JPS5826614Y2 - シヨ−ケ−スのコ−ナ−用鏡の取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は直角に設置された二台のショーケースのコーナー
を形成する側板に夫々取付られ庫内商品の展示効果の向
上を図るコーナー用鏡の取付装置に関し、その目的とす
る処は各取付部品の共通化を図るとともに、庫内側及び
庫外側のどちらからでも鏡を取付できることにある。

以下図面により本案の実施例を説明すると、第１図Ａ、
Ｂはスーパーマーケット等の店舗内に直角に設置された
冷蔵型のショーケースで、前面及び左右両側面を開口す
る断熱壁１にて本体を構成され、商品を収納する庫内２
には複数の棚３が着脱自在に設けられ、又図示しないが
前記庫内を冷却するに必要な冷却装置が内蔵され、この
冷却装置により形成される強制循環冷気流でもって商品
収納及び取出用の前面開口にエアーカーテンを形成して
庫内２を冷却するものである。

前記断熱壁の両側端面にはナラ）４ａ、４ｂ、４ｃが埋
設されている。

伺、図示しないが後述する側板を取付る側の端面にも同
様にナツトが埋設されている。

５Ａ、５Ｂは前記両ショーケースのコーナーを形成する
相隣接する断熱側板で、第２図に示す如く前記断熱壁の
各ナラ）４ａｔ４ｂ、４ｃに対応する孔６ａ、６ｂ、６
ｃを形成してなり、後述する各間隔板を介してボルト？
ａ、７ｂ、７ｃにより両ショーケースＡ、Ｂの相隣接す
る一側面に夫夫取付られる。

８，９，１０は前記両側板と同様に断熱壁１の各ナツト
４ａ、４ｂ、４ｃに対応する孔１１ａ、Ｉｌｂ、１１ｃ
を夫々形成した断熱間隔板で、後述する鏡の上端と間隔
板８の下端と、後端と間隔板９の前端と、下端と間隔板
１０の上端とが夫々接するよう各間隔板は側板５Ａ 、
５Ｂとともに両ショーケースＡ、Ｂに取付られる。

１２Ａ、１２Ｂは側板５Ａ、５Ｂの庫内側面に夫夫取付
もれる鏡で、前記各間隔板間に嵌め込まれ、数個の押板
１３，１３にて支持されている。

１４は前記両側板の前面に跨がる取付部１４ａとこの取
付部から夫々上方に延びるバネ部１４ｂとよりなる接続
具で、両側板５Ａ、５Ｂに跨がって取付ることによりこ
の両側板を相互に接続する。

１５は後角部を切欠した柱状の飾り兼用の覆体で、前記
両側板の前面に夫々接する面１５ａ、１５ａには切欠部
１６．１６が形成され、この切欠部を両側板５Ａ、５Ｂ
の前面とバネ部１４ｂとの間に差し込むことにより、第
３図に示す如く両側板５Ａ。

５Ｂに取付られ、この両側板の接続部及び接続具１４を
被覆するとともに面１５ａ、１５ａが鏡１２Ａ、１２Ｂ
の前端に当接する。

斯る構成によれば、両ショーケースＡ、Ｂのコーナーを
形成する両側板５Ａ、５Ｂ、この側板に夫々取付られる
間隔板８，９，１０並びに鏡１２Ａ。

１２Ｂ等各取付部品の共通化が図れ取付作業が迅速に行
なえる。

又、棚３を庫内２に設ける前に各間隔板８，９，１０間
に鏡１２Ａ、１２Ｂを嵌め込み押板１３，１３を取付る
ことにより、庫内側から鏡１２Ａ、１２Ｂを取付ること
かでき、又棚３を設けた後者間隔板８，９，１０間に罰
方から鏡１２Ａ、１２Ｂを押し込むことにより、庫外側
から鏡１２Ａ、１２Ｂを取付ることかできる。

従って、鏡１２Ａ、１２Ｂの裏面に露が付着して水銀ア
マルガムが剥離したり、又鍵が入ったりする等した場合
には、覆体１５を取外すことにより商品及び棚３を移動
することなく庫外側から鏡１２Ａ。

１２Ｂの交換を行なうことができる。

更に、覆体１５はこの覆体を支持する接続具１４、両側
板５Ａ、５Ｂの接続部を被覆する他、鏡１２Ａ、１２Ｂ
の前端と接して抜は止めとなるため、鏡１２Ａ、１２Ｂ
の取付、取外しを簡便に行なえ且つ両ショーケースＡ、
Ｂのコーナーの意匠効果も向上する。

以上述べた如く本案５・マ、直角に設置されたショーケ
ースのコーナーを形成する相隣接する両側板の庫内側に
鏡を取付る装置であって、鏡の上端に下端、後端に前端
、下端に上端が夫々接し両側板とともにショーケースに
取付られる各間隔板と、この間隔板の一部に取付られ鏡
の一部を押える押板と、両側板の前面を接続する接続具
に支持され、且つこの接続具及び両側板の接続部を被覆
し両鏡の前端と接する覆体とにより鏡を夫々の側板に取
付たことを特徴とするものであるから、側板、間隔板、
鏡等の各取付部品の共通化が図れ、取付及び取外し作業
を迅速に行なえ、しかも庫内側、庫外側のどちらからで
も鏡の取付、取外しが可能となり、特に庫外側から鏡を
交換する際には覆体の取外し、取付部でよく庫内商品及
び棚等を移動することなく鏡を簡便に交換でき、更に覆
体によってコーナーの意匠効果の向上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案ショーケースのコーナー用鏡の取付装置の
実施例を示すショーケースの斜視図、第２図は同要部分
解斜視図、第３図は覆体の取付を示す一部切欠要部斜視
図である。 ５Ａ、５Ｂ・・・側板、８，９，１０・・・間隔板、１
２Ａ、１２Ｂ・・・鏡、１３・・・押板、１４・・・接
続具、１５・・・覆体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 直角に設置されたショーケースのコーナーヲ形成する相
   隣接する両側板の庫内側面に鏡を取付る装置であって、
   鏡の上端に下端、後端に前端、下端に上端が夫々接し両
   側板とともにショーケースに取付られる各間隔板と、こ
   の間隔板の一部に取付られ鏡の一部を押える押板と、両
   側板の前面を接続する接続具に支持され、且つこの接続
   具及び両側板の接続部を被覆し両鏡の前端と接する覆体
   とにより鏡を夫々の側板に取付たことを特徴とするショ
   ーケースのコーナー用鏡の取付装置。