JPH0749334Y2 - 低温ショーケース - Google Patents
低温ショーケースInfo
- Publication number
- JPH0749334Y2 JPH0749334Y2 JP12461690U JP12461690U JPH0749334Y2 JP H0749334 Y2 JPH0749334 Y2 JP H0749334Y2 JP 12461690 U JP12461690 U JP 12461690U JP 12461690 U JP12461690 U JP 12461690U JP H0749334 Y2 JPH0749334 Y2 JP H0749334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- container
- rear edge
- hole
- low temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本考案はケーキ等の生菓子の貯蔵に適した低温ショーケ
ースに関する。
ースに関する。
（ロ） 従来の技術 特開平1-58975号公報（F25D17/08）には、前面に透明
板、背面に扉を備えた貯蔵室と、この貯蔵室の直下に配
置された上面を開口した断熱箱にて形成され、冷却器及
び送風ファンを備えた冷却室と、前記貯蔵、冷却両室の
境に配置される底板と、この底板の前縁に沿って形成さ
れる吸込口と、前記底板の後縁に沿って形成される吹出
口とを備えた構成の低温ケースが開示されている。
板、背面に扉を備えた貯蔵室と、この貯蔵室の直下に配
置された上面を開口した断熱箱にて形成され、冷却器及
び送風ファンを備えた冷却室と、前記貯蔵、冷却両室の
境に配置される底板と、この底板の前縁に沿って形成さ
れる吸込口と、前記底板の後縁に沿って形成される吹出
口とを備えた構成の低温ケースが開示されている。
（ハ） 考案が解決しようとする課題 上記従来の技術によれば、底板の下面は冷却室に露呈し
ていることに併せ、底板として豪華さを出すために表面
に艶のある不透明なガラスや石材を使用しているが、金
属製の底板に比べて強度が弱い関係上、輸送時の振動や
衝撃で亀裂が入る課題がある他、底板が吹出口と吸込口
との間に殆ど隙間なく配置されている関係上、底板との
取り外しが容易でなく、そのために底板が吹出口と吸込
口との間に隙間にケーキの屑や強制循環冷気に含まれる
塵埃がたまり細菌が発生して不衛生になる課題も生じ
た。
ていることに併せ、底板として豪華さを出すために表面
に艶のある不透明なガラスや石材を使用しているが、金
属製の底板に比べて強度が弱い関係上、輸送時の振動や
衝撃で亀裂が入る課題がある他、底板が吹出口と吸込口
との間に殆ど隙間なく配置されている関係上、底板との
取り外しが容易でなく、そのために底板が吹出口と吸込
口との間に隙間にケーキの屑や強制循環冷気に含まれる
塵埃がたまり細菌が発生して不衛生になる課題も生じ
た。
本考案は、かかる課題を解決することを目的とするもの
である。
である。
（ニ） 課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するための手段として、上部の
貯蔵室と、下部の冷却室の境に配置されたガラス又は石
材からなる底板と、この底板の前縁に沿って形成される
吸込口と、前記底板の後縁に沿って形成される吸出口
と、底部に穴を有し、前記底板を収納する底の浅い容器
と、前記吹出口に配置され、前記穴と容器の後縁との間
を載置すると共に、前記容器の後縁下方に空間を形成す
る支持片とを具備した構成を採用した。
貯蔵室と、下部の冷却室の境に配置されたガラス又は石
材からなる底板と、この底板の前縁に沿って形成される
吸込口と、前記底板の後縁に沿って形成される吸出口
と、底部に穴を有し、前記底板を収納する底の浅い容器
と、前記吹出口に配置され、前記穴と容器の後縁との間
を載置すると共に、前記容器の後縁下方に空間を形成す
る支持片とを具備した構成を採用した。
（ホ） 作用 上記手段によれば、容器はガラス又は石材からなる底板
の補強部材として作用し、又、支持片は容器の後縁と穴
との間を支持する作用をなすと共に、容器の後縁の下方
にこの容器を持ち上げるための空間を形成する作用をな
し、又穴は容器と底板とを分離させるための指挿入空間
として作用する。
の補強部材として作用し、又、支持片は容器の後縁と穴
との間を支持する作用をなすと共に、容器の後縁の下方
にこの容器を持ち上げるための空間を形成する作用をな
し、又穴は容器と底板とを分離させるための指挿入空間
として作用する。
（ヘ） 実施例 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明すると、第３
図、第３図に示す１は、貯蔵室２と、この貯蔵室の直下
に位置する冷却室３と、この冷却室の直下に位置する機
械室４とにより本体を構成される低温ショーケースで、
ケーキ等生菓子を高湿の状態に冷却保存するに適したも
のである。
図、第３図に示す１は、貯蔵室２と、この貯蔵室の直下
に位置する冷却室３と、この冷却室の直下に位置する機
械室４とにより本体を構成される低温ショーケースで、
ケーキ等生菓子を高湿の状態に冷却保存するに適したも
のである。
前記貯蔵室２は前面から上面前半部にわたって配置され
た湾曲した透明板５と、上面後半部から背面にわたって
配置された載置台６付き枠部材７と、この枠部材内に配
置された左右引き違い式の透明扉８と、左右両側面に配
置された透明な側板９とから構成され、内部に仕切板兼
用の着脱自在な数枚の底板10と、左右一対の棚受け11に
架設支持された棚12と、螢光灯13とが配置されている。
前記底板10は貯蔵室２と冷却室３とを仕切るもので、そ
の後縁に沿って吹出口14、前縁に沿って吸込口15が形成
され、この吹出、吸込両口14,15を通して貯蔵室２と冷
却室３とが連通する構成となっている。前記底板10は方
形をなし、豪華さを出すために表面に艶のある不透明な
ガラスや石材が使用されており、この石材を補強するた
めに周壁16Aを有するステンレスからなる底の浅い容器1
6に底板10を載せている。前記底板10の周面と、容器16
の周壁16Aとの隙間は、容器16から底板10が取り外せ、
且つケーキの屑や強制循環冷気に含まれる塵埃が溜ない
ように僅かに空ける寸法であることが好ましい。
た湾曲した透明板５と、上面後半部から背面にわたって
配置された載置台６付き枠部材７と、この枠部材内に配
置された左右引き違い式の透明扉８と、左右両側面に配
置された透明な側板９とから構成され、内部に仕切板兼
用の着脱自在な数枚の底板10と、左右一対の棚受け11に
架設支持された棚12と、螢光灯13とが配置されている。
前記底板10は貯蔵室２と冷却室３とを仕切るもので、そ
の後縁に沿って吹出口14、前縁に沿って吸込口15が形成
され、この吹出、吸込両口14,15を通して貯蔵室２と冷
却室３とが連通する構成となっている。前記底板10は方
形をなし、豪華さを出すために表面に艶のある不透明な
ガラスや石材が使用されており、この石材を補強するた
めに周壁16Aを有するステンレスからなる底の浅い容器1
6に底板10を載せている。前記底板10の周面と、容器16
の周壁16Aとの隙間は、容器16から底板10が取り外せ、
且つケーキの屑や強制循環冷気に含まれる塵埃が溜ない
ように僅かに空ける寸法であることが好ましい。
前記冷却室３は前記透明板５、枠部材７、側板９を支持
する上面を開口した断熱箱17にて構成され、内部に交互
に冷却・除霜運転されるプレートフィン形をなす冷却器
18,19が断熱板20を境として上下に重ねられて配置され
ると共に、ファンケース21に支持され常時運転される送
風ファン22が配置され、第３図矢印に示す如く一方の冷
却器で熱交換された冷気を送風ファンでもって強制循環
して貯蔵室２を冷却する。前記断熱箱17の底壁には冷却
器18,19からのドレンを排出する排水口23が形成されて
いる。又、前記断熱箱17の前壁及び背壁には夫々対をな
すブラケット24,25が取り付けられ、前部のブラケット2
4には、前記容器16の前縁が載せられる装飾板兼用のサ
ッシュ26が架設され、又後部のブラケット25には、前記
容器16の後縁及び前記吹出口14からの冷気を整流する着
脱自在な風向部材27が載せられる細長い支持片28がネジ
29にて固定されている。
する上面を開口した断熱箱17にて構成され、内部に交互
に冷却・除霜運転されるプレートフィン形をなす冷却器
18,19が断熱板20を境として上下に重ねられて配置され
ると共に、ファンケース21に支持され常時運転される送
風ファン22が配置され、第３図矢印に示す如く一方の冷
却器で熱交換された冷気を送風ファンでもって強制循環
して貯蔵室２を冷却する。前記断熱箱17の底壁には冷却
器18,19からのドレンを排出する排水口23が形成されて
いる。又、前記断熱箱17の前壁及び背壁には夫々対をな
すブラケット24,25が取り付けられ、前部のブラケット2
4には、前記容器16の前縁が載せられる装飾板兼用のサ
ッシュ26が架設され、又後部のブラケット25には、前記
容器16の後縁及び前記吹出口14からの冷気を整流する着
脱自在な風向部材27が載せられる細長い支持片28がネジ
29にて固定されている。
前記支持片28は取付基部28Aと立上部28Bと受部28Cとか
らなり、前記容器16の後縁下方となる立上部28Bと風向
部材27との間に吹出口14と通じる指挿入用の空間30を形
成し、前記容器16の後縁を浮き上がらせた状態としてい
る。この支持片28は前記容器16の後縁と後述する穴との
間を支持する。
らなり、前記容器16の後縁下方となる立上部28Bと風向
部材27との間に吹出口14と通じる指挿入用の空間30を形
成し、前記容器16の後縁を浮き上がらせた状態としてい
る。この支持片28は前記容器16の後縁と後述する穴との
間を支持する。
第１図及び第２図に示す31は、前記容器16の後縁近くに
形成され、前記支持片28の受部28Cよりも前部に位置す
る穴で、前記風向部材27を取り外し、作業者が吹出口14
から空間30を通して容器10の後縁を持ち上げた後、該穴
に指を入れて下から底板10を押し上げることにより、容
器16から底板10を取り外し、底板10、容器16双方の掃除
が行えるので細菌の発生を押さえることができる。
形成され、前記支持片28の受部28Cよりも前部に位置す
る穴で、前記風向部材27を取り外し、作業者が吹出口14
から空間30を通して容器10の後縁を持ち上げた後、該穴
に指を入れて下から底板10を押し上げることにより、容
器16から底板10を取り外し、底板10、容器16双方の掃除
が行えるので細菌の発生を押さえることができる。
（ト） 効果 本考案によれば、次に列挙する効果が生じる。
容器よって底板下面の冷却室への露呈を無くし、底
板の載置強度を向上して、底板に輸送時の振動や衝撃で
亀裂が入るのを回避できる。
板の載置強度を向上して、底板に輸送時の振動や衝撃で
亀裂が入るのを回避できる。
作業者が吹出口から空間を通して底板が収納された
容器の後縁に手をかけて容器を持ち上げることができる
ので、容器の取り外しが容易に行え、しかも穴に指を入
れて下から底板を押し上げることにより、容器から底板
を簡単に取り外すことができ、この結果、底板、容器双
方の掃除が容易に行えるので、ケーキの屑や塵埃が起因
する細菌の発生を押さえ衛生状態を良好に維持できる。
容器の後縁に手をかけて容器を持ち上げることができる
ので、容器の取り外しが容易に行え、しかも穴に指を入
れて下から底板を押し上げることにより、容器から底板
を簡単に取り外すことができ、この結果、底板、容器双
方の掃除が容易に行えるので、ケーキの屑や塵埃が起因
する細菌の発生を押さえ衛生状態を良好に維持できる。
図面は何れも本考案低温ショーケースの実施例を示し、
第１図は要部断面図、第２図は要部分解斜視図、第３図
は全体縦断面図、第４図は全体斜視図である。 ２……貯蔵室、３……冷却室、10……底板、14……吹出
口、16……容器、28……支持片、30……空間、31……
穴。
第１図は要部断面図、第２図は要部分解斜視図、第３図
は全体縦断面図、第４図は全体斜視図である。 ２……貯蔵室、３……冷却室、10……底板、14……吹出
口、16……容器、28……支持片、30……空間、31……
穴。
Claims (1)
- 【請求項１】上部の貯蔵室と、下部の冷却室の境に配置
されたガラス又は石材からなる底板と、この底板の前縁
に沿って形成される吸込口と、前記底板の後縁に沿って
形成される吹出口と、底部に穴を有し、前記底板を収納
する底の浅い容器と、前記吹出口に配置され、前記穴と
容器の後縁との間を載置すると共に、前記容器の後縁下
方に空間を形成する支持片とを具備してなる低温ショー
ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12461690U JPH0749334Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 低温ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12461690U JPH0749334Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 低温ショーケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482671U JPH0482671U (ja) | 1992-07-17 |
| JPH0749334Y2 true JPH0749334Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=31872256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12461690U Expired - Lifetime JPH0749334Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 低温ショーケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749334Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4971711B2 (ja) * | 2006-07-26 | 2012-07-11 | 三洋電機株式会社 | 低温ショーケース |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP12461690U patent/JPH0749334Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0482671U (ja) | 1992-07-17 |
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