JPS5826542B2 - ル−パ−の荷重検出装置 - Google Patents

ル−パ−の荷重検出装置

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JPS5826542B2
JPS5826542B2 JP52070221A JP7022177A JPS5826542B2 JP S5826542 B2 JPS5826542 B2 JP S5826542B2 JP 52070221 A JP52070221 A JP 52070221A JP 7022177 A JP7022177 A JP 7022177A JP S5826542 B2 JPS5826542 B2 JP S5826542B2
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JP
Japan
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looper
load
roll
leaf spring
load detector
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JP52070221A
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English (en)
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JPS545476A (en
Inventor
紀夫 岩波
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続熱間圧延機の仕上ラインのスタンド間に設
置されたスタンド狗のストリップの張力を一定に制御す
る目的で使用されるルーパーの荷重検出装置に関するも
のである。
一般に、連続熱間圧延機において、ストリップな圧延す
る場合には、各ロールスタンド間の張力が変動すると、
板厚や板幅に変動をきたし、これらは相互に影響し合っ
て製品価値に影響を与えることはよく知られている。
そこでこれを解決するために、通常、ルーパーを使用し
てストリップの張力制御を行っている。
従来採用されているルーパーの荷重検出装置には、一例
として、第1図に示すようなピンヒンジ型のもの、即ち
、駆動軸aに取り付は駆動軸aと共に回動できるように
したルーパーフレーム(ルーパーアーム)bの尖端側に
、ルーパーロールCを軸承せるルーパーロール軸箱dを
ピンヒンジeを介し取り付け、前記ルーパーフレームb
の先端部にロードセルのごとき荷重検出器fを取り付け
、該荷重検出器fに前記ルーパーロール軸箱dを載せた
構造とし、前記ルーパーロールCにより張力をかけられ
ているストリップSの張力による分力を荷重検出器fで
検出するようにしたものがある。
尚gムまボルドであり、ルーパーフレームの揺動運動に
より軸箱と荷重検出器の接触が離れるのを防止するため
、ルーパーロール軸箱d先端とルーパーフレームb先端
とを上記ボルトgで連結している。
又他の例として、第2図に示すようにルーパーロールC
を軸承せるルーパーロール軸箱りを、1枚の板バネiを
介し前述のようなルーパーフレームbの先端側に取付け
た構造の1枚板バネ型のものがある。
この場合上記板バネiは、ルーパーロール軸箱りのロー
ル芯(軸箱中心)0を通りロール軸方向に対し直角方向
に伸びる直線jからずれた位置に取付けである。
尚第2図において、第1図に示す符号と、同一の符号の
ものは同一のものを示す。
しかし前者のピンヒンジ型のものでは、回転部(ピンヒ
ンジ0部分)にがたやフリクションの影響があり、正確
な荷重検出を行うことが難しい。
又後者の1枚板バネ型のもの=71合、垂直荷重がル−
パーフレームbの揺動(回動)によりルーパーロール軸
箱りのベアリング外輪上を移動するため、前述のように
板バネiの位置がロール芯0を通る直線j上になく該直
線jより下方にある構造では、板バネiが曲げモーメン
トを受けて曲げ返され、それだけ軽くなり正確な荷重検
出を行うことが難しい。
本発明は、上述のような従来装置における欠点、問題点
を除去することを目的としてなしたもので、回動可能に
設けたルーパーフレームに、ルーパーロールを軸承した
ルーパーロール軸箱を板バネを介して取り付け、前記ル
ーパーフレームに設けた荷重検出器に上記ルーパーロー
ル軸箱を載せたルーパーにおいて、前記板バネは、ルー
パーロールの軸方向に対し直角方向で且つルーパーロー
ルの軸芯と前記荷重検出器とを結ぶ線に対して直角方向
に伸びる直線上に位置させ、板バネによりルーパーロー
ル軸箱を垂直変位させるようにしたことを特徴とするも
のである。
以下図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
第3図は本発明のルーパーの荷重装置の一実施例を示す
ものである。
適当な駆動手段例えば油圧シリンダー1により回転し得
るようにした駆動軸2にはルーパーフレーム3が固着さ
れている。
該ルーパーフレーム3はその中間部より先端にかげて段
設されフラット部4が形成されており、該フラット部4
にはロードセルの如き荷重検出器5が取付けである。
該荷重検出器5の上には、ストリップSに張力をかげる
ルーパーロール6を回転可能に支承したルーパーロール
軸箱7が載るよう配してあり、該ルーパーロール軸箱I
は、前記フレーム3の中間部に取り付けた板イくネ8の
先端に取り付は支持してあり、ルーパーロール軸箱7の
垂直変位を板バネ8で与えるようになっている。
ここで上記ルーパーロール軸箱7に対する板バネ8及び
荷重検出器5の位置関係について述べると、板バネ8は
、ルーパーロール軸箱7のロール芯(軸箱中心)9を通
りロール軸方向に対し直角方向で且つルーパーロール6
の軸芯9と前記荷重検出器5とを結ぷ線11に対して直
角方向に伸びる直線(水平線)10上に位置しており、
上記軸箱Iの後側(或は前側でもよい)にある。
又荷重検出器5はルーパーロール軸箱7の直下に位置し
ている。
即ち前記ロール芯9を通り前記板バネ8の設置方向(直
線)10に対し直角方向で且つルーパーロール軸箱7の
上下方向に伸びる直線(垂直線)11上に、荷重検出器
5の中心が位置している。
更にルーパーロール軸箱7及びルーパーフレーム3は、
上記軸箱7と荷重検出器5との接触を一定の力で保持す
るロンド状のプリロード保持装置12により連結されて
いる。
該プリロード保持装置12の上端はルーパーロール軸箱
7の先端にピン13を介し回転自在に取付けてあり、下
端部はルーパーフレーム3の先端に、荷重調整が容易で
且つ変位に対して荷重変動の少ないバネ等を設置しナツ
ト等により締付け、止めである。
ストリップSを張力制御しつつ後工程側へ連続して送給
している場合に、例えばストリップ張力が低下すると、
荷重検出器5で検出された信号が演算機等へ送られ、演
算信号が前記油圧シリンダー1に伝えられてこの油圧シ
リンダー1が起動され、このようにして駆動軸2が回転
されることにより、ルーパーフレーム3が上方に回動し
、ストリップ張力が所定状態になれば、油圧シリンダー
1は停止してルーパーフレーム3も回動を停止する。
第4図は上述のようにルーパーフレーム3がその傾斜角
β回動した場合の力の作用状態を示すもので、Fはスト
リップ張力による垂直荷重、FLCは荷重検出器5に発
生する反力、rはルーパーロール軸箱7のベアリング外
輪の半径であり、又前記ルーパーフレーム3の傾斜角β
は上記Fに対するFLCの傾斜角βに等しい。
又上記Fは前記ベアリング外輪において(点Pにおいて
)FLCの方向分力とこれに直角方向の分力とに分かれ
、前者の分力はFcosβ、後者の分力はFsinβと
なる。
ルーパーロール軸箱1は板バネ8に比し十分剛性を高く
もたせることができるので、板バネ8のみが変形するた
めロール芯9に関するモーメントは、 Fcosβ1rsinβ ・°・°・・・・・・・・・
・・・・・(i)Fsinβ・rcosβ −°°°°
°−−−−°−−−−°(II)となり、(I)と(l
′N)の力は同じ大きさで方向が反対なので、互いにキ
ャンセルされ、βの変化に対し、常に FLc−=Fcosβ となる。
このように、本発明の場合、板バネ8は軸箱中心を通る
直線(水平線)上に位置しており、板バネ8によりルー
パーロール軸箱7を垂直変位させるようになっているの
で、ルーパーフレーム3の傾斜角βの変化に対し、常に
、荷重検出器5には純粋にF” cosβの力がかかり
、従って荷重方向の変化に対し荷重検出点においてモー
メントの影響を受けることがなく(板バネ8は曲げモー
メントを受けない)、正確な荷重検出を行うことが容易
である。
第5図は本発明の他の実施例を示すものであり、第3図
に示した実施例と異なるのは、ルーパーフレーム3に固
定した該フレーム3と別体のフレーム14に、ルーパー
ロール軸箱7、板バネ8、荷重検出器5等を取付けた点
である。
第6図は本発明の更に他の実施例を示すものであり、第
3図に示す実施例と異なるのは、第3図におけるプリロ
ード保持装置12をなくし、板バネ8によりプリロード
を与えるようにした点である。
尚図中第3図に示す符号と同一の符号のものは同一のも
のを示す。
上述の第5図及び第6図に示す他の実施例の場合も、第
3図に示す実施例の場合と同様、ルーパーフレーム3の
傾斜角βの変化に対し、常に、荷重検出器5には純粋に
F cosβの力がかかり、モーメントの影響を受ける
ことがない。
以上述べたように、本発明のルーパーの荷重検出装置は
、板バネをルーパーロールの軸芯方向と直角方向で且つ
該ルーパーロ・−ルの軸芯と荷重検出器とを結ぶ線に対
し直角方向に伸びる直線上に位置させ、板バネによりル
ーパーロール軸箱を垂直変位させるようにした構成を有
するので、次のような効果を発揮する。
(1)荷重検出器にかかる荷重は常にFcosβとなり
、荷重方向の変化に対しモーメントの影響を受けること
がなく、従って正確な荷重検出を行うことができる。
(ii) ルーパーロール軸箱、ルーパーフレーム等
の熱膨張変位に対し影響を受けることがない。
(111板バネを用いたため、摩擦、がた等によるヒス
テリシスが生じない。
(iV) 構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来のルーパーの荷重検出装置
の説明図、第3図は本発明のルーパーの荷重検出装置の
一実施例を示す説明図、第4図は第3図の荷重検出装置
における力の作用状態を示す説明図、第5図及び第6図
は夫々本発明のルーパーの荷重検出装置の他の実施例を
示す説明図である。 3・・・・・・ルーパーフレーム、5・・・・・・荷重
検出器、6・・・・・・ルーパーロール、1・・・・・
・ルーパーロール軸箱、8・・・・・・板バネ、9−・
・−・・ロール芯(軸箱中心)、12−、−プリロード
保持装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回動可能に設けたルーパーフレームに、ルーパーロ
    ールを軸承したルーパーロール軸箱を板バネを介して取
    り付け、前記ルーパーフレームに設けた荷重検出器に上
    記ルーパーロール軸箱を載せたルーパーにおいて、前記
    板バネは、ルーパーロール軸箱の中心を通りロール軸方
    向に対し直角方向で且つルーパーロール軸芯と前記荷重
    検出器とを結ぶ線に対して直角方向に伸びる直線上に位
    置させ、板バネによりルーパーロール軸箱を垂直変位さ
    せるようにしたことを特徴とするルーパーの荷重検出装
    置。 2 ルーパーロール軸箱と荷重検出器との接触を一定の
    力で保持するプリロード保持装置を更に設けた特許請求
    の範囲第1項記載のルーパーの荷重検出装置。
JP52070221A 1977-06-14 1977-06-14 ル−パ−の荷重検出装置 Expired JPS5826542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52070221A JPS5826542B2 (ja) 1977-06-14 1977-06-14 ル−パ−の荷重検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52070221A JPS5826542B2 (ja) 1977-06-14 1977-06-14 ル−パ−の荷重検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS545476A JPS545476A (en) 1979-01-16
JPS5826542B2 true JPS5826542B2 (ja) 1983-06-03

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ID=13425266

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JP52070221A Expired JPS5826542B2 (ja) 1977-06-14 1977-06-14 ル−パ−の荷重検出装置

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JPH036535U (ja) * 1989-06-05 1991-01-22

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JPS545476A (en) 1979-01-16

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