図
イル電流波形、bはトランジスタのVCE電圧波形を示す
図
【図3】aは高加熱出力制御時の加熱コイル電流波形、
bはトランジスタのVCE電圧波形を示す図
bはトランジスタのVCE電圧波形を示す図
【図4】aは従来の低加熱出力制御時の加熱コイル電流
波形、bはトランジスタのVCE電圧波形を示す図
波形、bはトランジスタのVCE電圧波形を示す図
【図5】従来の電磁誘導加熱調理器の回路図
1 商用電源 2 全波整流回路 3 平滑コンデンサ 4 被加熱金属容器 5 加熱コイル 7 トランジスタ 8 制御用マイコン 9 入力電流検出回路 10 加熱コイル電流検出回路 12 静電容量切替手段
Claims (1)
- 【請求項1】 金属容器に渦電流を発生させて加熱する
加熱コイルと、 この加熱コイルと共振回路を構成する共振コンデンサ
と、 逆並列接続されたダイオードを持つスイッチング素子を
有し加熱コイルに高周波電流を流す一石共振インバータ
とを備えた電磁誘導加熱調理器において、 前記共振コンデンサの共振電流の方向によりその静電容
量を切替える手段が設けられたことを特徴とする電磁誘
導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049393A JPH05251168A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電磁誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049393A JPH05251168A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電磁誘導加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251168A true JPH05251168A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12829789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4049393A Pending JPH05251168A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電磁誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05251168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100692245B1 (ko) * | 2006-02-07 | 2007-03-12 | 웅진쿠첸 주식회사 | 유도가열 조리기의 저출력 제어 장치 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4049393A patent/JPH05251168A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100692245B1 (ko) * | 2006-02-07 | 2007-03-12 | 웅진쿠첸 주식회사 | 유도가열 조리기의 저출력 제어 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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Effective date: 20040702 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
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R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
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