JPH0510212Y2 - - Google Patents

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JPH0510212Y2
JPH0510212Y2 JP1986077161U JP7716186U JPH0510212Y2 JP H0510212 Y2 JPH0510212 Y2 JP H0510212Y2 JP 1986077161 U JP1986077161 U JP 1986077161U JP 7716186 U JP7716186 U JP 7716186U JP H0510212 Y2 JPH0510212 Y2 JP H0510212Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は例えばケーキ等の菓子類を収納する
シヨーケースの改良に関する。
(従来の技術) 第7図は従来から知られているシヨーケース本
体1の外観を示すもので、2はシヨーケース本体
1の上部側に配設させた商品収納室、3はこの商
品収納室2の下側に配設させた下部室である。こ
の場合、商品収納室2の前面、背面、および両側
面にはそれぞれ透明なガラス板4……を配設させ
ている。また、下部室3内には第8図に示すよう
に商品収納室2側と機械室5側とを仕切る仕切り
壁6を配設させている。この仕切り壁6は断熱材
によつて形成させている。さらに、この仕切り壁
6には上面側に商品収納室2内に連結させた通風
路7を形成させている。また、この通風路7の内
部には冷凍サイクルの蒸発器8および送風フアン
9をそれぞれ配設させている。さらに、商品収納
室2の底板10には吸込み口11および吹出し口
12をそれぞれ形成させている。そして、送風フ
アン9の駆動にともない商品収納室2の室内空気
を吸込み口11から通風路7内に吸込むととも
に、蒸発器8によつて冷却させた冷風を通風路7
内から吹出し口12を介して商品収納室2内側に
吹出すようにしている。
ところで、商品収納室2内に例えばケーキ等の
菓子類を収納陳列した場合には菓子類の屑等のゴ
ミが商品収納室2内および通風路7内等に比較的
広い範囲に亙つて分散された状態で堆積され易い
ので、不衛生になり易いうえ、商品収納室2内お
よび通風路7内等の清掃作業が面倒なものとなる
問題があつた。また、商品収納室2内および通風
路7内等の清掃作業を行なわない状態で長時間使
用した場合には蒸発器8に菓子類の屑等のゴミが
付着し易いので、シヨーケース本体1の冷却性能
が劣化する問題もあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来構成のものにあつては商品収納室2内に例
えばケーキ等の菓子類を収納陳列した場合に菓子
類の屑等のゴミが商品収納室2内および通風路7
内等に比較的広い範囲に亙つて分散された状態で
堆積され易いので、不衛生になり易いうえ、商品
収納室2内および通風路7内等の清掃作業が面倒
なものとなる問題があるとともに、商品収納室2
内および通風路7内等の清掃作業を行なわない状
態で長時間使用した場合には蒸発器8に菓子類の
屑等のゴミが付着し易いので、シヨーケース本体
1の冷却性能が劣化する問題もあつた。
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、商品収納室内に例えばケーキ等の菓子類を収
納陳列した場合であつても商品収納室内を清潔な
状態で保持することができ、清掃作業の容易化を
図ることができるとともに、冷却性能の劣化を低
減することができるシヨーケースを提供すること
を目的とするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は上部に形成させる商品収納室に、吸
込み口および吹出し口を介して連結させた通風路
を形成し、この通風路内に熱交換器、送風機を配
置させたシヨーケースにおいて、前記通風路内の
吸込み口および吹出し口下側の少なくとも一方に
この吸込み口および吹出し口と離間対向して形成
させた段部と、この段部の水平面に形成させたゴ
ミ受部とこのゴミ受部に着脱可能に装着されたゴ
ミ受皿とを備えたものである。
(作用) 商品収納室内と通風路内との間を循環する室内
空気の流れによつて運ばれる菓子類の屑等のゴミ
を通風路内のゴミ受部内に集中的に集積させて商
品収納室内に収納陳列した菓子類の屑等のゴミが
商品収納室内および通風路内等に広い範囲に亙つ
て分散されることを防止するとともに、通風路内
の吸込み口および吹出し口下側の少なくとも一方
の段部の水平面に形成させたゴミ受部にゴミ受皿
を着脱可能に装着させることにより、清掃作業の
作業性を向上させる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図および第2
図を参照して説明する。第1図はシヨーケースの
要部の概略構成を示すもので、21はシヨーケー
ス本体である。このシヨーケース本体21の上部
には第7図に示すように前面、背面、および両側
面にそれぞれ透明なガラス板22……を配設させ
た商品収納室23を形成させている。
また、シヨーケース本体21の下部には下部室
24を配設させている。この下部室24内には商
品収納室23側と機械室25側とを仕切る仕切り
壁26を配設させている。この仕切り壁26は断
熱材によつて形成させている。さらに、この仕切
り壁26には上面側に通風路27を形成させてい
る。また、この通風路27の内部には冷凍サイク
ルの蒸発器(熱交換器)28および送風フアン2
9をそれぞれ配設させている。さらに、商品収納
室23の底板30には吸込み口31および吹出し
口32をそれぞれ形成させており、送風フアン2
9の駆動にともない商品収納室23の室内空気を
吸込み口31から通風路27内に吸込むととも
に、蒸発器28によつて冷却させた冷風を通風路
27内から吹出し口32を介して商品収納室23
内側に吹出すようにしている。
一方、通風路27内には吹出し口32の下側に
段部33を形成させている。さらに、この段部3
3の水平面には凹陥部を形成させ、この凹陥部に
よつて吹出し口32に離間対向させたゴミ受部3
4を形成させている。さらに、このゴミ受部34
には第2図に示すようにゴミ受部34に対して着
脱可能なゴミ受皿35を装着させている。
そこで、上記構成のものにあつては商品収納室
23内に連結させた通風路27内にゴミ受部34
を設けたので、商品収納室23内と通風路27内
との間を循環する室内空気の流れによつて運ばれ
る菓子類の屑等のゴミを通風路27内のゴミ受部
34内に集中的に集積させることができる。その
ため、商品収納室23内に収納陳列した菓子類の
屑等のゴミが商品収納室23内および通風路27
内等に広い範囲に亙つて分散された状態で堆積さ
れることを防止することができるので、従来に比
べて衛生的であるうえ、清掃性の向上を図ること
もできる。さらに、ゴミ受部34に対して着脱可
能なゴミ受皿35を装着させたので、ゴミ受皿3
5内にゴミが溜まつた場合にはゴミ受皿35をゴ
ミ受部34から取外してゴミ受皿35内のゴミを
捨てることができ、清掃作業の一層の容易化を図
ることができる。また、商品収納室23内および
通風路27内に溜まるゴミの量を従来に比べて低
減することができるので、清掃作業を行なわない
状態で長時間使用した場合であつても従来に比べ
て蒸発器28に付着するゴミの量を低減すること
ができ、シヨーケース本体21の冷却性能の劣化
を防止することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、第3図に示すように商品収納
室23の底板30に形成された吹出し口32の下
側に吹出し口32に離間対向させた状態でゴミ受
部34を形成させ、このゴミ受部34に対して着
脱可能なゴミ受皿35を装着させるとともに、商
品収納室23の底板30に形成された吸込み口3
1の下側に吸込み口31に離間対向させた状態で
ゴミ受部34と同じ構成のゴミ受部41を形成さ
せ、このゴミ受部41に対して着脱可能なゴミ受
皿42を装着させる構成にしてもよい。
また、上記実施例では第7図に示す縦長形状の
シヨーケースにこの考案を適用した場合について
示したが、第4図乃至第6図に示すように横長形
状のシヨーケースにこの考案を適用してもよい。
この場合、シヨーケース本体41の上部にシヨー
ケース本体41の上面から前面に亙つて前面ガラ
ス42、シヨーケース本体41の左右の側面に左
右一対の側面ガラス43,43およびシヨーケー
ス本体41の背面にスライド扉式の背面ガラス扉
44をそれぞれ配設し、これらの前面ガラス4
2、側面ガラス43,43および背面ガラス扉4
4によつて囲んだ空間内に商品収納室45を形成
させている。
また、シヨーケース本体41の下部に配設させ
た下部室46内には商品収納室45側と機械室4
7側とを仕切る仕切り壁48を配設させている。
この仕切り壁48は断熱材によつて形成させてい
る。さらに、この仕切り壁48には上面側に通風
路形成用の凹陥部48aを形成させ、この仕切り
壁48の凹陥部48aと商品収納室45の底板4
9との間に通風路50を形成させている。また、
この通風路50の内部には冷凍サイクルの蒸発器
51および送風フアン52をそれぞれ配設させて
いる。さらに、商品収納室45の底板49には前
部に吸込み口53、後部に吹出し口54をそれぞ
れ形成させており、送風フアン52の駆動にとも
ない商品収納室45の室内空気を吸込み口53か
ら通風路50内に吸込むとともに、蒸発器51に
よつて冷却させた冷風を通風路50内から吹出し
口54を介して商品収納室45内側に吹出すよう
にしている。また、通風路50内には吹出し口5
4の下側に段部55を形成させ、この段部55の
水平面に凹陥部を形成させてこの凹陥部によつて
吹出し口54に離間対向させたゴミ受部56を形
成させている。さらに、このゴミ受部56にはゴ
ミ受部56に対して着脱可能なゴミ受皿57を装
着させている。また、商品収納室45の底板49
に形成させた吸込み口53および吹出し口54に
は例えば網状の吸込み口カバー58および吹出し
口カバー59をそれぞれ装着させている。この場
合、吹出し口54は第6図に示すように前側が高
く、背面側が低くなるように傾斜させた状態で形
成させており、吹出し口カバー59は背面側に向
けて斜め上向きの傾斜状態で配設させている。
そこで、上記構成のものにあつては商品収納室
45内に連結させた通風路50内にゴミ受部56
を設けたので、商品収納室45内と通風路50内
との間を循環する室内空気の流れによつて運ばれ
る菓子類の屑等のゴミを通風路50内のゴミ受部
56内に集中的に集積させることができる。その
ため、商品収納室45内に収納陳列した菓子類の
屑等のゴミが商品収納室45内および通風路50
内等に広い範囲に亙つて分散された状態で堆積さ
れることを防止することができるので、従来に比
べて衛生的であるうえ、清掃性の向上を図ること
もできる。さらに、ゴミ受部56に対して着脱可
能なゴミ受皿57を装着させたので、ゴミ受皿5
7内にゴミが溜まつた場合にはゴミ受皿57をゴ
ミ受部56から取外してゴミ受皿57内のゴミを
捨てることができ、清掃作業の一層の容易化を図
ることができる。また、商品収納室45内および
通風路50内に溜まるゴミの量を従来に比べて低
減することができるので、清掃作業を行なわない
状態で長時間使用した場合であつても従来に比べ
て蒸発器51に付着するゴミの量を低減すること
ができ、シヨーケース本体41の冷却性能の劣化
を防止することができる。
さらに、吹出し口54を前側が高く、背面側が
低くなるように傾斜させた状態で形成させ、吹出
し口カバー59を背面側に向けて斜め上向きの傾
斜状態で配設させたので、吹出し口カバー59に
付着したゴミの落下を促進して落下したゴミゴミ
受皿57内に確実に収容させることができる。そ
のため、吹出し口カバー59に付着したゴミが吹
出し口カバー59に付着した状態で長い時間保持
され、分散され易くなることを防止することがで
きるとともに、吹出し口カバー59に付着したゴ
ミの落下にともない吹出し口カバー59も自動的
に清掃されるので、吹出し口カバー59の清掃性
の向上を図ることもできる。また、吹出し口54
を前側が高く、背面側が低くなるように傾斜させ
た状態で形成させ、吹出し口カバー59を背面側
に向けて斜め上向きの傾斜状態で配設させること
により、吹出し口54を介して商品収納室45内
に吹出される冷風の向きを背面側に向けて斜め上
向きの状態に向けることができるので、吹出し口
54を介して商品収納室45内に吹出された冷風
が商品収納室45内の商品に直接吹付けられるこ
とを防止することができ、商品収納室45内の商
品の乾燥を遅らせることができる。
さらに、その他この考案の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施できることは勿論である。
[考案の効果] この考案によれば通風路内の吸込み口および吹
出し口下側の少なくとも一方にこの吸込み口およ
び吹出し口と離間対向して形成させた段部を設
け、この段部の水平面にゴミ受部を形成させたの
で、通風路内の空気流によつて運ばれる菓子類の
屑等のゴミを通風路内のゴミ受部内に集中的に集
積させて菓子類の屑等のゴミが商品収納室内およ
び通風路内等に広い範囲に亙つて分散されること
を防止することができ、商品収納室内を清潔な状
態で保持することができるとともに、冷却性能の
劣化を低減することができる。さらに、ゴミ受部
にゴミ受皿を着脱可能に装着させたので、清掃作
業の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のシヨーケースの
要部構成を示す縦断面図、第2図は同実施例のゴ
ミ受皿の取付け状態を示す要部の断面斜視図、第
3図は別の実施例を示す要部の縦断面図、第4図
乃至第6図はさらに別の実施例を示すもので、第
4図はシヨーケース全体の外観を示す斜視図、第
5図はシヨーケースの内部構成を示す縦断面図、
第6図は要部の縦断面図、第7図はシヨーケース
全体の外観を示す斜視図、第8図は従来例を示す
要部の縦断面図である。 21,41……シヨーケース本体、23,45
……商品収納室、27,50……通風路、28,
51……蒸発器(熱交換器)、34,41,56
……ゴミ受部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上部に形成させる商品収納室に、吸込み口お
    よび吹出し口を介して連結させた通風路を形成
    し、この通風路内に熱交換器、送風機を配置さ
    せたシヨーケースにおいて、前記通風路内の吸
    込み口および吹出し口下側の少なくとも一方に
    この吸込み口および吹出し口と離間対向して形
    成させた段部と、この段部の水平面に形成させ
    たゴミ受部とこのゴミ受部に着脱可能に装着さ
    れたゴミ受皿とを備えたことを特徴とするシヨ
    ーケース。 (2) ゴミ受部は通風路の吹出し口に傾斜状態で配
    設させた吹出しカバーの下方に配設させたもの
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載のシヨーケース。
JP1986077161U 1986-05-22 1986-05-22 Expired - Lifetime JPH0510212Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986077161U JPH0510212Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

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JP1986077161U JPH0510212Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

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JPS62189575U JPS62189575U (ja) 1987-12-02
JPH0510212Y2 true JPH0510212Y2 (ja) 1993-03-12

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ID=30924908

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JP1986077161U Expired - Lifetime JPH0510212Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4516531Y1 (ja) * 1967-08-17 1970-07-08
JPS59100378A (ja) * 1982-11-29 1984-06-09 三洋電機株式会社 シヨ−ケ−スの清掃装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4516531Y1 (ja) * 1967-08-17 1970-07-08
JPS59100378A (ja) * 1982-11-29 1984-06-09 三洋電機株式会社 シヨ−ケ−スの清掃装置

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JPS62189575U (ja) 1987-12-02

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