JPS6117320A - 圧延材の幅方向張力分布調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧延材幅方向の張力分布を検出し得ると共に
該張力分布の調整をも行い得るようにした圧延材の幅方
向張力分布調整装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来は、圧延機スタンド間で圧延材の張力を測定するた
めに、１本もののルーパーアーム両端軸受部にロードセ
ルを設けておシ、又圧延材（ｓ）の幅方向張力分布を調
整するために、第３図に示すように、適宜の手段でロー
ル（α）の傾きを変更し得るようにした装置を設けてい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述の装置では両装置を同一ラインに設
置したところで圧延材幅方向の張力分布を検出すること
はできないし、張力分布を修正することもできない、と
いう問題がある。

本発明は１台の装置で圧延材幅方向の張力分布の検出と
張力分布の調整を可能ならしめ、圧延材の断面形状を良
好にすることを目的としてなしたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では軸線方向へ向って複数に分割されたローラを
夫々昇降可能に配設し、各ローラを枢支する部材を各ロ
ーラに掛かる圧延材の張力を検出するだめの荷重検出器
に支持させている。

〔作　用〕

従って、本発明では圧延材の張力は各荷重検出器で夫々
検出され、該検出結果から圧延材幅方向張力分布が求め
られ、又各ローラを適宜昇降させることによシ、圧延材
幅方向張力分布が調整される。

〔実　施　例〕

以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
。

第１図及び第２図は本発明の一実施例で図中（１）は圧
延機、（２）は圧延機（１）の入側又は、出側に配設し
た幅方向張力分布調整装置である。該幅方向張力分布調
整装置（２）の詳細について説明すると、軸線方向へ向
けて複数に分割されたローラ（３）を夫々回転自在にブ
ラケット（４）に枢着し、所定のフレーム（５）上に、
ローラ（３）に対応してアーム（６）をピン枢着し、各
アーム（６）に夫々流体圧７リンダ（７）を連結して各
アーム（６）を単独に回動させ得るようにし、各ブラケ
ット（４）とアーム（６）との間に夫々ロードセル等の
荷重検出器（８）を配設し、ブラケット（４）とアーム
（６）とを剛性の低い連結部材（９）で連結する。

圧延時には、圧延材（Ｓ）の張力は各荷重検出器（８）
によシ圧延材（８）の所定幅ごとに検出されるため、こ
の値から圧延材（Ｓ）の幅方向張力分布が求められ、又
所定の流体圧シリンダ（７）を作動させて所定のローラ
（３）を昇降させることによシ圧延材−（、？）の幅方
向張力分布が任意に調整される。

なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明の圧延材の幅方向張力分布調整装置によれば、圧
延材幅方向の張力分布を正確に検出し得るうえ張力分布
の調整をも容易に行うことができるだめ、圧延材の断面
形状を良好にすることが可能となシ、又１台の装置で張
力分布の検出及び調整を行うことができるだめ装置が簡
単になる、等種々の優れた効果を萎し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の説明図、第２図は本発明の詳細図、第
６図は従来例の説明図である。 図中（２）は幅方向張力分布調整装置、（３）はローラ
、（４）はブラケット、（５）はフレーム、（６）はア
ーム、（７）は流体圧シリンダ、（８）は荷重検出器を
示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）軸線方向へ向けて複数に分割されたローラを夫々別
   個に昇降し得るよう配設し、各ローラを枢支する部材を
   各ローラに掛かる圧延材の張力を検出するための荷重検
   出器に支持させたことを特徴とする圧延材の幅方向張力
   分布調整装置。